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2011-06-14 【コラム】パニックをあおって、PVを稼ぎまくる方法 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

本日は知り合いのDQNなチャラ男君と弟子の見習い君がお届けします。


チャラ男「PV至上主義は終わってるなんて話もあるけど、腐ってもPVよ。

PVないと、次の展開もできないじゃん。そのためには炎上マーケティング

その中でも最強なのが、やっぱパニックっすよ。パニック。無知な人間を騙して、tweetさせるの。これ最高!!!ヒャッハーーーーーーーー!!!

しかも、同じ炎上マーケティングでもパニックをあおる側にまわると自分は攻められないのよ。」


見習い「えっ、どうするんすか?」


チャラ男「簡単簡単。今日は特別にただでパニックをあおるための十箇条を教えてやるよ。


  • 1) 言葉尻に勘違いさせるような重要な表現をひっそりと混ぜるのよ。勘違いしてくれたら、これ最高。大事な表現をサマリーで省略するのも裏テクだから。
  • 2) 本質的に重要なことが何かなんて事は絶対触れてはいけない。パッと聞きの印象こそ全て。金持ちや権力者が悪いというストーリーは鉄板な。
  • 3) ジャーナリズムの基本である対案、逆の意見などの紹介を絶対にしてはいけない。中でも言わない嘘は最強の方法論だから。
  • 4) 読者に考えさせてはいけない。そのため、全ての記事の内容は同じ方向性に統一すべき。
  • 5) 全体像を読者に悟らせてはいけない。あくまで自分のストーリーに都合の良い部分だけパッチして、それが全てと思い込ませろ。反対の意見の人になんて絶対取材するな。
  • 6) しかも、嘘でも良いから最も極端な意見に集中しろ。嘘でも良いってところ大事だから。
  • 7) 間違っても、それが本当かどうかなんてことは検討するな。例え、それが間違いであると知っていても知らないふりをしろ。
  • 8) いざとなったら、全部他人のせいに出来るように引用を使って、印象操作しろ。
  • 9) しかも、あたかも権威がある人の発言であることを印象づけるため、必ず肩書きを強調しろ。特に教授とか、医師とか、弁護士の肩書きは最強だ。

最後にもう一度だけ強調しておく。都合の悪い情報は隠して、話をねじ曲げる。これ一番大事なテクニックだから。



これだけだとイメージ出来ないって?もっと、具体的な例はないのかって?


あ〜、ちょうどココに最高の具体例があったわ。


「捨てられた日本国民」政府は本当のことは教えない。国民がパニックになるから、だって(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)


現代ビジネスさんが、4900 overのtweetをたたき出した最高の炎上マーケティングだよ。2,3日アクセス1位だったみたいだから、大成功。現代ビジネスさん、おめでとうございます。今後もこんな感じでPV稼いで行くンっすかね。マジバネェっす。


じゃあ、1ページ目から見ていこうか。つかみは大事だからな。


3月15日に東京チェルノブイリの時の何百倍もの放射性物質が検出されたこと


チャラ男「福島の事故がチェルノブイリの何百倍もの事故であると読み取らせたら大成功。というか、そうとしか読み取れないよなw これぞ、省略と称して一番大事な部分をカットするテクニックよ。

しかも、政府は知っているとその直前に書くことで、今自分が知っていることとは違うこと=もっと大惨事だったと連想させるって寸法よ。」


年間20ミリシーベルトでなく、10ミリシーベルトでガンが増加すること


チャラ男「だいたい6ページもの記事を読むのは半分もいないんだよ。まっ、内容にも寄るんだけどな。後で説明するけど、これは全くの嘘だ。でも、ココしか読まなかった人が勘違いしてくれたら大成功。」


