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東京ひつじタワー3

2015-06-07 今と遠く このエントリーを含むブックマーク

今と遠く

トルコ旅行記を書き始めました……半年前以上前から。全然書き終わらない。遅筆すぎる。

そのうちトルコだけじゃなくて他の土地のことや、今の暮らしのことも書きたいと思いつつ、完全に夢想だけで終わりそうです。

2012-01-26

[]月と背中 月と背中を含むブックマーク

今年の正月に目にした、なんでもない光景が忘れられない。



郊外の街はずれにある温泉施設に行ったのは、丁度、陽が山の端に落ちた頃だった。

わたしは、他の湯より一段高い位置に設置されている、露天の風呂釜に浸かった。


頭上に月があった。

薄い鱗雲の向こうに、じんわりと滲むように白く光っている。


別の方角の、少し低い位置には星。木星だろうか。

わたしは宇宙が好きな癖に、星座にはあまり詳しくない。


かなり長い時間、月と星を見ながらぼーっとしていた。

どうやら釜は湯温が高いことを理由に敬遠され気味のようで、まるで誰も入って来ない。

湯釜から体を少し出すと、わたしの体から白い湯気があがる。

それが湯釜から立ちのぼる白い煙と一緒になるのが楽しいなと思って、体をお湯に沈めたり、出したりしていた。


体格の良いおばさまと、小さな女の子の2人連れがやってきた。

おばさまは最初女の子に数を数えさせたりして遊んでいたのだが、ふと空を見上げて、「あ、ほら月だよ」と立派なダミ声で言った。

「ホントだー!!」

「きれいだね。あっ、あっちには星だよ、見てご覧。」

「ホントだー!!!お星様ー!」

2人とも月をよく見ようとしてか、体は完全に湯から出ている。

大きなでっぷりした背中と、痩せた小さな背中。それぞれから白い湯気が流れて、深い紺色の空に溶けていく。


ただ、ただそれだけの光景だ。この話にオチはない。解釈すべき意味もない。

ただ、ただ。

2つの背中の後ろで、わたしは泣いた。

2011-12-30

[][]波照間島への旅 波照間島への旅を含むブックマーク

やぁ皆さんこんにちは。もうこのブログ更新しなさすぎて何の為にあるんだかわからなくなってきましたね……。

でも「誰も見てなさそうなところに記録する」ということはたまにしたくなる行為です。


さて、10月の上旬に沖縄にいってきました。

なんとこの年齢にして初沖縄です。ワーイ。

石垣島(主にハブとして使っただけ)、竹富島波照間島、本島という順番でうろつきました。


石垣島に着いたときは猛烈な嵐で、船なども出ておらず、「よもや明日も嵐なのでは」と思っていました。

実際次の日の石垣島も相当お天気は悪かったのですが、竹富島に着いたとたん恐ろしい勢いで晴れたので、

ぼーっとしていたわたしは背中を火傷レベルで日焼けしてしまいました。数日間、痛くて寝れなかったくらい。

まぁそんなこともありつつ、沖縄であったことやら感じたことをここに文章に……していると数時間かかりそうなので、写真を何個かのせて誤摩化します。







ものすごくたくさん、思うこと、感じること、あったのですが、言うことを1つだけに絞るとしたら、波照間島のニシ浜の美しさです。

波照間島は、有人島では日本最南端の島。

わたしがずっといきたかった、南の果てです。

わたしはそもそも「海に入る」という行為すら初めてだったのですが、

ニシ浜の海を見たとき、そして海のなかに入ったとき、「ここが死後の世界か」と思いました。

あんなに美しいものを見たことがなかったと、思う。

その空間に美しいものしか存在していなくて、自分がそのなかにいて、それがどんどん押し寄せて来る。

言葉にならない。

言葉はいらない。

きっとその感情を、昔の沖縄のひとは「ニライカナイ」という言葉にしたのでしょうね。

わたしはきっと、その入り口の門の手前にいたのだ。

2011-07-20

[][]常夏の国、食べもの編 常夏の国、食べもの編を含むブックマーク


やっぱり旅のわかりやすい醍醐味と言えば食べ物!

