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映画評論家町山智浩アメリカ日記

町山智浩の映画解説リストです。
現在約800本の映画が50音順に整理され、解説へのリンクが貼られています。
お探しの映画解説はたいていここで見つかると思います。


週刊文春の連載「言霊USA」はオンラインで読めます。


町山智浩のWOWOW映画塾、YouTubeで観られます!

町山智浩の映画塾2(101〜200)

町山智浩の映画塾3(201〜)


TBSラジオ『たまむすび』に毎週火曜日午後3時から出演中です。


過去のたまむすび

「キラ☆キラ」はYouTubeに残ってます

ロフトプラスワンでタランティーノと公開飲み会(無修正)

2012-04-30 音楽テロリスト対音痴刑事『サウンド・オブ・ノイズ』

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TBSラジオ「たまむすび」、町山智浩は毎週火曜日3時から生出演しています。

今週は、『サウンド・オブ・ノイズ』というスウェーデン映画を紹介します。

音楽テロリストたちと、音痴な刑事の戦いを描く、前代未聞の音楽犯罪映画です。

↓ポッドキャストは一週間で削除されます。

http://podcast.tbsradio.jp/tama954/files/20120501_machi.mp3

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2012-04-27 映画秘宝から「鮮烈!アナーキー日本映画史1959-79」発売!

映画秘宝EX 鮮烈!アナーキー日本映画史1959~1979 (洋泉社MOOK)

映画秘宝EX 鮮烈!アナーキー日本映画史1959~1979 (洋泉社MOOK)

本日、映画秘宝から「鮮烈!アナーキー日本映画史1959-79」が発売されます。

松竹ヌーベルバーグからカウンターカルチャー終焉までの60〜70年代の、セックス、暴力、ロックンロールな日本映画のカタログです。


町山智浩は『狂った野獣』について書いてます。もう何十回目でしょうか。

狂った野獣【DVD】

狂った野獣【DVD】


この本に載っている日本映画のなかから、僕個人が偏愛する映画を順不同で並べてみます。

危いことなら銭になる

黒蜥蜴

黒蜥蜴 [VHS]

黒蜥蜴 [VHS]

真田風雲録

真田風雲録 [VHS]

真田風雲録 [VHS]

斬る

斬る [DVD]

斬る [DVD]

忍びの者

忍びの者 [DVD]

忍びの者 [DVD]

野獣の青春

日活100周年邦画クラシック GREAT20 野獣の青春 HDリマスター版 [DVD]

日活100周年邦画クラシック GREAT20 野獣の青春 HDリマスター版 [DVD]

十三人の刺客

十三人の刺客 [DVD]

十三人の刺客 [DVD]

赤い天使

赤い天使 [DVD]

赤い天使 [DVD]

ある殺し屋

ある殺し屋 [DVD]

ある殺し屋 [DVD]

殺人狂時代

殺人狂時代 [DVD]

殺人狂時代 [DVD]

日本のいちばん長い日

日本のいちばん長い日 [DVD]

日本のいちばん長い日 [DVD]

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間

(このDVD、ライナー書いてるのは僕です)

ゴジラ対ヘドラ

ゴジラ対ヘドラ [DVD]

ゴジラ対ヘドラ [DVD]

0課の女 赤い手錠

0課の女 赤い手錠【DVD】

0課の女 赤い手錠【DVD】

徳川セックス禁止令 色情大名

徳川セックス禁止令 色情大名 [DVD]

徳川セックス禁止令 色情大名 [DVD]

仁義の墓場

仁義の墓場 [DVD]

仁義の墓場 [DVD]

子連れ狼 三途の川の乳母車

子連れ狼 三途の川の乳母車 [DVD]

子連れ狼 三途の川の乳母車 [DVD]

女囚701号 さそり

女囚701号 さそり [DVD]

女囚701号 さそり [DVD]

修羅雪姫

修羅雪姫 [DVD]

修羅雪姫 [DVD]

野獣狩り

野獣狩り [DVD]

野獣狩り [DVD]

直撃地獄拳大逆転

直撃地獄拳 大逆転 [DVD]

直撃地獄拳 大逆転 [DVD]

青春の殺人者

青春の殺人者 デラックス版 [DVD]

青春の殺人者 デラックス版 [DVD]

女獄門帖 引き裂かれた尼僧

最も危険な遊戯

最も危険な遊戯 [DVD]

最も危険な遊戯 [DVD]

狙撃

狙撃 [DVD]

