Blackcomb (黒こんぶ) の日記 RSSフィード

  Stay Cool, Fool. Take one day at a time. Go ahead, make my day. Glory through suffering
  Everything will be okay in the end. If it's not okay it's not the end.

2015-01-18 (Sun)

[] Canon EOS 6D + EF24-70mm F4L IS USM

年末に念願の35mmフルサイズのカメラを購入。機種は Canon EOS 6D

強力な後押しとなったのは「EF24-70mm F4L IS USM \30,000キャッシュバック キャンペーン」。

f:id:Blackcomb:20150118195714j:image

自転車で言うなら、フレームとコンポを別々で買うより完成車を買った方が圧倒的にお得なのと同じく、カメラはレンズキットがかなりお得。だから EOS 6D を買うときはレンズキットにしたいなと思っていました。レンズの性能からいうと 24-105mm ではなく 24-70mm の方がいいなと思っていたところ、このキャンペーン。レンズキットで買うとお得な上に、さらに 24-70mm レンズキットならば \30,000キャッシュバックがあるという魅力的なキャンペーン。どうせ近い将来買うのであれば、このキャンペーン期間中に買った方が結局お得だということで思い切ってCanon EOS 6D レンズキット EF24-70mm F4L IS USMを買いました。私にとっては安いものではありませんが、いい買物をしたと思います。*1

6D の魅力はいくつかあると思いますが、フルサイズ一眼としては世界最軽量のボディというところが大きいです。フルサイズで 680g はすごいです。7D MarkIIが発売された直後でしたが、いろいろ比較した結果 6D に決めました。

f:id:Blackcomb:20150118195847j:image

ボケの大きさ、描写の精緻さは APS-C サイズを上回る性能と言えるのではないでしょうか。何気なくシャッターを切ったスナップでも被写体が浮かび上がるように映ったり、細かな質感まで描き出してくれます。まだあまり試せていませんが、評判のいい感度は暗い場所での撮影の強い味方になってくれるはずです。常用ISO感度 100-25600 (ISO感度拡張50、51200、102400)ってすごいですね。

付加機能として期待していたのが Wi-Fi 機能。Wi-Fi 環境のないところでも、スマートフォンなどと接続できます。この機能があれば Eye-Fi カードは不要です。しかも Eye-Fi と違って SDカード内の写真を参照しながら必要な写真だけをスマートフォンに転送してくれます。圧縮画像で十分なのでこの機能は私の利用シナリオからも重宝します。

GPSや多重露出撮影などはまだ試していませんが、ぜひ使ってみたい機能のひとつです。

EF24-70mm F4L IS USM は F2.8 の定番レンズと比較すると落ちるかもしれませんが、小型軽量な標準ズームレンズで設計も新しいので、ズーム全域・画面全域で高解像・高コントラストの高画質という売り文句に疑いはありません。しかも標準ズームレンズでありながらスイッチの切り替えでマクロレンズとしても使えるので、急にマクロが撮りたくなったシチュエーションでもこのレンズ1本で対応できるのが嬉しいですね。F4 ですが手振れ補正も付いているので高感度カメラとの組み合わせで個人的にはかなりお勧めのレンズです。

以下の写真はこのレンズで撮影したものです (かなり圧縮していますが...)。

f:id:Blackcomb:20150111123319j:image:w320 f:id:Blackcomb:20150111130245j:image:w320

f:id:Blackcomb:20150117232623j:image:w320 f:id:Blackcomb:20150117233054j:image:w320

*1:同じ時期に洗濯機が壊れて買い替えを余儀なくされたのは想定外でしたが...

2015-01-12 (Mon)

[] YAMAHA から DENON の AVアンプへ買い替え

年末の痛い出費がアンプが壊れたことです。15年程愛用していた YAMAHA DSP-AX1 がついにその役目を終えました。当時のフラッグシップ AV アンプは性能的には大変満足していました。

f:id:Blackcomb:20150112182220j:image:w400

過去にも何度か修理をしたので、フラッグシップ製品の割には故障が多かったのも事実です。去年からときどき調子が悪くなっていたので覚悟はしていました。当時物量を投入したこのアンプは重量28kgという大物で、まるで空母のような存在感を示していました。

