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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

錯綜する「買収」情報。その真実はどこに?なぜ広まった?

最新情報はドンドン 
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/
に、誰かが発見しだいUPされていきます。


いや、わたしゃ真実は知りません。これがノビー落合なら、CIAの友人やらモサドの悪友やらに国際電話をかけまくり「驚くべき情報をトリプルAの友人から入手した」なんて書くところだがね。


何かの”動き”はあることはあると思うんだよね。
エド・フィッシュマンという人が買収を望んでいることは公式情報なんだし、バラの旦那は「娘」の貰い手を捜してるわけだし。とすると、買収して、実際の運営は誰がやるか(もっと言えば、雇われママとして榊原信行氏の社長(現場監督)続投はあるか?)、そして金額、だと思う。

うちとしては、外資買収にしても、過去のアーカイブが目に付きにくくなったら大いに困る。2002Dynamite!の二の舞は避けて欲しいものだ。

過去のコンテンツ財産が気になると言えば「ゴング」もだ。

この買収騒動で、たとえば

http://zenzen.jugem.cc/?eid=1110

では

・・・PRIDEがフェルティッタ兄弟の集中にすぐにでも納まる事ははっきりします。我々のソースによれば、この売買では選手契約、PRIDEのビデオライブラリー、そしてPRIDE FCのネームブランドが含まれ・・・

と書いている。ビデオライブラリー。これがくせもの。ネッ(みのもんた的に強調)

例えばWWEWCWやECWを買い叩いたときも、もちろんこの映像権をごっそり買収している。リングスの映像権は・・・前田日明個人がかなりの権利を持っていて、だからDVD発売がよく延期されるという説がある。

さて、週刊ゴングゴング格闘技
ゴングのマスカラスかマスカラスのゴングか、という時代からのマスカラス写真をはじめ、ゴン格でもさまざまな試合や表紙のネガやデジタルデータがあり、座談会のゲラやら元のノーカットテープがあろう。
ゴングやゴン格自体の権利が切り離されて売られるのか、日本スポーツ出版事態が新しく買主が出るのか、それは分からんがあの膨大なコンテンツをそっくり受け継げるなら、欲しいなあ。
ジョシュとゴッチ写真や高阪とルッテンの2ショット写真の権利だけでもほしい。
http://www20.tok2.com/home/gryphon/data/joshvsgotch.JPG
(今さら気づいたが、表紙コピーは実におバカなパロディーでよろしいな)

売ってくれ。
そういえば「大陸出版」とか言ったかな、昔そういう出版社が倒産したとき、「古武道を含むオカルトのビデオや書籍」(骨法もここから出してたらしい)と「アイドルや女優の写真集・ビデオ」が二本柱の会社だったらしく、そのコンテンツがどうなっちゃうんだろう?という話がかみ合わなかったことがある(笑)。
まあ、出版社を買収すれば、その本がそのまま出せたりするのかは知りません。著者の「版権引き上げ」っていうのがどの程度自由に出来るのかとかも詳しく調べないとわからないし。

山本KID徳郁出場の天皇杯も再放送

何度も放送するみたいですが。
http://www.ntv.co.jp/G/

2008年北京オリンピック代表へのサバイバルレースの第一歩となるレスリン天皇杯。注目はなんといっても「神の子」山本“KID”徳郁。学生レスリングで頂上を極めた天才児の「最初で最後」という五輪挑戦。世界は勿論、日本でも激戦区といわれ、アテネのメダリスト井上、世界選手権のメダリスト高塚ら実力派ぞろいの60キロ級。この激戦からは目が離せない。さらにアテネオリンピックの全階級でメダルを獲得し、まさに「世界最強」といっても過言ではない日本女子レスリング。最強チーム入りを目指したサバイバルが今始まる!

西原理恵子の元夫、「鴨ちゃん」が逝去

http://d.hatena.ne.jp/oroshi/20070320
経由で
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2007032000768

サイバラ漫画で誇張はあるものの、酒と薬で精神、肉体を病んでいることは公表されていたが・・・毎日母さん、にでて来る二人のお子さんにとってはかけがえの無い父親だったろうしね。
何とも彼ら彼女らの心境は推し量れない。


私は彼の文章などに直接感心したことは正直無かったが、サイバラ漫画の登場人物としては「レフトが穴だ!レフトを狙え!!」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060901#p3で少し引用している)
という障害者の野球話と、


「シャッターチャンスっていうのは、他人にいい写真を撮らせないチャンスのことなんだぞ。基本だよ」という光画部も真っ青の写真理論、


そして
「脱税できるかな」での「外務省の役人は、ケツ拭いた紙よりきったねえ領収書(タイで少女や男性を買った金)を経費で落としてるじゃねえか!それが落ちてなんでこれが落ちねえんだ!!ここで一人ずつ名前出すか?」という、あのむちゃくちゃながら説得力ありまくりの啖呵。

これだけで鴨志田穣氏は漫画史上に名を残す資格がある。
安らかに。二人のお子さんも強く。

いよいよ本日、機械の反乱に人間が立ち向かう。竜王がやらねば、誰がやる!!(将棋で人間vsコンピュータ)

♪生まれ変わった凄いやつ
 王手 飛車取り 棒銀 穴熊
 悪を蹴散らす 不死身の竜王
 アンドロ軍団倒すまで
 燃える怒りをぶちまけろ


http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070320#p2
および
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070318/bnk070318005.htm
の続き。
そういうわけで

