狂気としか言えない民主党政府幹部とメディア

プーチンに暗殺されたロシアのジャーナリスト アンナ・ポリトコフスカヤの著書を読んだとき
チェチェンの傀儡政権の愚鈍きわまる大統領の乱痴気騒ぎや、おもねりや、良識ある部下への
辱めをあきれて読んだものでしたが、日本もまったく同じであることに気づいてしまった
今日この頃・・・。


先日の首相の晩御飯で、すきやきしゃぶしゃぶの岡半での会食にちょっと触れましたが、それは
こんなふうなものであったそうな。
「16日に首相公邸で行われた改造内閣の全閣僚と与党役員らによる勉強会」のあと・・・。


日刊ゲンダイ
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http://gendai.net/articles/view/syakai/128403
「岡半」で仙谷前長官の“誕生祝い”!?
2011年1月18日 掲載
ノー天気…公邸勉強会の後


 (略)
 この日の勉強会は、通常国会に向けた11年度予算案や政策課題の認識共有が目的。
しかし、時間はわずか1時間半で終わり、すぐにホテルニューオータニ内のすき焼き、しゃぶしゃぶ店
「岡半」で親睦会名目の大宴会が開かれたのである。


「1人前およそ2万円の高級店。参加者はロの字形に座り、酒を飲んで大騒ぎでした。
途中、15日に65歳になった仙谷前官房長官のバースデーケーキが用意され、皆でハッピーバース
デーを大合唱。紫系のシャツ、ノーネクタイの仙谷氏は終始ご機嫌でした。
ほかにも鹿野農相や福山官房副長官、城島政調会長代理、安住国対委員長など、誕生月が1月の議員に
対してハッピーバースデーで盛り上げた。勉強会? 『べ』の字も出ませんでしたよ」(民主党事情通)
 (略)

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皆で仙谷前官房長官のハッピーバースデーを大合唱・・・・
あいた口がふさがりません。



彼らの「政敵」小沢一郎はといえば、その翌17日の夜ですが、割り勘でフリージャーナリストと懇談会。


田中隆作ジャーナル
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http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/181309068.html
小沢元代表「僕の支持者は微動だにしない」 


小沢一郎民主党代表が17日、都内の料理屋でフリー記者らと懇談した。
記者クラブメディアや菅執行部が「離党」「議員辞職」と喧しいなか、小沢氏は政治や人生を縦横に語った。


 筆者は懇談会・開始時刻の夕方6時より数分前に会場の料理屋に着いた。
小沢氏はすでに来ていて、先着のフリー記者らと冗談を言い合っていた。
マスコミが喧伝する倣岸不遜さはかけらもない。


 ジャーナリストの江川紹子氏が「これだけ叩かれても頑張ることができるのはどうしてか?」と尋ねた。

 小沢氏は「それは支持者がしっかりしているから。僕の支持者は微動だにしない」と話し、
マスコミに右顧左眄する最近の政治的風潮を嘆いた。


 「民主主義の基本は選挙」が小沢氏の政治哲学だ。民の声を政治に反映させる最大の機会が選挙なの
である。


 若かりし頃の小沢氏は国会会期中、選挙区に帰らなかったという。
その代わり夏休みは2ヶ月間ベタッと張り付いて有権者の家を一軒一軒訪問したのである。


 小沢氏は自民党幹事長時代、鶴田浩二の「傷だらけの人生」がオハコだったそうだ。

♪何から何まで真っ暗闇よ。筋の通らぬ事ばかり。右を向いても左を見ても馬鹿と阿呆の絡み合い。
どこに男の夢がある。♪


 「今の永田町こそ、この鶴田浩二の歌がぴったりじゃないですか?」と筆者は聞いた。
 「お天道様がちゃんと見てるよ」。
強制起訴だ、離党勧告だと騒がれても平常心を失わない小沢氏の姿勢を象徴する言葉だった。



居酒屋懇談会は『割り勘』でした
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この懇談会への小沢一郎出席については、フリージャーナリスト上杉隆氏がつぎのように
経緯を記しています。記者クラブ制度打破のための活動の一環であると位置づけています。



ダイヤモンドオンライン
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http://diamond.jp/articles/-/10824
フリージャーナリストらによる「小沢一郎懇談会」開催の意図と経緯を語ろう