また、今や HDMI 全盛の時代なので、そういった面ではこれからずっと使い続けるのも厳しいなとは感じていました。かと言ってまたフラッグシップ機や LINN の製品などを買うかと言うと、プライオリティ的にも予算的にもそれは完璧に無理なので、国内メーカーのエントリークラスの価格帯でありながらしっかりしたものを探していました。

そこで決めたのが、DENON AVR-X4100W です。重量は 12.6kg なので、DSP-AX1 の半分以下。拍子抜けするくらい軽いです。

f:id:Blackcomb:20140729095424j:image:w400

話題の Dolby Atmos対応や、Hi-Res Audio対応、Bluetooth, Wi-Fi, 4Kアップスケーリングなどなど。4Ωスピーカーもドライブできます。

まずは音場補正技術「Audyssey MultEQ XT32」というものを使って、画面の指示に従い、接続されたマイクを8か所にセットし、それぞれでテスト音を拾って最適化してくれます。

f:id:Blackcomb:20141230192227j:image

そうやって設定が終わった後に出力された音は素晴らしいものでした。DSP-AX1 と比べると価格は40%くらいですが、音質はむしろAVR-X4100Wの方がよいくらいです。テクノロジーの進化に驚かされます。最新のデバイスはこれほどまでに進化しているのかと思うと、コストパフォーマンスがかなり高いといえるでしょう。マルチチャンネルの映画はフロントもさることながらリアスピーカーの能力が一段上がった気がします。2チャンネルの音楽再生も DSP-AX1 より S/N比や解像度が一段上がったように聴こえました。

PCの iTunes で再生する曲を Wi-Fi 経由でアンプで再生したり、iPhone に入っている音楽を AirPlayで再生したりすることもお手の物です。AirPlayではアンプので電源がスタンバイ状態でオフにしておいたとしても、再生を開始すると勝手にアンプの電源がオンになり再生が始まることに感動です。なんと簡単な操作なんでしょうか。

f:id:Blackcomb:20150101121435j:image

こうなるとNASが欲しくなるし、DSD再生にも興味が沸いてきます。そうなるとますます CD をトレイに置くという行為を行わなくなるでしょうね。でも圧縮音声を買うくらいなら、同じ値段かそれ以下でCDを買った方がよほどいいです。

アンプのコスト削減に伴い、アナログ6ch入力を捨てました。その結果、現在私が持っているユニバーサルプレイヤーSACDのアナログアウトを入力できないので、このままではSACDが再生できなくなってしまいました。SACDのマルチチャンネルもデジタル出力できるプレイヤーも安価であるようなので、直近のソリューションはそのプレイヤーを追加するということになりそうです。

AndroidやiOSアプリの DENON Remote でAVR-X4100Wの操作ができます。私はiPhoneで試してみましたが、これはかなり便利。赤外線リモコンではないので、隣の部屋にいても操作できたりします。ネットワークオーディオの時代にふさわしい操作性ですね。

2015-01-06 (Tue)

[] Tenspeed Hero meets Uniqlo

Tenspeed Hero のパッチ ($6.00) を、ユニクロのウルトラライト ダウンジャケットに縫い付けて、世界で1つだけの Tenspeed Hero ダウンジャケットを作りました。

f:id:Blackcomb:20150106171134j:image:h350

もともとは Luke *1 がアップロードしていた写真を見てアイデアをパクったのですが、これが想像以上に気に入りました。このユニクロのウルトラライト ダウンジャケットはコンパクトに丸めてボトルケージに収納できそうなサイズ*2になるのが便利だったのですが、デザインが無難すぎるので着る機会があまりありませんでした。

ところがこのパッチを左胸と右腕部分に付けるだけで、あれま何ということでしょう!一気にかっこよくなったではありませんか。おかけで一気に着る頻度が増えました。ちなみにパッチの縫い付けは失敗したくなかったので、近所のシルバー人材サービスのようなところで1個 300円で縫い付けをしてもらいました。

f:id:Blackcomb:20150106171249j:image:w300 f:id:Blackcomb:20150106171258j:image:w300

ユニクロのウルトラライトダウンジャケットが確か 5000円くらい、パッチが約 700円、縫い付けが2個で600円なので、合計 6000円ちょいですね。Rapha の Transfer Jacket の4分の1くらいのプライスで、コンパクトにできる TSHダウンジャケットが仕上がりました。想像以上にパッチが気に入りました。

他のジャケットにも付けようかと思案中です。:-)

*1:Tenspeed Hero の founder

*2:試したことはないけど、ジャージの背中のポケットにも入るかも。いやちょっときついか..

