Blackcomb (黒こんぶ) の日記 RSSフィード

  Stay Cool, Fool. Take one day at a time. Go ahead, make my day. Glory through suffering
  Everything will be okay in the end. If it's not okay it's not the end.

2017-01-09 (Mon)

[] Qalvin でパワーメーター Quarq のファームウェアアップデート

3年前に Quarq ELSA パワーメーターを購入してから実は一度もファームウェアアップデートしていませんでした... 確か当時は、ファームウェアアップデートするには iPhone に接続する Dock コネクタのようなものが必要で*1、時代は Lightning コネクタに移りつつあったのに今更 Dock コネクタの購入は嫌だなと思って放置していました。

たまたま、Quarq.com を覗いていたら Qalvin ANT+ というソフトウエアがあることに気づき、内容を読むとこのアプリケーションを PC/MACインストールして Quarq パワーメーターと ANT+ 接続出来れば、

  • Perform a Set Zero (ANT+ Calibrate)
  • View current system information such as:
    • firmware version
    • currently stored Zero Offset
    • battery voltage
  • Change or Update user settings such as:
    • firmware (if applicable)
    • slope
    • autozero
    • Power Balance™

といったことができるようです。どうせ骨折リハビリ中で自転車乗れないので、これくらいはやっておこうと思い、早速ダウンロードしてインストール

ANT+ 接続は1年半ほど前に ZWIFT をやるために株式会社ビート・クラフトの BC-ANT-USB という商品を買っていたのでそれを使います。このドングルは Garmin 製のものの3分の1くらいの値段で買えるのでかなりお得です。ZWIFTにも問題なく使用できました。

インストールした Qalvin ANT+ を起動して、Quarq パワーメーターと接続します。クランクを何度かくるくる回してあげると接続成功です。

今回はファームウェアのバージョンを確認したところ、Software Revision は 19 となっていました。その後、ファームウェアアップデートを実行。3年間でどれだけアップデートされているのだろうと思い、アップデート後のシステム情報を表示したろころ Software Revision が 24 にアップデートされていました!具体的に何が変更されたのかは理解していませんが、新しいにこしたことはないだろうということで良しとします。(^^;;

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*1:事実は定かではありませんが私は買ってにそう思っていました

2017-01-08 (Sun)

[] これこそが求めていたカメラバッグ Brevitē

f:id:Blackcomb:20170108180253j:image:right:h260この Brevitē のカメラバッグのことを知ったのは2015年にKickstarterのサイトでした。Brevitē はここで資金調達をしていたのですが、このときに目に止まったカメラバッグが私が探し求めていた理想的なカメラバッグに限りなく近いものだったのです。

ボストン在住の Brandon, Elliot, Dylan の3兄弟のうちの1人である学生フォトグラファーはカメラバッグとしても使えて、日常使えるバッグパックとしても使える物がないだろうかと探していました。しかし、なかなか良いものを見つけることができなかったそうです。そこで、市場にないのであれば自分たちで作ろうと決断して作ってしまったというのがこの Brevitē のカメラバッグです。彼らの掲げている下記のミッションも共感できます。話はそれますが、ミッションって書くのが難しいので、これは良い例として参考になります。

"We made this for you. For every creative mind that wants to go the distance. To allow you to go beyond, to dream beyond, and to live beyond anything you thought possible. Beauty surrounds us from the thin mountain air we breathe to the flickering of the cosmos that paints the sky. Go explore."

2015年は購入に踏み切れなかったのですが、翌2016年にラインアップが拡充されてディスカウントもされたことをきっかけに購入に踏み切りました。購入したのは、2015年のスタート時からあった The Original です。2016年8月にオーダーして、10月末に発送、11月にようやく手元に届きました。

このバッグの大きな特徴は着脱可能な protective insert です。通常のバッグパックに入れるための保護バッグ (bag in bag) のようなものは市販されていますが、これは最初から専用にデザインされており、もっとしっかりとした作りのものになっています。これを外せば通常のバッグパックになるわけです。いかにもカメラバッグという感じのものは欲しくなかったので、これは見た目は洒落たバッグパックに見える外観がとても気に入っています。この insert だけは使いまわして、他の The Rucksack や The Rolltop に使うといったことも可能なので、この辺りはよく考えられていますね。Web サイトにも書かれていますが、ざっと機能を紹介しておきます。

インテリア:

  • 自在にアレンジ可能な仕切り
  • 着脱可能な protective insert
  • 正面からも横のクイックアクセスドアーからもカメラ収納部分にアクセス可能
  • 2つの中サイズのポケット
  • ポケットない部にはメモリカードやさまざまな小物を収納できる10個以上のポケット
  • ラップトップ スリーブ

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エクステリア:

  • 汗を逃がす背中部分
  • ショルダーストラップにレンズキャップバックル (52mm, 58mm, 67mm)とサングラスホルダー
  • サイドとボトムに三脚ホルダー
  • ボトルホルダー
  • 胸部分と腰部分のベルト
  • 下部にはレインカバーが収納

