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虚虚実実――ウルトラバイバル このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-05-31 カラス・烏・鴉:私は鴉が好き。壁紙に使っている。

カラス・烏・鴉:私は鴉が好き。壁紙に使っている。 19:17 カラス・烏・鴉:私は鴉が好き。壁紙に使っている。を含むブックマーク カラス・烏・鴉:私は鴉が好き。壁紙に使っている。のブックマークコメント



羽毛が黒一色の鴉、「不吉」だと嫌う人も多いでしょうが、私には中々素晴らしい鳥のように思えます。一つに、秋、稲穂のこぼれダネをスズメとともに啄ばむ姿は絵になります。黄金色切り株と、鴉の黒が調和して、この風景はなかなか素晴らしいと思っています。


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壁紙カラス



また、鴉はスズメ目の鳥で、文字通りスズメの仲間です。鴉は雑食性で、生きた獲物のみを捕食する鳥(猛禽類など)と一線を画しますが、肉食をすることもあるようです。だから鴉は繊細さの内に腕力も備えた一級品の鳥であると言っても良いと思われます。


では、いくつかの国の、鴉にまつわる話題を挙げていきます。


ドイツ。  シューベルト歌曲集「冬の旅」に出て来る「鴉」。ドイツ語では「die Kra¨he:クレーエ」と呼びますが、一羽の鴉が主人公の周りを、つかず離れずマークしています。主人公は「私が墓に入っても、忠誠を誓え」と鴉に呼びかけます。なんとも暗い情念の発露です。ただこの曲は、まさしく「夜明け前」の心象風景で、明るい展望になると思える「ライエルマン」という終曲につながります。


   カラス


フランスフランス語カラスは「le corbeau :コルボウ」ですが、鴉の鳴き声がフランス人には「なぜ、なぜ?」と疑問を発していると聞こえるのだそうです。その理由は「pour quoi :なぜ」の後半「クオア」という発音をされる部分が、ちようど鴉の鳴き声のように聞こえるから。このような問いかけを始終聞いていたら、だれしも哲学者になれるかも知れませんね。


アメリカ。なんと言っても、E.A.ポーの長詩「大鴉(The raven )」が有名です。この鴉は、詩人に対し「Never more !」という「夢も希望も投げ捨てよ、次はないぞ。」と宣告しているのです。このポーという詩人小説家は、生前アメリカでは評価されずに不遇の一生を閉じたのですが、のちにフランス象徴派の開祖ボードレールに高く評価され、面目を施しています。


日本文芸音楽に登場する鴉、あまり例を知りませんが、野口雨情作詞本居長世作曲の「七つの子」が辛うじて浮かびます。あと、言いまわしの「三羽烏」。優れたものたち3人組を意味しますね。また、高杉晋作が作ったとされる都都逸に「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」という色っぽいのがあります。好きだったマンガ幽遊白書」に登場した敵キャラ爆弾を操るクエストカラスも印象に残りましたね。


他に鴉についての話題を挙げると、彼らの知能指数がとても高く、言い換えれば「脳化指数」が高いといいますが、実際、一例として人の行動を観察して、蛇口のコックを捻り、水を出してしまうことがあるそうです。「脳化指数」は、単純に、「脳」が「体全体」に占める重量比で算出されますが、鴉は確かに脳が発達しているのですね。この脳化指数についてwikiでは以下のように記載されています。


脳の重量はアロメトリーに従い、全体重の冪に比例する傾向がある。脳化指数提唱当時は、体重の2/3乗に比例すると考えられていた。そのため脳化指数は、脳の重量を体重の2/3で割り、適当な係数を掛けた値で表される。ただしより詳しい計測・解析の結果、この冪指数は3/4乗と判明したため、2/3乗を使った脳化指数には、体重が大きい動物ほど過大に見積もるバイアスが少し(体重10倍で+21%、1000倍で+78%)ある。


脳化指数単独の数値に意味はなく、比較にのみ使われる。そのため、全体に掛ける係数は、任意に決められる。ジェリソンが最初に使った、ネコEQを1とする算出式が一般的である。他に、ヒトのEQを10とする式もある。