見習い「そんな酷いじゃないですか…」


チャラ男「バカ野郎!内容をサマライズしているという言い訳を使って、嘘をつくという高度なテクニックだよ。覚えとけ。」



子供には内部被曝外部被曝の数万倍の影響があること


見習い「確かに内部被爆の方が長期的な影響もあるから、多いのは確かですが、数字はケースバイケースだし、人体への影響となるとそんな数字は出たことないっすよね。」


チャラ男「数万倍の影響=数万倍健康被害があると思い込ませられたら大成功よ。まっ、実際は数万倍健康被害が出た事例なんて、全くないんだけどな。違うものを比較した数字を別のものの数字に取り違えさせる。これ裏テクな。」


3月15日、東京ではヨウ素セシウムテルルといった放射性物質が、1立方メートルあたり数百ベクレル(Bq)検出されていました。これは'86年のチェルノブイリ原発の事故時、日本に降った量の何百倍、何千倍という濃度です。


見習い「これって、「日本に降った量の」ってところを読み飛ばしてしまうとチェルノブイリの何百倍、何千倍の被害と読み間違えそうになりそうなんですけど…本当はチェルノブイリの事故当時との比較が大事なんじゃないでしょうかね?」


チャラ男「バカ野郎!それが狙いなんだよ。恐怖心を植え付けて、不安の底にたたきつけるのが基本だろ。冷静な判断なんかさせたら駄目なんだよ。」



見習い「その後というか、全体的に政治が悪いみたいな論調があるんですけど、大前研一さんも、言っているじゃないですか。


内閣不信任騒動〜ご意見番はいらない。在任中に仕事をやり尽くせる首相の制度をつくれ!


判断が正しかったかどうかも大事だけど、未曾有の緊急事態で、どんな選択肢が検討され、危険性が想定されていたのか、そして、何を理由に一つの選択肢を選んだのか、これって、考えるだけでワクワクしませんか?そういう所を心を一つにして一緒に考え、危機を共有するジャーナリズムってないんでしょうか?そういう訓練を国民みんながすることで、将来的な大なり小なりいろんなリスクや問題に対応出来るリーダーが育つんじゃないでしょうかね?」




チャラ男「バカ野郎!何でもかんでも、権力者や金持ちが悪いって、言っておけば良いんだよ。風上に立ってあおりまくるんだよ。読者に考えさせたり、他人の立場をおもんばからせたら駄目なんだよ。」



次、2ページ目。


チャラ男「いいか、見てろよ。ここからが炎上マーケティングの真骨頂だ。やっぱ、プロは違うぜということを見せつけてやる。出だしの省略も凄いテクニックだったけどな。」


政府がまだ、以下のような「重大情報」を隠しているのをご存知だろうか。


見習い「ここで話題にしているデータって、隠しているのも何も震災前からずっとネットで公開されているこれですよね?」


原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学的調査


チャラ男「バカ野郎!印象操作が大事だって、言っただろう。言わなければ、そんなこと純粋な読者にはわかりぁしねえんだよ。」



●食道ガン、肺ガン、肝臓ガン、非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫は、放射線の累積線量とともに有意に増加する傾向が認められ、その増加は累積10〜20mSvから現れている。

●全悪性新生物(ガン)の死亡率は、累積線量とともに有意に増加する傾向を示し、死亡率の増加は累積10mSvから認められ、累積20mSvからは、さらに高まっている。


見習い「同じ資料の中でこれに関しては次のように解釈していますよね。」


この放射線疫学調査では、着目すべき死因の一つである白血病を除く全悪性新生物および一部の悪性新生物(食道、肝臓、肺)に、累積線量との有意の関連が認められたが、これは喫煙等の発がんに関連する生活習慣等が交絡している可能性を否定できない。また非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫については死亡数が少なく不確実性が高い。

さらに、累積線量との有意の関連を認めた一部の悪性新生物(食道、肝臓、肺)、非ホジキンリンパ腫および多発性骨髄腫の結果は、欧米の放射線疫学調査の結果と一致しているとは認められず、またこれらの結果に対して医学的・生物学的な観点から合理的な説明を加えることもできない。


