2011-07-18
■[島天気]超大型とか猛烈とか脅されたわりにへっぽこな台風6号マーゴンが島の遥か沖を通過中

超大型、非常に強い(それ以前は猛烈とまで予報していた)台風6号がただ今、島を通過中。確かにでかい。
テレビでも「超大型です」などと連呼している。
さて、我が島は昨日の夜から強風域に入ったんだけど風下は窓開けててもなんの問題もないぐらいの程度。風上は流石に庭のクワズイモが幹から折れたりしてた。で、目の前の海は荒れ放題でどかどか音が五月蝿いけど、そんなに気にする必要もない。時々土砂降りの雨が降る以外は概ね晴れている。
超大型、非常に強いって脅されたわりにはスカスカでショボ臭い。なにこれ?
もっとも強風域だとこんなもんだし、それに台風の進行方向の左サイドというのは被害がそれほどひどくないんだ。逆に台風の進行方向右側、つまり住んでいる所の左っかわを台風が通る時は気をつけないと酷い眼に遭う。
大型とか超大型というのは強風域や暴風域の面積の大きさを差すので、「強さ」ではない。よく勘違いしてる人がいるけど、超大型のくせにへたれ台風とか、超小型のくせにやたら強くてひどい眼に遭う台風などもある。台風の威力は強さ、つまり「非常に強い」とか「猛烈な」という形容詞で考えないと勘違いする。
さて、今回の台風は「非常に強い」というので暴風域入っちゃったら流石にかなりマズいんじゃないか?と思う。しかしレーダー見ても強風域はスカスカで密度がない為にうちの島辺りなんぞはのんびりしていられる。ピーク時で風速12メートルを記録しただけでこれは冬の天気悪い日の風の程度。島でうわこれかなりマズいなと感じるのは風速20メートルを超えはじめてから。
前回島に被害をもたらした台風2号時のアメダスはこんな
18時頃から風速10ーメートルに変わり、徐々に強くなり22時に15メートル、23時にいきなり26メートルへと突然跳ね上がった。小さい台風だったが強さが強かった、つまり密度の濃い台風だった為にこのような急激な変化となった。この時の最大瞬間風速は46メートル。屋根も飛ぶわけだ。
今度の台風では暴風域に入るのが確実と思われた大東島も結局は入らずに反れた為に暴風域の実質的威力が不明。どれぐらいの密度で巻いてるのか判らない。
水蒸気の密度から考えると強風域はやはりスカスカ。ただ南洋で吸い上げた水蒸気が本土で雲を湧かせて雨を降らせているとしかおもえない光景なので今のところ雨による被害を心配するレベル。
明日は本土南岸を舐めるように移動していくという予報。本土は進行方向左っかわになる為に被害は日本海側を通られるよりはマシだとは思うが、本土の場合雲わかせ装置のお山とか島とは違う状況が色々あるんで土砂災害氾濫被害にはくれづれも気を付けて下さい。特に暴風域にかかりそうな所は早めに風対策も。今回の台風の暴風域がどれくらいなもんだか判らないですが、暴風域ってのは風速25メートル超えるとこなんで流石に怖いです。島ではこの領域に入るか入らないかで対策の度合いを変えます。
ところで、晴れてるのに海が激しく荒れてるわが島。上記の水蒸気写真でも判るように日本海北部に位置した高気圧の乾燥した空気を台風が巻き込んでるのかどうか知らんが、乾燥帯の帯ん中にいるんで晴れているという案配なのかも。ただ、昨日から今日になってもまだ強風圏、明日にならないと抜け出せなさげなので飽きる。「超大型」のいやらしい所は長っ尻という辺りですな。
ところで、高知県室戸岬って強風域すら入ってない時点でも既に風速10メートルはじき出してた。常日頃でも風が強い記録出してる特殊なアメダス地点。今回ピーク時にどれくらいの数字出すかちとwktk
2011-07-16
■[島天気]ちょー大型でモーレツになりそうな台風6号マーゴンがやって来る