脳化指数は、その体重に見合った脳の大きさに比べてどのくらい大きい脳を持っているかを示している。ただし、それが等しければ同程度の知性であるという先験的な理由は乏しい。


脳化指数に対し、脳の重量それ自体、あるいは、脳の重量を単純に体重で割った値は、ヒトよりずっと高い値になる種がいるなど、知性の指標としては明らかな不都合がある。脳化指数はそれらの値に比べれば、知性の指標として有効だと考えられる。しかしそれでも、知性には脳の多くの特徴が関与しており、脳化指数だけで判断することはできない。



今日のひと言:忘れてはいけない話題を思い出しました。サッカーJリーグ象徴である生き物・・・太陽に棲む「八咫烏:ヤタガラス」。この生き物は3本足で、特異な姿をしています。光の海の中に、黒いシルエット。現代科学でいう「太陽黒点」を連想します。もしかして、古代人も、何らかのフィルターを使って太陽を観察して、黒点存在発見したのではないでしょうか。この鴉の発祥地は、中国でしょうか、はてさて日本でしょうか?・・・ヤタガラスについてwikiでは


元々賀茂氏が持っていた「神の使いとしての鳥」の信仰と、中国の「太陽の霊鳥」が習合したものともされ、古来より太陽を表す数が三とされてきたことに由来するとする見方は、宇佐神宮など、太陽神に仕える日女(姫)神を祭る神社(ヒメコソ神社)の神紋が、三つ巴であることと同じ意味を持っているとする説である。


中国では古代より道教と関連して奇数は陽を表すと考えられており、中国神話では太陽に棲むといわれる。陰陽五行説に基づき、二は陰で、三が陽であり、二本足より三本足の方が太陽象徴するのに適しているとも、また、朝日、昼の光、夕日を表す足であるともいわれる。

・・・どうも、中国人のほうが優勢なようです。


大鴉?ポー訳詩集 (加島祥造セレクション3)

大鴉?ポー訳詩集 (加島祥造セレクション3)





今日一品


@鶏ナンコツ焼き


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弟作。ちょっと固めの食材。私が変形性関節炎であるのか、に鑑み食材を買ってきてくれるのか・・・だとすれば弟に感謝。塩を振りオーブン・レンジで焼き、しまいに七味唐辛子を振りました。

 (2016.05.26)



@鱒(マス)のムニエル


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弟作。いわゆる「鮭鱒類:けいそんるい」の一種ですが、真水に暮らす成育環を持つものが多いので、寄生虫考慮し、加熱して食べるのがベストでしょう。

 (2016.05.26)



ウルイモヤシの炒め物


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炒めると、美味しい苦さが生まれるウルイギボウシ)。今回はモヤシと炒め物にしました。ゴマ油香辛料ナツメグ


http://d.hatena.ne.jp/iirei/20160508#1462654518 参照。


 (2016.05.27)



ナスケチャップ炒め


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弟作、フライパンで刻みネギとすりおろしショウガを入れてオリーブオイルで炒め、ナスを投入、炒めてケチャップ昆布出汁、粉チーズを入れてさらに炒めて完成。美味。

 (2016.05.28)

wattowatto 2016/05/31 22:30 こんばんは。
『聊斎志異』に取材した太宰治の短編『竹青』が、科挙に落ちた男が烏になる話でした。

yoshicomyoshicom 2016/05/31 23:07 私はブログのプロフィール画像に鴉の写真を使っています。イギリスで撮影したものですけど。
頭の良い鳥だそうですが、渋谷で悪戯対策に鷹を使ったと聞いて、あまりに人間の知恵が劣っていることに呆れたのを思い出しました。
ウルイともやしの炒め物うまそうですね。