 コンピューターの将棋ソフトとプロ棋士の歴史的な“頂上対決”が21日、東京・品川プリンスホテルで行われる。渡辺明竜王(22)が、昨年5月の世界コンピューター将棋選手権で優勝した将棋ソフト「ボナンザ」を相手に、平手一番勝負を受けて立つ。プロのトップ棋士と将棋ソフトによる平手の公開対局は初めて。コンピューターはプロの牙城を脅かすことができるか。

なんですよ。
私は将棋は、相手も王将を動かさなければ強い(我龍タイムかよ)。
それはいいんだけど、このコンピューターvs人間という話は、DEEP BLUEがカスパロフに勝利する前からずっと追っていたし、この道場本舗でもよくネタにしているコンテンツのひとつだから当然注目してるのよ。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051015#p3

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051023#p3
チェスでPCソフトが名人に勝利して、今年は10年目なのである。
コンピューターの世界で10年といったら張り駒や「成り」など、チェスより複雑だといわれている将棋の牙城にPCの進化が追いつくに足る年月かもしれない。


さて、将棋というものは
「二人零和有限確定完全情報ゲーム」に分類される、そうです。

これは例の「よく分からないんだけどなんだか面白そうでSFっぽい」ゲーム理論でそう分類されるらしい。

今回の当道場本舗のエントリは、ここが面白そうだって話が中心なのですが、ちょっともう時間切れです。
先にウィキペディアの「将棋」「ゲーム」「ゲーム理論」を読んでもらうとネタバレになるが、より詳しく正確に分かります。ここを読む必要が無いくらいに(笑)

桜金造はテレビ討論に出られるか? 創価学会票はどう動くのか?

テレビ討論に候補(告示前だから「候補らしき人」だが)を呼ぶ基準なんて、そもそも無い。
が、黒川紀章桜金造の間にいかほどの違いがあるのか私にはわからない(笑)


ところで、桜金造は出馬に際し「私は創価学会の信者だが、その支援は受けない」と会見した。
へー、一枚岩じゃないんだ。
まあ、一枚岩になりようが無い。石原慎太郎は以前から霊友会の支援を受け、独自の法華経解釈書も出している、学会から見れば仏罰必定の異端邪教の徒。
あー、ネタが頭の中でぐるぐる渦巻いているが自粛し(笑)、まじめに考察しよう。


んなわけで、もともと自民公明連立政権の流れで一応、創価学会および公明党は石原を非公式的には応援しているが、力が入っているとも思えない。だから、桜金造は「創価の中で反石原の票を取り込み、浅野の獲得票から分散させるための陰謀」なんてうがった見方もでるわけだ。


ただ、そもそも「公明党の中の、筋金入りの石原嫌い」の受け皿にはなるだろうが
「石原は嫌いだけれども、学会から言われたら我慢して投票するしかないなあと思っていた票」、
「まったく無党派で、お調子者の芸能好き。『石原は有名な作家だし、スターの裕ちゃんの兄さんだから』というノリで投票するミーハー」

の票を奪うから、浅野史郎氏にとってよっぽど有利なんじゃないか?という気もするんだが。無党派だけだと石原のほうが強いという調査結果もでているし。
まあこれは桜金造の票数と、投票者の「もし石原と浅野だけならどっちに投票した?」という問いの答えで分かるだろう。ちょっと政治学的に楽しみだ。

創価学会が予想外の動きを見せたといえば、女性スキャンダルが直撃して落選したときの山崎拓に対し、けっこう潔癖な人が多い創価学会婦人部がまったく動かなかった、という説がある。

朝日新書「反戦軍事学」著者の林信吾氏 

反戦軍事学 (朝日新書)

反戦軍事学 (朝日新書)

タイトルの書の評価をめぐり、ちょっとした議論が発展してなかなか面白い展開になっています。
ご一読あれ。紹介のみですいません。
http://obiekt.seesaa.net/


で、このついでにこの本のamazonレビューも拝見したのだが
http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%8D%E6%88%A6%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%AD%A6-%E6%9E%97-%E4%BF%A1%E5%90%BE/dp/customer-reviews/4022731214

都合の悪い事実を故意に隠蔽している節もある(毛沢東スターリンの息子に対するヒトラーの甥)。

という一節を見つけた。毛沢東スターリンの息子といえば、本多勝一の本などによく出ている「彼らは身びいきしていなかった」という、例の「お前が行け」論にからんで出て来る話ですね。
このブログ内で「お前が行け」「息子を行かせろ」で検索するか

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040627#p1
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060527
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070214

反銀英伝・思想批判編1−A
お前が戦争に行け論(1)
http://tanautsu.la.coocan.jp/the-best01_03_01_a.html
(当時の別HNです)

を参照ってことで。

で、この甥子さんに興味を持ったので調べると、彼は最大の激戦地、スターリングラード攻防戦に参加し、そこで一番過酷ともいえる「ソ連軍捕虜」になったらしいや。
ウィキペディアの「スターリングラード攻防戦」に一行だけ出て来る。

シベリアの収容所から戦後生きて祖国に帰れたのは、わずか6,000人であった。ヒトラーの甥であるハインリッヒ・ヒトラーも捕虜となったほか、アルベルト・シュペーア軍需相の弟エルンストもこの戦いで戦死している。

他の情報は「ハインリッヒ・ヒムラー」と紛れてでて来ないや。


ヒトラースターリン毛沢東の世界三大独裁者が、身内贔屓に関してはしていなかったと。
「やはり独裁者とはいえ大物、立派な面もあるのだな」
と解釈できるかもしれんが
「このレベルの独裁者は、自分以外は身内だろうとどうでもいいってメンタリティなんじゃないの?」
ともちょっと思う(笑)