1月17日月曜日、フリージャーナリストらによる「小沢一郎懇談会」が開かれた。
赤坂の料理屋「むさし坊」、割り勘での意見交換会である。


 会合の直後から、想像を逞しくして、その政治的な意図を探そうとする輩が頻出している。
ツイッター上では信じがたい陰謀論も横行している。


 本来は、懇談があったこと自体すら表に出す必要もない。
だが、それでは記者クラブメディアと同じだという批判も少なくないのは確かだ。


 それに、参加したジャーナリスト、あるいは不参加だったジャーナリスト、その他すべての
フリーランスの名誉のためにも、降りかかったいわれのない誤解は解いておかなければならない。
それはコーディネーターとしての筆者の責務でもあろう。


(略)


○小沢氏に懇談を頼んだ理由とフリーランス側の参加基準は

 実は小沢氏こそ、自民党を離党した直後の1993年から、一貫して記者会見をオープンにすべきと
主張し、それを実践してきた政治家に他ならないからである。

 その彼に政権交代後の現状を説明し、状況を知ってもらい、また、逆に彼の情報公開等に関する政策
を聞こうというのが、今回の会合の趣旨であった。(略)


まず第一陣として声を掛けたのは、野党時代の民主党代表・幹事長会見から出席を続けながらも、
いまなお会見で不公平な扱いを受けている数名のフリーランスのジャーナリストやライターたちだ。

 とりわけ、一昨年の9月に首相官邸前で門前払いを食らい、さらに普段、小沢氏との接触がほとん
どできない記者たちから優先的に声を掛けさせていただいた。


神保哲生氏、田中龍作氏、村上隆保氏、島田健弘氏、畠山理仁氏、亀松太郎氏、小川裕夫氏、
そして筆者を加えた8人である。


(略)

○小沢氏は増員を快諾、会場の定員ぎりぎりの13名に

 だが、可能ならばもう少し参加者を増やしたい。目的も、取材方法も、価値観も、立場も違うが、
ともに苦労をしてきたフリーランスはまだまだたくさんいるのである。


 じっくりと少人数で話をしたいと言っていた小沢氏だったが、あっさりと増員を許してくれた。
よって、会合場所の定員である13名ぎりぎりまで誘うことにしたのである。


そこで第2陣として声掛けをさせてもらったのが、政権交代後の約一年半で記者会見オープン化の
ために積極的に動き、また閣僚の会見などで、国民の知る権利や情報公開等に関する質問をした
記者たちであった。

 それが、岩上安身氏、七尾功氏、江川紹子氏、寺沢有氏、伊田浩之氏である。


追加も全員参加の回答を得て、この時点で定員の13名に達してしまった。


 もちろん、公的な会見に参加し、また出ようとしているジャーナリストやライターがまだたくさん
いるのは知っている。だが、すべての者にチャンスを作ることは、月曜日の時点では不可能になった。


 そこで小沢氏に事情を話し、今後もこうした機会を設けることを約束してもらった。
さらに、一部参加者からの依頼により、今回の会合の内容をもオープンにすることの了承を得たのだ。



○“懇談内容のオープン化”は筆者の議員秘書経験でも初耳


 国会議員秘書経験のある筆者からしても、懇談内容をオープンにしていい、という政治家は聞いた
ことがない。


 もちろんこれがすべてではない。だが、先にも述べたとおり、小沢氏がクローズな政治家という
印象は、しょせん記者クラブメディアが作った虚像に過ぎないと疑うに十分なエピソードではないか。


「ちょうちん記事を書いてくれとは言わない。批判してもらってもかまわない。フェアにやろうと
いってきたんだ」


 こう語る小沢氏だが、記者会見のオープン化に関して、ひとつだけ気に掛かっていた発言があった。



それは1993年、小沢氏が語ったとされ、新聞やテレビなどで再三報じられることになった
「記者会見はサービスだ」という発言である。


 偶然にも記者会見をオープンにした年の発言である。となると小沢氏は矛盾していないだろうか。

 その点を質すと、小沢氏はこう返した。


「僕は記者会見は公共サービスだと言ったんです。政府や政党の会見は公のものでしょう。
だから、新聞やテレビの記者諸君で独占するのはおかしい。公財である記者会見を公共サービスであり、
公平に雑誌や海外メディアの諸君にも参加してもらおうといったわけだ。それがまったく逆の意味で
使われたわけなんです」


 懇談内容は、それぞれの記者たちがそれぞれの方法で報じるかもしれない。
それに対しても、小沢氏は事前のチェックを入れないという。


 果たして、この四半世紀、記者クラブメディアの報じてきた「小沢一郎」とは何者だったのか。

(略)


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昨夜、上杉隆氏の筑波大学での講演ustream中継を聞きましたが、日本の記者クラブ制度というものが
いかに国益を損なっているか、指摘していました。アーカイブがあったらここにも紹介したい
のですが、外国からの記者に対しても門戸を閉ざしているために、向こうからも相手にされず
こちらから発信したことも、世界にひろがっていかない。びっくりするような事例をいくつも
話していました。