狙撃 [DVD]

天使のはらわた 赤い教室

天使のはらわた 赤い教室 [DVD]

天使のはらわた 赤い教室 [DVD]


以上の映画はロックでいえばストーンズやピストルズなので青春時代には通過しておくべきかと。


で、この本に「このラインナップで、なんで入ってないの?????」と思った映画は、

無頼より 大幹部

「無頼」より大幹部 [VHS]

「無頼」より大幹部 [VHS]

独立愚連隊 西へ

独立愚連隊西へ [DVD]

独立愚連隊西へ [DVD]

仁義なき戦い 広島死闘編

仁義なき戦い 広島死闘篇 [DVD]

仁義なき戦い 広島死闘篇 [DVD]

野良猫ロック セックスハンター

野良猫ロック セックス・ハンター [DVD]

野良猫ロック セックス・ハンター [DVD]

八月の濡れた砂

新・座頭市 折れた杖

新座頭市物語 折れた杖 [DVD]

新座頭市物語 折れた杖 [DVD]

ゴキブリ刑事

ゴキブリ刑事 [DVD]

ゴキブリ刑事 [DVD]

暴力教室

暴力教室 [DVD]

暴力教室 [DVD]

そして、狂い咲きサンダー・ロード!

狂い咲きサンダーロード [DVD]

狂い咲きサンダーロード [DVD]


この本は、「ゴジヘド」をゴジヘド研究の第一人者である鷲巣さんが書いてたり、

大藪春彦原作ものを青井邦夫さんが書いてたり、「この人じゃないと」という人に原稿を依頼しているので、前のカルトムービーの本よりはずっとドライブ感が出ています。

たださあ、「野良猫ロック」みたいなアナーキーでパンクな映画の紹介文を、こんな、ロックのかけらもない気の抜けた文章にするなよ!

2012-04-26 クーリエで「オバマ再選を阻むもの」

発売中のクーリエ・ジャポンで「オバマ大統領再選を阻むファクター」を整理しました。

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 06月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 06月号 [雑誌]

2012-04-25 大傑作コメディ『ブライズメイズ』今週から日本公開!

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アカデミー最優秀脚本賞、最優秀助演女優賞にノミネートされた大ヒット・コメディ『ブライズメイズ/史上最悪のウェディング・プラン』がいよいよ28日から日本公開です。

http://bridesmaidsmovie.jp/

町山が「キラキラ」で話したポッドキャスト→http://www.tbsradio.jp/kirakira/2011/05/20110520-3.html

 この映画は主演女優クリステン・ウィグによる脚本で、自分より先に結婚することになった親友の結婚式をプロデュースすることになったアラフォー独身負け犬女性の嫉妬や葛藤、そして再起を全編大爆笑の下ネタで描く大傑作コメディです!

町山智浩は日本語字幕の監修をさせてもらいました!

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2012-04-24 たまむすびで「キャビン・イン・ザ・ウッズ」

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TBSラジオ「たまむすび」、毎週火曜日午後3時から生出演中です。

本日は「キャビン・イン・ザ・ウッズ」というホラー映画について話します。

たまむすびのポッドキャストは一週間だけしか聞くことができませんので、まめに保存することをお勧めします。

http://podcast.tbsradio.jp/tama954/files/20120424_machi.mp3

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2012-04-23 『摩天楼』の演説に仰天

f:id:TomoMachi:20120422235609j:image:w360:leftお待たせしました。<町山智浩の深読みシネ・ガイド なぜ『フォレスト・ガンプ』は怖いのか>第4回がUPされました! http://ow.ly/arJSW

今回ご紹介するのは、キング・ヴィダー監督の『摩天楼』です!

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2012-04-22 枡野浩一の短歌の本が2冊

歌―ロングロングショートソングロング

歌―ロングロングショートソングロング

すれちがうとき聴いた歌

すれちがうとき聴いた歌

枡野浩一君の本が2冊出ました。

こんな短歌が集められています。

少しって言葉は安易 安易だが少し淋しい気持ちで歩く

セックスを一回したら死ぬような人生ならば楽だったのに

文章に書ける程度のかなしみを綴って君に見せておやすみ

「それ言っちゃおしまい」ならばおしまいになればいいって思う(おしまい)

2012-04-21 映画秘宝は本日発売です!

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映画秘宝6月号は本日発売! 

