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2018-07-18 囚人服:しましま模様のフォークロア(民俗学):鍵がキー

囚人服:しましま模様のフォークロア民俗学):鍵がキー 00:04 囚人服:しましま模様のフォークロア(民俗学):鍵がキーを含むブックマーク 囚人服:しましま模様のフォークロア(民俗学):鍵がキーのブックマークコメント



囚人服」というと、欧米刑務所映画を見ると、横の縞模様の服を着た囚人たちの姿が連想されます。(写真wikiより)ただ、当然のことながら、囚人の着る服は国によって千差万別です。現在日本のように、職業訓練をさせやすいように作業着を着せている国もありますね。フランスデンマーク場合囚人は「私服」を許されています。


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アングロサクソン国家は、歴史的に案外囚人を「差別するための」服を着用させた歴史があります。アメリカはしましま服を着用させていましたが、20世紀はじめには廃止されたそうです。イギリスでは「ブロードアロー」(写真Wikiより)という図案をスタンプした服を着用させていました。これも20世紀前半に廃止されました。


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ちょっと、横縞の囚人服で考えたことがありますが、この模様はその心として「強い拘束」を意味する・・・あたかも「西遊記」で、言うことを聞かない孫悟空を懲らしめるため、孫悟空の頭に巻きつけられている「キンソウジュ:↓の絵」が、三蔵法師呪文で、堅く孫悟空の頭を締め付け、激痛を与え無理やり三蔵意志を実行させるという話とパラレルかと思います。横縞の囚人服は囚人の体を「バナナを切るように輪切り」にし、その分激痛を彼らに与えるというわけです。まあ、もちろんその激痛は、官憲によって与えられる「抽象的」な痛みではあるのですが。




囚人服には、仮に囚人脱獄した場合、仲間が私服を用意していると、着替えをして何食わぬ顔で、市中に消えていくことも出来るわけで、完全に囚人支配できないというジレンマがあります。その意味私服を許すフランス制度は、そのジレンマがほとんど解消されているのか、と思います。


監獄収監して、一定期間自由を奪うというのが、人の基本的人権、行動の自由を奪うことは事実だと思いますが、これは許されることでしょうか?直接的には看守と囚人の力関係です。同じようなシチュエーションが考えられるのは、精神病院における看護職員患者の関係です。鍵は、言葉のとおりキーのありようです。


精神病院には、開放病棟閉鎖病棟の2種類あり、後者は、病院生活の全ての局面に当たって、看護職員が持つキーによって患者支配されます。さらに、「保護室」という特別な一人部屋があり、自傷他傷の恐れのある患者を周囲から隔離します。奇特精神科医がいて、看護職員患者キー支配するのは問題だとばかりに、閉鎖病棟廃止した精神病院を立ち上げた人です。(群馬県の某病院)・・・案外混んでいるらしいです。繁盛していますね。(ごく最近知ったのですが、この病院閉鎖病棟を開設したらしいです。)


ただ、私はこの精神病院方針は「間違っていた」と思います。患者にとって、病院自由気ままに振舞えることは、それで病状が良くなる人もいるでしょうが、大多数の患者場合、病状が悪化することもあり、と言えると考えます。


@病状を抱えた人と、それをケアする看護職員には、厳然たる「階級差」があってこそ、患者自分の立ち居地に立ち返ることができると思います。そして、その認識を基礎として、正常な精神を取り戻すよすがとなる・・・だからキー」があって然るべきなのです。@


翻って刑務所囚人たちについても、上の精神病院理屈がそのまま成り立つと思います。むしろ精神病院以上にキー価値はあるのだと考えます。監視するもの、監視されるものが明確に区別されるべき施設ですね。(@〜@の記述パラレルです。)



今日のひと言:そのように、キーがある施設では、基本的人権自由制限されますが、筆者はこの差別は、そこに住むことを余儀なくされた人はそれまでと違う精神開拓できる可能性があるのです。ちなみに精神病院制服、ましてや横縞模様の囚人服を着させられることはなく、基本的には私服ですね。(そんな訳で普通に生活している人で、横縞模様の服を着ている人を見かけると、複雑な感情が湧いてくるのです。)


