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2018-09-15 スベリヒユ(食用)とコニシキソウ(毒草):似ているが良く見分けてね

スベリヒユ(食用)とコニシキソウ(毒草):似ているが良く見分けてね。 05:41 スベリヒユ(食用)とコニシキソウ(毒草):似ているが良く見分けてね。を含むブックマーク スベリヒユ(食用)とコニシキソウ(毒草):似ているが良く見分けてね。のブックマークコメント



スベリヒユ(滑莧、馬歯莧、ヒョウ菜パースレインプルピエ) スベリヒユ科 

(夏から秋)異名が多いのは、それだけ親しまれている証拠です。

 農家にとってはこれほど忌まわしい野草もないでしょう。赤い茎が放射状に伸び、丸みを帯びた葉がついたこの野草は、抜いても抜いても接地面から根を出して枯れないため、農家が始末に困るのです。コンクリート道路の上において置くしかありません。


 スベリヒユは夏のハコベといった存在で、ハコベとおなじく立派なハーブ名(パースレインプルピエ)を持っていますし、東北山形県ではヒョウ菜というように、食糧認識されています。


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 また、スベリヒユ一種多肉植物と言えなくもなく、鑑賞用のマツバボタンと近縁です。光合成を巧妙に行なうCAM植物?に分類されます。水分が得がたい環境において、二酸化炭素を夜間に植物体のなかに取り込んでおいて、昼それを使って光合成をする植物です。その間、気孔を閉じて水分の蒸散を最小限にするのです。この野草は「茎が赤、葉が青、花が黄、種が黒、根が白」で、「五行草」とも呼ばれます。


調理法)−(1) 塩ひとつまみで湯がいて、ゴマ和えにする←独特の土臭い風味をマスキングするため。ただし、味付け前、数日水を取り換えつつ晒す場合があります。スベリヒユは含有されるシュウ酸がなかなか抜けず、途中で臭くなったら、あらためて茹でる場合もあります。葉はぐずぐずになってしまうので、茎を食べることになります。(←ヤブガラシと同様)


またカツオ節で和えると、シュウ酸マスクされます。これは、シュウ酸を含む植物を食べる常套手段です。カツオ節を加えると、シュウ酸カツオ節のなかのカルシウムが反応して、シュウ酸が取り除けるのでお奨めです。(なお、緑茶紅茶ウーロン茶コーヒーココアなどにもシュウ酸が含まれ、ミルクと混ぜて飲むとミルクに含まれるカルシウムシュウ酸が取り除けます。だからお茶類にミルクを入れて飲むのは理に叶っているのです。)カルシウム豊富に含む・ゴマ和えもその意味シュウ酸マスクできます。


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   (↑スベリヒユのゴマ和え)


     −(2)備蓄食:湯がいたあと、天日乾燥して取っておく。


(よく似た毒草コニシキソウトウダイグサ科)茎が赤く、放射状に伸びるのはスベリヒユと同じですが、茎が細く、葉の中央に斑点があることが多く、ちぎるとトウダイグサ科特有の白い乳液ラテックス)が出てきます。これらの点で区別できます。)


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なお、以下の話は笑えない笑い話です。ある時、ある畑でバーベキューパーティに呼ばれたので加わったところ、一人がコニシキソウを手にして「これは私が野草について研究して、食べられると解ったスベリヒユです」と、私は彼の発言にさっそく異を唱えましたが、彼は涼しい顔。後日、彼は誤りだったと認めましたが。・・・根拠のない思い込みというのは怖いものですね。



今日のひと言:コニシキソウというのがあるのなら、オオニシキソウもあるのかと思って散歩していたところ、(これは3、4年前)田のへりに「大振りででかい「コニシキソウ」」を発見しました。オオニシキソウでした。やはり毒草です。


なお、この記事拙著野草を食べる・滋味(JIMI)!!』のスベリヒユ記事ちょっとアレンジして書きました。



季節・生育地でひける野草・雑草の事典530種

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今日一品


豚肉エリンギ巻き


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弟作。細切りにしたエリンギ豚肉で巻き、塩・胡椒を振り、オリーブオイルを敷いたフライパンで焼きました。キノコ栄養価は肉と匹敵すると思え、そのため(増量するので)、同じ肉を長く

