Blackcomb (黒こんぶ) の日記 RSSフィード

  Stay Cool, Fool. Take one day at a time. Go ahead, make my day. Glory through suffering
  Everything will be okay in the end. If it's not okay it's not the end.

2015-03-22 (Sun)

[] 伊豆大島合宿

f:id:Blackcomb:20150321123029j:image:w240:right3/21〜3/22の一泊二日で伊豆大島に自転車部合宿に行ってきました。

自転車はヤマト便で発送。体は東海汽船のジェット船で島に渡ります。今回の参加者は女性3名を含む計10名。午前中に到着して自転車を組んで、まずは島一周コースを時計回りで走ります。

あまりコース特性などをちゃんと調べていなかったのですが、割と山岳ポイントもあって想像以上にアップダウンにとんだ、実に走りごたえのあるコースでした。

島の西側がちょっとした峠区間で、5km*1上って、5km小さなアップダウンがあって、5km下るという感じ。ここが島一周コースの大きなポイントですね。それ以外の場所は、それほど大きな登りはない平坦基調ではあるが、小さなアップダウンはあります。このぐるっと一周の大島一周道路は路面の舗装もきれいでとても走りやすい道です。しかも信号がまったくと言っていいほどありません!そして、車も本当に少ないので、そういった点が普段東京で走っている我々にとっては非日常的であり、合宿に来たという気分を味わえます。

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2周目は三原山ヒルクライムコースにしました。もともと痛めていた右ふくらはぎが1周目の時からぴくぴく攣りかけていたのですが、このヒルクライムで爆発してしまい、踏むも引くもできずに止む無くクリートを外して停車。しばしストレッチ。その後、なんとかだましだまし頂上まで走ったもののずっと痛いままでした。今回はこうなることはある程度予想できていたものの、今後は攣らない対策をちゃんとしておかないとだめですね。

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ヒルクライムも満喫して、温泉のち食事、そしてメインイベント(?)の宴会です。自転車レースで泊まりのときは前泊なので、あまり盛大に宴会できないのですが、今回はそうではないので満足できました。サドルの上も、サドルから降りても楽しめるのは合宿の醍醐味ですね。

それにしても長い坂が上れなくなっているので、何とかしなきゃ...

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  • 総距離: 111.18km
  • 獲得標高: 2416m
  • 最大出力(20min): 234W
  • NP: 217W

*1:体感的にはもっと長く感じた

2015-03-07 (Sat)

[] ディズニー ありがとうの神様がおしえてくれたこと

f:id:Blackcomb:20150307203904j:image:rightディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと」鎌田 洋 (著)。

ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと」の次に読んだ本がこれ。こちらも同様に3つの短編を通じての自己啓発本です。これもなかなか良いお話で第2話の「真冬の桜吹雪」でのお父さんが娘に言った言葉「晴美、最後までお父さんの人生を輝かせてくれてありがとう。そしてお父さんの娘に生まれてくれてありがとう。...」辺りでグッときました。泣けます。

ディズニーでは「4つのC」というものがあるそうです。「Curiosity (好奇心)」、「Confidence (確信)」、「Courage (勇気)」、「Constancy (一貫性)」。これを守り抜くことでディズニーランドという世界を創造できたということです。

第3話では、2011年3月11日東北地方太平洋沖地震のときのディズニーランドディズニーシーの様子が書かれています。ディズニーランドが行った奇跡の対応はすごい、と語り継がれています。年間180回もの避難訓練は行われているディズニーランドだからこそできた、もしかすると奇跡ではなく必然なのかもしれません。いったいどんな対応が行われたのかはぜひ本書を読んでみてください。