なのですが、実はわたし、今回はそんなにすごい勢いで食べていたわけではありません。

なぜなら2日目の朝以降壮絶にお腹を壊していたから……。

原因はわかりませんがおそらく水、あるいは香辛料、そしてシンガポールの建物やバスのアホみたいに強いクーラー

クーラーに「あなた何をそんなに冷やしたいの?マグロ?」と問いつめたいくらい強かった。

いやもちろん長袖羽織ってましたよ……でも夏物じゃだめだった(;-;)



あっ話が逸れてしまいました。

ではでは、今回の旅行のおいしかったものベスト3はこちら。


1位:雲呑麺(ワンタンミー)/HONG SHENG 鴻昇茶餐室(マラッカ)


まず最初に、マラッカの情報はほぼ全てこちらのWebサイトで調べました。

情報量が豊富で本当に助かったです。


このワンタンミーのお店も、こちらのサイトで知って行ってみました。

ホテルから歩くこと、20分くらいだったかな。


とにかくこの旅ではひたすらiPhoneのお世話になりっぱなし……。

正確にはiPhoneに入ってるgoogle map様にお世話になりっぱなし……。

もう現代の羅針盤だよね。あまりロマンは無いけれども。


途中の道ではたくさんのやせた猫や、淋しそうな犬も見かけました。

あと腐った下水のにおいも記憶に残っています。


お店は道路に面してわーっと開けていて、なんというか屋台のお店に屋根がついているバージョンとでもいったらいいのでしょうか。

あるいはオープンテラス。

上記のサイトを参考にして、ワンタンミーのドライ、ノーチリ!で注文しました。

特にメニューとか貰わなかったし、きっとこのお店はワンタンミー1品勝負のお店なんじゃないかな。


で、注文したワンタンミーはこちら。


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うおおおおおいしいー!!!!!

麺にコシがあって味付けが絶妙!これはおいしい!

夫によると、わたしは旅の間に「ワンタンミーおいしかった」と10回は言ったそうです。

いや本当にね、おいしかったです……。

日本に帰って来てから1度ワンタンミーの再現を試みましたが、ただの油そばになってしまった。

麺が大事なんだろうな。

またチャレンジします!



2位:肉骨茶(バクテー)/わからぬ……

マラッカからシンガポールに帰ってきた夜に、バス停付近で食べました。

確かアラブストリート?の近くでもあったような気がするけど、このバクテーを食べたあとに「壮絶にタクシーがつかまらなさすぎてぐったり」事件が発生したためそこまで記憶が無いです。

(ちなみにこのタクシーつかまらないのは、シンガポールでは時間帯によっては日常茶飯事らしい。)

バクテーシンガポールで食べたかったものの1つ。

閉店ギリギリのお店にすべりこんでありついたバクテー、肉の出汁がよく出てておいしかった!

でもちょっと味が濃いタイプだったかな?内蔵系のえぐみも強めだった気がする。

今度はさっぱりタイプも食べてみたい。

というか早速今週家で作りますけどね……スペアリブ買ったし……。




3位:チキンライス/Empire Cafe at Raffles Hotel

シンガポールで一番食べたかったのはチキンライス

家でもよく作るけど、やはり本場のは食べたいと思って乗り込んだのに、なぜかチキンライスを食べ逃すこと数日間。

最終日の飛行機に乗る前、Raffles Hotel見物ついでに、Raffles Hotelのカフェで食べました。

おいしかった!

でも3位なのはなぜかというと、鶏もおいしかったのですが、鶏より「ご飯」の方がおいしかったからです。

ご飯はね、本当に香りが上品ですばらしかった。



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(写真はホテル外観です。)


番外編:

■Boiled Fishみたいな名前の料理/故乡川菜酒楼

名前はこんな感じだったと思う。ので、「煮魚……?」的な想像をしましたが、

実際は「地獄の蓋があいた……」とでも形容すればいいような凶悪に真っ赤なスープに、

ネギやその他野菜と魚が入っているようなものでした。

おいしかったです!

このお店では他にも色々辛いものを食べましたが、どれもおいしかったです◎



■チキンスープ/Flavors cafe(マラッカ)

ニョニャ料理のカフェで食べました。

このカフェはお店の中に日光がたくさん注ぎ込むつくりになっていて、かつお店の中に小さな池須のようなものがあって鯉が泳いでいたりして、雰囲気がとても素敵でした。

ナシゴレンもニョニャパイティー(うすいタルト生地の中に切り干し大根が入ったような料理。下の写真。)もおいしかったけど、シンプルなチキンスープが、あっさりしていてとてもおいしかった。


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以上!食べもの紀行でした。

これにて旅の記録はおしまい。

またしばらくブログは更新されないことを予言しておきます……苦笑。

aya.aaya.a 2011/07/29 11:17 ニョニャ料理っていうんだね。おいしそう!! そして、ニョニャパイティーは見た目もかわいくていいね(^^)/ それにしても、海外って近くなったような、まだまだ遠いような。。。いろんな意味で。

amicotoweramicotower 2011/07/29 11:44 中国からマレー半島にわたってきた男性と、現地の女性が結婚して作った混血の文化をプラナカンというらしいのですが、プラナカンで男性のことをババ、女性のことをニョニャというそうです。それでニョニャ料理。
海外、行ったり来たりしている人を見ると「近いんだなぁ」て思うけど、自分が行くとなるとやっぱりそれなりに気構え(?)するので、まだまだ遠いのかなぁ。

AX