町山智浩の記事は、みうらじゅんさんとの『総天然色ウルトラQ』放談の採録と、DVD特集で石熊勝巳さんと対談。

USAレポートで『ザ・レイド』を紹介し、連載「オトコノコ映画館」は『狼は天使の匂い』です

映画秘宝 2012年 06月号 [雑誌]

映画秘宝 2012年 06月号 [雑誌]

2012-04-19 月刊小説すばるで「エターナル・サンシャイン」

f:id:TomoMachi:20120423153302j:image:w360:left月刊小説すばる町山智浩が連載中の「オクテのための恋愛映画」、今月は「エターナル・サンシャイン」について書きました。

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小説すばる 2012年 05月号 [雑誌]

小説すばる 2012年 05月号 [雑誌]

2012-04-18 アフガン帰還兵『ヘル&バックアゲイン』

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月刊サイゾーの連載「アメリカがわかる 映画がわかる」、今月はアカデミー・ドキュメンタリー映画部門にノミネートされた『Hell And Back Again』について解説しています。

アフガンの激戦地から負傷して故郷に帰ってきた兵士の希望なき日常を戦場と並行させて描きます。

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サイゾー 2012年 05月号 [雑誌]

サイゾー 2012年 05月号 [雑誌]

2012-04-17 インドネシアのヤクザ・マンション死亡遊戯『ザ・レイド』

f:id:TomoMachi:20120419072741j:image:w360:leftTBSラジオ「たまむすび」、本日3時から、インドネシア映画『ザ・レイド』について話します。

予告編

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2012-04-16 「アポカリプス」の現場に行ってきました

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「アポカリプス」の舞台になったマヤの神殿に行ってきました

2012-04-04 「90年代アメリカ映画」に寄稿してます

発売中の「90年代アメリカ映画」芸術新聞社で、町山はアカデミー賞とミラマックスについて語ってます。

2012-04-03 「たまむすび」第一回はインド映画『ロボット』

f:id:TomoMachi:20120403135317j:image:w360:leftTBSラジオ「たまむすび」、町山智浩は毎週火曜日午後3時から出演します!

今日は、5月から日本公開されるインド映画『ロボット』を紹介します!

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ポッドキャスト↓1週間限定です!

http://www.tbsradio.jp/tama954/machiyama/

2012-04-02 『ドライヴ』のパンフに原稿書きました。

『ドライヴ』のパンフに原稿書きました。

君を連れて夜中じゅうドライブしたい

君に君が聞きたくないことを話したい

君の中に何かがある 

説明しにくいことが

 ユーロなエレクトロ・ビートと加工されたボーカル。ロサンジェルスの夜に筆記体で書かれるタイトル。Drive その色はネオン・ピンク。

 このセンスはどこかで観た記憶がある。『卒業白書』(83年)だ。トム・クルーズ主演のダークでエロティックな青春映画で、ドイツのプログレ・グループ、タンジェリン・ドリームのシンセサイザーと、シカゴの夜景で始まる。クレジットタイトルの色は紫だが、ポスターのロゴはネオン・ピンクで、しかもDriveと同じ筆記体だった。

「80年代、俺はハリウッド映画のプロデューサーだった」『ドライブ』のヤクザ、アルバート・ブルックスは言う。「セクシーなアクション映画だ。批評家にヨーロッパ的だと言われたよ」

 このセリフは『卒業白書』など、80年代の『スカーフェイス』『ザ・クラッカー』、それにテレビの『マイアミ・バイス』などの、ピンクのネオンとデジタルビートの犯罪モノ、いわゆる「ネオン・ノワール」を指している。つまり、このセリフは『ドライブ』という映画のスタイルの源流を告白している。

 ジェームズ・サリスの小説『ドライブ』は、『ザ・ドライバー』(78年)に大きな影響を受けている。どちらも主人公は逃走車運転手で、名前は最後まで明かされない。『ザ・ドライバー』の脚本・監督ウォルター・ヒルは、セルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウェスタンでクリント・イーストウッドが演じる「名前のない男」の引用だと語っており、ドライバー役のライアン・オニールに西部劇のガンマンが使うコルトSAAを持たせている。

『ドライブ』が最初の予定通り、ヒュー・ジャックマン主演、ニール・マーシャル監督で映画されていたら、きっと『ザ・ドライバー』へのストレートなオマージュに満ちた、しかし凡庸な映画になっていただろう。マーシャルは『マッドマックス』シリーズへのオマージュだけの映画『ドゥームズデイ』を作ったような映画オタクだから。ところが、この企画を引き継いだニコラス・ウィンディング・レフンは、肝心のカーチェイスすらほとんど見せず、観客から「期待してたのと違う!」と訴えられたほどの奇妙な映画にしてしまった。

