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2018-02-18 宇宙旅行は出来るか?:それは無理。栗原康氏の視点

宇宙旅行は出来るか?:それは無理。栗原康氏の視点 00:19 宇宙旅行は出来るか?:それは無理。栗原康氏の視点を含むブックマーク 宇宙旅行は出来るか?:それは無理。栗原康氏の視点のブックマークコメント



図書館から、2011年のNHKスペシャル宇宙飛行士はこうして生まれた〜密着・最終選抜試験」を借りて視聴してみました。


このDVDでは、宇宙飛行士になる入り口が実に狭き門で、厳しい選抜試験を勝ち抜かねばならない、という事実が前面に押し出されています。有資格者は、まず第一理科系であること、実務経験があること、内訳はパイロット、元自衛隊員医師エンジニアなどで、最初は900名からの応募者が、最終的には10名に絞られ、そこから1、2名の合格者が出るに過ぎません。


試験は、その10名が大きな試験会場に缶詰になり、あらゆる側面から宇宙飛行士としての適性を判定されるのです。たとえばリーダーシップを取れる資質があるかどうか(コマンダーになれるか)。共同生活に溶け込めるか。ストレスに対する耐性があるかどうか。緊急事態が起きたとき対処能力があるかどうか。そして宇宙飛行士としての覚悟があるかどうか。まあ、こんなサディスティックかつマゾヒスティックお話は私にはなんの興味も涌きません。


宇宙空間で暮らすためには食糧問題が大きな課題ですが、これまでの人類のやってきた宇宙での活動では、食糧地球から持って行きました。でも、より大きな宇宙旅行をするに於いては、「自己完結型」の食生活要請されます。だって、光で1、2秒で到達する月はともかく8分かかる太陽に到達しようとすれば(焼き尽くされるのは置いておいて)、地球からの持ち込み食糧ではすぐ底を突くでしょう。


ここいらあたりの考察に、元東北大学教授栗原康さんの隠れたロングセラー:『有限の生態学』(岩波時代ライブラリー)でなされたものがあります。地球からの食糧持込を期待できない場合人間藻類(とくにクロレラ)をチューブ(管)を介して共存させる」という試みです。人間にとって不要物である二酸化炭素排泄物クロレラに与え、クロレラ二酸化炭素排泄物から光合成を行い、自身の体を人間の食料にし、酸素供給する・・・このような共存関係です。


これについて栗原教授は、実現不可能であると喝破しています。その理由は、人間クロレラを結ぶチューブにあります。この道具を使っている場合、どこかでトラブルが発生した場合、増幅されやすく、システム全体が崩壊する可能性が極めて高く、その場合人間クロレラ共倒れになるだろう、との結論になる訳です。


その意味で、「宇宙への夢を語る」文化人達は認識が甘いと断じざるを得ません。「宇宙戦艦ヤマト」「キャプテンハーロック」「銀河鉄道999?」などで有名なSFファンタジー漫画第一人者松本零士さんは「人類宇宙進出する義務がある」と言っていました。私はこれを聞いて思いました。「人間地球のことでさえ満足に扱えず、地球SOSを出している現状なのに、宇宙進出しようとする意図が気に入らない」と。そんなの、権利でも義務でもない。ただの「ないものねだり」ではないか、と。


また、粉飾決算塀の中に落ちた「実業家ホリエモン堀江貴文さんも、宇宙旅行に熱意を燃やす一人です。「だれでも宇宙に関われる宇宙ビジネス」の開拓に全力を尽くすという決意のようですが、多分それは、現在のように、有人機が地上で作られる食糧を持っていける範囲宇宙ビジネスで終わるでしょう。



今日のひと言:私はあまり好きではないのですが、週刊少年ジャンプ漫画銀魂」には、ちょうど江戸時代末、西洋人たちにいいようにやられた日本パラレルに、宇宙人西欧人に代わって地球人に対し、暴戻な猛威を振るう、という、ちょうど「宇宙戦艦ヤマト」を焼きなおしたような設定があります。幕末と同じく、悪意を持って攻めてくる宇宙人に対抗するため、宇宙技術など、最先端科学装備が必要なのかと思うこともありますが。



ちょっと記述ミスがありました。『有限の生態学』では、「宇宙旅行」ではなく「宇宙基地」について触れられています。この場合、どちらであっても食糧自給という意味では同じです。@



