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2017-02-17 上田敏と海潮音+現代の古代中国:北朝鮮(2本立て)

上田敏海潮音近代西欧詩の名解説22:11 上田敏と海潮音〜近代の西欧詩の名解説者を含むブックマーク 上田敏と海潮音〜近代の西欧詩の名解説者のブックマークコメント



上田敏と彼の訳詩集海潮音:かいちょうおん」は、日本西欧の詩を紹介したことでよく知られています。この人と海潮音について、wikiから引いてきますと


上田敏

上田 敏(うえだ びん、1874年明治7年)10月30日 - 1916年大正5年)7月9日)は、文学者評論家啓蒙家、翻訳家。多くの外国語に通じて名訳を残した。号で、「上田柳村」とも呼ばれる。「山のあなたの空遠く 『幸』(さひはひ)住むと人の言ふ」(カール・ブッセの「山のあなた」)や、「秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し」(ポール・ヴェルレーヌの「落葉」、一般には「秋の歌」)などの訳詞は、今なお、広く知られている。


海潮音

海潮音』は、29人の詩人の57篇の訳詞をまとめている。とき上田敏は37歳、東大講師だった。イタリア語プロヴァンス語の詩は、英訳からの重訳という。


彼は、一高の学生だった1895年明治28年)から、西欧詩壇の現状を『帝国文学』誌などに報じて、日本文人が主にヴィクトリア朝時代の古い詩に目を向けているのを、警告した。また、新体詩についても1899年体裁ばかりで真情がないと批判した。そしてこのような状態改善のため、新しい詩を訳して紹介すべきと思い至ったと、説明されている。


海潮音』中の訳詩の初出は、1902年12月から1905年9月までの『明星』、『万年青』、『白百合』ほかの雑誌で、初期には古い時代の詩もあったが、上記の事情から次第に高踏派・象徴派の密度が増え、出版直前の1905年6月 - 9月には、高踏派の4篇・象徴派の15篇を、たたみ込むように『明星』誌上に訳出し、以前の分を加え、高踏派の詩6篇・象徴派の詩22篇を巻中に納めている。


私が今回読んだのは、「海潮音」(ほるぷ出版:1985年初版)でした。この本の中から、気に入った詩を2編挙げてみましょう。


高踏詩については、私自身、どう評価したら解らないので、もっぱらフランス象徴詩を。まず、象徴詩の始祖であるシャルル・ボードレールから。


信天翁(おきのたいふ:あほうどり)


波路遥けき徒然の慰草と船人は、

八重の潮路の海鳥の沖の太夫を生け捕りぬ、

楫(かじ)の枕のよき友よ心閑けき飛鳥かな、

奥津潮騒すべりゆく舷(ふなばた)近くむれ集う。


ただ甲板にすゑぬればげにや笑止の極みなる。

この青雲の帝王も、足どりふらふら、拙くも、

あはれ、真白き双翼は、ただ徒に広ごりて、

今は身の仇、益も無き二つの櫂と曳きぬらむ。


天飛ぶ鳥も、降りては、やつれ醜き瘠姿(やせすがた)、

昨日の羽のたかぶりも、今はただ鈍(おぞ)に痛はしく、

煙管に嘴をつつかれて、心無には嘲られ、

しどろの足を模ねされて、飛行の空に憧がるる、


雲居の君のこのさまよ、世の歌人に似たらずや、

暴風雨を笑い、風凌ぎ猟男の弓をあざみしも、

土の下界にやらはれて、勢子の叫びに煩へば、

太き双の羽根さへも起居妨ぐ足まとひ。

 (「悪の華」より)


この詩は自身詩人であるボードレールと、大空を飛ぶアホウドリアルバトロス)が、同じように空から引きずり降ろされると、なす術もなく地上の者の慰みものになってしまうという悲哀を歌っています。この場合ボードレールアホウドリなのでしょう。とくに第2連にその二重写しの描写が際立ちます。



次はオオバネルの短詩。


海のあなた


海のあなたの遥けき国へ

いつも夢路の旅枕、

波の枕のなくなくぞ、

こがれ憧れわたるかな、

海のあなたの遥けき国へ。


短い詩ですが、海を越えた異郷への憧れを歌いきっています。この詩人は南仏プロヴァンス地方出身で、彼の同僚であるミストラルという詩人は、ノーベル文学賞を受賞しているそうです。この詩は、マラルメの「海の微風」のダイジェスト版かとも思えます。

