未来のいつか/hyoshiokの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2014-07-29

Linusが2週間でgitを作った話。

Linuxとgitを作ったLinus - 未来のいつか/hyoshiokの日記という日記がとんでもなく読まれていてビビる。ブックマークもいっぱいついた。はてなブックマーク - Linuxとgitを作ったLinus - 未来のいつか/hyoshiokの日記

Linusgitを2週間で作ったという話はわりと知られていなかったようなので、その話である

gitっていつから作られているのだろうか。ということで、本家リポジトリから引っ張ってくる。

$ git clone https://github.com/git/git

わたしのしょぼいネット環境でも2分はかからない。

最初10個のコミットは次のようになる。

$ git log --oneline|tail
9426167 Add "-lz" to link line to get in zlib.
7660a18 Add new fsck-cache to Makefile.
2022211 Add first cut at "fsck-cache" that validates the SHA1 object store.
2ade934 Add "check_sha1_signature()" helper function
24778e3 Factor out "read_sha1_file" into mapping/inflating/unmapping.
19b2860 Use "-Wall -O2" for the compiler to get more warnings.
bf0c6e8 Make "cat-file" output the file contents to stdout.
e497ea2 Make read-tree actually unpack the whole tree.
8bc9a0c Add copyright notices.
e83c516 Initial revision of "git", the information manager from hell

最初の16進数sha-1ハッシュ値最初の7桁だ。その後がコミットログを一行で表したもの

e83c516 Initial revision of "git", the information manager from hell

最初コミットになる。

sha-1は一意にコミットを同定できるので、gitのどんなリポジトリでもe83c5163316f89bfbde7d9ab23ca2e25604af290というハッシュ値を持つコミットgitソースツリーの中で最初コミットになる。

このe83c516のログを見ると下記になる。

$ git log e83c516
commit e83c5163316f89bfbde7d9ab23ca2e25604af290
Author: Linus Torvalds <torvalds@ppc970.osdl.org>
Date:   Thu Apr 7 15:13:13 2005 -0700

    Initial revision of "git", the information manager from hell

2005年4月7日最初バージョンができたことがわかる。

ついでにLinux履歴も見てみる。

$ git clone http://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/torvalds/linux.git

こちらも20ちょっとでcloneが終わった。

$ git log --oneline | tail
e493073 [PATCH] Fix acl Oops
81ddef7 [PATCH] re-export cancel_rearming_delayed_workqueue
9ffb714 [PATCH] crypto: call zlib end functions on deflate exit path
d42ce81 [PATCH] arm: add comment about max_low_pfn/max_pfn
7a228aa [PATCH] arm: add comment about dma_supported()
7aa52f5 [PATCH] arm: fix help text for ixdp465
2d137c2 [PATCH] arm: fix SIGBUS handling
baaa2c5 [PATCH] Avoid deadlock in sync_page_io by using GFP_NOIO
8d38ead [PATCH] mmtimer build fix
1da177e Linux-2.6.12-rc2

git管理されている最初linuxコミットは1da177e Linux-2.6.12-rc2だ。

$ git log 1da177e
commit 1da177e4c3f41524e886b7f1b8a0c1fc7321cac2
Author: Linus Torvalds <torvalds@ppc970.osdl.org>
Date:   Sat Apr 16 15:20:36 2005 -0700

    Linux-2.6.12-rc2
    
    Initial git repository build. I'm not bothering with the full history,
    even though we have it. We can create a separate "historical" git
    archive of that later if we want to, and in the meantime it's about
    3.2GB when imported into git - space that would just make the early
    git days unnecessarily complicated, when we don't have a lot of good
    infrastructure for it.
    
    Let it rip!

4月16日linuxソースコードコミットしている。

’Re: Trivia: When did git self-host?’ - MARC

によると、

The first version of git was just ~1300 lines of code, and I have reason 
to believe that I started it at or around April 3rd. The reason: I made 
the last BK release on that day, and I also remember aiming for having 
something usable in two weeks. 

最初gitバージョンはたった1300行たらずだ。そして、開発を始めたのは4月3日ころだと思う。というのは、最後のBKのリリースをその日にしたからで、そして次の二週間でなにか有益ものを作ろうとしたということを覚えている。」

And hosting git itself was not that important for me - hosting the kernel 
was. And the first kernel commit was April 16 (with the first merges being 
a few days later). Which meshes with my "two week goal" recollection.

gitそれ自体ホスティングgit repositoryに入れること)はそれほど重要ではない、カーネルホスティング重要だ。そして最初カーネルコミット4月16日で、数日後に最初マージをした。これが2週間でやるというゴールという記憶にあっている。」

4月3日から開発を始めて、4月7日にはなんらかのものが動いていて、4月16日にはlinuxカーネルを格納できるまでになる。これが2週間足らずでgitを作ったと言われるゆえんである

それ以来、延々とlinuxの開発は続いていて、

$ git log --oneline | wc -l
456538

45万回以上のコミットされている。

f:id:hyoshiok:20140728063449j:image

Linus すごいね

2014-07-28

星を継ぐもの、読了

星を継ぐもの (創元SF文庫)を読んだ。

”月面調査隊が真紅宇宙服をまとった死体発見した。すぐさま地球研究室で綿密な調査が行われた結果、死体はどの月面基地所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、五万年以上前に死んでいたのだ”

JPホーガン処女作

36ページの「エアカーの機首に格納されたDECミニコンピュータはポートランド地域交通管制センターの地下のどこかに設置されているIBMの大型コンピュータを呼び出し、…」というのがあって、未来のそのころにはDECもミニコンピュータという商品カテゴリすっかりなくなっているからと思った。泣ける。

それはともかく、作品そのものは非常によくできている。楽しめた。


2014-07-27

楽観主義者の未来予測、読了

実に楽観的な本を読んだ。未来は我々が思っているよりも明るい。一言で言うとそーゆーことらしい。

世の中には悲観論が渦巻いている。明るいニュースよりも暗いニュースの方が圧倒的に多い。メディアは暗いニュースしか伝えない。それは、我々がそのようなニュースを望んでいるからだと言う。

楽観主義者の未来予測(上): テクノロジーの爆発的進化が世界を豊かにする

楽観主義者の未来予測(下): テクノロジーの爆発的進化が世界を豊かにするを読むと、なるほどと思う。

指数関数的なテクノロジーは、想像を超えて進化する。いま出来ないことが未来に出来るようになる。希少性が支配されていた時代から潤沢な世界に変化する。潤沢な世界を実現する力としてDIYイノベーターテクノフィランソラピスト、ライジングビリオン

テクノロジーエネルギー教育医療、自由の問題などを解決する。

日経書評に『若干脳天気ではなかろうか、という印象を与える本だ。そう思うのは私が「悲観主義者」だからというよりは、そもそも物事は予想通りにはいかず、それもたいていは予想よりも悪くなるというのが普通人日常的実感だからだ。だがまさにこの本は、その普通人感覚がよって立つ根拠に触れ、悲観的感情のことを、危険に満ち溢(あふ)れていた昔の心理的名残のようなものとして理解する。』と書いてあった。楽観主義者の未来予測(上・下) ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー著 加速する技術で進化する人と社会 :日本経済新聞

『その中で少しほっとすることもある。というのは、その未来像には、きれいな水の確保、貧困地帯の子どもたちの自律的学習支援のような、基盤的なものへの眼差(まなざ)しが生きているからだ。ハイテクもいいが、人間の根源的条件はそう簡単には変わらないだろうからもっと普通で誰もが味わえる快適感を多くの人と分かち合いたい。そんな気持ちがある限り、この楽観主義も、魅力に満ちたものになるはずだ。』