食べる工夫となります。

 (2018.09.10)



トッポギ

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弟作。韓国の餅風味の食材スナック感覚料理

「直訳するとトッポッキまたはトッポギ朝鮮語: 떡볶이)は、朝鮮半島の餅「トック(떡)」を使用した韓国料理「餅炒め」の意。朝鮮半島の餅「トック(떡)」を使用した韓国料理である。朝鮮半島の餅「トック(떡)」を使用した韓国料理である。

元来は炒め物の宮廷料理だが、庶民的な煮込み料理にアレンジしたものが広く普及している。」

カッコ内、WIKIより。

 (2018.09.10)



ネギヌタ


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ネギ料理名脇役で、主役にはなりにくい食材ですが、茹でて酢味噌で和えるヌタは、立派な主役です。この場合味噌と「梅サワー漬け」で作りました。この料理は以前にも取り上げています。

(2018.09.11)



@鶏の皮の焼き鳥


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弟作。格安で買った「鶏の皮」を串にさして、醤油砂糖、ミリンに2時間ほど漬け、オーブントースターで180度、13分。これは美味。

 (2018.09.12)



@鮎の塩焼きシソ


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料理名通りの一品ですが、シソは庭にふんだんに生えているので、食材集めは簡単です。

 (2018.09.13)





今日の詩


廃屋


いつまで人が住んでいたのか?

この廃屋

屋根には穴が空き、

庇は崩れ、

何時倒壊しても

不思議ではない。


それにも増して、

家の真ん前の庭に

笹が群をなして

密生している。

これが非常に貫禄のある

笹原だ。


むしろ人ではない

生きものが住んでいるような

気にもなる。

犬か、猫か、

はたまたパンダか?

暮れがた、ぽつねんと建っている。


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 (2018.09.13)






今日の四句


ひっそりと

斑入りヤブラン

美を語る


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 (2018.09.09)



トウゴマ

怪しい気配

一人立ち


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これがトウゴマであるとの自信はないですが・・・(基本的には毒草。薬用にされることもあります。蓖麻子油(ひましゆ)など。)

 (2018.09.09)




曼珠沙華マンジュシャゲ

一株まとめて

出現す


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彼岸花ともいいますね。

 (2018.09.09)



蝙蝠(コウモリ)の

飛ぶや素早く

ラブ・ダンス



暮れかけたころ(逢魔が時)、眼にも止まらぬ早さで飛行する蝙蝠。

 (2018.09.10)

jun_111230jun_111230 2018/09/15 10:34 こんにちは!
スベリヒユいくら食用と言っても草取りに追われている私にとって食べる気にはなれません。
草刈りして暫くして生えてきたのがスベリヒユだったことがありました。
今はあまり気にしないで見つかったら捨てるという風にしています。
でも草刈り嫌いでないです。色々な雑草を見てmiyotayaさんの写真の植物たちに出会えるのをちょっと楽しみにしてるかも

SPYBOYSPYBOY 2018/09/15 12:51 ボクは植物はほとんど区別がつかないので、毒草と食用を見分けるなんて100%出来そうもありません。似ているというのは恐ろしいですね。iireiさんがそれらを見分けられるというのは、よほど観察力がおありなんでしょう。
写真の廃屋?趣がありますね。それこそ時空を超えて、何かの名画に出てきそうです。

iireiiirei 2018/09/15 13:36 >jun_111230さん
 夏のスベリヒユや冬のハコベは、農家にとっては邪魔者以外の何ものでもありませんね。解ります。ただ、冬時、天候不順でほとんど全ての野菜が採れなくなったとき、ある農婦が畑にハコベが生えているのを見て、採取して家で料理したら、思わぬ滋味に感動したというお話があります。

農家の状況によっては、これらスベリヒユやハコベも食糧になるということだと思います。

iireiiirei 2018/09/15 13:52 >SPYBOYさん
 私は田舎で育ったわりには、野菜・野草については無関心で、大学生生活の中期くらいに植物に目覚めたのです。環境問題に取り組むようになってから。最初、訪ねた農園で「なんだ、コスモスが畑に生えている」と思ったのですが、それは「ニンジン」でした。切れ込みの多い葉だったので、誤解したわけです。以後植物について発奮しました。