「ありがとう」という5文字の言葉のために、ここまで徹底したサービスを実行できるのは、実に学ぶべきことが多いです。

達成したものはすべて力を合わせた結果である。組織がなければ何もできない。組織の中では、各個人に対し敬意が払われている

自分にできることなんて限られているし、自分が必要とされている場所なんてない。そんなふうにあきらめがちなことが多いが、どんな場所にいても、ほんの少し勇気を出して一歩踏み出し、まわりの誰かに手を差し伸べる。手を差し伸べられた人は、「ありがとう」と伝えてみる。家族でも友人の集まりでも、組織でもそれができるようになればいつしか大きな力を生み出せるようになる気がしました。

その時は気づかないかもしれないが、失望することが最高の結果を生み出すこともある

ウォルト ディズニー

2015-02-22 (Sun)

ディズニー そうじの神様が教えてくれ

[] ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと

ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと」鎌田 洋 (著)。

これも去年家にあったのでなんとなく読んでみた本。私は別にディズニーの信者でもなんでもないのであまり期待せずに読んでみたら、これが意外に面白かった。これってディズニーランドのお話ではあるんですが、4つの短編を通じての自己啓発の本というべき内容ですね。例えば、部下や上司、同僚などはもちろん、家族と接するときに役立つことが書かれているというわけです。

1つ目の「夢の国の落とし物」というお話で父が娘に嘘をついた理由のくだりで思わず目頭が熱くなり、その後の展開で号泣 (笑) 30ページほどしか読んでいない状況でこれだけ泣かせられたらこの先どうなるんだろうという期待と不安で一気に読了しましたw

夢を叶えるにはどうすればいいかということについての会話があるのですが、これという方法はなく、1つだけ言えることは「限界を決めない」ということと語っています。これは壮大な夢に限った話ではなく、日常のちょっとしたことにでも言えるのではないだろうか。仕事でもスポーツでも、限界というか諦めるポイントを設定してしまうと、それ以上のことを達成するのは難しくなると読み替えてもいいかもしれない。チャック・ボヤージンというそうじの神様がトイレを掃除する姿を見て著者も、与えられた仕事に限界などないのかもしれない、ここまでやればいいだろう、と決めてしまった時点で「完璧」は成立しないのだ、と書いています。

仕事とは、楽をする方が得とか、担当以外のことをしたら損とか、自分の都合のためにやるものではないということを、付く津具教えられた。

「いかに楽をするか」ではなく、「いかにベストな環境を作るか」ということを各々が目標にすることで、お互いを支え合い、チームの結束力も湧いた。

一緒に仕事をする人達全員がこの考えを持ったら、もう何も怖いものはなく、完璧な毎日を目指せるだろうと思いました。さて、明日からまたお仕事がんばろっ!

2015-02-21 (Sat)

[] TSH Thermal Bibs

私も含めてですが東京でも去年あたりから Tenspeed Hero のウエアをときどき見かけるようになりました。普通の Bib もまあまあ良かったので、冬用に去年 TSH Thermal Bibs を買いました。使用して約3ヵ月、簡単に感想を書いてみようと思います。

なんと言っても暖かいです。太ももはもちろんお腹の辺りも寒くありません。冬はレッグウォーマーやニーウォーマーと組み合わせて穿くことが多いですが、これがあれば冬用タイツは不要ですね。実際にはこれ一着だと選択の都合でタイツも併用していますが、今季の冬は今まで Rapha のウインタータイツをまだ一度も穿いていません。もともとタイツよりビブショーツの方がピッタリとフィットするので好きなので尚更ですね。Thermal Bibは普通のビブショーツよりも少々高めですが、好みのウォーマーと組み合わせることができるので冬用タイツとさほど変わらないかもしれません。

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他のビブ同様、これも実際のものは Made in Italy の Nalini 製のようです。パッドは、場所によって 14mm, 10mm, 2mm と3種類の厚みでクッション性は高めで結構快適です。