読後はさわやかだ。良書であるお勧めしたい。


2014-07-26

Linuxとgitを作ったLinus

誰でも知っていることだけど、LinuxというOSというかカーネルLinus Torvaldsが学生のときに趣味で作ったのがはじまりだ。それは1991年ころの話で彼が21歳の頃だ。個人の趣味で作ったものが、いつの間にかに世界中コンピュータだけでなく、携帯家電や様々な機械制御に使われている。

Linus Torvalds - Wikipedia, the free encyclopedia

f:id:hyoshiok:20140728063449j:image

1994年ころには、PCで動く個人向けOSとしては十分な機能を持っていた。Xもあるし、gccなどのコンパイラもあるし、GNU Emacsbashもあるので、ちょっとしたプログラムを作るには十分な機能を持っていた。

当時、勤め先のマシンSunワークステーション仕事Linuxを使う機会は全然なかったのだけど、自宅のPCSlackwareCDを入れてみたりした。日常的に使うことはなかったけど、1998年OracleLinux版を出したので自宅のPCインストールしてみたりした。

1998年Netscapeが、そのブラウザソースコードを公開したことで、オープンソースが突如として注目を集め、Eric Raymondの「伽藍とバザール」によってLinuxの開発方法論が明らかになった。

Linuxを作ったLinusは人前に出ることが苦手と言ってはばからないが、それでも1998年ころにはいろいろなところに呼ばれて話をしていたりした。

LinusLinuxを通して明らかにしたこと、それ以前は当たり前と思われていなかったことは、インターネットを利用したバザールモデルソフトウェア開発方法論)が有効でスケーラブルだということだ。オープンソースの開発において普通に行われている、早めのリリース、頻繁なリリースを大規模なプロジェクト適用し、それが有効だということを示した。

それまでのソフトウェア開発に於いては、十分な計画と明示的な指揮系統必要だと思われていたものが、計画もなければ、明確なプロジェクトリーダーもいないソフトウェア開発プロジェクト成功しているという奇跡である。うまく行く筈がないプロジェクトがうまく行っているということが奇跡であった。

そして、Eric Raymondはその奇跡を「伽藍とバザール」というエッセイ記述したのが1997年であるハッカー界隈では知られていたことを明確に言語化して、ハッカー以外のコミュニティというか一般社会に広く知らしめた。

情報を公開すると進化する。これを実証したのがLinuxプロジェクトだ。

インターネットを利用して、あったこともなければ見たこともない人から送られてくるパッチをひたすらマージすることによって、すごいスピードですごいソフトウェアを作り上げていく。そのようなことがうまく行く筈がないというのが常識であった。その常識をとてつもない規模で否定したのがLinusでありLinuxであった。

そして2005年gitを作る。分散コード管理システムだ。世界最大のオープンソースプロジェクト支援するためにLinus自身が2週間ほどで作り上げた。

gitによって、自由にリポジトリコピー(fork)して、ずんずん開発するというスタイルが一般化した。後にソーシャルコーディングという概念が生まれてgithubのようなサービスが登場する。コミュニティーによる開発が当たり前になる。

Linuxの開発方法論の発明と実証、そしてその分散開発を支援するツールとしてのgit発明Linusがこの20年で世界を変えた2つのすごいことである

f:id:hyoshiok:20140728065112j:image(第100回カーネル読書会での記念写真

この二つの発明で、世界は変わった。それ以前とは全く違う世界が見えてくる。オープンソース価値世界に知らしめた意義は大きい。

2014-07-25

OSCON 2014、まとめ

OSCON 2014に参加した感想をまとめておく。

OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

OSCON (Opensource Convention) は文字通りオープンソースを主要テーマとした大規模なコンベンションだ。

オープンソースはもはや技術というよりも社会的な営みなので、議論される話題やセッションも多岐にわたる。1997年にEric Raymondが「伽藍とバザール」によって発見したLinuxにおける開発方法論のイノベーションは、ソフトウェア産業のみならず、広くハイテック産業そして社会そのものを大きく変えた。

技術によって社会をよくするという楽観主義がインターネットには満ちている。ハッカー精神といってもいい。オープンソースというのはそのハッカー精神が作り出したムーブメントだ。

OSCON1999年に初めて開催され、その当時はイノベーターアーリーアダプターによる会議であった。ガードナーのハイプ曲線によれば、キャズムを超え、マジョリティになった。にもかかわらず、オープンソースにおけるイノベーションが持続しているというのは興味深い。

若い世代が、どんどん参加して、新しい企業が当たり前のようにオープンソースを利用して勃興する。エコシステムがそこにはある。

オープンソースを利用するだけではなく、そのコミュニティに参加するのが当たり前のプログラマーが多数いる。

Facebookの新入社員(中途入社の人々)は6週間のBootcampFacebook開発プロセスを学ぶということはよく知られている。新入社員の2/3はなんらかの形でオープンソースの開発に関わったことがあり、そのさらに半分はFacebookのThe Hacker Wayに共感して入社を決めたという。ハッカー精神が単なるドグマというよりも、技術者として専門性を高めていくために必須コンピテンシーになっていると言っても過言ではない。

企業は優秀な技術者雇用しなければ生き残れない。そのためにはそのような技術者が求める環境提供しないとならない。一方で、技術者自分能力継続的に高める、持続的学習必要とする。その文脈の中でハッカー精神オープンソースでの経験というものが、明示的に求められているということは興味深い。

DevOpsというムーブメントも開発と運用という対立するものではなく、共感による協調作業であり、それはオープンソース発見した対立ではなく共感というコンテキストマッチする。

O'Reillyという技術書出版する会社OSCON主催しているというのも偶然ではない。90年代初頭インターネット黎明期Perl参考書インターネット関連技術書を多数発行し、現場技術者たちが、その参考書で学び育っていった。そして、そのような参考書で学んだ技術者たちが社会を変えていった。

f:id:hyoshiok:20140723095602j:imageTim O'Reillyによるキーノート

Linuxによってその有効性が示されたオープンソースの開発方法論が、ソフトウェア産業破壊的に変革した。

ソフトウェア産業覇者であったMicrosoftですら、それへの対応を余儀なくされた。IBMオープンソースへの対応が早かったことで知られているが、それでも組織文化の変化には大変な困難があった。

変化への対応が生き残るためには必須である。それは大企業だけにはとどまらない。個人も同様である。変化を拒否し消えゆく大企業にしがみついて生きていくのか、変化に対応する能力を身に付け自ら選択し生きていくのか。技術者としての能力を高めるためにオープンソースコミュニティに参加し日々変化に対応していくのか。

オープンソースが当たり前になった今こそ、個人としての生き方についても、明示的に言語化し、行動することが重要だと思った。

下記、カーネル読書会OSCON 2014の出張報告をするので、興味のある人は参加してほしい。(宣伝ですいません)

Kernel Code Reading Party 112th; 第112回、カーネル読書会 #ylug_112 - Kernel Code Reading Party (YLUG), カーネル読書会 | Doorkeeper

2014-07-24

OSCON 2014, 5th day (Last Day)

早いもの日曜日から開催されていたOSCON本日で最終日。

日曜日から木曜日まで開催というのは、海外渡航からみると、金曜日に移動日で、土曜日帰国できるのでカレンダー的には楽である海外出張帰国日が日曜日で次の日から1週間出勤というのはちとつらい。

f:id:hyoshiok:20140725151728j:image

いつもの三人の司会でキーノートが始まる。

最初キーノートがぶっ飛んでいる。意味が分からない。タイトルはThe Concert Programmerである

The Concert Programmer: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

すでにYouTube動画があがっているので、だまされたと思って観てほしい。

D

ライブコーディングとかは知っているけど…)。コードを書くと音が出る(ふーん)。右手の音をこうやって定義する。ピッチはこーだ。ついでに遅れもいれちゃおう(へー)。音が鳴っている。(お?)

