ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 2

好きな人に伝えたいことはできる限り直接伝えます。都々逸作っています。浦和レッズと演劇と映画と音楽が大好き! 田島亮(・中嶋将人)、成河、亀田佳明、イキウメと浜田信也。演出家・藤田俊太郎を応援しています。小林賢太郎・片桐仁、ラーメンズは永遠に好き。B'z、BrandonBoyd&Incubus、JasonMraz、大橋トリオ、Eddie Redmayne

扇田昭彦さんを悼む 半世紀の交流があった笈田ヨシさん」(パリにて)http://digital.asahi.com/articles/ASH5V5CNBH5VOIPE02C.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH5V5CNBH5VOIPE02C
『1970年代に演出家・鈴木忠志さんの演劇がヨーロッパやアメリカに強いショックを与え、日本には古典演劇以外にも素晴らしい現代演劇があることを、世界に認識させました。その功績を最初に評価したのが扇田さんだったと記憶しております。唐十郎の赤テント、寺山修司天井桟敷東由多加東京キッドブラザース鈴木忠志の早稲田小劇場。新劇一辺倒だった時代に、若者のわめきにすぎないと軽蔑されていた「アングラ演劇」に光を当て、説得力ある表現で世間に価値を認めさせ、市民権を与えたのは、扇田さんの知的な記事が朝日新聞にあったからだ、と思っています。』『その後も、彼は次々と若い演劇人の仕事を記事に取り上げ、今日の日本演劇の土台を築いていきました。演劇は、演者と観客の関係だけでは発展しない。その二者の間にジャーナリストがおり、観客を導いていく力がなければ、いい演劇は生まれない。堕落する一方なのです。』

【稽古場レポート「アドルフに告ぐ」】 

高野しのぶさんの【稽古場レポート】KAAT神奈川芸術劇場・CATプロデュース『舞台「アドルフに告ぐ」』05/23 KAAT稽古場 http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2015/0527084956.html
 
『成河さんはサッと走り込んできただけで空間を一変させます。まるで魔法みたい!最初の登場場面では、目には見えない水しぶきがパーっと飛び散って、空気が浄化されたように感じました。全身から発光するような存在感で、カウフマンの急激な変貌を見せていくので、登場する度に驚かされます。』
 
『松下さんが演じるカミルは子供らしい無邪気さ、素直さがあり、関西弁のセリフが可愛らしいです。家族のために、ユダヤ人のために正義を成そうと行動する姿は純粋そのもの。前向きな透明感のある役作りで、私が拝見した過去の出演作(『ミュージカル「スリル・ミー」』『十九歳のジェイコブ』)とは全く違う姿を見せてくださいました。』
 
『カウフマンとカミルの関係、そして物語の台風の目となるある秘密文書の存在が明かされた後、いよいよ?橋洋さん演じるアドルフ・ヒトラーの登場です。かすかに微笑を浮かべ、静けさをまとって登場したヒトラーの、その第一声を耳にするやいなや、私は全身がすくみ、目から涙がドっとあふれ出てしまいました。まず、切り立つような狂気が、ものすごく怖い…。でも、彼もまた彼自身の正義をまっとうしようとしている一人の人間であり、命がけで演説をしていることが伝わってきたのです。』
 
成河くんのはもちろん、洋くんの舞台はけっこう観ていますが、松下洸平くんの舞台は、2011「ヴィラ・グランデ青山〜返り討ちの日曜日〜」・2010「 BROADWAY MUSICAL「ALTAR BOYZ 〜Orange」」・ 2009「BROADWAY MUSICAL「GLORY DAYS」」を観ましたが、評判が良い「ミュージカル「スリル・ミー」」を観られなかったのは残念でした。記憶に新しいのがドラマ「カラマーゾフの兄弟」の使用人・末松と「トクボウ」のエプロン辻ちゃん。 なので、今回すごく楽しみ。
市川しんぺーさんとか、谷田歩さんとか、大貫くんとか、斉藤直樹さまとか、前田亜季ちゃんとか、コムちゃんこと朝海ひかるさんとか、「ヒストリーボーイズ」ロックウッドの林田航平くんは成河くんと同じ事務所だし(サロメにも出ていた)。はじめましての方々やピアノ(朴勝哲さん)とヴィオラ(有働皆美さん)の生演奏も楽しみです。あと松井るみさんの美術!
  
★舞台『アドルフに告ぐ』上演記念 竹熊健太郎コラム「長編ストーリーマンガの、真の醍醐味」 http://magcul.net/focus/takekuma/
『物語が何の引っかかりもなく、するすると頭に入ってくる。』←ほんと!漫画に慣れていない私でもするする読めます。
 
★【ローチケ演劇宣言】主要登場人物のひとりアドルフ・カミル役の松下洸平くんインタビュー http://engekisengen.com/stage/interview/adolf/

『美少年の恋』ファンの友人たちへ 

 今日観た映画の感想の前に!これは先に書いておかなくちゃと!!
閉館するCinemart Roppongi〜Last Present として『美少年の恋』が上映されるようです。やったーーーーー!大大大好きな映画です。http://cinemart.co.jp/theater/special/lastpresent/
 
「今回の上映のために、権利交渉した作品になります。上映はプリントではなくデジタルです。「きれいな画質で観てほしい」というヨン・ファン監督の意向により、今回のために作りました。またどこかで観られるという保証はありません。シネマート六本木入魂の、最後のプレゼントです!」とのことですよ。http://www.cinemart.co.jp/theater/special/closing/
タイムテーブル、早く出ないかなーーー。夜遅い回がありますように。
韓流にはいっさいハマりませんでしたが、香港・台湾映画は大好き!「モンガに散る」も観たいなーー。http://www.cinemart.co.jp/theater/special/closing-taiwan/

映画『追憶と、踊りながら/LILTING』★★★★★ 

 ふだんは水曜に早く帰れないのですが、諸事情で昨日になったため今日はノー残業、レディースデーだ〜と行ってきました。
李香蘭山口淑子)の♪夜来香から始まり、言葉の通じない国の施設に入れられた母親の追憶の中にある音楽もキーワードとなっていた。時々映るロンドン郊外の介護施設の景色の美しさも胸に沁みる。たくさんの大切なことが詰まっている映画。ベン・ウィショーのことは後で😍」と帰りにtweet
カイ(アンドリュー・レオン)も可愛いけれど、何と言ってもリチャード(ベン・ウィショー)の、愛情深いやさしい眼差し!あの眼差しが全てを包み込んでくれていました。死んでしまったカイの母ジュン(チェン・ペイペイ)も同様。言葉が通じないところに一人でいなければならない不安や苛つき、ジュンの孤独が痛いほど突き刺さってきました。
 
 脚本・監督:ホン・カウ『カンボジア系中国人のジュン(チェン・ペイペイ)は、ロンドンの介護ホームでひとり暮らし。英語ができない彼女の唯一の楽しみは、息子のカイ(アンドリュー・レオン)が面会にくる時間だった。ジュンは、息子の友人リチャード(ベン・ウィショー)を好きになれなかったが、リチャードは彼女の幸福を気にかけ、ジュンが同じホームの英国人男性アラン(ピーター・ボウルズ)と交流できるよう言葉が通じない彼らのために通訳を雇う。そんなある日、カイが亡くなったとの一報が入る……。』(movie.walkerplus)

 
ベン・ウィショーは『パフューム ある人殺しの物語』のジャン=バティスト・グルヌイユ。『パフューム』を観た日に『Water』も観たことを思い出しました。
 
 ロビーにXavierくん。