フランス象徴詩については以前も取り上げています。

http://d.hatena.ne.jp/iirei/20071027

  :ボードレールフランス象徴詩の祖――世界一フランス象徴詩


http://d.hatena.ne.jp/iirei/20071022

  :マラルメヴァレリー  海に寄せる師弟の詩


平たく言えば、「我と他者との神秘的な出会い」を歌った詩がフランス象徴詩なのだと思えばいいと思います。



今日のひと言:「海潮音」とか後続の「月下の一群」(堀口大學)などの訳詩集では、なぜかランボーを取り上げていません・・・あの天才詩人を?ランボーが詩を捨てたことが効いているのでしょうか?悪友のヴェルレーヌは幾編も取り上げられているのに。




海潮音―上田敏訳詩集 (新潮文庫)

海潮音―上田敏訳詩集 (新潮文庫)

海潮音・牧羊神 (角川文庫)

海潮音・牧羊神 (角川文庫)

月下の一群 (講談社文芸文庫)

月下の一群 (講談社文芸文庫)




今日一品


炒り豆入り切り干し大根


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たまに作る切り干し大根、だいたいクコの実油揚げが入りますが、今回は油揚げの代わりに炒り豆を加えました。汁気があるうちに入れるので、豆も柔らかくなります。

 (2017.01.12)



ガラム・マサラ


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平たく言えばカレーですが、本場インドではガラム・マサラ(辛い・香辛料)と言い、香辛料の配合が家ごとに違う複合香辛料です。今回は13種のスパイスを混ぜ、オリーブオイルを敷いた手鍋で加熱しました。ラインアップは、ショウガクミンターメリックカイエンペパーコリアンダーナツメグクローブカルダモンシナモンブラックペパーキャラウェイシード、アジョワンシードフェヌグリーク


出来上がりは、大変辛かったですが、ご飯と混ぜ、ドライカレーのようにしたら、クセなくて、グッドでした。

 (2017.02.13)



ラムニラ炒め


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弟作。強い匂いの2品、ラム肉ニラを合わせてみました。もともとラム肉匂いは嫌いではないのですが、ニラと合わせて万全でした。なお、補助的に「ねぎ味噌ラー油きのこ」(交和物産株式会社)も使用しました。

 (2017.02.14)



ベルギーチョコレート


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ヴァレンタイン・デイのこの日、ベルギーチョコレートメーカー「Trefin:トレファン」の「Crispy truffle 」を頂きました。真ん丸で、内部のチョコレートは生チョコのような風味がありました。美味です。

 (2017.02.14)





今日の詩


@タエコの食性


エコ(飼い犬)は色々な物を口にする

一年前には口を血だらけにして割り箸を食べた!

散歩しているときは空腹感から、そうするらしい

変わったところでは、キャベツ大根などのアブラナ科植物が特に好きだ

憑りつかれたようにむしゃむしゃ食べる


アブラナ科植物の辛さは硫黄分から来るが

同じく硫黄分を含むユリ科植物

犬や猫の血球を溶かすので与えるのは危険

うまくしたことに、タエコ匂いを嗅ぐだけで

ユリ科植物を食べることはない。



http://d.hatena.ne.jp/iirei/20151204#1449179316 の詩のコーナー:「瀕死のタエコ」参照


 (2017.02.16)





今日の一句


稀に見る

フキノトウ

妖艶に


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市役所山野草コーナーにあった逸品。珍しい。

 (2017.02.15)


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現代古代中国北朝鮮凄惨さ(速報) 22:11 現代の古代中国:北朝鮮の凄惨さ(速報)を含むブックマーク 現代の古代中国:北朝鮮の凄惨さ(速報)のブックマークコメント



キムジョンイルの長男:キムジョンナムが、北朝鮮から遠く離れたマレーシアクアラルンプールで、どうも(一連のオウム真理教事件弁護士暗殺しようとしたけれど、未遂に終わった)最強の毒ガス・VXガス?を使って暗殺されたと言います。下手人はジョンイルの3男で現在北朝鮮に君臨するキムジョンウン総書記だとされます。どうもそうらしく、兄弟同志対立の結果、弟が長男を無残にも殺害したのです。「目障り」だ、と。一方のジョンナムはジョンウンに命乞いをしていたとも聞きます。