喫煙は、悪性新生物、心臓病および脳卒中等、多くの疾病の原因と関連することが知られている。低線量域放射線悪性新生物の死亡率に及ぼす影響は極めて小さいと考えられているので、発がんに関連する喫煙、飲酒等の生活習慣等は潜在的に交絡因子となり得る可能性がある。


見習い「わかりにくいから絵にしろという人のためにグラフにしてみるとこんな感じです。上二つが喫煙のデータ。下二つが飲酒のデータ。横軸が累計線量です。(わかりやすくするためチャンピオンデータの方を使っています。)左上のグラフに黄色で追加した線は一番有意差の大きかった肺がんのデータを左の軸と同じ比率に換算してプロットしたものです。緑は喫煙に関連しない癌のデータです。通常この手のコーホート研究で新しい因子の因果関係を調べる時はたばこ、お酒など既知の因子を除く処理のをした上で統計解析するものなのですが、データが不十分だったのか、それが出来ていないわけです。やっていないのでわかりませんが、恐らく有意差は消えるでしょう。まして、喫煙に関係ない癌は全く増えていません。有意差は付かないでしょうが、むしろ減っているようにすら見えます。」


放射能のたばことお酒.jpg


チャラ男「バカ野郎!これが言わない嘘のテクニックだよ。こういう事実は隠蔽するんだよ。そうすりゃ、純粋な読者は騙されるだろ。不安にさせて、パニックをあおって、tweetさせるのが目的なんだから。」



これは、ヨウ素セシウムなどの放射性物質を体内に取り込んでおきる「内部被曝」についての資料で、「3月12日から23日までの12日間、甲状腺に0・2μSv(マイクロ=1000分の1ミリ)/時の内部被曝をした場合」(甲状腺等価線量)、どうなるかを示している。

そのデータは、恐るべきものだった。

「1歳児(1~3歳未満)→108mSvの被曝」

「5歳児(3~8歳未満)→64mSvの被曝」

「成人(18歳以上)→16mSvの被曝」

 なんと、たった0・2μSv内部被曝をしただけで、乳幼児は100mSv超に相当する、大量被曝をしたことになるという。


見習い「そもそも放射線医学総合研究所HPを検索しても、原発事故後の3月25日に出していた、「甲状腺等価線量評価のための参考資料」と題するペーパーなんて出てこないんですよね。

放射線医学総合研究所(放医研)


それに、内部被爆甲状腺等価線量として、BqからSvに換算している時点で、甲状腺組織への被曝量は計算済みのはずなのでそれがさらに同じ単位のSvに換算されるって変ですよね。

新聞も間違う内部被ばくのリスク。子供だけは気をつけよう。 - 起業ポルノ


12日間、0.2uSv/hの被爆をした場合、それはトータル57.6uSvになります。


これをBqからSvに換算するときの下記の係数で大人から0歳のものに換算したとしても、504uSvにしかならないんですけど。


参考)放射性物質であるヨウ素I-131 の「変換係数(μSv/Bq)」は、0 歳で0.140、

1~6 歳で0.075、7~14 歳で0.038、15~19 歳で0.025、大人で0.016 です。

(乳児はお母さんの母乳から摂取するとします。)


なんか全部捏造臭いんですけど。放射線医学総合研究所はこの情報否定した方が良いんじゃないでしょうかね。」



チャラ男「バカ野郎!大元の情報が正しいかどうか、存在しているかどうかなんてどうでも良いんだよ。一度出た情報は嘘だろうが、捏造だろうが、引用にすることでそいつのせいにしちまうんだよ。」



チェルノブイリを例に取れば、原発から半径300kmの地域では、事故の約5年後から子供の甲状腺障害が急増しました。そして10年後にはおよそ10人 に一人の割合で病気に罹ってしまった。さらに、そのうちの1割以上がガンを発症しています。割合で言えば1000人のうち、15人くらいの子供が甲状腺ガンになってしまったのです」


見習い「最後の一文、これ、10万人に対して1500人が甲状腺癌になったということですよね。どんなに探しても、これより桁が二つ低いものしか見つけられなかったんですけど…」