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こんな感じで見た目だけでなく機能的にも至れり尽くせりなのです。私の一眼レフカメラ Canon 6D と 200mm のズームレンズ、標準ズームレンズなどもすべて収容できます。もちろんもっと沢山収容できるいかにもプロフェッショナルな感じのカメラバッグもありますが、私の用途はこのバッグくらいがベストです。決して超軽量バッグという訳ではありませんが、細部まで非常によく考えられており、機能美あふれ且つ頑丈なつくりのカメラバッグといえるのではないでしょうか。

沢山のレンズを長時間持ち歩くのは大変だけど、カメラとレンズをこのバッグに詰め込んで「冒険」したくなる、そんな気にさせてくれるバッグです。

2016-12-30 (Fri)

[] となりのクレーマー - 「苦情を言う人」との交渉術

となりのクレーマー - 「苦情を言う人」との交渉術」関根 眞一 (著)。

f:id:Blackcomb:20161230120145j:image:rightクレーム対応のスキルは少しはあるけど、ちゃんと勉強したことないなと思い、入院中に読了した一冊です。

著者は大手百貨店でお客様相談室長をされていた方で、最初は大阪の八尾だったそうです。八尾の百貨店と言えば西武で、昔お世話になったので一気に親近感が湧いてきましたw。クレーム対応は、どこまで話を聞き、対応するのか。どこから毅然と臨むのかがコツで、本書は著者の経験談をベースに解説されています。読み物としても読みやすいですね。

クレームと苦情は異なるもので、クレーマーの定義が分かり易く書かれています。一般的には、苦情は、不満があるから申し入れるものであり、クレームは被害があるから補償を要求するものです。クレーマーのことを私を成長させてくれた人と呼んだいるのがとても興味深いですね。

具体的な手法もいくつか紹介されており、静行話法は使える方法の1つ。クレーマーを誕生させたのは、サービスを提供する側にも原因があり、よく言われることですが過剰なサービスがクレーマーを増殖させかねないのも事実です。クリニックなどの個人病院や学校などは、苦情処理専門家がいるわけではないので、ひたすら謝罪したり、お金で解決したりといった安易な方向に流れてしまう傾向があるようですが、これがクレーマー増殖の一因になり得るわけです。クレーマーには屈しない気構えを持つことが肝心です。

「苦情社会」といわれる近年で、実際に学校に寄せられたクレームがびっくるするような内容でした。

  • 学校のガラスを割ったのは、校庭に石が落ちていたからだ。
  • うちの子が学校で怪我した際、なんであんなやぶ医者に連れて行ったのか。
  • 学校へ苦情を言いに行ったのは、会社を休んで行ったので賃金を補償しろ。

こんなアホなクレームほっとけと言いたくなりますが、こんな無茶苦茶なクレームにどう対応するのかも解説されています。第3章では8つのクレーム対応技法が紹介されており、いくつかは私の仕事などにも参考になりそうです。

よく言われる言葉に「誠意を見せろ」というのがありますが、そういった場合にどのように対応すべきか、或はどのように対応すべきではないかは目から鱗でした。

有名な「グッドマンの法則」によれば、一人の苦情を言う人の背後には、二十六人の同じ苦情を持つ人がいるそうです。

2016-12-29 (Thu)

スティーブ・ジョブズ全発言

[] スティーブ・ジョブズ全発言

スティーブ・ジョブズ全発言」桑原 晃弥 (著)。

鎖骨骨折の入院中に読んだ本。数多くの名言を残したスティーブ・ジョブスの発言とその背景および意味するところを解説してくれています。私は、決してアップル信者ではありませんが、残された言葉の多くは深く感銘を受けるものが多いです。まずは本書中に随所に登場する NeXTSTEP が懐かしかった。昔、オフィスに1台だけあった黒い Nextcube がとにかくかっこよく、GUI がとても洗練されていました。Mach カーネルとか Display Postscript とかを知ったのも 90年頃だった。

美女にライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?

そう思った時点で君の負けだ

ライバルよりちょっといいものをつくるのではなく圧倒的にすごいものをつくるというポリシーの表れですね。

アップルが勝つためにマイクロソフトを負かさなければならないとしたら、アップルは負けることになる

これはライバルに勝つことではなく、ユーザーを喜ばせることが大切だということを意味しています。

会社が大きくなるとコスト削減のことばかり目につくが、次なる一手を持たないコスト削減は企業を縮小均衡へと追い込んでいく。

革新的であればあるほど疑問視する声も大きくなるが、ジョブスは革新的製品に挑み続けた。そして何度も破壊的なイノベーションを起こした。そう、何度も!パーソナルコンピューターから iPod というデバイスだけでも凄いが、iTunes Music Store (iTMS)*1。今でこそ音楽配信や映画配信は珍しくなくなったが、当時あれほどの規模で音楽業界とつながったのはとてつもなく凄いことだったのだと思います。

何かを捨てないと前に進めない

選択と集中のスキルは天才的ですね。

「これは無理だ」と38個の理由を並べた。

そこで言った。

「いや、これをつくるんだ」

iMac 開発時の話しで、できない理由をあげるだけなら誰だってできる。大切なのは「どうすればできるかを考え、実行する力だ。まさに Growth Mindset ですな。これ、自分ではまだ全然できていないなぁ...