2分30秒あたりからはじまる。シンセサイザー演奏しているのとはまったく違う味わいがある。説明を聞きながらコードを眺めていると、魔法を観ているように感じる。

オープンソースとか一見関係なさそうに思えるこのパフォーマンスキーノートに組み入れるプログラム委員のアンテナはすごいと思った。

参加者レーティングは5点中5点(満点)だ。奇跡しかいいようがない。

Yes, Your Refrigerator Is Trying To Kill You: Bad Actors and the Internet of Things: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

電気冷蔵庫に主人が殺されて1年経ちましたというようなタイトルキーノートは、組み込みシステムにおけるセキュリティ脆弱性問題を指摘している。

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D

発表者のおねーさんがいい味を出していてすごくよくて、そのおねーさんが漫画に出て来て説明をするのだけど、いかんせん、The Concert Progammerの後ではインパクトが弱かった。もったいない

その次の発表もインパクト(特に胸)のあるおねーさんがやっていた。

Storytelling on the Shoulders of Giants: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

D

プロの漫画家で、絵に味がある。いいよね。プログラマデザイナーコラボレーションをするとすごいことができるという話だ。いい話だな。

個別のセッション/Let Them Be Your Heroes

Let Them Be Your Heroes: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

Francesca Krihely (MongoDB)

ヒーローを作ろうというセッションは予想外によかった。このセッションについては別途感想を記したい。

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記念に写真を撮らせてもらった。You are my hero. だと伝えた。

International Community Building: Bridging Japan and the Rest of the World

International Community Building: Bridging Japan and the Rest of the World: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

トレジャーデーターの田村さんの発表

トレジャーデーターがどのようにコミュニティーを巻き取っていったかを説明していた。日本人が作ったオープンソースとしては例外的世界で使われている。その秘密はなにかということが議論された。英語ドキュメントを書く。英語で議論をする。当たり前のことを当たり前にやる。日本ではあまり海外発信の重要性をいう人がいないので、このような議論は重要である

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OSCON Town Hall

http://www.oscon.com/oscon2014/public/schedule/detail/36923

OSCON Town Hall

Gina Blaber (O'Reilly Media, Inc.), Matthew McCullough (GitHub, Inc.), Sarah Novotny (NGINX), Simon St. Laurent (O'Reilly Media, Inc.)

f:id:hyoshiok:20140725155619j:image

タウンミーティング事務局参加者が直に話をする機会だ。特にアジェンダはなくアンカンファレンス形式で、サブジェクトがどんどん変わっていく。細かいロジ周りの不都合なども指摘されたりするので、イベントオーガナイザー目線でも楽しめる。どのような工夫をしているかなどの裏話も出てくる。

f:id:hyoshiok:20140725161558j:image

最後OSCONアワードが発表された。

いろいろ気づきの多い1週間であった。感想などはまた別途まとめたい。川の向こう側に行ったらビアフェスタをやっていたので、10ドル分ビールを飲んでいい気持ちになった。

明日帰国の途につく。

2014-07-23

OSCON 2014, 4th day #OSCON

4日目。朝は雨が降っていた。会場についてから降り始めたのでぬれることはなかった。

Schedule Grid: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

f:id:hyoshiok:20140724100054j:image

Mozilla提供のドーナッツを朝食にいただく。

f:id:hyoshiok:20140724100305j:image

司会の3人は昨日と同じだ。

f:id:hyoshiok:20140724100303j:image

司会のサラ。

イギリスから来ているPerlレジェンド、Piers Cawleyの歌声を聞く。

Something To Remember: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

D

Tim O'Reillyのキーノートテクノロジーではなくて、その使い方で社会が変わってしまったというような話だった(あまりにざっくりなまとめ方)

D



Lessons from Girl Develop It: Getting More Women Involved in Open Source: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

f:id:hyoshiok:20140724100458j:image

f:id:hyoshiok:20140724100457j:image

OSS女性の参加を促進する団体Girl Develop Itの話。




http://www.oscon.com/oscon2014/public/schedule/detail/37148

Modernizing CS Education with Open Source

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ランチのあとは、時差の関係睡魔が襲ってくる。一番前に座って、質問でもしないと寝てしまう。

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オープンソースを利用してスタンフォード大学コンピュータサイエンスの授業を近代化するという話。

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発表の途中に手をあげて質問をした。




http://www.oscon.com/oscon2014/public/schedule/detail/33994

Rebooting Open Source at Facebook

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Facebookでのオープンソースの利用が停滞していたのでそれをリブートしたという話。


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展示会場のO'ReillyのブースGO専門家のFrancesc Campoy Flores (Google Inc.)がいたので、話を聞いた。明日、発表するそうである。日本でGOコンをやったよと嬉しそうに話していた。GOは中国ではよく利用されているらしい。


http://www.oscon.com/oscon2014/public/schedule/detail/37717

CLA’s: Best Thing Since Sliced Bread or Tool of the Devil… A Panel Discussion

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Moderated by: Danese Cooper (PayPal)

Panelists: Brian Behlendorf (Mithril Capital Management LLC), Richard Fontana (Red Hat, Inc.), Bradley Kuhn (Software Freedom Conservancy)

Contributor's License Agreement (CLA) についての議論だった。英語の議論についていけなかった。(睡魔にまけた)


http://www.oscon.com/oscon2014/public/schedule/detail/34705

What is Happening at the CentOS Project?

f:id:hyoshiok:20140724101533j:image

CentOSは使っていないので、コミュニティーの空気とか、よくわからないが、Red Hatがサポーターになったので、安定して開発が行われそうである

2014-07-22

OSCON 2014, 3rd day

日曜日からはじまったOSCONは、最初の日と二日目がワークショップチュートリアルで、3日目からセッションがはじまる。朝一はキーノートだ。

Schedule Grid: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

f:id:hyoshiok:20140723221858j:image

キーノートは前の方に座った。

f:id:hyoshiok:20140723221859j:image

f:id:hyoshiok:20140723221901j:image

司会が3人いる。

トップバッターは14歳のShadaj Laddadだ。子供プログラミングを学ぶことについて話した。すごいな。 The Wonders of Programming: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

そのほか、Google Summer of Code10周年という話が印象に残った。 10 Years of Google Summer of Code: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

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ポスターがはってあった。

その後、個別のセッションに出て、ランチの後は、展示会場でやっていた、Tim O'Reilly のトークセッションにでた。これはTimに会場から質問をして、それを答えるというラフな感じの雑談である

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会場から質問に気さくに答えるTim O'Reillyである

3日目に参加したセッションリストは下記の通りである

最初に出た、Facebookの人のお話は、規模がすごいことになっている。

Move Fast and Ship Things : OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

フォーカスしてシップし続けろ。

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MAU (Monthly Active User月間アクティブユーザ数)/DAU(Daily Active Userアクティブユーザ数)がすごい。さらにすごいのがPCではなくてモバイルユーザ数の劇的な伸び。

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Dockerコンテナセキュリティ的にはどーなのよということであるが、VMと違って、明確に環境が分離されている訳ではないので、いろいろとあるよねという当たり前と言えば当たり前のお話である

Is it Safe to Run Applications in Linux Containers?: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

英語の書き方のセッションもっと前のめりになって聞くべきだったかもしれない。最低限Element of Style (未読)くらいは読んでおく必要があると思った。(昔から読まないとと思っているのだけど、そう思っているうちに今に至る。とほほ)

Writing English : OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

コミュニティイベントで育てるというタイトルセッションPuppet LabsでコミュニティマネージャをしているKara Sowles。髪の毛が紫でインパクトがある。その後、展示会場のO'Reillyのブースお話をする機会があった。マシンガントークと言うかすごいパッションでおじさんは圧倒される。

Grow Your Community with Events: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