タイトルがお軽めにレトロな方向に大げさっぽいですが、この形容詞は正式な気象庁表記なんですよ。台風の強風域の範囲によって「大型(500km〜800km)」とか「超大型(800km以上)」などと言います。で、風の強さの度合いによって「熱帯低気圧」→「台風」→「強い台風」→「非常に強い台風」→「猛烈な台風」 と表記変化するんですね。これ豆ね。豆柴。
さて、前回わが島に来て酷い目に遭わせて去っていった台風2号。小型ながらもフィリピンで猛烈な台風になり勢力があまり衰えず台風慣れした南西諸島で大きな被害を与えて去っていきました。わが島でも倒壊家屋が20軒近く。近所歩いてて全壊した家や屋根が飛んで畑にそのまま落ちてるのを目撃しました。知人の家にいったら庭に面して張り出してある15メートルくらいの軒先がすっかり綺麗に無くなってました。大工さんの家だったので速攻で新しいのが出来てましたが。あとガジュマルが根っこごとひっくりこけたりとかあり得ない被害が続出してましたね。
その台風2号より激しく巨大で強い台風6号マーゴンがやって来るらしいということで(;゚Д゚))))ガクガクブルブルしていましたですね。
今発表のスペックはこちら↓
台風第6号 (マーゴン)
平成23年07月16日21時45分 発表
<16日21時の実況>
大きさ 超大型
強さ 非常に強い
中心位置 北緯 21度55分(21.9度)
東経 137度05分(137.1度)
進行方向、速さ 北西 20km/h(10kt)
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 全域 220km(120NM)
15m/s以上の強風域 南側 1000km(550NM)
北側 650km(350NM)
昼の気象庁予報では台東島付近に接近する時に915ヘクトパスカルになるよという予報でしたが今の予報では最大値は920hPa。しかし風力の勢力は島を襲った台風2号に匹敵してます。更に大きさは激しく巨大です。
デジタル台風トップ http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
衛星画像でみると大きさが判りますが困り果てるほどでかいですね。これがラピュタだったら人口あふれかえった国が植民地にしたくなる規模ですな。
天気図(庵オリジナル)はこんな。
またいい加減な天気図で済みませんが、進路は暴風域が大東島をかすめて屋久島種子島、九州大隅半島南部、四国などの沿岸部を東に移動していく予定(未定)らしいです。いつも居座り台風に睨みをきかせている太平洋高気圧(サブハイ)さぶちゃんがいないもんでフリーダムに振る舞っています。更に梅雨前線が未だにダラクサといるので、刺激された梅雨前線が北の方でどかどか雨を降らせているようですね。
ちゃんとした進路図も貼っとく
気象庁 http://www.jma.go.jp/jp/typh/
本土に最接近する時点での勢力予報は925hPa 風速は50 最大風速は70という沖縄や奄美でも困難来たら大被害だよという規模ですから、ただでさえ長い梅雨で地盤が弱り、新燃岳噴火の影響で灰が降り積もってるとこなどに大きな災害が起きることが懸念されます。
本土に行くにはあまりに強くて大きいので太平洋沿岸上を通るとはいえ逆に勢力が衰えず西日本から関東にかけて、強風域の大きさがでかいんで被害地域が瀬戸内海とか内陸までヤバいんじゃないかと想像してしまいます。
準備を怠らず、強風域が入る前にあらゆることを済ませておきましょう。
「あらゆること」とは
*よしずやすだれ外し(巻き上げててもすっとんでく)
*用水路のチェック(よくある死亡フラグなんで安全な時に)
ゴミ箱を飛ばない所にまとめる。
*植木が折れないように添え木などに縛るなど補強する
*網戸外し(風でもげて飛んでくんだ)
*雨戸の補強(風でもげて飛んでくんで打ち付ける)
*屋根の補強
*土嚢積み 浸水しそうな地帯は。
(風ですっ飛んだり倒れたりしてあとで泣く)
*外飼いの犬は犬小屋ごと家に入れる
(犬小屋は風で飛ぶし、犬も飛ぶ)
暴風域入る地帯はこれ全部やっとくといいです。強風域なら臨機応変に。よしずは巻き上げといた方がいいけどね。












ご無事お祈りしています。
クワズイモの幹がぼっきり折れてしまいました。