第2回全国のJR駅五番勝負(第3回採点)

  問題 判定 解答駅 解答者 所要時分
71 問三 誤答 二川(JR東海東海道本線 mombenar 48:10
72 問四 正答 三郷(JR西日本関西本線 みやこ路快速 48:59
73 問三 正答 人丸(JR西日本山陰本線 みやこ路快速 49:09
74 問三 正答 由比(JR東海東海道本線 EH500金太郎 50:31
75 問五 誤答 稚内JR北海道・宗谷本線) シノレパシクソ 51:40
76 問五 正答 讃岐相生(JR四国高徳線 白桃 52:24
77 問三 誤答 江口(JR四国徳島線 特急とりあたま 56:39
78 問五 正答 山中渓(JR西日本阪和線 mombenar 60:46
79 問五 誤答 様似(JR北海道日高本線 シノレパシクソ 63:58
80 問五 正答 根室JR北海道根室本線 シノレバシクソ 68:21
81 問一 正答 東姫路(JR西日本山陽本線 いろずー 69:46
82 問三 誤答 川田(JR四国徳島線 特急とりあたま 70:29
83 問五 正答 清里JR東日本小海線 特急とりあたま 70:29
84 問三 正答 大月(JR東日本中央本線 特急とりあたま 71:12
84 問四 正答 山崎(JR西日本東海道本線 特急とりあたま 71:12
85 問四 誤答 小倉(JR九州鹿児島本線 かじき 71:30

みやこ路快速さん、EH500金太郎さん、白桃さん、シノレパシクソさん、特急とりあたまさんが完答し、完答者は11名になりました。
アナグラムヒントの解凍文です。
第1回

問一 愛消えたらし(あいきえたらし) 新しい駅(あたらしいえき)
問二 太閤が評価(たいこうがひょうか) 標高が高い(ひょうこうがたかい)
問三 ドジの民活(どじのみんかつ) 漢字の密度(かんじのみつど)
問四 お札は顔(おさつはかお) 大阪発(おおさかはつ)
問五 京から唐(きょうからとう) 東京から(とうきょうから)
共通 千葉で引見(ちばでいんけん) 県で一番(けんでいちばん)

第2回

問四 地下に多い傘(ちかにおおいかさ) 大阪に近い(おおさかにちかい)
問五 京都と鬼言う(きょうととおにいう) 東京に遠い(とうきょうにとおい)
共通 退路計算(たいろけいさん) 最短経路(さいたんけいろ)

誤答された方、再解答をどうぞ。多くの方が完答できるように、今後は随時採点し、このページの表に追加してゆきます。

第2回全国のJR駅五番勝負(終了)

21時になりましたので、第2回全国のJR駅五番勝負を終了し、共通項を発表します。

問題 共通項 想定解数
問一 都道府県で最新の駅(移転改称は含まない) 58
問二 都道府県で標高が最も高い駅 46
問三 都道府県で駅名の漢字画数が最も少ない駅 60
問四 都道府県で大阪駅に最も近い駅(JRの最短ルートの営業キロによる) 46
問五 都道府県で東京駅に最も遠い駅(JRの最短ルートの営業キロによる) 47