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Continuous Learning というのはやはりContinuous Integrationとかから始まる一連の「継続的」なんちゃらの名前に乗っかった感じだけど、学習というのは、試験を受けてそれで終わりと言う性質のものではなく、ずっとずっと学び続けると言う宿命みたいなものがあるので、「継続的学習」というのは、当たり前と言えば当たり前のコンセプトである。だけど、あえてそれを強調する必要があるのは、資格試験に対するアンチテーゼ的なスタンスがあるのかもしれない。(邪推ですいません)

CODE CLUBというのを提唱していた。好きな本を読んで感想を語るというのが、BOOK CLUB読書会)で、それと同様に、コードについて語るというのがCODE CLUBだ。プログラミングを学ぶには良いコードを読まなくてはいけないけど、それをやるきっかけがCODE CLUBである。うひょー。15年前にカーネル読書会を発足したのもまさに同じ動機だったりする。(長くなるので省略するけど)

Building a Culture of Continuous Learning: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

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Xenコミュニティ10年の総括みたいなお話

Community War Stories : Squaring the Circle between Business and Community: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

その後展示会に行ってTシャツとかグッヅをいっぱい貰って来て、ビールとかワインとかをしこたまいただきヘロヘロになる。

OpenStackの4周年記念のパーティーは大盛況であった。NEC柴田さん、高田さんとお目にかかりご挨拶をするなど。

コミュニティまわりのセッションにいろいろ出て見たがイベント開催などについての形式知が議論されているのがよかった。自分経験とてらしあわせて、貢献できる部分が少なくないと感じた。

パーティーや展示会も気合いが入っていて勉強になった。夜の9時頃からポーカーをやっていた。なかなか面白そうだった。ルールがよくわからないので参加しなかったけど。

2014-07-21

OSCON 2014, 2nd day

二日目。

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いろいろなところにO'reillyの動物がいる。グワォー。

Schedule Grid: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

本日参加したのは下記の二つのセッション

前者は分散ソースコード管理システムを利用したワークフローの話。隣の人と、仕事ワークフローについて話す機会があった。未だにCVSとかSVNソースコード管理している人がいっぱいいて、いろいろご苦労が多いなあと思った。ちなみに隣の人は米国SONYの人だった。プレステのなんかを作っていると言っていた。

後者継続的デリバリーの講義。ひたすら話を聞くセミナー形式で、日本では普通の形式なんだけど、OSCONではむしろ珍しい感じだ。

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f:id:hyoshiok:20140722153748j:image

昨日のベストプラクティス今日アンチパターンピザ2枚のチーム。(チームの最大人数はピザ2枚程度なので、多くても10人前後と言うことか。)わたしの計算式だと、ピザ一枚で3人なので、6名のチームになる。*1

いろいろ印象的なフレーズを聞いたが、明日まで記憶に残っているかかなりアヤシい。

その後、展示会などを観つつ、OSCONパーティーに参加した後、Puppet Labのパーティーはしごした。

OSCONパーティーではHadoop ConferenceでおなじみのNTTデータの濱野さんとばったり。Facebook情報によるとS社のIさんがOSCON参加らしいということでビールでも飲むか(勝手に考えている)と思った。

OSCONはいろいろなコミュニティーが寄り集まっているので面白いランチではYAPC:NAオーガナイザーと同じ席になった。日本ではYAPC:Asiaってのをやっているんだよとか言ったら、YAPC:Asiaでキーノートしたよ、と軽やかに返され、失礼しましたという感じである

展示会では商用ブース面白いのだけど、コミュニティーブースがしょぼい感じ(失礼。褒めています)でよかった。日本のOSC的なノリで、おじさんが一人でブースの店番をしている。FreeBSDのところにいったら、「おお、日本から来たのか、ごとーさんって知っているか」と聞かれたので、知ってる知ってると適当に答えた。日本のオープンソースコミュニティーは狭いので、大抵知っているよ、それよりもWe're hiringなので、日本で働く気はないか、と言ったところ、隣にいたお兄ちゃんが名刺をくれた。日本が大好きなら、うちの会社に来るといいよと宣伝しておいた。

Puppet Labのパーティーは、オフィスでの開催で、ベンチャーオフィス見学できてよかった(昨年も行った)。

Tシャツとかステッカーとか、様々なグッズを大量に仕入れた。大漁である。ありがとー。

英語での雑談力をもっともっとつけたいと思った次第である

2014-07-20

OSCON 2014に参加

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OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

本日これからチュートリアルなど。適宜、写真を交えて情報をアップする。楽しみだー。(下記、追記した)

初日スケジュールは下記の通り。

Schedule Grid: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

Git and Github

Git and GitHub Essentials: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

Git and GitHub Essentials 2 - Google ドキュメント

GitHub Guides

実際にGithubを利用しながらの説明。参加者リポジトリをforkしてpull requestを投げるというのを体験している。

Docker

Introduction to Docker: Containerization is the New Virtualization: OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

あらかじめ用意されていたコンテナアクセスして、それを利用しながらの説明を聞く。ワークショップ形式のセミナーになっていて、200名前後の参加者講師の説明に従って、コンテナを利用しながら理解を深めていく。従来のワークショップだと20〜30名程度が現実的な上限かと思うのだけど、コンテナを利用することでスケールしている。

Ignite

Ignite OSCON (sponsored by Orly Atomics): OSCON 2014 - O'Reilly Conferences, July 20 - 24, 2014, Portland, OR

20秒毎にスライド自動的に進んでいく。5分間のショートプレゼンだが、日本で盛んなLTとはちょっと違った味わいがある。

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チーズが美味しい。ビール、赤、ビール、白などをいただいて、ヘロヘロ

5km Run

http://www.oscon.com/oscon2014/public/schedule/detail/35853

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ジョギングを日頃していない自分がたまに走る。泣きながら走る。あの電柱まで行こう、あの交差点までがんばろう、あの橋までいけば楽になる、一歩でも前に行くことを自分に課して走る。気がつくと最初の1キロを走っていて、苦しいけれど、もう一歩、前に行こう。気がつくとゴールだ。頑張った自分

ランの後はビールと軽食でパーティー。楽しかった。

というような感じで、初日は無事に終了。時差の関係セミナー睡魔との戦いとなるのではないかと思ったが、ワークショップ形式ということもあり、寝落ちはしなかった。よかったよかった。

2014-07-19

父の命日

7/19は父の命日だ。2000年に亡くなった。生前もっといろいろな話をしていればよかったと思う。

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2014-07-18

チャック女子

チャック女子という言葉を教えてもらった。

外見は女子の着ぐるみを着ているが、背中のチャックを下ろすと中身はおじさん、というオス化女子のことを指す。女性視点も思考パターンもおじさんと同一化してしまう現象のことだ。

http://womantype.jp/mag/archives/25240

女性管理職というのが、チャック女子によって占められている、ということらしい。

日本の大手企業場合新卒採用終身雇用企業組合という労働慣行があると言われている。さすがに終身雇用企業組合などの制度は徐々に崩壊しつつあるとしても、そのような傾向はまだ残っている。

新卒で入社して、その会社に長いこといると、その会社文化にどっぷり浸かってしまって、金太郎あめのような価値観になる。そして、そのようななかで管理職になれば、チャック女子になるということなのだろうか。

スタートアップ場合、そもそも終身雇用でもないし、新卒の一括採用でもないので、金太郎あめになりにくい。会社の歴史も新しいので、そのようなしがらみも少ない。

家庭を顧みないで、会社仕事を優先するという価値観を持たないと管理職が勤まらないという企業であれば、女性管理職もチャック女子にならざるを得ないが、さすがにそのような時代でもないと思う。