この展開、まるで古代中国王朝凄惨さと比べられると思います。肉親が相搏つ修羅場古代中国普通に見られたものです。使う手段現代的に毒ガスになっても、古代と変わりありません。それにしても、今時国家の実権を握るのが、なんら血統的に正統な者の出自ではないキム一族であり、それが王朝祭り上げられるのも、世界的に珍しいです。本家中国は、まがりなりにも裁判を経て政治犯処遇が決まるというように、一応「法の支配」はありますが、北朝鮮場合、キムジョンウンの「一存」で死刑暗殺が決まってしまうほど、アナクロな国なのだと思います。


こんな3000年前の中国のような国家が、現代存在することは、震撼すべきことです。彼らの国家としての行動規範も、現代国家には想像もつかないものです。アメリカにははるかに及ばない軍事力で、アメリカを兆発する行為は「蟷螂の斧」です。もっとも、国際関係に強かった中国並みに、もしアメリカ北朝鮮攻撃を加えたら、中国ロシアとの間で、最終戦争が起こり得ることを見越して、やりたい放題しているのかとも思います。



今日のひと言:それにしても、「世界孤児」という言葉は、北朝鮮のためにあるのではないか、と思ってしまいます。民生に回すため世界各国から捧げられた食糧を、軍に回すような国であり、老子53章に、まさに現在北朝鮮の有様を綴った記述が見つかります。:「民衆は飢えているのに、王朝どんちゃん騒ぎで、鋭利武器を持ち、飽食している高官。道に外れた国である。」


新版 北朝鮮入門

新版 北朝鮮入門

レモンバームレモンバーム 2017/02/17 23:15 たとえフランス語に忠実に訳したとはいえ、その雰囲気は日本語ではだいぶ違うのかもしれません。清少納言の「枕草子」、春はあけぼの・・・が、フランス語で語られるような・・・違いがあるかもしれません。また、日本語で訳した方が、いかした詩になる場合もあるでしょうね。
 紫色のふきのとう、すてきですねえ。写真ではちょっと多肉植物みたいな観葉植物みたい。

SPYBOYSPYBOY 2017/02/17 23:43 今回の金正男の暗殺、北朝鮮って国はなんと頭がおかしいのだろうと思ったのですが、確かに昔の中国の王朝のことを考えればうなずけますね。まだまだ序の口化も(笑)。仰るように、確かに王朝ってことなんでしょうね〜。何が社会主義だ(笑)。国民はどう考えているんでしょうか。大部分が洗脳されちゃってるのかな?
ところでニラとラムって凄く合いそうですね。これは是非やってみたいと思いました。

iireiiirei 2017/02/17 23:53 >レモンバームさん
 ひとつの言語体系を、別の言語体系に完全に置き換えるのは難事業ですね。ほとんど不可能と言ってもよい。要は、訳者の詩的資質、小説的資質によって、別体系の文字列に作り変えるといったところなのでしょうね。「山のあなたの・・・」(カール・ブッセ)などは、上田敏の名訳によって、訳詩が原詩を超えた例です。

紫(赤)のフキノトウ、実に美しかったですね。食べるのが惜しいくらい。

iireiiirei 2017/02/18 00:06 >SPYBOYさん
 その古代中国の場合、ドラマに例えれば「本能だけで生きている人間の集団」の物語なのだと思います。秦の皇太子・政(後の始皇帝)は、趙高という男が孕ませた女を、秦王が所望したので、あとで地位が上がると、喜んで差出しましたが、その女が生んだのが政です。王の血は入っていません。そして、政は秦王が死んだとき、喪に服すどころか、その未亡人を犯したとも言います。こんな逸話が北朝鮮にはいくらでも有りそうです。

