10月10日月曜日、国民の休日。東京駅周辺数か所で写真の展示を行っているT3フォトフェスのひとつに、新しくできたミッドタウン八重洲の地下1階の壁に森山大道が東京の夜をスナップした写真をスライドショー投影しているというので見に行った。春に東銀座のAKIO NAGASAWAギャラリーで森山大道のスライドショーを観たが、枚数も投影面数もAKIO NAGASAWAの方がずっと量があって圧倒的だったから、それに比べると小さな展示だった。それでもやはり感動する。同じようなただ一枚の写真なら誰だって撮れるかもしれないけれど、連作で見ると、写真家が夜の街を流しながらどこを見ているかが判るから、それと同時に喧騒…