いろいろな価値観を認め、いろいろな人生を認めるというのは簡単なようでいて簡単ではない。男性女性生き方にも社会的非対称性が認められる。社会が暗黙的にもとめる性別による役割分担というのがなくはない。

チャック女子という言葉に込められた意味ぼんやりと考えてみた。(結論はない)

今企業で“アクセサリー女子”と“チャック女子”が増えている! 女性が陥るキャリア上の“10大疾病” - Woman type [ウーマンタイプ]

2014-07-17

読了せずw

図書館で本を借りていると読み終わらない本が出てくる。貸出期限までに読了しない。

返却しなければいけないので、後ろ髪を引かれつつ、あー読めなかったなあ、と思うのだけど、それはそれとして縁がなかったと諦める。人生に諦めは時には必要である

積ん読にならないので場所ふさぎにならないのがいい。

土曜日から出張なので、今日明日に借りている本を返却しないと。

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ) と マクロウィキノミクスが読み終わらなかった本である

前者は近代マネジメントの源流から21世紀戦略緒論までを概説したもので、様々な名著を紹介している。わたしのような素人には、全体像を俯瞰できるので便利な一冊になっている。

後者ウィキノミクスからマクロウィキノミクスへの、あらゆる知がつながる時代について記している。

また借りるかどうかは後で考えることにする。

2014-07-16

システム管理者、感謝の日イベントに参加した。

講演とパネルディスカッションに参加した。

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第8回システム管理者 感謝の日イベント システム管理者のための夏期講習2014 すべての企業がITを武器にする時代のエンジニア魂を考える

大成建設田辺さんのお話お話がすごかった。建設業場合、多くの協力会社案件毎にプロジェクトを作っていくわけだが、大成建設では5700社ほどの会社ASPを利用して情報の共有をしている。

約50%の契約書が電子化されているそうである。直接的なメリットとして印紙を貼る必要がないので、協力会社コストは年間約2億円のコスト削減になるそうである

請負契約に係る注文請書を電磁的記録に変換して電子メールで送信した場合の印紙税の課税関係について|福岡国税局|国税庁

No.7102 請負に関する契約書|印紙税その他国税|国税庁

建設業では、紙を利用して図面などを共有しているという印象があったが、IT業界よりよっぽど電子化が進行している。電子署名を利用した契約書の電子化ってどのくらい進んでいるのだろうか?印紙を貼る必要がないというのがすごい。

そのほかいろいろと面白いお話を伺えた。

よくIT業界揶揄する言葉としてITゼネコンという言葉を使うが、ゼネコンに失礼だと思った。

どんなプロジェクトも工期通りに終了する。工期が遅延して品質もぼろぼろといういわゆる「デスマーチ」のようなもの建設業ではほとんど起きないそうである。それはやっぱり工事現場だとものが出来ていくのが見えているので、ヤバい問題はわりと早く発見できるかららしい。結局、問題可視化して、早期に問題発見し、早め早めに手を打つということらしい。

ゼネコンではプロジェクト毎に協力会社も違うし、多数の利害関係者がいる。プロジェクトマネージメントノウハウがそこにある。すごい。

2014-07-15

2014-07-14

ロードムービーが好きだ

ロードムービーというのは主人公がなにかのきっかけで旅に出ることになって、その道中でいろいろな事件に巻き込まれながらも、どうにかこうにかそれを解決していって、様々な困難に打ち勝つことによって成長していくと言う物語だ。

人生なんて言うものロードムービーみたいなもので、いまは平和な時を過ごしているとしても、次の日には、いきなり追いはぎに身ぐるみを剥がされてしまうかもしれないし、身に覚えのない犯罪嫌疑をかけられてしまうかもしれない。あるいは、余命幾ばくかもない不治の病にかかってしまう。

そのような様々な困難に向き合うのがロードムービーで、主人公挫折しそうになりながらも、どうにかその困難と折り合いをつけていく。

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U.S. Route 66 - Wikipedia, the free encyclopedia

旅というのは、そのようなロードムービ的な非日常を追体験するもので、ハプニングこそが旅の醍醐味である。旅が終われば帰るところがある。

東海道をてくてく歩くのも、自分にとってはちっちゃなロードムービみたいなもので、散歩の中に非日常を見いだそうとするのもロードムービ的な何かを求めているからに他ならない。

いつか、アメリカの東海岸、ボストンあたりからニューヨークを経由して、西海岸まで車で横断してみたいと思う。ハイウェイをひたすら西に向かう。夕方、場末のモーテルチェックインして、その街のしょぼいハンバーガーショップでとんでもない量のフレンチフライにケチャップをどばどばかけながら、グラマラスなウエイトレスと与太話をする。

ラジオDJ今日の天気とトラフィックジャム情報を流している。なんちゃらブリッジ工事中なので迂回した方がいい。

ヒッチハイクをしている若いおねーちゃんを拾ったことによって、わたしの旅はあらぬ方向へ走り出した。

というような感じの旅をしてみたい。

2014-07-13

闇の中の男、ポール・オースター著、読了

闇の中の男を読んだ。

不思議物語だった。

夜、眠りがやってこない時に、男は物語を作る。男は、娘と孫娘と同居している。孫娘と夜、家族秘密について語ることもある。

男が創ったもう一つの世界は米国が内戦をしている。そして、その世界に突然放り込まれたオーエン・ブリックという若者は、その元凶の書評家オーガスト・ブリルを殺せば、内戦が終わり元の世界に戻れる。二つのパラレル世界が交互に進んでいく。ブリックのいる世界貿易センタービルはあるが内戦をしている。ブリルを殺して内戦を止めることが出来るのだろうか。

911以降のアメリカを描いた作品になっていて味わい深い。ブリルが物語の語り部になっている。

2014-07-12

Done(完了)の定義とリリースブランチ

Doneだ。終わったよという宣言をするのは心地よい。しかしながらこの「完了」という言葉ほどソフトウェア開発現場では曖昧に使われているものはない。

わたしも新人の頃、いいかげんに使っていた。

よ「〜の機能の実装完了です」先輩「ビルドした?」よ「コーディングしただけです」先輩「ばかやろ、それは実装完了とは言わねーよ」よ「すいません」、(あれやこれや作業)…、よ「ビルドしました。コンパイルエラービルドエラーとかないっすよ」先輩「で、テストした?」よ「てへ」先輩「お前あほか」、(あれやこれや作業)…、よ「テストしましたーー。ばっちりっす」先輩「あれ、こっちでは確認できないなー。ソースコードチェックインしたの?」よ「あ、自分ローカル環境しか試してません」先輩「おい首締めるぞ。チェックインしてから言えよ」、(あれやこれや作業)…、よ「チェックインしました」先輩「やっとか。どれどれ。あれー、〜の機能が動かないなあ。〜はどう実装したの?」よ「あ、〜の実装はまだでした」(振り出しに戻る)

上記会話は実話に基づく創作です。

結局、コーディングして、ビルドして、リグレッションテストにかけて、出荷できる品質まで持っていって、それで完了ということになる。ソフトウェア製品場合は、プログラマ自分の作業が完了というのは、自分担当のところが出荷できる品質になったことをさす。毎日毎日ビルドしているので常に動くものがある。その動くもの品質は時には不安定になることもあれば安定してバグ不具合)が少ないこともあるが、常に毎日動くもの存在する。

自分担当の部分のテストはすべて問題がないということを毎日確認する。時には誰かの変更の影響で自分担当テストが壊れることもあるが、そーゆー場合は朝会社に来て、その壊れた原因を分析するのがトッププライオリティになる。そして、壊れた原因が自分問題であれば、それを修復するし、変更した誰かの責任であれば、その人に修正を依頼する。常に動くものを維持しておく。それがディリービルドを利用した開発のリズムである