アップル大企業になってしまったが、ジョブスはベンチャースピリットを持ち続け、それを原動力としていたようです。

父が自分にしてくれたように、自分も子供にしてあげたい

こんなことを子供に言われるような父親になりたいですね。

*1:当時は、音楽に特化したストアだったのでこの名前でしたが、後に扱うものが拡大し、iTunes Storeに改名

2016-12-22 (Thu)

[][] 鎖骨骨折入院から退院まで

12月15日

救急車で病院に運ばれる頃には自分でも骨折してしまったなという実感が出てきた。肩をだらんと下げたまま動かせない。とにかく痛い。レントゲンやらの検査を行ってから正式に医師から「左鎖骨骨折、肋骨骨折、肺の損傷」を伝えられました。骨折だけではなく気胸もおまけでついてきてしまいました。鎖骨は見ての通りかなり派手に折れてしまいました。

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病室は最初は個室に運ばれ、そこで胸腔ドレーンを挿入されました。胸に麻酔注射を打ってからメスで穴を開けられるのですがかなり痛い。あまりにも痛かったので追加で1本、2本、3本と麻酔を追加してもらいました。その後、管を胸に押し込まれます。処置後に個室から2人部屋に移動。

気胸とは肺の表面に穴が空き、空気が胸腔に漏れて肺が虚脱した状態、胸腔ドレーンとは、胸腔内に貯留した空気や体液を持続的に体外に排出させる装置のことです。

手術は16日。夜から禁食です。

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12月16日

手術は無事成功しました。今回もチタンパーツが体内に挿入されました。手術自体は予定より早く終わり2時間ほど? 術後はある程度覚悟はしていたけど、痛みあり。一晩中痛みがあって、連続して1時間も眠れない状態でした。私は、ボルタレンとかロキソニンとか定番の痛み止めがアレルギーで使えないので、看護師に痛み止めをお願いしても「ボルタレンロキソニンもダメなんですよね。であればないですね。」と悲しい反応。過去に使用してOKだった痛み止めを調べて、アタP筋肉注射と(弱めの)カロナールなら大丈夫ですと訴えて、アタPの注射を2回打ってもらいました。眠くなるので、おかげで数時間は眠ることができました。術後は、両足、中指にいろいろと付けられ、点滴も約24時間ほど投入。ずっと禁飲食。

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12月17日

両足につけられてたものと中指に付けていたのもが外れました。その後点滴も外れました。残るは胸腔ドレーンのみ。今日から痛み止めとしてカロナール200mg 2錠 (1日3回) が出ました。1日3回。言わなきゃでかなかったかも知れないので、言ってよかったのかも。

12月18日

入院してから一時的に36℃台に下がったもののずっと37-37.8℃あたりをうろうろしていました。頭痛もなかなか収まらない。まあ、これだけ骨折しているんだから仕方がないのでしょう。この日の16:00に入院してから初シャワー。生き返った気がしました!

12月19日

午前中、肺のレントゲン。初日から大盛りをリクエストしていたのだが、どうやらオーダーが通っていなかったらしく昨日再度お願いしたところ、お昼ご飯からようやくご飯が120gから150gに。いや、150gでもかなり少ないです... 19時ごろにドレーンのチューブをクランプ。何か特殊な道具でも使うのかと思いきや、単に鉗子でチューブを挟んだだけw 意外とシンプルなんですね...

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12月20日

2人部屋の隣のおっさんが退院した。これでいびきの爆音が無くなり眠れるようになる。実際、今までで一番長い時間眠れたかも。傷の痛みや頭痛などが酷くて本を読むという行為が難しかったのですが、ようやく少し読書できる状態になりました。ここは院内に出張図書館があるのが嬉しい。午前中にクランプ後の肺の状態を確認するために胸のレントゲン。事故当日からずっとそうなんですが、肺の損傷の影響で声がちゃんと出ない日々が続いていました。しゃべれないというほど重症な訳ではないが、声がかすれて出にくい感じがずっと続いていました。

12月21日

朝、遂に胸腔ドレーン抜いてもらいました。入れるのもだけど、麻酔なしで抜くときも滅茶苦茶痛かった。これでようやく身軽になり、ごろごろと胸腔ドレーンを引きずって歩くことがなくなりました。午後に抜いた後の状態を確認するための胸のレントゲン

身軽になったので、ちょいと建物の外に出てお散歩。12月とは思えない暖かさではあったが、さすがに短パンと上はパジャマ1枚といういでたちはちょっと寒かったw

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医師に「胸腔ドレーンも取れて、肺の状態も良好なので週末か週明けにでも退院できますよ」と嬉しいお言葉。23日は祝日なので22日の退院を逃すと月曜日まで退院できないことになると思ったので、「私は今日でも明日でも退院準備OKです!明日でどうでしょうか?先生!」と懇願してみる。整形外科医と外科医と病棟で協議の結果、明日22日退院OKという急展開となりました!

12月22日

8日間の入院生活を終え、無事退院しました!

まだ肩は動かせないし、痛いけど、クリスマスを自宅で過ごせるようになったことは心底嬉しかったです。

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