whitewitchwhitewitch 2016/06/01 00:50  息子が幼稚園生だったとき、仲良しのママ友が、自転車に乗って買い物に行くときにカラスに襲われて大けがをして、救急車で運ばれ、彼女が入院している間、息子と同い年の息子さんをうちでお預かりしたことがあります。(おそらく彼女が来ていたジャケットのフードについていた毛皮のふわふわしたものを小動物と間違えて襲われたのかと思います)それ以来、カラスを見ると怖くて怖くて…。朝のごみ当番も、ごみが多すぎてカラス除けの網からはみ出していたりすると、カラスがつついて生ごみが散乱していたりして、泣かされます…。美しいけど、なかなか好きにはなれない鳥ですね。
 鶏のヤゲン軟骨、おいしいですよね!我が家はみんな大好きなのですが、義母が歯が悪いので、あまり作りません。

iireiiirei 2016/06/01 02:39 >wattoさん
 耳よりな情報、ありがとうございます、機会を作って読んでみます。

iireiiirei 2016/06/01 02:50 >yoshicomさん
 そうですか、貴兄もカラスがお好きなのですか。同好の士ですね。
 カラス退治に鷹を使う・・・「鳥肉を割くになんぞ牛刀を用いん」(?)ですね。

ウルイは加熱すると、苦くなるというのが、食材としての取り柄だと思っています。

iireiiirei 2016/06/01 05:36 >whitewitchさん
 確かにカラスの嘴は鋭く、あたかも猛禽類のような攻撃性を持っていると思います。知人の話では、一回カラスをいじめたあとで、彼が通ると、その都度カラスたちが騒いだらしいですね。「敵の共有」、そんな芸当も出来るようです。

そうですか、鳥軟骨、ヤゲンというのですね、覚えておきますね。

ceneciocenecio 2016/06/01 06:33 おはようございます。カラスは頭がよくていつも人間を笑っているみたいです。近所ではゴミを散らかし放題。ネットをかけていても嘴で持ち上げるんです。いやあ、びっくりしました。
オランダ映画で「君がくれた翼」というのがあるんです。KAUWBOY これで検索してください。写真だけで見たくなりますよ。国立フィルムセンターで上映されたのですが、うちは近いのに、その日はあいにく行けませんでした。また上映すると思うのでそのときはきっと。

iireiiirei 2016/06/01 08:11 >cenecioさん
 カラスの賢い事例として、クルミを自動車のタイヤで割らせるというCMがありました。この場合、自動車のドライバーが目が利き、また自動車のステアリングがすごいので、そのクルミは踏まずに行ってしまい、カラスは悔しがったといったものでした。

「君がくれた翼」(KAUWBOY)、なにやら初めのころからカラスが登場するのですね。生粋の、オランダ映画、映画館にも回ってくることも、DVDで流布されることもなさそうですから、気が向いたら、ユーチューブを見ようかな、と思います。

numapynumapy 2016/06/01 09:43 おはようございます。
映画「ガイアシンフォニー2」の中に、ワタリガラスは神、
とするアラスカ原住民の神話がたくさん出てきますが、
不思議なのはこの神話が、シベリア東部にもあることです。
きっと、人類は神話とともにベーリング海を超えて、アラスカに至ったんでしょうね。

yukiwarisou_0222yukiwarisou_0222 2016/06/01 10:06 おはようございます。
いつも車で通っています交差点で赤になり、信号待ちをしていますと、反対側の道路からダンプカーが来ました。するとカラスがクルミを加えて飛んできて道路において、ダンプカーが踏んで割っていくのを木にとまって見ています(クルミの木が道路の側に1本あります)
この光景を見たときカラスって頭がいいなぁ!とビックリしました。信号の合間にカラスは食べていました。

muranamurana 2016/06/01 10:27 おはようございます。
若かりし頃に送電線の鉄塔に巧みに造られた巣の除去作業にこの時期にはよく駆り出されました。
スチールハンガーや針金での営巣。万が一の停電事故に備えての作業でしたが、愛鳥家がお偉いさんに着任した時には、巣を安全な場所に移設したり、巣立つまでの撤去を禁止したり(そのたびに確認して)と難儀したのを思い出します。
保護した一羽としばらく暮らしたことがありますが、とにかくカラスの賢さには驚かされました。

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