ビルドを壊さないで開発をすると、毎日少しずつ機能が追加されていく。毎日品質にばらつきがあるとしても動くもの存在する。実装が完了した機能リストをみながらリリースマネージャーが、いつのタイミングで出荷するか決定する。ある時点で、ほぼ実装すべき機能がそろったとしたら、そこから安定化プロセスにはいる。それは、機能フリーズと言って、新規機能は一切追加しない出荷用ブランチを作って、ひたすらバグだけを直していくフェーズになる。例えば現状で1000個の不具合バグデーターベースに登録されていたとしたら、そのバグ優先順位をつけて、新機能の開発をとめてバグだけを直していく。修正が簡単なバグも難しいバグもあるが、ひたすら直していく。そうするとみるみるうちにバグ収束していって、出荷規準を満たすまで続く。

データーベース製品場合メジャーバージョンアップが2−3年毎くらいの周期なので、出荷されるまで、毎日ビルドが数百とか1000を超えることがある。その特定ビルドを選んで、そこから安定化プロセスリリース版の開発)が始まり、出荷されることになる。リリース版はサポートが終了するまで維持管理される。通常、出荷されてサポートされるバージョン複数あるので、リリースのブランチは複数存在することになる。

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Streamed Lines: Branching Patterns for Parallel Software Development

ウェブ開発だと、複数リリースを同時並行的に長期間維持するということはまれなので、Github flowのようなシンプルバージョン管理リリース管理になる。

ソフトウェア開発と言っても対象となる製品サービスによってリリース管理方法はまちまちである

2014-07-11

1000 Speakers conference in Englsih #1000eng開催

会を重ねること8回。英語での発表の機会を提供しようということで、毎月一回開催している。言葉は使わないと使えるようにならない。なので、発表する機会を用意して、練習をしようということである。

第8回時点で発表者の総数が52名(52番まで会員番号をふった)。あと、948名。参加者が1000人を超えるまで続けるよ。

今回は、飯尾さんがつれて来た中央大学学生さん3名(そのうち1名が初参加)が元気に発表していた。パチパチパチ。素晴らしいっす。若い人は(おじさんもだけど)、どんどんチャレンジしてほしい。

1000 Speakers Conference in English | Doorkeeper

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今回は20名近くの参加者を集め地味に開催。参加者はビールを飲みつつお気楽に発表を聞いている。ビールつまみ付きで1000円。英語の練習になる飲み会だと思えば超お得。コストパフォーマンスがめちゃくちゃいい。おじさんは、適度に酔っぱらいつつ、英語の練習になって満足度が高い。

次回は8/7(木)開催予定なので、奮って参加してほしい。できれば、今年中に発表者のべ100名を超えたい。そのためには48名の新規参加が欲しい。

英語で、自己紹介を出来るように準備、練習してきてほしい。怖くないよ。1000 Speakers Conference in English 9 #1000eng - 1000 Speakers Conference in English | Doorkeeper

毎度、会場を提供していただいている産業技術大学院大学(AIIT)そして会場係でお世話になっている上田助教、いつもありがとうございます。大変助かります。

2014-07-10

シェルスクリプト高速開発手法入門、読書中。第2章を読んだ。

シェルスクリプト高速開発手法入門を上田さんから貰った - 未来のいつか/hyoshiokの日記の続き。

日記を書いた時はまえがきしか読んでいなかったのだけど、第1章はじめに、第2章環境の準備を読んだ。久々の横書きの本なので時間がかかる。というか、いちいちコマンドを打って確認しながら読むと亀の歩みという感じ。このペースだと、読了は三年後になりそうなので、せっかくいつもお世話になっている上田さんから貰った本なので、速攻で紹介して、少しでも売上に貢献しようと言う余計なお世話感で、(全部を)読んでもいない本を紹介した。

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本の紹介というのは、わざわざ日記で書くという時間的コストを払う以上、読んでなにかを得た本じゃないと本を紹介するというインセンティブはない。読んだ本に難癖をつけることを芸風にしている人がいるが、読んでつまらなかった本は紹介しないだけである。わざわざ時間をかけてまで日記に書くというモチベーションがわかない。わざわざ罵倒というか文句を言うこともない。

第2章では本書が扱う諸処のツールについてMacPCサーバー(Ubuntuを想定)にインストールする方法が書いてある。Macというのがいいね

ということでさっそくあれやこれやわたしも入れて見た。この春にMacbookAirを変えてからツール類の整備は放置していたのでMaccoreutilsを入れてみる。その他あれやこれや。

GNU系のツールUbuntuでは標準なのだけど、MacUnix系のツールGNU系のそれとはいろいろ微妙に動作が違っていたりして、それがシェルを動かすときの差となるので、なるべくポータブルな解を求めたいところであるが、本書はGNUを使う。この割り切りが特徴とも言える。

55ページにOS環境選びをもう少しこだわりたいがと題する後藤さんのコラムがあって、「Ubuntuをエッジサーバー採用する利点はほかにある。運用トラブルシューティングに関する情報日本語で得やすい。日本のエンジニア問題根本解決を目指すよりもGoogle検索してすでに提示されている方法模倣することで解決する傾向があるため、日本語でこうした情報が得られるかどうかが重要になる。」

うひょ辛口、すいませんすいません。

コラムとか各章の補足が興味深い。わくわく。お楽しみはこれからだ。

2014-07-09

社内勉強会とパートナーエンジニア

社内勉強会参加者利便性を考えて昼休みに開催することが多い。昼休みならば、時短勤務のお母さんも参加できるし、夜学に通っている人でも参加できる。

とは言え、社外の人を講師として呼ぶ場合は、必ずしも昼休みにお願いするということが可能とは限らない。その場合は、夜7時ごろから開催になる。

今回たまたま開催した勉強会では、参加者が少なかったこともあって、各自自己紹介をした。そうすると意外と協力会社パートナー(常駐)エンジニアの方が多かった。

今まで気がつかなかったのだけど(人数が多いとき自己紹介をしないので)、パートナーさんの勉強会に対するニーズというのは潜在的には大きいのではないのだろうか。勤務時間中の勉強会の出席は契約にもよるだろうけど、勉強会は業務ではないのでパートナーさんが参加することは難しい。勤務時間外であれば、問題はない。

職場での勉強会メリットは移動時間がゼロというところもあるが、社内勉強会であれば、業務にかかわる議論が出来て実務に結びつくというメリットがある。

社員エンジニア)の成長を会社として支援することは経済合理的であるので教育に対する投資というのは多かれ少なかれ行われている。様々な形でのトレーニングや、自主的勉強会であるしかし、パートナーさんへの教育というのは業務に直接関わるもの以外は通常は行われない。スキルは持っているという建前だからである

継続的学習というのは社員だろうがパートナーさんだろうが必要であるが、パートナーさんに対する学習支援というのはほとんど議論されていないような気がする。

社員パートナーさんの勉強会教育に対する微妙立ち位置の違いというのを思い至った次第である

2014-07-08

シェルスクリプト高速開発手法入門を上田さんから貰った

シェルスクリプト高速開発手法入門をシェル芸の伝道師上田さんから貰った。

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フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門というタイトルがすごい。CMSを一日でフルスクラッチから作ると言うのが意味が分からない。まえがきとプロローグを読んだだけだが、勢いだけはよくわかった。

ということで、熱が出そうな一冊であるシンプルなことを突き詰めるとどうなるかという「シェル芸」を極めたい人にはお勧めになっているようである(じつはまだ全部読んでいないので、推測で言っている)。