ラムとニラ、案外マッチするようです。ぜひお試しください。

matsukentomatsukento 2017/02/18 00:14 iirei様、こんばんは。
海潮音、我が鳥取県の地元紙である、1面にあるコラムの名前も、「海潮音」なんです(o^_^o)v!!!
ガラムマサラのカレー、私は辛いものが好きで、カレーに豆板醤を入れてみたり、韓国の辛ラーメンには、在日韓国人特製、コチュジャン(もちろん豆板醤も)を大量に入れたら、マジに美味かったですよ〜。
レバニラ炒めがあれば、ラムニラ炒めもある、これはなるほどでちゅ。
チョコレートですが、毎週木曜日と金曜日に入職解除に来て下さる、O西ヘルパー(まだ若い、マミヤンほどでは全然ないにしても、ぽっちゃりした可愛い女性)から、遅れましたがバレンタインデーのチョコレートを、もらいました♪
金正男さんの暗殺、これにはマジに驚きで、義理の叔父を処刑したと思ったら、今回は腹違いとはいえ、血のつながった兄まで暗殺するのですから。金正恩はもう狂気であり、「スイスに留学していて、ドイツ語も学んでいた」ので、もう少しマシな奴かと思いましたが、今思うと父親の金正日の方がまともだったかも知れないです(>_<)。
あのソ連や中国ですら、権力者の世襲はしなかっただけに、北朝鮮は社会主義国家ではなく、中世の封建絶対的君主制の国と言えるでしょう(*^^;)。
それにしても金正恩、まだ若いからしょうがないとしても、義叔父を処刑したり、兄を暗殺するという行為が、逆に自分の首を絞めていることに、全然気付いていないのかも知れません(汗)。
もうここまで来たら、アメリカCIAが金正恩を暗殺するか、中国が人民解放軍で北朝鮮全土を制圧して、中国の「朝鮮省」として、韓国に38度線を挟んで睨みを利かす方が、北朝鮮の国民にとってもいいと思います(笑)。
それにしても日本の隣に、北朝鮮のような無法国家があるのは、ある意味面白い地政学かも知れんっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

whitewitchwhitewitch 2017/02/18 01:53 ガラムマサラは、香辛料をミックスしたものを指すのかと思っていましたけど、インドでは料理名でも使うのですか?
以前、ラムがもっと安かったころは、よくラム肉で餃子を作ったので、ニラとも合わせたりしました。おいしいですよね!
クリスピートリフって、カリカリのトリフっていう意味だけど、カリカリなのは、外側だけっていうことですね?
赤いフキノトウ、珍しいですね!フキの葉や茎も赤いのでしょうか?

iireiiirei 2017/02/18 05:52 >matsukentoさん
 貴兄も辛い物好きなのですね。私もそうで、昨年はご存知のように激辛唐辛子・羅帝を栽培して、ぼちぼち使っています。ラムニラ炒め、美味しいし、簡単なので是非。ヴァレンタインのチョコレートはやっぱりもらうと嬉しいですね。

それにしても、キムジョンウン、まともではありません。30代にしてこの残酷さ、酷薄さ。父の金正日から帝王学を学んだのでしょうが、余計な学問を学んだのでしょうね。そして、国力・軍事力にかけては、北の100以上あるだろうアメリカを兆発している。愚かです。もしアメリカを核兵器で攻撃して、まぐれでも命中したら、アメリカはそれに100倍する核兵器を北に打込むでしょう。北、一巻の終わり。

地政学という見方からすると、日本列島、朝鮮半島、ともに面白いスポットでしょうね。

iireiiirei 2017/02/18 06:03 >whitewitchさん
 ガラム・マサラの位置づけは、日本とインドではちょっと違うのかもしれませんが、私はガラム・マサラは料理そのものをも指すと思っています。ラムとニラは良い組み合わせですね。チョコレート、外はぱりぱり、中はしっとりといった感じですね。

赤いフキノトウ、花ではない部位も、赤いだろうな、と思います。これはやはり色素・アントシアニンの悪戯でしょう。

o-uirio-uiri 2017/02/18 06:32 タエコさんのその後はいかがですか?褥瘡は良くなっているのか?気になっています。
キムジョンナム暗殺の件は、あ〜とうとう…と言う感じでした。

iireiiirei 2017/02/18 07:01 >o-uiriさん
 タエコ、徐々に回復傾向です。縟瘡の部分も毛で塞がりつつあります。ありがとう。

北朝鮮、あの非情なキムジョンウンなら、叔父に続いて実兄を殺すだろうとは予感していました。

jun_111230jun_111230 2017/02/18 10:06 北朝鮮、実の兄をこのように、悲しいですね、
今の世界でおきたことでびっくりです。
タエコさんなんさいですか!
我が家のポインターQタロウは15歳でした。

iireiiirei 2017/02/18 14:07 >jun_111230さん
 「事実は小説より奇なり」というコトバがぴったりですね。信じられないですが、北朝鮮の青年指導者は、大きく舵を切りましたね。・・・こんな国は遠からず滅びると思います。