チャラ男「バカ野郎!情報が正しいかどうかじゃなくて、それが一番極端なデータがどうかが一番大事なんだよ。嘘でも何でも良いんだよ。とにかく一番極端なデータを拾ってくるんだよ。」



チェルノブイリでは、10代で放射線を浴びた人が30代で子供を産んだら、奇形児知的障害を抱えた子供が生まれた、という例が多数報告されています。医療従事者の中で、被曝する職場環境にいる人は個人線量計を付けていますが、それらの人達でも年間平均被曝量は0・21mSv。文科省の年間20mSvという基準はその100倍です。個人線量計も配布せずに職業被曝の限度と同じにするとは恐ろしい。しかもこれは外部被曝だけの話。内部被曝も通常より大幅に増えているので、合算した評価で対応する必要があります」


見習い「皆さんご存じないんでしょうけど、奇形児知的障害を抱えた子供で重度な子供は家庭ではめんどう見切れないので、普通の医師ですら立ち入ることがほとんどない特殊な病院に入院しているって知っていますかね。


要するに放射線があろうがなかろうが、ある程度は普通に産まれてくるんです。チェルノブイリでは当然、そういう子供が産まれる確率が上がるんじゃないか、違ったタイプの子供が産まれるんじゃないかと心配して、ちょっと障害を持った子供が産まれただけでも報告の価値があるからみんな報告するわけですね。

だから報告が増えること自体は当たり前なんです。問題は、放射線の影響下とそうでないところの比較ですよね。


会議資料詳細


で、実際のところは、上の資料4にありますが、チェルノブイリであっても、新生児の奇形率、死亡率の増加は認められていないってありますよ。」



チャラ男「バカ野郎!本質的に大事なことには触れるなって言っているだろう。」



プルトニウム政府が公表しているγ線の20倍の悪影響があるし、ストロンチウム新陳代謝が活発な子供が骨に取り込むと、骨の成長の妨げになる。子供たちを、いま原発周辺の地域にいさせては絶対にダメなんです。安全性を確保できる場所へ脱出させるべきだと思います


見習い「北海道がんセンターの西尾正道さんって、途中で変節したみたいだけど、γ線の20倍の悪影響があるという根拠は?どのデータを元に20倍って、言ってるの?確かにプルトニウムの危険性は指摘されているけれど、5km圏外だったらまず心配する必要ないはず。

ストロンチウムに関しては、今のところほとんど離散していないし、魚などを介した摂取を注意する必要の方が大事。そのためには遠くに逃げるのでなく、食材の管理の方が遙かに大事だと思うんですが。遠くに逃げてそこでストロンチウム濃度が高い魚を食べていては全く意味がないですよね。


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世の中、医師研究者は一杯いるんだから、根拠を示してくれれば、その妥当性は議論出来ると思うんですよね。


ジャーナリストなら他の専門家に根拠を取材するべきなんじゃないでしょうか?

チェルノブイリで検出されなかった障害が福島で検出されると主張する根拠も知りたいですよね。


例えば、ストロンチウムならこんな素晴らしい報告をしてくれている人がいますよ。」

放射性ストロンチウムの内部被曝について:石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ):So-netブログ



チャラ男「バカ野郎!北海道がんセンターの院長って言うのが根拠だよ。科学的な根拠や考察なんてどうでも良いんだよ。正しいか間違っているかなんてのはどうでも良いの!偉い人がちょっと間違ったこと言っていても、それがこちらに都合の良いことだったら採用するんだよ。」



見習い「それにですね。政府が一番恐れているのは、日本経済が一気に冷え込んで、失業者が溢れかえる事態でしょう。この場合、日本全体が対象になります。日本で毎年3万人以上いる自殺者のうち、6割は無職だそうです。しかも、若者の自殺者が増えている状況です。


朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか?