なお、今回ブログ情報源wiki囚人服」でした。




精神科ER 鍵のない診察室 (集英社文庫)

精神科ER 鍵のない診察室 (集英社文庫)




今日一品


ジンギスカン焼き肉


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弟作。ラム肉玉ネギを中心とした料理オリーブオイルを熱しニンニク唐辛子を炒め、ラム肉タマネギを投入、塩、タイムで風味を整え完成。(翌日エゴマの葉で巻いて食べました。)

 (2018.07.13)



エンツァイマッシュルームクコの実の炒め物


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エンツァイヒルガオ科野菜で、中国南部東南アジア原産地。別名が多く、空芯菜アサガオ菜などとも言います。食味は良いのですが、加熱後急速に色が翡翠からくすんだ緑になるのが残念です。2、3個に切り分けたマッシュルームゴマ油で炒め、7、8センチに切り分けたエンツァイを投入、ナンプラーで味を整え、最後クコの実


参考過去ログhttp://d.hatena.ne.jp/iirei/20090903#1251957783

  エンツァイの炒め物(2本立ての後半)

 (2018,07.14)



@ふやかし目刺しのマヨネーズ和え


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一昼夜水に浸した目刺しにマヨネーズを掛け、一品としました。苦いですが、マヨネーズいくら中和しました。

 (2018.07.16)



味噌田楽


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弟作。「切れ込みをいれた長方体のコンニャクを、串に刺して売っている」味噌田楽を串ごと茹で、温まった所で皿に置き、タレの味噌を掛けます。ふうふうしながら食べます。

 (2018.07.17)






今日の詩


@牛車(ぎっしゃ)


朝外に出ると、牛の厩舎の匂いがした

私が田舎少年期を過ごしていたとき

牛を飼っている農家があり

よくその香りを嗅いだものだ。


不快香りではなくむしろうっとりしたものだ。

さてはこの地に平安期のように

やんごとなきお姫様がいて、

牛車に乗ってお出かけするのだろう。

 (2018.07.13)





今日の四句


田一面

ネットを張るや

鳥除けに


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 (2018.07.13)



根を張るや

アメリカセンダン

水路にも


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生活力の強い、憎まれっ子。

 (2018.07.15)



こんにゃく

縄文土器

晴れ姿



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こう見えても一枚の葉が炎を描きます。

 (2018.07.15)



古民家

屋根に息づく

ウコギかな


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ウコギ五加皮)は五枚葉の木。春先の葉を食べます。

 (2018.07.15)

matsukentomatsukento 2018/07/18 06:13 iirei様、おはようございます。
横縞の囚人服、漫画の世界の話だと思ってましたが、実際にあったのですね(o^_^o)v!!!
私が小学生の時、鳥取市立体育館で、鳥取刑務所の受刑者が作った工芸品が販売されていて、さらに「ムショ飯」を食べる体験もできましたが、ウチの家のご飯よりも、美味かったですよ〜。
ジンギスカンのラム肉+マトン肉は、鳥取県や大阪府では入手が困難なものの、それでも鳥取県は中国地方最高峰である大山(標高1729メートル)では、ジンギスカンを食べることができます♪
味噌田楽、これも故郷を連想させる料理でちゅ。
鳥取市の旧市街地の北側、さらに山を挟んだ奥地に「摩尼山」(まにさん)と言う名刹があって、そこの門前には2軒の山菜料理店がありますが、そこの名物が味噌田楽だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

iireiiirei 2018/07/18 07:48 >matsukentoさん
 wikiによれは、アメリカ、イギリスなどのアングロサクソン系国家では囚人服は流行ったということでした。日本の場合、案外受刑者に優しく、出所後のための職業教育をさせるため、囚人服ではなく作業着を着用させているのでしょう。(もっとも再犯する人も多いと聞きます。)