有限の生態学 (同時代ライブラリー)

有限の生態学 (同時代ライブラリー)

干潟は生きている (1980年) (岩波新書)

干潟は生きている (1980年) (岩波新書)




今日一品


イカゲソニンジン酢漬け


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知人に教わった酒の肴料理。様子見のためイカの本体ではなくゲソを買ってきて、ゲソは切り、ニンジンは千切りにして酢を注ぎました。美味。ただし私はさほど酒は飲みませんので、以後はイカの胴体も入れおかずにする予定です。

 (2018.02.13)



@砂肝と大豆モヤシの炒め物


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大豆モヤシ栄養価が高いですが、ある程度茹でたりしないと、その栄養有効になりません。私は5分ほど茹でて、煮汁は別の用途に使い、砂肝をある程度炒めたなかに投入し、炒め続け、醤油ヤマサ昆布汁+ポン酢で味付けしました。仕上げに山椒

 (2018.02.14)



ニシンケチャップ


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ニシンの頭部、尾部を切り取り、胴体を2分して、水を張ったフライパンショウガニシンを入れ、沸騰したらケチャップ、塩を投入し、フタをして煮込みます。途中で裏返し、10分ほど煮込み、胡椒を振って完成。

 (2018.02.14)



煮汁入り味噌汁


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↑の「ニシンケチャップ煮」の残り汁を味噌汁に入れました。ニシンのダシがたっぷり味を出し、ケチャップリコピンも大いに期待できます。味噌は通常の半分くらい。ややピンク色。

 (2018.02.15)



アボカドサラダ


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弟作。アボカド醤油マヨネーズ、スリえごまを合わせました。アボカドはどう料理しても美味しい。

 (2018.02.16)





今日の三句


漆黒(しっこく)の

鴉(からす)啼(なく)なり

蒼穹(そうきゅう)に



蒼穹とは抜けるような青空です。それに向かい真っ黒なカラスが啼くのです。

 (2018.02.14)




犬が去り

預けた庭を

耕せり


我が家の犬には、庭の日当たりのよい場所をあてがっていたので、15年ぶりに耕し、春からの畑作に備えました。

 (2018.02.14)




はぐれ居て

一人花咲

ナズナかな


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(2018.02.17)

 

matsukentomatsukento 2018/02/18 18:06 iirei様、こんばんは。
宇宙旅行は30年近く前から、一般人でも気軽に行けるようなると言われてましたが、やはり地球上とは環境が全然違うだけに、日進月歩で科学が進んでいても、難しい面があるのでしょう(o^_^o)v!!!
宇宙飛行士になるには理系でないと難しいということは、文系エリートである弁護士など、超難関の司法試験合格者ですら、それ以上に難しいと感じさせられましたよ〜。
砂肝と大豆モヤシの炒め物、私は砂ずり(西での呼び名)のコリコリした食感が大好きで、小さい時から現在に至るまで、よく食べています♪
ニシンのケチャップ煮も美味そうですし、ケチャップ煮はエビをよく使うものの、魚介類類だけでなく、肉との相性もいいので、外来調味料ならマヨネーズと並んで、素晴らしい調味料だと思いまちゅ。
その残り汁を活用して、味噌汁ができるとは、一度は試したいお料理だっちゃぁ〜(^o^)ノ!!!

sinsintuusinsinsintuusin 2018/02/18 19:50 幼い頃、月には生き物が住んでいると信じて疑わず、どんな生き物が住んでいるんだろう?と夢を膨らましたものです。
その後月面に人が降り立った瞬間、凄いと感動したのと同時に夢が一つ消えた思いでした。
今や宇宙に人が移り住める星を探す時代になり、そうせざるを得なくなって来た地球環境の悪化に落胆したり、宇宙を往来出来る技術の進歩に驚いたりします。
私は旅行に行くなら日本の田舎の温泉宿が好きです。こんな私には宇宙旅行は勿論無理だし、ましてや宇宙食はダメです。
ア!、その前に選抜試験の書類選考で一発アウトでした。
これからも宇宙は「夢の世界」としておきましょう!