また、福島原発周辺以外にも、東北津波地震被災者の生活再建の問題もあります。


もちろん、圧倒的な健康被害があるというのなら別ですよ。でも、ヨード摂取不足だったチェルノブイリとは事情が違うので、甲状腺癌は食べ物による内部被爆を注意して、ヨード不足の子供をちゃんとスクリーニング出来ていれば、ほとんど心配ないでしょう。

あとは、ほんのちょびっと増えるかもしれないし、増えないかもしれないその他の癌などですが、それも見積もりでは1%以下です。それよりもチェルノブイリの経験から一番の問題は精神的なストレスの方でした。パニックをあおったりするのが、一番被害を大きくするわけです。


そういう意味で、心配するべきなのは、ちゃんとコントロール出来そうな放射線障害ではなくて、むしろ、日本経済の落ち込みの方でしょう。こちらをちゃんと制御出来ないと原発周辺を含む被災地の人々はもっと悲惨な事態に巻き込まれます。


この際、どこかがそういうリスク管理を疑似体験出来る政権運営のSimCityみたいなゲーム出さないかな。」



チャラ男「バカ野郎!そん時はそん時で、また、政府が悪いって言っときゃいいんだよ。何でもかんでも政府のせい、他人のせい。これ最高。ヒャハーー。」



見習い「分かりました。師匠!最後に現代ビジネスさん風に衝撃の真実をお伝えしてみます。」


チャラ男「おぅ、頑張れや。」


見習い「みなさんは大臣になりたい古川俊治参院議員や、パニックをあおってでもPVを稼ぎたい現代ビジネスが以下のような「重大情報」を隠しているのをご存知だろうか。


昔、永田嘘メール事件があり、不幸なことに彼は自らの死を選んでしまいました。あれは、嘘メールだと気付かなかったからですが、今回は鼻から嘘付く気満々。騙す気満々の悪質な言質です。


では、彼らがどうしても隠したかった彼らにとって不都合な真実をどうぞ。福島の人々の不安が少しでも解消するかもしれない情報は隠蔽する。これがパニックをあおる炎上マーケティングです。



放射能の健康への影響.jpg


実は原発で働いていた人の癌以外の健康状態は、一般の平均値よりも有意に良かったのです。

図の赤い部分がそれぞれの死因による実際の数、横の青い部分が一般人から推定される死亡者数です。赤の方が高ければ、放射能による影響があったと言えますが、実際は全部低く出ています。そして、黄色のマークをしている項目が有意に低かったものです。


報告では健康労働者効果という苦し紛れの議論をしていますが、毎日たばこを20本以上吸った上、お酒まで飲んでいるこれ以上ないくらい不健康な人達が健康とは論理が破綻しています。

ここは素直にホルミシス効果が認められたが、そのメカニズムはわかっていないくらいで良いんじゃないでしょうか。p=0.002なんて有意差は圧倒的な差がないと普通は出てきません。」


放射線ホルミシス - Wikipedia


チャラ男「………(絶句)」


見習い「さて、なにか、こうして見ていると、何一つ本当のことが書かれていなかったように見えるんですが…、こういう場合、該当ページ全部残した上、謝罪文を載せるのが真のジャーナリズムだと思うのですが…」



チャラ男「バカ野郎!これはジャーナリズムじゃないんだよ。あおって、騙して、パニックにして福島の人を不安と失望のどん底に叩き落として、PVを稼ぐ。これが炎上マーケティングなんだよ!!

まっ、やつらが本当のジャーナリストなら謝罪するんじゃね。」



あなたはチャラ男になりたいですか?見習いになりたいですか?