さて、そのタコツボジャーナリズムの上にのっかって酒池肉林の日々を送っている現民主党幹部
と政府ですが、ウィキリークスで、菅政権が米国のご意向であることがはっきりしました。
一月二十日づけの東京新聞こちら特報部で、それを追跡しているらしい。



天木直人のブログ
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http://www.amakiblog.com/archives/2011/01/20/#001803
2011年01月20日
ウィキリークスが暴露した米公電が示す、米国が小沢・鳩山を切り捨てた瞬間 



 今日1月20日の東京新聞の「こちら特報部」は全国民必読の記事だ。

 そこにはウィキリークスが暴露した米公電の中に、米国が鳩山ー小沢
民主党政権を切り捨てて菅民主党政権を傀儡化しようとしていた証拠
が明らかにされている。


 米国が菅民主党政権を支持しているということはもはや馬鹿でも
わかる。様々な形でそれが指摘されてきた。



 しかし米国の機密公電を引用してその証拠を明らかにした東京新聞
こちら特報部」の記事は、その中でも決定版だ。


 それにしても菅首相はどこまで国民を愚弄するのだろうか。

 今日20日、都内の講演で「外交の大方針」演説をするという。

 そんな演説は聞くまでもない。官僚や御用学者が書いた対米従属のてんこ
盛りである。


 もうすぐ国会が始まり、国民の前で施政方針演説や外交演説を行なうはず
なのに、それに先駆けて講演で対米従属大方針を発表する。

 どこまでも国民を愚弄した菅首相だ。

 まるで中南米や中東の傀儡政権のごとくだ。



 しかし世界の歴史は証明している。

 国民よりも米国に顔を向けた傀儡の末路は国民の手で引きずり下される
ことを。

 そのまえに菅首相は身を処すべきである・・・

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ネットニュースの見出しだけ見ても、石川議員が自供を強制されたとして
ICレコーダーを証拠提出したり、今朝は陸山会事件で大久保秘書を取り調べた
前田元検事の調査書を証拠から取り下げたり、こういう動きがあるにも関わらず
岡田幹事長が小沢氏を国会招致するとか、離党勧告するとか・・・


そして、それを大大的に報ずるメディア。


では、今回もフロクとして、茂木健一郎氏のツィートを。

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昨年は日本の現状に怒りを覚えていたけれども、今年になって諦めと、恐怖を抱くようになった。
中枢にいる人たちが、何を言っても馬耳東風、木彫のように動かない。
このままでは、きっと何ものかの「崩壊」が近い。
11:47 PM Jan 18th webから


新聞の政治部、これだけいろいろ言われているのに、よくも相も変わらず同じような紙面を作れるよな。
学生運動の立て看みたいな、伝統芸の世界。それが日本を動かしている(という勘違いをしていて、
実際に動かしている)んだから、本当に恐ろしい。ゾンビみたいだ。


んだ、んだ。 @phyniusfirefly 政治報道の中身から、政治家の名前を消してみるといい。自分たちが
どれだけ政策に関する報道をしていないのかがよくわかると思う。”今月中にピーは強制起訴される
見通し、民主党はピーを議決する方針、自公はピーを追求・・・”


ecoyoko 丸山真男が、日本の新聞社の「政治部」は正しくは「政界部」と呼ぶのがふさわしいと
書いたのは1964年。QT @kenichiromogi 新聞の政治部、これだけいろいろ言われているのに、よくも
相も変わらず同じような紙面を作れるよな。学生運動の立て看みたいな、伝統芸の世界・・・


あのさ、新聞、テレビの「政治部」(「政局部」?)のおのおのがた、何度も言ってわるいけど、
日本の課題のうち「政倫審」とか「喚問」のしめる割合なんて、1%もないぜ。なぜにアホの一つ
覚え? アタマの中に誰かいる? Anybody home? いい加減にサラセン帝国!


「政治部」の人たちに視力検査です。少子高齢化、PPT、安全保障、孤独死、教育問題、小沢問題、
エネルギー安全保障、地方分権化、東シナ海、アジア共同体、レアアース、日本の就活、日本の国際化、
高速道路、新幹線、医療費。小沢問題だけフォント大きいのなぜ? あんたら、ひょっとしてアホ?


菅、岡田の民主党執行部は、小沢一郎さんの生き血を吸って生き延びようとするドラキュラみたいだなあ。
おーこわ!


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