Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

  • 家族の尊重って、いったい何なのか。こんな与太ごとを大まじめに叫んでいる人たちの真意はどこにあるのだろう。家族を尊重すれば、何だかグニャグニャして頼りない若い奴らがシャンとすると思っているのだろうか。あるいは、若いヤツらが高齢の自分より偉そうになるのが嫌で、何とか押さえつけておきたいと考えているからだろうか。いずれにせよ、根拠のない、独りよがりの妄想だ。
  • 憲法改正、私は反対だ。70年もたったんだから、そろそろ変えようという意見もあるが、70年も何とか大過なくやってこられたわけだから別に変えなくてもいいんじゃないの? と思う。ただ、9条も含め、変えるべきものと絶対に変えていけないものは厳然としてあって、それらについて議論することは必要だし、大いにやるべきだろう。
  • ただ、24条は別だ。「家族」規定なんて、時代錯誤な妄想で、主張している輩の手前勝手なエゴに過ぎない。何度も言っているが、こんなものが憲法に盛りこまれたら、若い人は地獄だよ。「父親の言うことには絶対服従」なんて世の中が一瞬でくるよ。クソみたいな親でも逃げだすことさえ許されず、最後には殺される若者だって出てくる。でも、死んだ方が悪いってことにされるよ。
  • こういう規定についての議論が、不利益を被りかねない若い人から出てくるのなら、別に問題はない。現状、これを主張している多くは、規定ができたら得をするおっさん、おばさん、じいさん、ばあさんだ。しかも質が悪いことに、主張はもはや「運動」化している。規定を作ることが目的となっていて、その後どうなるかなんて、大して気を払っていない。その辺、東京五輪と似ている。
  • 家族のあり方なんて、千差万別。いろいろな家族があっていいはずだ。

TV
「ルシファー」
第六話
港にある「保管庫」からコンテナが盗みだされ、警備員が絞殺された。事件にまったく興味が持てず、現場から引き上げてきたルシファーだったが、盗まれたコンテナが自分のものであると知り……。果たして、コンテナの中身は? 事件そのものは、「そのまんまやん!」という展開だが、まあ盗まれたものの正体やダンとメイズ、リンダとアメナディエルといった、新しい組合せによるドタバタも楽しめる。

憲法で「家族」規定必要? 自民草案に疑問の声(4月30日神戸新聞NEXT)より

 自民党が2012年にまとめた憲法改正草案。家族や婚姻の基本原則を定める第24条に「家族の尊重」を盛り込んだ。衆参両院の改憲勢力が3分の2以上を占める現在も掲げ続ける。「個人よりも家族」とも読み取れる文言に「息苦しくなる」「そもそも家族って?」と疑問を投げ掛ける人たちがいる。

 「家族が破綻してしまった人は、救われないんじゃないでしょうか」

 6年前に就農した明石市の田中景子さん(48)=仮名=は、生き方の多様性が否定されないかと危ぶむ。
 短大を卒業してシステムエンジニアに。その後、転職しながら経理や営業のノウハウも身につけた。「40歳になったら起業する」。20代から青写真を描いていた。40歳の直前。「パズルが組み合わさったみたいに『農業』って浮かんだ」
 独身だが、事実婚を20年以上続けたことがある。結婚を否定していたわけではないが「起業を考えた時、自分の持つ資源を生かすには、姓が変わるのは不都合だった」。農業を始めて2年後の夏、彼は逃げた。
 同居していた間、仕事と家事をこなす“働く妻”も経験した。今、誰にも気兼ねせず全ての時間を野菜に注げるのは「ひとりだからこそ」と感じている。
「家族って、大事でありがたくて、素晴らしい。だからこそ憲法で縛らず、自由であってほしい」

 
 月に1度、神戸市内で性的少数者(LGBT)向けの茶話会を開いている男性会社員(36)=同市中央区=は冷めた見方だ。「憲法が改正されても、婚姻が男女に限定されるなら縁がないと思っています」
 同性のパートナー(30)と暮らす。日常生活には満足しているが、相続などの権利が保障されないことに不安も感じている。
 兵庫県内では宝塚市が2016年、同性カップルを公的にパートナーと認める制度を始めたが、まだ申し出はない。男性が茶話会の仲間約40人にアンケートすると、制度を利用すると答えた人はいなかった。「選択肢としてあってもいいが、カミングアウトにつながる。今の生活を守りたい」
 自分たちで暮らすだけなら、自民党案に「反対しない」と男性。親の介護などにも前向きだが、法律で縛るのは違和感がある。
 男性は中国・秦(しん)時代の始皇帝を引き合いに出した。「法律が厳し過ぎてクーデターが起こった。あまり定義せず、基本原則はぼやっとしていたほうがいい」

TV
「ルシファー」
第七話
コンテナの在処を突き止めたものの、肝心の中身はまだ見つからない。ルシファーはメイズと共に探し求めるが空振り。追い詰められたルシファーが助けを求めた先は……一方、何者かに撃たれ昏睡状態が続いていたマルコムの延命装置が外されることとなった。捜査を止め彼を殉職扱いにと迫られるクロエ。彼女の選択は……? そして、パルメット事件の意外な真相とは。盗難騒ぎの黒幕が誰であるのかは明らかなのだけれど、それが転がっていった先の意外な結末。見事な計算。練られているなぁ。

米山隆一氏のツイート

自民党憲法改正草案24条第1項「家族は互いに助け合わなければならない。」に私は反対です。弁護士をやると「もう助け合わなくていいから、早くお逃げなさい。」という家族にも遭遇します。家族の相互扶助は国が憲法で強制すべきものではありません。

TV
「ルシファー」
第八話
セラピストのバーニー・ショウが射殺された。顔見知りによる突発的犯行と思われる。被害者は浮気によって夫婦関係を修復するという独自のセラピーを行っていた。当然、恨みに思っている者も多い。容疑者は患者全員。面会するためには、心理学者の同意がいる。ルシファーが「推薦」した人物は、ドクター・リンダ・マーティンだった。今回ポイントとなるのは、嫉妬。嫉妬の概念を理解するため、ルシファーは捜査に参加する。それに合わせ、ここまでやや持て余し気味だったドクターを思いきり捜査に参加させ存在感アップ。この手のネタではお約束の飛び降り自殺説得もあって、さらにパルメット事件の新展開など、盛りだくさん。レギュラーキャラクターは六人だが、それぞれに濃すぎて、いくらでも物語が作れる。