注)気分を害された方がいたら、最初に謝っておきます。すいませんでした。

まじめに反論しても心に響かない可能性があったので、エンタメ性を取り入れさせて頂きました。

件の資料はかなり興味深いのですが、120ページも読んでられんわ、ゴラァ!!てめぇがまとめろ!という人のために次回もう少しまじめに考察したいと思います。


炎上マーケティングに乗せられて、デマッターになってしまった人は、ご自分を責めないで下さい。言わない嘘をこれだけ使われると騙されるのも仕方ありません。福島の方々の不安を取り除くため、本当に福島の人のことを思うなら是非訂正tweetおよびブログなら訂正記事を宜しくお願いします。



チェルノブイリでの一番の被害は、精神的ストレスだと言われています。原発放射能を過剰に恐れて、さらに間違った情報で不安が増すという負のスパイラルに陥ったものだと思います。特に我々日本人とは違い、彼らにはチェルノブイリという先例もなかったのですから。折角Svベクレルなど専門的な用語を覚えたのですから、ついでに放射能の生物への影響に関しても正しく理解するためにも、今後も出来るだけ科学的な議論をオープンな場でしていくことが大事だと思います。



普段からリスク管理なんて全く意識していなかった人に、いきなりリスク管理を要求しても、ついつい0か100かの判断しかできないのは仕方のないことかもしれません。しかし、これからの日本というのは、原発に限らず全てにおいてそういう意識を持っていないと生き残れない時代になってきているのだと思います。


ところで、識者の人に質問なのですが、現代ビジネスさんって、一体何者なのでしょうか?ジャーナリストじゃないの???

pc4beginnerpc4beginner 2011/06/15 13:52 > 現代ビジネスさんって、一体何者なのでしょうか?

web版の週刊現代といえば、わかりやすいのではないでしょうか。
http://gendai.ismedia.jp/subcategory/gendai

駅売りされているあの雑誌、中吊り広告を見てその全てを真面目に受け取る人はいないでしょう。売れてナンボ、PV稼いでナンボ。真面目に記事作ってもビジネスが成り立たなければおまんまの食い上げです。

ジャーナリストを生業にする方達の苦労が垣間見えるエントリでした。ありがとうございます。

解答してみる解答してみる 2011/06/15 18:11 見習いの例ですと

・図表の引用元がない。
・「毎日たばこを20本以上吸った上、お酒まで飲んでいるこれ以上ないくらい不健康な人達」集団としての記述なのか意味がよくわからない。対照と比べないと意味がない。
・「ホルミシス効果 - Wikipedia」中身を読めば、しっかりしたプロジェクトを走らせても成果が出なかった(ほぼ望みなし)ことがわかるが、それは無かったことに。
・「健康労働者効果という苦し紛れの議論」という感じに交絡因子を軽視している。
・そして交絡因子の危険を無視して(サンプル数なんかにも依存するのに)p値が小さいことを強調してさも説得力があるような話をしている(余談ですが、たまにバイオ系でp値の0をたくさん並べて失笑を買う人がいます)。

私のリテラシーではこの程度かなあ…

EdgarPoeEdgarPoe 2011/06/15 22:16 初めまして。E.A.Poeと申します。

小生も元記事を読んでいて「割り引いて考えるべきかなあ」ぐらいに思っていましたが、割り引いて考える程度では駄目なぐらいけっこうひどいように思います。
小生も完全に「日本に降った量の」ってところは目に入っていませんでした。

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で、思ったわけですが、「ある記事を読んだ人に『今どんな記事を読んだか』または『友達に話すとしたらどう話すか』を書いてもらう・話してもらう」という実験をやってみるとなにか意味のある結果が出るかも知れません。

心理学者にきちんとした実験をデザインしてもらい基礎データを固めた上で「錯誤誘導指数」とかなんとかを割り出せたりすると面白いんじゃないかと思います。

ではでは。

寺前賢治寺前賢治 2011/06/16 00:13 いろいろ放射能を調べてみましたが、結局のところ、どちらの意見もあり、不安を持つのは危険だとは思いますが、
このブログをよんだら、放射能はそれほど危険ではないということでした。