Read or Die な一冊だ。

2014-07-07

システムインテグレーション崩壊、斎藤昌義著、読了

システムインテグレーション崩壊 ~これからSIerはどう生き残ればいいか?を読んだ。

編集の傳さんから直々の献本ありがとうございます

先日読んだ、倉貫さんの「納品」をなくせばうまくいく面白かったという日記 *1 を読んだ傳さんが送ってくれた。

刺激的なタイトルである。副題が「これからSIerはどう生き残ればいいか?」である。このままでいいのか、いやいいわけはない、という問題意識の本である

わたしは、SIerでもないし、SIerに勤めた経験もないので、あくまで部外者感想しかすぎないのだけど、本書で述べられていることはいちいちその通り、おっしゃる通りである

IPAの「IT人材白書2014」から引用があるが、それが衝撃的で、ユーザー企業が今後新規/拡大をしていく分野(SaaSPaaSなど)、IDCサービスへのSIerの関心は低く、SIerの今後の新規/拡大を予定している事業についてはユーザー企業の関心は低い。

斎藤さんは、「ユーザー企業に置ける情報システムが、”IT企業SIerのこと)に発注して開発するものからサービスを選択して利用するもの”へと変化しているのに対して、IT企業SIerのこと)が必ずしもこの変化に対応していない」と推測している。

絶望的なSIer警鐘をならし、一方でその処方箋を記している。倉貫さんの「納品をやめれば」が各論の解決策だとすると、この「システムインテグレーション崩壊」はSIer問題点総論という形になる。

対応するSIerは生き残るし、対応しないところは生き残れない。身も蓋もないが、そーゆーことなんだと思う。外野なんやかやいっても、生き残るかどうかは当事者次第ということである

誤植と思われるところ

46ページ。2019年IT部門と非IT部門の予算比率は逆なのではないか?


2014-07-06

MADE IN JAPAN、盛田昭夫著、読了

[新版]MADE IN JAPANを再読した。

本書は、ソニー創業者の盛田昭夫1980年代英語で記し、それを下村満子日本語翻訳1986年出版したものの新版である。当時、世界中出版され、日本でもベストセラーになった。それを読んでみた。

若い人はあまりなじみがないかもしれないが、盛田昭夫ソニー井深大とともに1946年創業し、一代で世界規模の企業に育て上げた。盛田昭夫 - Wikipedia

50年代アメリカにわたってトランジスタラジオを売りまくる、1960年ソニーアメリカ設立代表に就任する、日本企業として初めて米国でADRを発行、ニューヨーク5番街にソニーショールームを開設、1968年トリニトロンカラーテレビを発売、1970年米国ニューヨーク証券取引所上場、1979年ウォークマン発売など。

本書が発行された1986年ころは、日本の経済的成功絶頂で今では考えられないが米国と経済摩擦が発生していた。日本から米国へ自動車家電などが集中豪雨的に輸出され、その貿易不均衡が日米の懸案となっていた。

日本は不公正なことをやっているという米国の世論に対して、真っ向から反論を試みたのが本書である。前半は盛田とソニーの歩み、後半はソニー経営哲学アメリカ式日本式ビジネス方法競争テクノロジーイノベーションなどが忌憚のない議論がされている。

トランジスタは米国ベル研究所で開発された。しかしそれをラジオにして売り出したのはソニーである。新しい技術研究開発し顧客が求めるもの商品を企画し販売する。

今日エレクトロニクス産業は、日々急速に変化している。たった一つわかっていることは、このビジネスが決して停滞しないということだ。中略

この技術革新の敵はほかならぬ自社の販売組織であることがある。販売組織が力を持ちすぎては技術革新に水を差すことがよくあるのだ。新技術を使った新製品を作ると、セールスマンの再教育をしなくてはならない。それには莫大な費用がかかる。つまり製品を開発するということには、研究開発、新設備、宣伝広告、販売促進の費用必要になるということだ.また、今よく売れていて収益のよう商品を、流行おくれにしてしまうことであるしかもそれらの商品セールスマンにとっては売りやすい品物なのだ。225ページ

これはまさに、後にクリステンセンが言う「イノベーションのジレンマ」そのものである。盛田は、後にイノベーションのジレンマと呼ばれるようなことに対して明確に問題認識していた。そして、常に新しい製品市場提供する以外に生き残るすべはない。

また米国のCEOが四半期の売上、利益など短期的な視点経営をすることをたしなめている。企業は長期的な視点研究開発などに投資をしなければ、未来利益を損なってしまう、それが競争力をなくしていると主張する。

しか利益しか頭にないと、将来の好機を見失うことになる。見返りを利益しか考えないアメリカ経営者がよく口にする言葉がある。「これから数年先に、わたしの後釜に座る人間のために、なぜ私が今、目の前にある私の利益犠牲にしなくちゃならないのだ?」225ページ

「日本の企業は、市場占有率を目先の収益性よりもはるかに重大視する。287ページ」

盛田の先見性とビジョン技術に対する確かな目。日本にもすごい起業家がいたのである

皮肉なことに、日本の経営者90年代から米国流の短期的な視点を取り入れそれ以降、長期的に経営が低迷している。ソニー21世紀に入って元気がない。

いまこそ先人の智恵に学びたいと思った。

2014-07-05

2014-07-04

大手町からとことこ歩く

大手町の日経ホール勉強会に出て、そこからとことこ歩いてみた。日本で一番長い地下街が東京の大手町から繋がるっている。(と、日経東京ふしぎ探検隊に書いてあった(笑)日本一の地下道、逆さスカイツリー…東京ふしぎ旅行  :日本経済新聞

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大手町の地下通路には千代田線、半蔵門線、丸ノ内線、東西線、三田線が連絡している。そしてそのままJR東京駅、有楽町駅、さらには銀座線の銀座駅をつっきって、浅草線、日比谷線の東銀座まで行く。

写真は大手町界隈の地下通路図。

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ここを通って、東京駅方面に抜ける。そして有楽町へ地下で行ける。

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日比谷公園のあたりまで来た。


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地上に出て、日比谷通りを南へ歩いていく。

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最近出来た虎ノ門ヒルズ。

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東京タワーも見えた。

2014-07-03

だから荒野、桐野夏生著、読了

だから荒野を読んだ。

自分誕生日の日、身勝手な夫や息子たちと決別する46歳の専業主婦、朋美の物語特にあてもなく、車に乗って東京から西に向かう。車にあった旦那ゴルフセットを売り払い、その金で買い物をする。ロードムビーな設定である

専業主婦のいらだち、旦那の身勝手さ、コミュニケーションを取らない息子たち、家族はどうなるのか。

主婦視点旦那視点が交互に入れ替わって語られていく。旦那キャラが嫌な感じ(とっても身勝手)が出ていてよかった。面白かった。

2014-07-02

JR大崎駅の看板(山手線徒歩で一周)

山手線徒歩一周、約13時間。 - 未来のいつか/hyoshiokの日記山手線一周を徒歩でしたわけだけど、駅毎に写真を撮っていって、通過したことの証拠にした。どうせとるなら、JRの駅名がちゃんと入った写真にしたい。ところが大きめの駅だと意外と駅名の看板が見当たらない。東京駅なんかもそのタイプの駅だ。丸の内口とかの看板はあるが、JR東京駅の看板はなかなか見つからない。池袋も西武看板はあるけどJRは簡単には見つからない。

JRの大崎駅の看板は北口側にはみあたらなかった。

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いろいろ探したところ東口というのがあって、そこの写真山手線一周徒歩では撮った。

てなわけで、もう一度よってみたところ、南口の改札のところには立派な看板があった。

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山手線一周、駅看板の旅というのも面白いと思った。

2014-07-01

村上式シンプル英語勉強法を読んだ

【教育シンポジウム】「グローバル人材育成に必要な英語教育とは?」 - 未来のいつか/hyoshiokの日記村上さんのお話を聞いて、それに影響されて村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける図書館で借りて来て読んだ。