2015-01-04 (Sun)

シークレット・レース

[][] シークレット・レース 〜 ツール・ド・フランスの知られざる内幕

シークレット・レース 〜 ツール・ド・フランスの知られざる内幕」(タイラー・ハミルトン & ダニエル・コイル著、児島修 訳)

昨年の夏に読んで背筋がぞくっとした本。帯によると「本の雑誌」が選ぶ2013年度文庫ベストテン第1位だそうです。これは確かに自転車ファンやランスの黄金期を知らない人が読んでも十分ドキドキさせられるドキュメンタリーです。

言わずと知れたツール・ド・フランス7連覇という前人未踏の偉業を達成したランス・アームストロングドーピングを暴いて世界中で話題になったものです。


    Franck Fife/Agence France-Presse — Getty Images

子供のころから屈強で我慢強かったタイラー・ハミルトンが小さい頃、父によく言われた。体の大きな犬が喧嘩に勝つんじゃない。気持ちが強い犬が勝つんだ、と。常套句だけど、小柄な日本人選手はタイラーがそうだったようにこの言葉を心の底から信じるといいと思う。

彼がスポーツ選手になった真の動機が母を喜ばせたい、彼女を得意な気持ちにさせてあげたい、という気持ちだったそうです。モテたいからなんかじゃないところが素晴らしいですね。(^^)

そんな彼もいつしか "ゲーム" の中へ入っていってしまう。

当時 USポスタルとランスの強さの秘密はトレーナーであり医師であるフェラーリの存在が大きかった。私は単なるホビーサイクリストだけど、例えば下記のような内容はためになる。

  • 潜在能力を測るのはヘモグロビンがヘマトリック値よりも優れた指標になる
  • ヘモグロビンは、血液中の酸素の運動能力を、より正確に表せる
  • ケイデンスを上げることで、筋肉への負荷を減らせる - 負荷を筋肉で直に受け止めるのではなく、心肺機能と血液で処理できるようになるからだ
  • サイクリストの能力を測る最適な指標が、パワーウエイトレシオ
  • パワーウエイトレシオ 6.7W/kg がマジックナンバー。それがツールで勝つために必要な値

今でこそ驚きはしないが、あの当時から自転車競技が "ともかくベストを尽くそう" というロマンチックなスポーツではなく、まるでチェスだったこと。意思や遺伝子ではなく準備と戦略が重要なゲームとなっていた。

タイラー・ハミルトンの2000年5月31日のデータがすごい。体重 60.8kg, 体脂肪 3.8%, 平均ワット数 392W, パワーウエイトレシオ 6.45W/kg, 最大心拍 191bpm などなど。

自転車競技のトップの選手の身体は自転車に乗るのに適した身体に変わっていく。歩くのが苦手になるそうです。鍛えれば鍛えるほど。「立つなら座れ、座るなら横になれ、階段が病原菌だと思え」だそうな。こんなスポーツ他に聞いたことない...

本書では赤い卵、テストステロンビタミンEEPO(エドガー)をはじめとするさまざまな組織ぐるみのドーピングが暴かれている。この辺の秘密のシステムや当時の現実を知れば知るほど怖くなってくるのは私だけだろうか。それが当たり前で、そうしなければ勝てないしトップクラスの仲間入りもできないという腐敗しきった世界。当時のレコードがいまだに破られていないことが多いのはこのドーピングが一端を担っている可能性は高い。

ランスが象徴するものは、権力を行使し、規則を軽視し、世間を欺き、大金を儲け、罰をまんまと免れるという考え。これじゃまるで悪の親玉ですね。少なくとも彼の罪が暴かれるまでは、私も多くの人と同じように彼の爆発的な強さに魅了された一人でした。それだけに事実が発覚した後の暗雲のような心情がやるせないです。


    Robert Laberge/Getty Images

最後に訳者のあとがきからの抜粋を掲載しておきます。

この本は決して "暴露本" などと呼ばれるべき類のものではない。これは並外れた努力によって栄光をつかんだ男が、自らの過ちによってすべてを失い、真実と偽りのはざまで揺れ動きながら、愛する人や家族の支えによって再生を目指す魂の物語であり、サイクリングファンだけでなく、現代に生きる私たちすべての心を強くとらえ、深い感動をカタルシスをもたらす、スポーツ・ノンフィクションの金字塔である。

