英文表記:SCREEN Holdings Co.,Ltd. 京都市上京区に本社をおく、『半導体・ディスプレイ・プリント基板などの電子工業用機器、画像情報処理機器などの製造と販売を主な事業とする会社』を傘下に持つ持株会社。 1943年10月11日、京都市で「大日本スクリーン製造」として創業。 2014年10月、SCREENホールディングスとして持株会社となる。
こんにちは。個別株投資の奥深さに魅了されている今日この頃です。 前回の「東京エレクトロン」に続き、今回注目するのは、日本の半導体製造装置メーカーの中でも「洗浄」という極めて重要な工程で圧倒的なシェアを誇るSCREENホールディングス(証券コード:7735)です。 「半導体株は値動きが激しくて難しい」というイメージもありますが、なぜこの企業が世界中の半導体メーカーから必要とされているのか。その強さと投資判断のポイントを詳しく紐解いていきます。 SCREENホールディングス(7735)とは? SCREENホールディングスは、京都に本社を置く老舗の精密機器メーカーです。かつては印刷関連の「大日本スク…
SCREENホールディングスが決算発表 SCREEN決算発表内容 微細化で洗浄工程は更に重要に 半導体製造装置市況は強そう 半導体製造装置の株価は高値圏? 半導体製造装置銘柄の予想PER比較 週明けに下がるなら…? SCREENホールディングスが決算発表 半導体製造装置メーカーのSCREENが2026年1月30日に3Q決算を発表しましたが、決算発表後のPTSで株価は下げて-3.10%となりました。 今回はSCREEN決算発表の内容と説明会での社長コメント、洗浄装置の将来性や半導体製造装置市況、株価のバリュエーションなどについて考えたことを書いてみました。 SCREEN決算発表内容 下記は3Q2…
TSMCの設備投資額が大きい 1月15日にTSMC 4Q25決算発表があり、そこで2026年の設備投資額予想についても発表がありました。2026年は520億ドル〜560億ドルという、前年比で大きく伸びた2025年に匹敵する伸び率となる大きな数字となっています。TSMCは「設備投資の7〜8割は先端プロセス向け」とコメントしており、先端プロセス向けに強い半導体製造装置や半導体材料といった銘柄にはポジティブかと考えました。 また「今後3年の設備投資額は、過去3年の1,010億ドルを大幅に上回る」とのコメントもありました。来年以降に設備投資額の減少があるのではないか?と警戒していましたが、そこまで警戒…
半導体製造装置が伸びる 先週、今週は日米ともに半導体製造装置が強めに上昇しました。中国が自国でAIデバイス生産強化などのニュースで中国向けへの期待がある印象でしたが、金融相場の始まりとしてシンプルに半導体関連が物色されている面もあるのかな?なんて思ったりもします。半導体関連としてはアドバンテストが驚愕の伸びを見せていますが、今回は出遅れ気味の銘柄もある前工程製造装置関連を見ていきます。 以下、前工程の製造装置関連として各銘柄のチャートを見てみます。25日移動平均線とその乖離率を下段に示しています。 AMAT(アプライドマテリアルズ) LRCX(ラムリサーチ) ASML 東京エレクトロン SCR…
医薬品の開発や再生医療、食品の品質管理の現場では、目に見えない細胞や微生物をいかに迅速かつ正確に分離・分析するかが、研究開発のスピードや製品の安全性を大きく左右します。従来の培養法などでは結果が出るまでに数日を要し、その間の機会損失やリスクは計り知れませんでした。もし、特定の細胞だけを傷つけずに、しかもリアルタイムで分離・分析できる技術があれば、私たちの医療や食の安全は劇的に進化するはずです。 今回は、京都大学発の革新的な微粒子分離技術を武器に、ライフサイエンス分野の課題解決に挑む、株式会社AFIテクノロジーの決算を読み解き、その独創的なビジネスモデルと今後の戦略をみていきます。 【決算ハイラ…
TSMC設備投資額の見込みは大きめ TSMCの決算発表が先週1/16(木)にあり、そこで2025年の設備投資額についてもコメントがありました。 2025年の設備投資額の見込み380〜420億ドル(市場予想:352億ドル) 市場予想よりも大きく、過去最高の投資額になる見込みです。これがどのくらいのインパクトがあるのか考えてみます。 SEMI予想に対して2024年12月8日にSEMI(国際半導体製造装置材料協会)が SEMICON Japan 2024にて世界半導体製造装置の市場予想を発表しています。それによると2025年の半導体製造装置販売額(Worldwide)は、1,214億ドル(前年比+6…
チャートで見る半導体関連株 大きく上がれば大きく下がり、大きく下がれば大きく上がるのが半導体株…ということで2024年に大きく下がってから戻りきれていない半導体関連銘柄のチャートをチェックして、上がるターンに期待できるのか考えてみました。 まずはグランビルの法則にあるような「下落していた移動平均線が横ばい、上向きとなり株価が移動平均線を上抜ける」(下図 買い①のイメージ)というようなチャートになっているか or なりそうか、というのをベースとして見ていきます。 また、戻り売りで回復が遅れそうでないか、出遅れ感で上昇ハードルが低いのかなどの要素から下記(1)〜(4)のポイントで考えています。 チ…
アプライド・マテリアルズが決算受けて大幅下落 米国の半導体製造装置大手、アプライド・マテリアルズ(以降AMAT)の株価が決算発表後に-9.20%と大幅に下落しました。週明けの日本市場でも半導体製造装置関連が下げて始まりそうですが…AMATと東京エレクトロン、SCRENの決算内容や会社コメントなどを見ておきます。 AMAT 24Q4決算発表時のガイダンス25Q1売上予想:前四半期比+1.5% HBM向けのTSV(though-silicon via)用装置なども手掛けておりAI関連に乗れていそうかなとも思っていましたが、会社発表の25Q1売上予想が弱めということで決算発表翌日の株価は-9.20%…
日本製半導体製造装置販売は増加傾向 10/24(木) 15:40に、SEAJ(日本半導体製造装置協会)から9月度の日本製半導体製造装置販売高が発表されました。この数字をベースに4-6月から7-9月への変化を確認、また日本の半導体製造装置メーカーとして東京エレクトロン、SCREENホールディングスの売上予想値との比較をしてみます。SEAJ発表の販売高の値は3ヶ月移動平均値なので、Q1=6月度x3、Q2=9月度x3として計算しています。 日本製半導体製造装置販売高・Q1(4-6月):10,320億円・Q2(7-9月):11,088億円(前Q比+7.4%) 東京エレクトロン予想値(新規装置売上 25…
月足を見てみる 決算シーズンで半導体関連銘柄も色々と動いています。ASML決算で悲観されて、TSMC決算で好感されてと上下激しい感じですが、月足の48ヶ月移動平均線とその乖離率などから銘柄をグループ分けしてみて、それぞれどのように対応してくか考えてみました。 (1) 月足上昇中グループ・NVIDIA・TSMC・アドバンテスト 株価が上昇していて、48ヶ月移動平均線との乖離率が拡大傾向にありそうなグループです。以降のチャートは月足で48ヶ月移動平均線とその乖離率を下段に示しています。これらの銘柄はAI向けに強い銘柄、といったところでしょうか。TSMCは決算も良く、今後の業績への期待も高そうです。…