ジンギスカン用のラム、マトン肉は、確か群馬県でも獲れません。大山山麓では飼育してういるのですか?味噌田楽も寺が提供するなら、別格に美味しいでしょうねえ。

SPYBOYSPYBOY 2018/07/18 12:49 今は文明国家では精神病院での拘束は否定されるのが普通の様ですね。人権の問題だけでなく、その方が治療成績も良いそうです。日本は極端に遅れている。日本は専門バカの専門家が幅を利かせていますけど、事実ベースで考える社会に変わって行ってもらいたいものです。

iireiiirei 2018/07/18 16:48 >SPYBOYさん
 実は私の母は、本文で挙げた精神病院に入院したことがあります。私が中学生のころで、家族が見ても「躁うつ病」だったにも関わらず「統合失調症:元の精神分裂症」と誤診され、そのように扱われましたが、病院主催のキャンプファイヤーというレクリエーションに参加した挙句、「火に油を注ぐかのように」病状が悪化しました。

父は早速もっと患者に厳しい(拘束も含む)病院に転院させましたが、どっちの治療方針にも合わず、12年後、退院することなくこの世を去りました。精神科の世界は百鬼夜行状態だと思います。

miyotyamiyotya 2018/07/19 15:04 こんにちは。
「味噌田楽」も食欲をそそる一品ですね。
どちらの田園風景も一服の清涼剤になりますね。
「アメリカセンダン」こちらでも繁茂しています。
名前を知りませんでした。

iireiiirei 2018/07/19 17:03 >miyotyaさん
 「味噌」のように栄養価が高い食材を「こんにゃく」のように植物繊維だけがある食材と組み合わせるのは、理に叶っています。

田園風景はどんな人工的な施設より価値があると思います。それを知らないバカどもが「開発」を強行するのです。

アメリカセンダングサは、環境への順応性が極めて高く、他の植物を押しのけますが、農家の人はその危険性を知らないのです。そして、私の知る限り、役に立たない草です。

sinsintuusinsinsintuusin 2018/07/19 20:14 人間には当てはまらないかも知れませんが、犬が不安を感じたら狭い空間を好み、広い空間で留守番させられたりすると不安がります。
人間の場合症状によって違いがあるとは思いますが、人間も動物の仲間と考えると、あながち狭い空間を否定出来ないと思います。
つい最近、精神病で通院歴のある人が人を襲う事件がありました。人権と社会からの隔離、どちらを優先するか大変難しい事です。
本人の自由を尊重した事で、他人を傷つける様な事があったら、結果的に本人自身が苦しむ事になります。
溜め息をつかなくていい様な毎日が過ごせるように心がけて、いつまでも健康でありたいものです。

iireiiirei 2018/07/19 21:56 >sinsintuusinさん
 そう言われてみると、我が家の故・タエコは、犬小屋という狭い空間が安心できたようで、誰か知らない人が来たら吠えて、その者が消える気配のない時は、小屋に逃げ込む・・・また、私が庭仕事で庭の木の枝を切っていた際にも小屋に逃げ込みました。

これはイヌの習性かもしれません。そして、仰るようにこの習性は人間にも成り立つこともあるでしょうね。

2年前の知的障害者施設を襲撃し、19人殺した植松某、言動の異常さから、措置入院になった訳ですが、なぜか退院させて、直後にあの大事件を引き起こしたのです。仰るように「人権と社会からの隔離、どちらを優先するか大変難しい事です。」・・・は難問です。精神科医の判断、それに頼ることになるのでしょうが、本文で挙げた病院においては、大きなミスをしていました。

numapynumapy 2018/07/20 08:11 いやぁ、考えさせられました。
それにしても服装と言うものは、いろいろなメッセージを持ってますね。

iireiiirei 2018/07/20 16:45 >numapyさん
 「服」という言葉は多義的で、「征服」「服薬」など、何かに従うといった意味を内包しているように思います。まあ、ルールに従うのですね。「制服」もまさにそのような成り立ちで、その服を着た人は、その世界のルールに従うことを示すのでしょう。警官なら警官の、野球選手なら野球選手の、ファッションモデルならファッションモデルの。

jun_111230jun_111230 2018/07/20 18:21 田園風景はどんな人工的な施設より価値があると思います。
私も同感です。荒れ地を開墾し水を蓄えて食と住を確保する為苦労して作ったと思うのです。
ほんとに爽やかな気持ちになります。

iireiiirei 2018/07/20 20:13 >jun_111230さん
 確かに水田用などの利水施設は、人工物というには田園風景に溶け込んでいて、人工的な施設とは言えないです。爽やかさ全開200%ですね。

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