『ドライブ』は、セリフが数えるほどしかない『ザ・ドライバー』よりもさらにセリフが少ない。ケリー・マリガン曰く「私とライアン・ゴズリングが黙って見つめあってるシーンばっかり」なのだ。その代わり、セリフ以外のものが語る。

 まず色。ドライバー(ゴスリング)の青い眼、青い服、整備工場の青い壁……。イレーヌ(マリガン)の赤いベスト、セーター、アパートの赤い廊下……。画面はいつも、冷たい青や緑と、暖かい赤や黄色やオレンジに塗りつぶされる。その二色のコントラストは、ドライバーの冷たい暴力と、イレーヌの暖かい日常の対立でもある。

 出会ってはいけないその二つが交差する。ドライバーの職業を聞いたイレーヌが「危険?」と尋ねる。それは二人の関係をも意味している。

 ドライバーがイレーヌの息子とテレビを見ている。「どっちが悪役か、わかるの?」「サメだから」サメSharkには「借金取りのヤクザ」という意味もある。後でイレーヌの父親は息子の眼の前で借金取りに半殺しにされる。

 イレーヌの夫の出所祝いパーティで流れる歌「アンダー・ユア・スペル」の歌詞は、彼女のドライバーへの思いを代弁する。

 食べられない 眠れない

 あなたのことしか考えられない

 レフンが引用する映画は普通じゃない。たとえば、ドライバーが背負うサソリ。それは、ケネス・アンガーの『スコピオ・ライジング』(63年)で繰り返されるサソリのイメージを思い出させる。これはハーレー・ダヴィッドソンに乗るバイカーを描いたアート映画の古典で、既成のポップ・ソングに主人公の気持ちを語らせるテクニックの先駆と言われる。また、ドライバーが語るサソリとカエルの話は、『アーカディン/秘密調査報告書』(55年)で、監督でもあるオーソン・ウェルズが語る話である。ニール・ジョーダンの『クライング・ゲーム』にもこの話が出てくる。

 ストリップ・バーの控室でドライバーが敵を拷問している最中、周りのストリッパーたちはまったくの無表情で動きもしない。これはデヴィッド・リンチの『ブルー・ベルベット』(86年)で暴れるデニス・ホッパーと無表情なダンサーたちのシーンの引用だろうか。ちなみにそのシーンは本編ではカットされ、DVDの付録で蘇った。ストリッパーの一人が退屈そうに自分の乳首にライターの火を近づけると、なぜか蝋燭のように乳首が小さく燃える。奇妙な奇妙なシーンだ。

 美しくも惨たらしいエレベーターでのキス。ライティングの絶妙な動きに注意して観てほしい。エレベーターのドアが閉まった時から、ドライバーは人間ですらなくなってく。レフン監督はアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『エル・トポ』(70年)に影響を受けたという。『エル・トポ』は「名前のない男」のキリスト的イメージをさらに推し進め、西部のガンマンが「死」を経験して救世主として復活する。

 最後に流れる歌は「リアル・ヒーロー」。

 あなたは証明して見せた

 普通の人間であることと

 本当の英雄であることを

 様々な影響を受けながらも『ドライブ』は結局、どんな映画にも似ていない。誰も見たこともないものを見せてくれる、100分間のドライブなのだ。

2012-04-01 新宿中央公園でお花見でした

ロッキン・イン・ザ・パンダワールド

ロッキン・イン・ザ・パンダワールド

ギターパンダこと山川のりをさん、西寺郷太さん、マキタスポーツさん、飯田和敏さん、島田裕巳先生、津田大介さん、中野貴雄監督、掟ポルシェさん、下田卓さん、加藤賢崇さん、しまおまほちゃん、吉田豪ちゃん、樋口毅宏くん、コンバットREC高橋ヨシキ、ギンティ、パトリック、ギターで参加してくれたナカノくんにきんたまくん、その他、お花見に来てくれた皆さん、ありがとうございました!

お花見で集めた募金の合計額は10万2515円となりました。

日本ユニセフの東日本大震災緊急募金をに寄付させていただきました。

震災で被害に遭った子供たちのために役立てられます。

http://nknkrocks.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-7f73.html

↓画質が映画みたいですね

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