タエコも15年選手です。人になおすと80歳余りです。

sinsintuusinsinsintuusin 2017/02/18 19:51 お国柄があって海外の詩を日本風に翻訳するのはとても難しいと思います。上田敏さん日本人の感性に合う様に翻訳されたことで、日本人が抵抗なく海外の詩をうけいれられたのでしょうか。
「海のあなたの」は、幼い頃毎日海を眺めながら、あの水平線の向こうにはどんな国があって、どんな人達がいるのかなあ?行ってみたいなあ、と夢を膨らましていた頃の純粋な頃の気持ちを思いだしました。とても素敵な詩ですね。
タエコさん元気そうですが、割り箸を食べて口を怪我しないでね、口だからまだいいものを、飲み込んだら大変ですから。
以前うちのムーンも油断した隙に何かいけない物を拾い食いしたみたいで、下痢や嘔吐で大変な思いをした事があります。
お互い気をつけましようね。

iireiiirei 2017/02/18 23:46 >sinsintuusinさん
 上田敏さんは、日本語に訳すことで、原詩がどう輝くか、アンテナが発達した人かも知れないですね。でなければ、アット・ランダムに詩を訳し、なにやらぼやけた訳詩集になったかも知れません。「海のあなたの」は、そんな上田さんのツボに入った詩かも知れないです。

何を隠そう、散歩をさせていた弟が言うには、割り箸の一部は飲み込んでしまったそうです!・・・これはヤバいというので急遽獣医に連れていきましたが、割り箸はもちろんのこと、血液検査をすると、肝臓のGPTが異常に高いことが判明し、それから1年ちょっと、肝臓の薬、療養食と、極めて高い医療費が掛かってしまうことになったのでした。飲み込んだ割り箸は体外に排出されたようです。犬が拾い食いするのは、かれらにとって、必須の行為なのか、と嘆息します。

HoneyPeachHoneyPeach 2017/02/19 01:14 こんばんは。
チョコレート貰えてよかったですね。ベルギーのチョコレート本当に美味しいよね。チョコレートやめたくてもやめられない代表のお菓子だと思う(汗)。チョコレートという文字を見たらチョコレート食べたくなってきました。

iireiiirei 2017/02/19 06:53 >HoneyPeachさん
 チョコレートは、洋菓子の傑作だと思います。2年前、ロッテが売り出した洋酒入りチョコ、「カルヴァドス」が美味しいですね。従来のバッカス、ラミーと仲間のものですが、フランスのリンゴブランデー(カルヴァドス)が入った香り高いチョコレートです。冬季限定なので、見かけたら是非。

miyotyamiyotya 2017/02/19 09:14 おはようございます。
「上田敏」名前だけは知っていました。
色々と勉強になります。
「赤フキノトウ」あるのですね。初めてです。
自然のものなのでしょうか?・・・それとも園芸種でしょうか?

iireiiirei 2017/02/19 10:09 >miyotyaさん
 上田敏は、詩を愛好する者のバイブルかも知れません。原詩と翻訳された詩のそれぞれの価値を正確に秤量できた人だと思います。

赤フキノトウ、色としては他にもバリエーションがあるように思います。カリフラワーが色の多彩なように。これが自然のものか、園芸品種かは、よく解りません。

wattowatto 2017/02/19 12:12 俳句、短歌以外の日本語の定型詩が、現代日本ではすたれてしまったように見えることが、個人的には不思議です。熱心なファンは今でもいるのかな?
上田敏を久しぶりに読んで、七五調、五七調はやっぱりいいなと再確認しました。学生時代に買った『海潮音』の文庫本は、今でもどっかにあるはずです。

iireiiirei 2017/02/19 12:54 >wattoさん
 昔の記憶を辿れば、日本伝統の詩形に、長歌、旋頭歌、仏足石歌などもありましたね。もっと近いところでは連歌もそうですね。でも、これらの歌をいまでも愛好している人、グループは聞かないです。実際廃れたのでしょう。でも、これ等の歌の根本だった七五調、五七調は、現在、短歌、俳句の中でのみ保存されているのでしょうね。七五調などが普通に詩歌のバックボーンだった上田敏の時代は、詩歌にとって「幸福」なものだったのかも知れません。