実にシンプル英語力の獲得方法が書かれている。英語を「読む」、「(単語を)覚える」、「聴く」、「書く」、「話す」ことについての訓練法を紹介している。

英語を読むために300万語(小説30冊、ノンフィクション15冊相当)を読む。読むときは息継ぎをしない。単語をいちいち調べない。

英語を覚える。語彙1万語。毎日1万語を「眺める」。毎日眺めるのがポイント

英語聴く。トータル1000時間毎日1時間で3年聴きまくる。筋トレ感覚

英語を書く。「英作文」ではなく「英借文」。使えそうな英文をストックして借りる(借文する)。ブラインドタッチを身につける。

英語を話す。「あいさつ」、「依頼」、「質問」、「意思表現」、「相手の意向を聞く」の基本表現を覚える。自分の関心事で100の英文を英借文して丸暗記する。

どれもこれも具体的なトレーニング方法を述べている。実践すれば英語を使えるようになる。村上さんはそうやって英語を身に付けた。

英語先生によって書かれた本ではなく、英語仕事で使わざるを得ない「生徒」によって書かれた本である。ひたすら具体的なトレーニング方法が記されている。やるかやらないかは自分次第。身もふたもない学習方法である自転車に乗れるようになるまでの練習方法みたいなものであるちょっとしたコツと練習法。

Show and Tellの例文を100個作って丸暗記は、すぐにでも使える。LTの司会のチョットしたフレーズを100個準備しておけば、英語で流暢に司会できそうな気がする。反射神経、すぐさま気の利いたことなどすぐ出てこない。そのために、せっせと100個ストックしておく。

というわけで、ちょっと試してみようと思った。



2014-06-30

【教育シンポジウム】「グローバル人材育成に必要な英語教育とは?」

教育シンポジウム】「グローバル人材育成に必要英語教育とは?」というのに行って来た。

政策分析ネットワーク/立法・行政・シンクタンク・マスコミ・政策系大学・企業等:【教育シンポジウム】「グローバル人材育成に必要な英語教育とは?」

パネリスト

◆元Google米国本社副社長

Google Japan代表取締役社長

村上憲郎事務所代表 村上憲郎

ベネッセ教育総研グローバル教育研究室

 主任研究員      加藤由美子様

英語塾J-Prep代表   斎藤 淳 様

<モデレーター>

Wall Street JournalWSJ

 日本版編集長     小野由美子様

Google村上さん、ベネッセ加藤さん、英語塾J-Prepの斎藤さん、WSJ小野さんという顔ぶれ。それぞれがショートプレゼンをして、その後パネルディスカッションという形式。

村上さんの身もふたもないことを言うというスタンス面白かった。大人は手遅れ。自分近傍を救うしかない。誰か(政治とか官僚)に期待してもしょうがない。英語勉強するのではなく、英語勉強をする。100個のshow and tellを用意しておく。(小ネタ英語で100個準備しておく)

Show and tell (education) - Wikipedia, the free encyclopedia

斎藤さんは、日本のこどもは質問が出来ないと言う。なにか正解があると考えている。

パネルディスカッションもあれやこれや示唆に富む話が多くて面白かった。最後に司会の人が、会場に参加している著名人を指名してコメントを求めるというスタイル面白かった。いきなり指名されて気の利いたことを言うというのは大変なのであるが、交渉の現場なんかはアドリブでやるわけで、その反射神経が必要であるというのは、その通りだと思った。そのようなコメントをしたのは、いきなり指名されたにもかかわらず当意即妙の返しをした元日本IBM会長の北城さんである。さすが。世界には二つの不可能がある、一つは日本人質問をさせること、もう一つはインド人に長い話をやめさせること。という小話を言っていたw

f:id:hyoshiok:20140630191844j:image村上さんの発表

f:id:hyoshiok:20140630201837j:imageパネルディスカッション

左より小野さん、村上さん、加藤さん、斎藤さん。

2014-06-29

山手線徒歩一周、約13時間。

山手線徒歩一周というのをやってみた。神田駅に集合して、山手線を秋葉原、上野、と内回りに一周する。

朝6時45分ころ神田を出発し、途中、巣鴨あたりで朝食休憩(9時前)、新宿辺りで昼食休憩(12時ころ)、恵比寿で小休止(14時すぎ)、大崎界隈から雲行きが妖しくなり、西の方の雲が暗くて、時々雷の音がする。山手線徒歩で最大の難所が大崎と品川の間となる。品川駅の遠景を高輪口の交差点で撮って、横断歩道をわたった瞬間にバケツをひっくり返したような雷雨になり、間一髪でセーフ。駅の自由通路を抜けて雨宿り休憩(16時過ぎ頃)。品川、田町間が山手線の駅間が最大。途中都営浅草線泉岳寺駅があり、山手線の新駅が出来るあたりと言われている。新橋、有楽町あたりでお腹がすいて来て、ふらりと居酒屋によりたくなるが、我慢。有楽町のスタバで小休止(19時ころ)。東京駅をすぎて、神田駅でゴール。19時45分ころだった。その後、銭湯(江戸遊)で汗を流して、ビールで乾杯。御茶ノ水で解散。

JR駅名の写真を撮るのだけど、大きな駅(池袋とか東京)ではなかなかその看板がなくてそれを探すのが大変だった。小さい駅だと簡単に発見できる。東京駅は、JR丸の内口とかはあるのだけど、JR東京駅の看板は地下道入り口のしょぼいのしかなかった。

出発時は小雨というよりも普通に雨が降っていて、心が折れそうになるが、歩いているうちになんとかなった。スニーカーが足にあたってまめができるということもなく、調子は意外とよかった。わたしはずんずん歩くタイプなので、あまり周りをみないでどんどん行ってしまった。今回ご一緒させていただいた皆さん、どうもありがとうございました。楽しかったです。また、散歩しましょー。

67468歩。自分にとって一日あたり最大歩数であった。40キロくらいは一日で歩けることがわかった。意外とどーにかなる。

f:id:hyoshiok:20140629070538j:image御徒町

f:id:hyoshiok:20140629071436j:image上野

f:id:hyoshiok:20140629072952j:image鴬谷

f:id:hyoshiok:20140629074757j:image日暮里

f:id:hyoshiok:20140629075806j:image西日暮里

f:id:hyoshiok:20140629080951j:image田端

f:id:hyoshiok:20140629082602j:image駒込に付く前に踏切があった

f:id:hyoshiok:20140629083215j:image駒込

f:id:hyoshiok:20140629084758j:image巣鴨

f:id:hyoshiok:20140629095130j:image大塚

f:id:hyoshiok:20140629103242j:image池袋

f:id:hyoshiok:20140629104615j:image目白

f:id:hyoshiok:20140629115509j:image新宿

f:id:hyoshiok:20140629121329j:image昼食休憩、ビール。

f:id:hyoshiok:20140629125857j:image代々木

f:id:hyoshiok:20140629141049j:image恵比寿

f:id:hyoshiok:20140629153252j:image五反田

f:id:hyoshiok:20140629154645j:image大崎の手前に変なものがいた

f:id:hyoshiok:20140629155244j:image大崎

f:id:hyoshiok:20140629161419j:image品川。横断歩道をわたり切った瞬間に豪雨が来た。

f:id:hyoshiok:20140629171408j:image泉岳寺

f:id:hyoshiok:20140629173332j:image東京タワー

f:id:hyoshiok:20140629173855j:image田町

f:id:hyoshiok:20140629180309j:image浜松町

f:id:hyoshiok:20140629182433j:image新橋

f:id:hyoshiok:20140629184157j:image有楽町

f:id:hyoshiok:20140629194606j:image神田、ゴール

f:id:hyoshiok:20140629200258j:image銭湯で汗を流す

f:id:hyoshiok:20140629204011j:image風呂上がりの一杯

f:id:hyoshiok:20140629215646j:image御茶ノ水で解散