あなたが調べた情報は果たして信憑性はあるのでしょうか。
現時点での科学で判断できることというのはあまり無いような気がしてきました。
科学は万能でしょうか。

そういうことから私はよくわからない「放射能」にはなるべく近づかない、というスタンスが大事だと思います。

ひーはーひーはー 2011/06/16 11:11 安全デマなら流しても良いの?ホルミシスだってごく微量ならあるかもって説であって福島レベルの放射線量でも体に良いかのように語るのはここで言う「極端な嘘」では?釣りですか

watakenn3watakenn3 2011/06/16 12:31 実際この通りなんだが…なぁ。反応が泣ける(ノД`)シクシク

残念ながら高校の生物で学習が止まっている人にとっては理解出来ない。
放射能を理解する知識量が高校の社会の中間テスト程度とするならば
ガンの発生機構を理解する為の知識量は一年間で習う社会の全範囲程度。
趣味でその域まで達する事はまずない。


今その全範囲をまとめてるけど下地の知識がない事を考えると莫大な量になりますな〜orz
分子生物学とgoogleさんの相性の悪さも祟ってるせいか真実かいても釣り呼ばわりされるお気持ち察します。

解答してみる 解答してみる 2011/06/16 17:51 放射線ホルミシスはわかっててやってるネタでしょ。
といっても、確かにもう少し解説したほうがいいかも。

まず、これは学部生レベルだとあまりよく理解してないことが多いけど、生物系の院生なら押さえておきたいのが、寿命に関する活性酸素原因説には穴があるということ。
どういうことかというと、薬品などで活性酸素を増やすと寿命が短くなるというのは確かだし、活性酸素を除去する酵素が働かないと寿命が短くなるのも確か。
生物種によっては活性酸素を除去する酵素を増やしてあげると寿命が延びるものがある(ショウジョウバエとか線虫とか)のも確か。
しかし、哺乳類では、活性酸素を除去する機能を強化することで通常の状態(ノックアウトしてたりパラコート投与してたりしない)より寿命が延びるという証拠はない。
つまり、哺乳類では、すでに活性酸素に対する対策がしっかりしていて、それ以上活性酸素対策をしても、寿命が伸びない可能性が高いということ。

細胞レベルでは低線量放射線以外にも、抗酸化機能が向上したという話は山ほどあるのですが(なんとか還元水も含む)、たとえば抗酸化ビタミンなどを人に
投与する実験などもかなり大規模に行われたのだけど、寿命は伸びず、ビタミンEに至っては原因はよくわからないがかえって寿命が短くなったという結果です。
そのほかの抗酸化物質でも結局寿命を延ばすには至っていません。
現在、哺乳動物の寿命を延ばす唯一確認されている方法(人間では未確認)は食事を減らすことです。これを活性酸素説に結びつける人もいますが
プログラム説などにも結び付くわけで、確かな証拠はありません。

上記を踏まえたうえでWikipediaの「放射線安全研究センターによる放射線ホルミシス効果検証プロジェクト」を見てみると

分子レベルにおけるホルミシス効果
細胞レベルにおけるホルミシス効果
これは、放射線以外の方法でも引き起こせるものですが、それらに対して寿命延長効果は認められていない
当然、ホルミシス効果に結びつくという証拠もない。

個体レベルにおけるホルミシス効果
活性酸素病については、わざと膵臓にダメージを与える薬への耐性を見ているのであって、通常の生活での寿命延長効果とは違う。
制がん・抗がん作用、放射線抵抗性の獲得についても、あくまで弱っているがん患者への効果であって健常人の寿命を見ているわけではない。
また、がん患者への効果も症例数が少なく、ブラインド試験かどうかわかりませんがバイアスが入る可能性があり、他の施設の
追試を待ってから結果を解釈してもよいでしょう。
疫学調査も健康労働者効果で全体的に死亡率が低いのに、がんのみ増えているためがんだけ減っていないという解釈も可能です。

要するに、大事な糸が抜けているので、お互いの研究が関連するとは言えない(まして、いわゆる放射線ホルミシスとの関係は言えない)のに、成果として並べてしまっているんですね。

まあ、百歩譲って、酸化ストレスの強いヘビースモーカーになら効果がある可能性も0ではないですが、それならまずタバコやめろと。


#放射線安全研究センターもそういう仕事なんでしょうけど、ちょっと恥ずかしいなあ。