aoikawanoaoikawano 2017/02/19 15:14 「秋の日の ヴィオロンのためいきの・・」だけ昔聞きました。マンガかな(汗)?
北朝鮮のご長男にスプレーをかけた女性?は「日本のドッキリの撮影と聞かされた」と言ってるらしいですね?我が家はニュース類をテレビではほぼ見ないので、パソコン情報なのですが・・・。

ceneciocenecio 2017/02/19 17:20 こんにちは。
暗殺とは…。時代錯誤で卑劣ですね。
戦争・内戦中とか冷戦下ならよくあったけれども。
しかも素人の女性をだましてやらせるんですから、もうびっくりして言葉もないです。
次はあそこの長男が狙われている、といわれているようです。フィンランドTVのインタビューを見ましたが、しっかりした、賢くてよい青年だと思いました。
どうやったら北朝鮮をうまく終わらせることができるんでしょうねえ。
ところでタエ子ちゃん、大変ですね。割りばしだなんて信じられない。さぞ心配なことでしょう。
西洋詩は昔の訳がいいですね。口ずさんで快く、自然に覚えてしまいます。ボードレールはよい訳詩がないと夫がぼやいています。

iireiiirei 2017/02/19 17:21 >aoikawano
 マンガといえば、手塚治虫さんの怪作「ばるぼら」の中で、主人公の作家が芸術の女神で(魔女の)バルボラと知り合う場面で、バルボラがこの「秋の日の・・・」を口ずさんでいたことが思い出されます。

そうですね、暗殺実行犯の2人の女性がドッキリ映像だと言われてVXガスを噴霧したそうですね。こんな場面で言い訳に使われるほど、日本の文化はアジアに浸透しているのですね。

iireiiirei 2017/02/19 17:49 >cenecioさん
 古代中国の時代は、孔子や老子に代表される思想の素晴らしさとともに、実際の王朝では阿鼻叫喚を極める非道な行為が散々行われていました。孫子のような戦争の哲学者の場合だって、「間諜:スパイ」についての章を設けるほど、陰謀に満ちた国だったのです。その3000年前の中国を彷彿させるのが現代北朝鮮ですね。その意味では除きたいものが肉親であれ、躊躇せずに女性を使っても「暗殺」する・・・この国、終らせるにはハード・ランディングしかないでしょう。

タエコの場合、さすがに割り箸は想定外でした。殺鼠剤が落ちていても拾い食いしてしまうでしょうね。

ボードレール、大学生の初期は好きでした。ただ彼が社会不適合者だったこともあり、いつしかポール・ヴァレリーの方が好きになってしまいましたが。でも、ボードレールは象徴詩の始祖として、今でも一目置いています。彼の詩は、美しいですね。

iireiiirei 2017/02/19 17:51 >aoikawanoさん
 さきほどのレスで「さん」付けを落としてしまいました。失礼しました。

m3785comm3785com 2017/02/19 19:43 こんばんは
「海潮音」という名前は、学生の時に聞いたことがありました。
内容は知りませんでしたが、上田敏が書いたというので覚えていました。(実際は翻訳だった。)
海外の詩人の翻訳だったのですね。
はずかしながら、今頃さらですが、知りました。
ボードレールは、どういう経緯かわかりませんが、学生時代に読もうとしたことあります。
何か気に入った詩があったのでしょう。
残念ながら、買った後は本棚にずっと並んだままでした。

iireiiirei 2017/02/19 20:38 >m3785comさん
 私がボードレールに興味を持ったのは、中学校時代に遡ります。大好きな小説家:芥川龍之介の「或阿呆の一生」で、「人生は一行のボードレールにもしかない」というくだりがあり、生意気盛りだった私は、「どんな詩句だろう」と興味惹かれました。その時はそのままで、関心は続き、大学生になって、「世を拗ねる」ようになっていた私は、はじめて「悪の華」を手に取ってみました。そんな私にはぴったんこな内容でした。また、中学時代に読んだアメリカの詩人・小説家のエドガー・アラン・ポーを、ボードレールが高く評価していたこともあり、その面からもボードレールに傾斜したのです。

へうたむへうたむ 2017/02/20 02:22 ‥‥SPYBOYさんのところからたどってお邪魔しております。

ご紹介の『海潮音』、「信天翁」の次は同じボードレールの「薄暮(くれがた)の曲」(Harmonie du soir)」ですね。
「‥‥匂も音も夕空に、とうとうたらり、とうたらり、‥‥」と謡曲『翁』の文言を使っています。
これが不思議にうまく合って、天才を感じさせます。
BGMにはやっぱりドビュッシー!