写真、たしかに面白い被写体でした。たまに通る道なのに、これまで気づかぬにいました。まっすぐ道を行かずに、脇をも見る余裕もあったらいいな、と思いました。

miyotyamiyotya 2018/09/15 17:00 こんにちは。
スベリヒユとコニシキソウはよく似ていますね。
スベリヒユの方が葉が厚みがあって、茎も太いですね。
ちょっと見ただけでは見分けがつかないように思います。
それにしてもスベリヒユは、逞しい生き方の知恵がつまっている野草なんですね。

o-uirio-uiri 2018/09/15 19:03 コニシキソウは墓地にいっぱい生えていて、地面にへばりつくように生えているので抜きにくいです。途中でプツッと切れると、そこから白い液が出て、指に着くとネバネバ><

iireiiirei 2018/09/15 19:51 >miyotyaさん
 今回ブログの「笑えない笑い話」でも書きましたが、食べられる野草に興味のある人でもスベリヒユとコニシキソウの区別が出来なかった・・・見分け方の切り札は白い液が出るか出ないか、でしょうね。

スベリヒユはサボテンなどの多肉植物のようにCAM植物で、極度の乾燥に強い性質を持っています。もしかして、今年のような日照りが続く天気なら、その環境適応性からして、野草から野菜に昇格するかも。

iireiiirei 2018/09/15 19:59 >o-uiriさん
 切ると白い乳液(ラテックス:毒液)が出てくるのは、トウダイグサ科の植物の特徴です。このコニシキソウもこの科に属します。液がついたまま、目をこすらないようにしてくださいね。

matsukentomatsukento 2018/09/15 23:00 iirei様、こんばんは。
植物の食用か、毒があるかは、まさにプロの眼が必要で、我が鳥取ふるさとUI会で、春に山菜天ぷら大会をする時は、N屋事務局長の判断が頼もしいです(o^_^o)v!!!
よく聞くのは、ニラとスイセンの葉が似ていて、前者は食用ですが、スイセンのは毒があるので、注意が必要とのことでした♪
キノコの栄養価は肉と匹敵、鳥取市には(UI会の定期総会の懇親会でお世話になっている)「菌興椎茸協同組合」という、有名な組織もありまちゅ。
私も韓国でトッポギの屋台を見ましたが、食べたことはないのですよ〜。
鶏の皮の焼き鳥、これまた美味げで、焼き鳥の類って、食べたいときはメッチャ食べたくなるのが、これまた不思議だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

iireiiirei 2018/09/16 07:49 >matsukentoさん
 私にも良く区別のつかない食用⇔有毒植物の組合せがあります。ウルイ(ギボウシ)とバイケイソウです。春先に食べるウルイですが、同じ時期・同じユリ科のバイケイソウも育ち、猛毒です。花はかなり違いますが、芽生えのころはよく区別が出来ません。

キノコは木から栄養をたっぷり吸収するので、肉と栄養価が匹敵するのはよく解ります。

あれほど鶏の皮が美味しいのなら、北京ダックはどれほど美味しいのかと思ってしまいます。

yukiwarisou_0222yukiwarisou_0222 2018/09/16 16:26 こんにちは〜。
最近、スベリヒュとコニシキソウよく見かけます。スベリヒュはマツバボタンに似ていますね。
お隣さんも廃屋です。一人暮らしのおばあさんが亡くなられてから…寂しいかぎりです('_')

sinsintuusinsinsintuusin 2018/09/16 19:39 iireiさんが野草に興味を持つようになったのはいつ頃からでしょうか?
田舎育ちの私ですが、野草については殆ど知りません。ただ不思議な事があって田舎暮らしをしていた時は、本能的に毒草と食べられる野草の区別がついて、それは概ね当たっていたと思います。
田舎暮らしも間が空くとその本能的な感すら働かなくなりました。
何処かに危険を感じるDNAが有るような気がします。
昔田舎に薬草の名人がいて、当時医者にかからない風習があった村の人々はこの名人を頼りにしていました。
科学的根拠も文献もない中でどうやって薬草の効能を見つけていたのか不思議なことです。
オオニシキ、コニシキと言う名前からは相撲の力士を連想します。

iireiiirei 2018/09/16 19:54 >yukiwarisou_0222さん
 そうです。マツバボタンもスベリヒユ科の植物で、よく似ています。(ちなみにマツバギクはハマミズナ科の植物で、両者とも乾燥に強いです。)