全想定解及び解説は、全国のJR駅五番勝負解答状況からリンクしています。
全問共通のアナグラムヒントで提示したように、今回は46都道府県問題で統一しました。想定解数が必ずしも46でないのは、複数の「一番」があるためです。これが迷彩となり、難易度を高めたようです。もう一つの特徴は、共通項が把握できても、該当駅を調べるのが難しい(手間がかかる)問題としたことです。これは、ヒント提示後も誤答が頻出したことにあらわれています。「鉄」に有利な、鉄分が濃い出題でした。
問題別にみると、問一は開始当初調査不足の誤答が続きましたが、比較的易しい問題でした。今年の4月1日に開業したJR6社の最新駅郡山富田がヒントになったと思われます。上越妙高は、脇野田の移転改称ということで非該当駅に挙げました。しかし、移転改称したのはえちごトキめき鉄道の駅であり、JRの新幹線駅としては新設で、適当ではなかったかもしれません。
問二は調査が難しいと思っていたので、難易度が5問中最も低かったのは意外でした。駅の標高を記した図書は見たことがないのですが、ネット検索してこのページを見つけ、各県のデータも記載されているので出題しました。解答者もこのページを参照されたのでしょうか。
しかし、「このランキングは本サイトに登録してある駅データを対象とした順位です。値は正確に測量されたものではありませんので誤差があります。」とあり、群馬県のランキングに、解答のあった大前が記載されていません。wikipediaには標高が記載されており、万座・鹿沢口よりも高いことを確認し、正答としました。他の想定解に間違いがあれば、ご指摘ください。
問三は、非該当駅をヒントにしたつもりですが、問五についで難しかったようです。カタカナを含む駅とひらがな駅を対象から除外しました。問題駅の千葉県の旭に対し、高知県の旭は十川に次ぐ次点で該当しません。これにより県別であることを示したつもりです。なお、北海道の三川の解答がありましたが、新潟県の三川も該当します。
問三の出題のため漢字辞典オンラインを使用して、4500の全JR駅の画数を調べました。最少は、長野県・乙女と愛知県・乙川の4画(乙は1画)、最多は須磨海浜公園の64画。
問四と問五は、大阪と東京、近いと遠いの対称問題としました。共通する該当駅は湯河原と大聖寺だけで、これを問題駅に入れました。近い・遠いの判定は、JRの最短経路の営業キロを基準にしました。列車の走行ルートと異なるところがありますが、紛れがなく、一義的に定まります。
問四の該当駅は、大阪駅に最も近い福島を除き、すべて県境を越えたところにある駅です。北陸新幹線開業による並行在来線の分離で日本海縦貫ルートがなくなり、大阪発の最短経路は大きく変わりました。大阪発ルート図に示すように、木古内までの最短経路は、東海道本線で岐阜まで、美濃太田、多治見、塩尻、松本、長野、飯山、越後川口を経由し、宮内から旧縦貫ルートになります。解答はありませんでしたが、群馬県安中榛名、埼玉県神保原、東京都高尾、山梨県小淵沢などは、意外な該当駅です。
問五の該当駅は次の3種類あり、問四よりも難易度を高めた理由とおもわれます。

  1. 県境の手前の駅(大津港、木曽川、鵜殿、讃岐相生、福島高松など)
  2. 盲腸線の終着駅(三厩奥多摩、境港、志布志、枕崎など)
  3. 環状ルートの等距離分水嶺の前後にある駅(南三原、高山、下川合、蓬莱、白浜、阿川)

2.の中には、接続している路線が非JRで、JR路線としては盲腸線の形状になっている好摩、若井及び姪浜が含まれます。3.のうち、蓬莱と隣接する志賀の差はわずか0.1キロです。解答は、厳密に計算せずに感覚的に解答できる1.と2.が選択されたようです。そのなかで、非該当の中部天竜に誘導されたとはいえ、下川合の選択には敬意を表します。
想定解数が47なのは、鹿児島県の志布志と枕崎が1521.4キロでトップを分け合っているためです。東京発ルート図に示すように、両駅までの経路は、名古屋以降木津、京橋、大阪、相生(赤穂線)、東岡山を経由、以降山陽本線で九州に入り、志布志へは順路の日豊本線日南線経由、枕崎へは鹿児島本線筑豊本線鹿児島本線九州新幹線指宿枕崎線経由となります。
なお、和倉温泉が非該当なのは、金沢・津幡間が第3セクターで、JRの路線としてつながっていないからです。大湊線も孤立路線で、対象外です。
第1回からは減少しましたが、参加された解答者のみなさん、ありがとうございました。第3回は3月に開催しますので、よろしくお願いします。
追記(12月5日):感想をコメントしていただきましたので、こちらでレスします。
問一の奥津軽いまべつは、上越妙高以上に新設ですね。想定解を七戸十和田から変更します。国鉄時代は、駅の新設・改称は公示され、鉄道公報に掲載、官報に転載されていたのですが、民営化後公式取扱いを確認できなくなりました。
問二が難しいと考えたのは、共通項ではなく、該当駅の探索です。みなさん、どこで調べたのでしょう。Nさんご紹介の「駅データ」は会員登録してダウンロードしましたが、文字化けしていて読めませんでした。