母国語と外国語、両方の知識と語感に、深い造詣を持った人たちだったんですねえ。

> 老子53章に、まさに現在の北朝鮮の有様を綴った記述が見つかります。
「大道廃れて仁義有り。‥‥六親和せずして孝慈有り、国家昏乱して忠臣有り」(『老子』上篇18章)ですからねえ。
うわべの「孝」は喧伝され、表て向きの「忠臣」はいっぱい。あれ? ‘あっち’から見た東の「隣国」でも? ^^

一生を通じてチョコレートをもらうことはない人生なので、自前で常備しております^^。
カカオが70%を超えるものは苦過ぎ、といってそれ以外は甘すぎ。
「原材料名:」の欄の最初に、「砂糖」ではなく「カカオマス」が記される製品を選びます。

iireiiirei 2017/02/20 07:37 >へうたむさん
 これはようこそ!SPYBOYさんのところで、よくお目にかかりますね。

「Harmonie du soir」、「夕べの階調」とも訳されるボードレールの極めて美しい詩です。ボードレールの最高傑作ではないでしょうか。藝術至上主義とも言い得るのですね。上田敏とか堀口大學は、母語と外国語、両方に堪能な訳詩者でしたね。

老子とはちょっとずれますが、儒教の概念「仁義礼智信忠悌孝」の8つの徳目、「忠悌孝」は副次的なものだと思っています。為政者にとって人民を支配するのに最適な物だったと思います。

チョコレート、大抵砂糖がもっとも多く配合されていますが、カカオマスが最大の配合量で選ぶ、なかなかの選択だと思います。

yukiwarisou_0222yukiwarisou_0222 2017/02/20 15:37 こんにちは〜。
金正男の暗殺、北朝鮮と言う国はどうなっているんでしょうねー!
国連でも、加盟国でなければ、どうすることも出来ないのでしょうかね。
「赤フキノトウ」初めてみました。味は同じなのですか?

iireiiirei 2017/02/20 16:59 >yukiwarisou_0222さん
 北朝鮮は、むき出しの欲望に満ちた、前近代的国家だと思います。私の今回の括りでは、古代中国に比せると。北朝鮮は、1991年、韓国とともに国連に加盟しているそうです。――安保理も含め、国連も無力なのですね、悪戯小僧の火遊びひとつ止められないのですから。

赤フキノトウは、おそらく観賞用に育てられていて、食べれば同じ味だと思います。

りんりん 2017/02/21 23:16 はじめまして。セネシオさまとspyboyさまのところから伺いました。よろしくお願いいたします。

外国の本を訳すのもむずかしくセンスがいるといいますのに、詩となれば言葉が少ないので、ニュアンスを伝えるのがよりむずかしいと思われますが、どうなのでしょうか。

お料理の写真にとても興味を持ちました。メジャーではない香辛料や、ラム肉など、お使いになられるんですね。あまりなじみのない食材でお料理するのは私も大好きです。クコの実はおやつとして食べたりしていました。杏仁豆腐の上にちょこっとのっているのとかかわいいですよね。

これからもよろしくお願いいたします。

iireiiirei 2017/02/21 23:57 >りんさん
 はじめまして。私もマミーさんやセネシオさんのブログでよくお目にかかります。

詩という文芸は、言葉に対する洞察力が特に求められる分野で、それがない人が訳すと、支離滅裂な文字列になってしまいますね。これは小説などと比べても顕著だと思います。ニュアンス、これは一つ一つの詩が持っている特性であり、これをも含むのが名・訳詩の手柄なのだと思います。

料理、私と弟の二人暮らしの中で、手に入る食材を、できる限り簡単に、出来る限り美味しく、といった感じで手分けしながら作っています。香辛料にはとくに気を使います。最近では「オレガノ」というハーブの魅力にはまっています。クコの実は、漢方薬局で購入して、この赤い色を生かせる料理・・・ヒジキの炒め煮、レバニラ炒めなどに加えます。英語でクコの実は「wolf berry:狼の漿果」と訳すらしく、いかにも狼が好みそうだな、と思います。

こちらこそ、これからもよろしく。

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