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サイズについては、ウエストと股下長さのみなので穿いてみないことにはわからないと思いますが、参考までに私の好きな Rapha Classic Bib Shorts との比較をしてみた印象を書いておきます。私が所有しているのはどちらもMサイズです。ここで書かれている内容はあくまで参考程度にしてください。サイズ表だとTSH Thermal Bibs も Rapha Classic Bibs もどちらもウエストは Mサイズは 81-86cm となっています。実際に着用した感じだと、TSH の物の方が結構タイトですね。もし Rapha のMサイズがかなりタイトな場合は、TSHはもっとタイトだと思います。ただ、かなり伸縮性は高いです。

お尻から脚回りがタイトだということは全体的に Rapha よりほんの少し小さめという印象です。よって、肩のストラップも少し短い気がします。私は身長が高いということもあって肩のストラップはちょっときついですが、よっこらしょっと伸ばせば問題なく穿けます。でももう少し長いと嬉しいな..

裾のシリコンはしっかり機能し、Raphaのビブのものよりは肌に優しいと思います。

タイツよりもビブ派だけど、普通のビブだと冬はやっぱり寒いという方にはお勧めです。

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2015-02-15 (Sun)

敗北のない競技:僕の見たサイクルロー

[][] 敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース

敗北のない競技:僕の見たサイクルロードレース」 土井 雪広 (著)。

去年の夏にタイラー・ハミルトンのベストセラー「シークレット・レース 〜 ツール・ド・フランスの知られざる内幕」を読了した後に読んだ本がこれです。どちらが先に出版されたのかは知りませんが、ドーピングに関わる部分は少しですが共通している部分があります。土井選手がドーピングに関わっていた訳ではないので誤解のないように。

Team Ukyo に移籍してすぐくらいのときに、チームメイトと大垂水峠を走っていくのを見かけたことがあります。プロの選手が自分たちと同じようなところを走ることは当然あるでしょうが、実際に遭遇するとびっくりしますね。

ヨーロッパで走り始めた当初は出るレースぜんぶリタイア。30分もてばいい方だったそうです。いかにヨーローッパのワンデーレースが強烈なのかがわかります。2005年にアムステルダムゴールドレースでちぎれてリタイヤしたあたりの時代の苦悩がひしひしと伝わってくる。*1 毎日ひたすら、シリアル、練習、ラーメンジブリ、パスタで、言語の問題でアドバイスをもらうこともできない時代だったらしい。

その後パワートレーニングでかなり乗り込んだ結果、遠い目標だった完走を果たし「何か」を掴んだのが2006年のシーズンだそうです。やはりこのレベルの選手は壮絶なトレーニングをしているんですね。この辺りからわたし自身、読んでいて重苦しい気持ちから、熱く応援している気持に変わります。そして、EPOの話題にも触れています...

25歳でいったんヨーロッパから逃げようとした話と、結局そうはせずにスキル・シマノと契約することにした土井選手。やっぱり精神的に強い方です。「自分を騙さないことで、正しい答えに近づくことができる」という言葉は、心にしみました。

先日、ジテツウの帰りにマイナス6.2℃という日があったけど、オランダでマイナス8℃の中、長時間トレーニングをした彼らは超絶である。「サイクリストは苦しむのが仕事なんだよ」というトレーナーの言葉は、この仕事の何か本質的な部分を表現している気がする。

日本のファンがドーピングに対してあまりにも無知であることと、ロードレーサーだけに清廉潔白を求めることに対して少し苛立ちもあったようです。1年で急に強くはならない、少しずつだ。もし急に強くなったとしたら、何かを疑うことも必要なのだろう。

ブエルタを完走した土井選手でしか語れない事実と考えがこの本には詰まっていると思う。そして、土井雪広という選手は、本当に人を助けるのが好きなんだなということを知りました。もちろん自分の勝利も欲しいでしょうが、本書を読む限り人を助け、エースをアシストすることに心底喜びを感じている選手だということがわかります。

今は活動の場を日本に移していますが、いつかまたグランツールを走るときが来るのでしょうか。それは私にはわかりませんが、陰ながら応援しています。