iireiiirei 2018/02/18 20:09 >matsukentoさん
 理科系と文科系のおおきな違いは「体を上手に”問題解決”に使える」、という行動が取れるかどうかに掛かっていると思います。典型的な理科系は”エンジニア”であるとも言えます。考えるだけでなく、計器などをいじったり、対象に働きかけるなどの行動ができる・・・文科系は往々にして、頭でっかちになり、具体的な行動できなくなると思うのです。

ケチャップは、ほんの一匙、二匙にトマト数個分の栄養が含まれるご機嫌な調味料で、マヨネーズと並び西欧が生んだ素晴らしいものですね。

iireiiirei 2018/02/18 20:33 >sinsintuusinさん
 人類が目指す「宇宙開発」、いろいろな技術的アプローチで、日進月歩進んでいて、もはや牧歌的な幻想には入る余地はないのかも知れませんが、こと「食糧」にかけては「なんら進歩していない」でしょう。

これまで「国際宇宙ステーション」でいろいろな試み、実験が行われましたが、食糧を造るといった実験はおこなわれなかったでしょうね。それほど、食糧確保の問題は難しく宇宙開発のネックです。

昔、そう7、8前、ノーベル化学賞受賞者の根岸英一さんが「私は触媒を使って光合成を実現してみせる」と豪語していましたが、成功したお話は聞かないです。もしこの光合成を人類が成功させたら、たぶん宇宙旅行ができるようになるでしょう。

私も宇宙旅行より、鄙びた田舎でその地の御馳走を食べ、温泉に浸かる・・・こっちのほうが良いです。

miyotyamiyotya 2018/02/19 09:37 おはようございます。
宇宙開発が激化して、宇宙はゴミだらけ・・・と聞いたことがあります。
地球は勿論のこと、宇宙までゴミだらけとは行く末が心配です。
生き物の住処である地球の自然環境を守り、平和な暮しが一番尊いのでは・・・そんな風に思います。

iireiiirei 2018/02/19 16:20 >miyotyaさん
 これまで人類(の一部)がロケットやら人工衛星を宇宙空間に放置して置き、だれも掃除しないのが宇宙ゴミですね。高速で動いているので何かに衝突すると、甚大な被害を生じ、ぶつけられたほうも宇宙ゴミになるわけですね。キョンシーかゾンビと言ったところです。

宇宙開発を進める連中は、母なる地球のことをないがしろにしすぎだと思います。

SPYBOYSPYBOY 2018/02/19 17:55 この前 アメリカの宇宙旅行会社 スペースX社が世界最大のロケットの打ち上げを成功させましたね。テスラのイーロン マスク氏がやっている会社で、あと10年くらいで宇宙旅行を実現させると言っています。
その可能性はわかりませんが、宇宙旅行なんかやりたい奴が自費で勝手にやればいいと思います。税金を使って宇宙に行くなんて実に馬鹿馬鹿しい。良く日本人宇宙飛行士とかが、宇宙に夢をとか言ってますが、アホじゃないかと思います。宇宙に行けばいいと考えているだけで、あとのことは何も考えてない。視野が狭すぎです。

レモンバームレモンバーム 2018/02/19 19:43 まじに地球に責任とれたら宇宙に行けよって感じですよね。地球を粗末にしながら次のおもちゃを求める子供のようです。
こちらのブログにはまず地球を大事にしてからって思ってる方が多く、現実的な方がおおくてうれしいです。

iireiiirei 2018/02/19 20:04 >SPYBOYさん
 仰るように、楽天的、むしろ痴呆的な宇宙飛行士は多いです。彼らがやっているのは宇宙開発への貢献ではなく、彼らを利用して肥大しようとする支配者階級の尖兵役です。兵器の研究開発だって隠れたところでやっているのではありますまいか。群馬県の”偉人”、向井千秋さんには館林市に記念館が(!)あります。宇宙飛行士なんて、たんなるオペレーターなのに、この下にも置かぬもてなしは度が過ぎていると思います。

スペースXのニュースは私も見ました。ハードの面ではスゴイ進歩だと思いますが、肝腎の食糧はどうする積りなのでしょうね。

iireiiirei 2018/02/19 20:13 >レモンバームさん
 あなたも含めてね。
松本零士さんの「宇宙戦艦ヤマト」に感動した中学生のころから考えると、私の松本さんに対する評価は暴落しました。ブログ本文でふれた「宇宙進出は人間の義務」発言と言い、槙原敬之とやったチンケな歌詞論争と言い・・・つまんねえ奴だな、と。

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