ブルンゲルトリパ2

個別解説や使用感、改良点などをまとめ。
パーティ解説はオフ当日の朝にざっくりと書くだけで、最低限の説明しかできないのです。
なのでこちらと合わせてどうぞ。


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ブルンゲル
性格:ひかえめ
努力値:252-0-60-196-0-0
実数値:207-×-98-143-125-68
(備考:素早さ個体値が6,7)


HCベースの配分、特攻を11nになる値にして余りを防御へ。
素早さがやや特殊で最遅ではない、トリル下ではカポエラーブルンゲルの順に動く。


しおふきの命中率が安定していて、きあいのタスキを持たなくてもいい耐久力。
この2点がトリルシャンデラと比べたメリットだと言えますね。
熱風は90%の外れが負けに繋がる試合がどうしても出てきますが、しおふきは外れません。
その代わりに威力が不定ですが、自己再生で一応それもカバーできます。


ジュエル雨しおふきの威力は、等倍なら大体のハッサムを1発で落とせるほど。
この2.25倍のしおふきは1発しか打てないものの、
序盤の高火力の全体技は試合の流れを掴みやすいです。
ギャラドスクレセリアの急所に当てたから勝ったーみたいな。


呪われボディは後述のナットレイと組み合わせる事で強さを発揮。
雨パに対してのストッパーでもあるので貯水でも悪くはないのかな。
(選出数:10/11戦)



カポエラー
性格:ゆうかん
努力値:252-252-4-0-0-0
実数値:157-161-116-×-130-67



トリパや技の性質上、先手で攻撃しやすいためHA振り。
ジュエル不意打ちで無振りシャンデララティオスを高乱数1発。


トリル下でインファイトで殴っていくというよりは、
威嚇で相手の攻撃力を下げてナットレイが受ける格闘技のダメージを減らしたり、
不意打ちでトリルが切れた後でも圧力をかけられるのがメインの使い方なんでしょうね。
猫騙しを使える格闘タイプはたくさんいるものの素早さ的に後手に回らないと動けず、
非トリル下での行動手段を確保できているカポエラーはトリパに適任だと言えます。


また格闘タイプなどユキノオーバンギラスに強いポケモンに、
雨乞いのような手動天候を仕込むととても効果的な補助技になると考えてたり。
ブルンゲルカポエラーから構築をスタートさせた以上、雨しおふきの展開自体も多かったです。
(選出数:9/11戦)



ナットレイ
性格:のんき
努力値:252-252-0-0-4-0
実数値:181-146-166-×-137-22


カポエラーと同じような理由でHA振り。
性格補正は上記のブルンゲルパワーウィップでほぼ1発で倒せるため、
総合的な能力が高くなる防御へ。


技は一般的な構成のものをチョイス。
ジャイロボールはドータクン以上の高火力が期待でき、命中安定の技としても使えます。


ナットレイに有効打のあるポケモンを倒せたら"勝ち"
この立ち回りを明確にしやすい要素はトリパでも変わらずですね。
また食べ残しナットレイは、やどりぎのタネと合わせてタイマンで勝ちやすくなる他に、
ナットレイミラーでも相手が食べ残しを持っていない限り負けない、という強みがあります。
軸はブルンゲルのパーティですが、選出数を見ると実質的エースはこの子か。
(選出数:11/11戦)



ラティアス
性格:おくびょう
努力値:236-0-4-4-12-252
実数値:185-×-111-131-152-178


ほぼHS振り。
特防を152にすると流星群の被ダメージが2以上減ったようなそうでもないような。


トリパにラティアスを入れる案はシャンデラトリパでお馴染み。
トリルor電磁波で展開を2択にできる事が割と鉄板的な考えになってましたが、
電磁波展開=先発ラティアスの選出をほとんどしていなかった事に気付きまして。


対戦を振り返ってみても、やはりラティアスだけ選出理由が曖昧で、
ラティアス(電磁波)は岩雪崩をメインに攻められるバンギラスがいて初めて強かった…
なので大きな改良点としてこの枠は ラティアスラティオス になりそうです。
後発に置いて体力の減った相手を超火力流星群で縛るポジションがベストかなと。
(選出数:3/11戦)



トゲキッス
性格:おだやか
努力値:244-0-4-4-52-196
実数値:191-×-116-141-156-125


最速バンギラス抜きで余り特防な配分。


ブルン カポ ナットに加える4体目として1番選出が多かった理由は、
この指止まれで他の子よりも積極的なサポートができるからでしょうね。
先発 後発を問わず耐久力に余裕をもって仕事をしてくれた感じです。


他のこの指要員の起用を考えてみましたが、やはりエアスラの怯みが偉大だった…。
勝戦でエアスラを何回も外したけど、NN:かわいいK だから許してやろう(^o^)
(選出数:7/11戦)



ロトム(ヒート)
性格:おだやか
努力値:252-0-4-76-28-148
実数値:157-×-128-135-144-125


トゲキッスと同じような意図の配分。
ラティオスの珠流星群耐えですが、D142でも可能。


ロトム火は、氷 電気 炎 草などに厚い選出をしたい場合に独自のタイプが活きてきますね。
選出数は控えめですがそれなりの活躍をしてくれたはず。


火炎球トリックは第5世代から神秘の守りを貫通するようになり、
クレセグロスのような構築に刺さったり、輝石ポケモンの耐久の要を没収したりできます。
オフで猛威を奮っていた輝石ラッキー対策にもなっていたと言えば聞こえがいいですが、
どうやら眠るや身代わりが仕込んであるらしいので勝ち目が無さそうでした。
(選出数:4/11戦)