ワールドカップのアジア最終予選は2回目の対戦に入り、SAMURAI BLUEは廈門(アモイ)で中国と対戦した。アモイは沿岸部の大都市ということもあって、スタンドの観客も国粋主義ではなく、純粋にサッカー観戦を楽しんでいるような雰囲気があった。 序盤から無理をせず、じっくり相手を剥がしながらのビルドアップに徹する日本に対し、中国は厳しい当たりで対応する。あまりにも酷いファウルという印象はあまりなかったが、ガンガン当てて来ていたのは確か。ただ、これは中国目線で見れば、主審が笛を吹きすぎるという捉え方もできたように思う。 代表戦でのプレーは監督の指示に加え、普段のリーグ戦がどんな環境かにもよる。審判の…