2015-01-02 (Fri)

[] Garmin Edge 510

去年の10月に Garmin Edge 500 から Edge 510 に乗り換えました。

乗り換えの最大の理由は、老眼(?)のせいでメーターに表示される小さな文字が見えづらくなってきたからより大きな画面で大きな文字が必要になったということは秘密ですw

Garmin Edge シリーズはすっかり海外通販では取り扱いが少なくなってきましたけど、私は Evans Cycles で2万円代で購入しました。個人的には UI の日本語表示は不要なので日本語版ではなく英語版 (インターナショナル版というべきか) です。まったく不満はありませんし、日本語フォントよりも英字フォントの方が美しさではどうしても勝ってしまいますね。

f:id:Blackcomb:20141124225352j:image;w400]

そこで迷ったのが 510 にするべきか 810 にするべきかです。1000は値段が高過ぎるので候補にもあがりませんでした... 大きな差は地図表示とナビゲーション機能の有無のようなのですが、色々と調べてみるとナビゲーション性能があまり高くないというレビューを沢山みかけたので、510 の方が私の用途にもあっていると判断しました。仕様を比較してみると、それ以外にも細かい点で差があるということに気付きました。一部抜粋します。

Edge 510Edge 810
外形寸法: 幅 x 高さ x 奥行 (cm)5.2 x 8.6 x 2.45.1 x 9.3 x 2.5
ディスプレイサイズ: 幅 x 高さ (cm)4.4 x 3.53.6 x 5.5
ディスプレイ解像度: 幅 x 高さ (pixel)176 x 220160 x 240
重量80g98g
電池寿命20時間17時間

ディスプレイサイズ、解像度、電池寿命などで 510 がかなり健闘しているのがわかりますね。この辺りからも 510 の方が私向きかなと。ディスプレイが大きくなっただけでなく7本の棒で数字を表現していたものよりは視認性は向上していると思います。文字がちゃんと見えるのはやっぱりいいもんです (^-^)

まだ使ったことはありませんが Live tracking で現在位置は地図上で確認できそうだし、500 のときから愛用していたルートを取り込んで表示する機能も変わりなくありそうです。

タッチパネルは手袋をしていても操作できるので慣れるとすごく便利です。冬用のごつい手袋だとちょっと操作しにくいですが概ね問題ありません。

そして特筆すべきはGPS性能の大幅な向上ですね。とにかくサテライトを見つける時間が圧倒的に速くなりました。500のときは場合によっては数分かかることもありましたが、510は10秒以内でほぼ発見します。これはこれまでのGPS/WAASに加え、ロシアGPSと言われるGLONASS衛星と、日本が整備している準天頂衛星「みちびき」の信号受信に対応していることが理由のようです。衛星の数が増えると測位電波受信のチャンスが増すのでより安定した性能が得られることになります。

使ってみると想像以上に便利なのが Bluetooth 経由でのスマートフォンとの連携。Ride後に USBケーブルでPCと接続して同期するという操作は必要なくなりました。勝手にアクティビティを検出して自動でクラウド (Garmin Connect) にアップロードしてくれます。Strava と連携しておけば Strava の方にも自動でデータが同期されます。同期の際にスマートフォン上のアプリがサーバー同期エラーというものをときどき表示します。でも今まではこういったときもアクティビティはきちんとGarmin Connect と Strava にアップロードされていますので、何がエラーなのかは今のところ不明です。この Bluetooth 経由でのスマートフォン連携は、正直使ってみるまではあまり重視していませんでしたが、使ってみるとこの上なく便利。いい時代になったものです。

2か月ちょっと使ってみましたが、大変満足しています。唯一改善してもらいたいものと言えば左側のパワーボタンです。とにかく押しづらいし、押せているのか押せていないのかがわかりにくいです。手袋をしているときは特にオンオフがうまくいかない時が多いです。多少慣れてはきたものの、なぜこんなに押しにくい設計にしたのか不明です。誤操作防止とか何かの理由があるのかもしれませんが、改善を期待します。


追記: Garmin Edge 510用 液晶保護フィルム。これと同じじゃないけどこんな感じの液晶保護シールは貼りました。タッチの動作には大きな影響はないようです。