芥川賞と直木賞の発表があった。 この賞の選考は、1月と7月と年に2回なので、けっこうせわしない。 それぞれの賞の受賞者は、一人か二人らしいので、毎年数人の受賞者が生まれる。 今回の授賞式が172回目だというから、いったいどれくらいの受賞者がいるのだろう。 だいたいが知らない人が選ばれて、しばらくマスコミの話題になる。 私のように、普段新しい小説を読むような生活をしていない人にとっては、名前を覚えることもなく通り過ぎていく。 今回の記事のタイトルは、こんなものだった。 『芥川賞は「最も過剰な2作」、直木賞「ダントツに高得点」 第172回選考委員会講評から』 book.asahi.com 「最も過…