私の近所にも無住の家がありますが、都会に住むこの家の息子さんが、お盆のころは手入れに来るので、荒れてはいないようです。

iireiiirei 2018/09/16 20:31 >sinsintuusinさん
 私が野菜の興味を持った経緯は、SPYBOYさんへのレスに書いた通りですが、野草については少し遅れます。一つには美味しい食材を求めて、意識的に野草の本を読むようになったこと、また某詩人の詩の朗読会で知り合った女性が出版社「野草社」で働いていたことが印象に残っていたことなどがあります。

私の場合は本能的にではなく、”食べられる野草”のハンドブックを片手に、本に「食べられる」と明示されてなければ食べないというガイドラインで野草を摘みました。その線で、食べられる野草を同定する・摘む・食べると行きました。

いわゆるハーブ(単に「草」という意味)にも、山暮らしをしていた最中に教えてくれた女性がいて、その人がゴーストライターになって書いた本『とっておきのハーブ』(新星出版)も贈呈されたりして、ハーブにも関心が向かいました。こう書くと、私はしばしば異性に導かれるようです。

そのハーブですが、フランスのハーブ療法家:モーリス・メッセゲさんは、ハーブを組み合わせて病気に処方する療法の名人です。ヨーロッパの漢方と言ったところでしょうか。多分この人はハーブに関する膨大な資料・療法書を持っていたのだと思います。(現在の彼の生死は解りません。)

おっしゃるように、オオニシキ、コニシキは四股名にありますね。

bontosyougatubontosyougatu 2018/09/16 23:05 鮎の塩焼きのシソ巻きとは、焼いた身を青ジソでくるんで食べるということですかね。この前、鮎飯を炊いたので、庭に生えていた青ジソを刻んでちらしましたが、もう硬くなっていて不評でした。そもそも、赤ジソと混じってしまっているようで、表は青、裏は赤になっていました。

iireiiirei 2018/09/17 06:32 >bontosyougatuさん
 お考えの通りの食べ方です。シソの葉のうち、なるべく株の上部の色が薄く柔らかい葉を使いました。

我が家では赤ジソは栽培したことがありませんので、青シソと交雑することはありません。むしろシソと類縁の「エゴマ」を栽培していますので、これがシソと交雑することは避けるようにしています。

sufuretansufuretan 2018/09/17 17:16 こんばんは、iireiさん。スフレです。廃屋の詩がおもしろいですね。パンダさんがすんでいたらいいなぁ。廃屋っていろいろ想像できておもしろいです。こわさずにそのままにしておいてくれたらいいなぁっておもいます(#^.^#)。ヤブランさんのお花、上品できれいですね。ときどきみかけます。トウゴマさんはひまし油になるのですね。あやしいっていわれてこまっていいるみたいです(#^.^#)。彼岸花さんのきせつですね。出現す。がおもしろいです。蝙蝠さんのとびかたはおもしろいですね。うれしそうにみえたのですね(#^.^#)。おからだにきをつけてくださいね。いつもほんとうにありがとうございます(#^.^#)/。

iireiiirei 2018/09/17 19:31 >sufuretanさん
 そうです、廃屋はそのままにしておくのが良いですね。取り壊して画一的な住宅を建てるというのも興ざめです。ヤブランの花、地味気ですが美しいものです。トウゴマは多分当たっていると思いますが、ちょっと疑念があるのです(葉の形)。ヒガンバナは葉の出ている時期には花はなく、花があるときには葉がなく・・・だからいきなり花径が生えてくることの戸惑いを「出現」と書きました。蝙蝠、かりに「愛の踊り」なら、それはそれは嬉しいでしょうね。

スフレさんも、これからまた流行るであろうインフルエンザに気をつけてくださいね。

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