ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

またもやツィッターの転載に

itunalily65Lily(https://twitter.com/#!/itunalily65
・マレーシアで家族ぐるみで親しくしてもらっていたインド系家庭の長男君が、今年の12月に晴れて結婚することになったと、フェイスブックで母親に当たる友達から連絡があった。どうやら、主人と私を連名で結婚式に招待してくれるらしい。いつかは一度、マレーシアに行かないと、と言っていた主人だが。
6 hours ago
←(後注:「長男君」に関しては、2009年10月16日・10月26日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091016)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091026)を参照)
・私からすれば、東南アジア初心者にとっては、導入はシンガポールから始めるのが楽だと思っている上、リサーチ癖が抜けず、いつでもメモ帳片手に、写真を撮ったりして忙しく過ごしてしまうので、本当は主人とのんびりする暇はないと思っていた。主人の方が、私の20代の頃の仕事場所を見たいと...。
6 hours ago
←(後注:2009年10月16日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091016)を参照のこと)
・考えてみれば、東南アジアで何をしていたかわからないような女性を、最初に出会った時からまっすぐ信用して、「僕は、ユーリさんはそんな人ではないと思っています。見れば、すぐわかります」と言ってくれていた。理系の研究職なら、そもそも熱帯地域なんて興味ないのではと思っていたのに...。
6 hours ago
・だから、「婚活」でも、最初から条件を出してはまずいと思うのだ。意外なところで引き合うのが人間の不思議なところだから、相互の組み合わせこそが大事だと。沖縄でも、主人の方が気に入ってしまい、「何だか懐かしいなぁ」と、一瞬、ドキリとするようなことを平気で言う。これも文系の悪い先走りか?
6 hours ago
←(後注:「沖縄」については、2011年3月8日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110308)を参照)
・それに、社会進出して、男性と肩を並べて同じ仕事で頑張るのが、優秀さや認められたことの証とは、必ずしも言えないのではないか、と。結婚後、我ながら驚いた発見が、案外に男性って、男同士で仲良くやっているようでも、最終的には女性に、どこか本音や弱音をもらすものだ、と。
6 hours ago
・いろいろ主人からも教えてもらっているが、「女性だからそれでいいんだよ。男だったら、そんなこと、口が裂けても言えないな」と。でも、口が裂けても表現したいことがあるはずなのだから、どこかで受け留めてもらえる下地を女性側が用意して待っていないと、社会がすさんで軋んでくるのでは、と思う。
6 hours ago
←(後注:「女性」の有利さについては、2011年5月19日・5月20日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110519)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110520)を参照のこと)
・ハント先生がサラワク華人の女性と結婚しているという話に対して、主人は「ダラスのことはあまり知らないけど、でも、その組み合わせって何かわかるな。アメリカの女性は強いし、ものすごく自己主張するから、いくら米国人男性と言っても、時にはアジア女性の方が安らぐんだよ」と。じゃ、日本女性は?
6 hours ago

・ダニエル・パイプス氏のことも、著作の献辞をウェブ上で少し見てみたところ、ご両親や娘さんや(ご長女は、12歳でお父様のこむつかしい著書を読んだんですって!ご次女は芸術肌)、忠実な女性読者の名前とか、大抵女性が関係している。それに、確か奥様宛には、箴言31章10節が添えられていた。
6 hours ago
・だからこそ、聖書ぐらいはまじめに読んでおかなければ、海外で社交に困るという識者の警告は、まんざら、キリスト教の隠された宣教意図からでもないのだ。献辞に箴言を見つけた時、私はすぐに、パイプス氏の保守性というものの深い意味が、習慣的に身につけた自然な経路だということを直感した。
6 hours ago
・この直感は、あくまで短期的接触からきた直感であって、あるいは間違っているかもしれない。自信過剰になってはいけないが、少なくとも、このような見方ができるのではないか、という一つの示唆として、ここに記した次第である。政治的立場だけでイデオロギー的に人をレッテル付けすることの危険を!
6 hours ago
アメリカの主流派キリスト教が、人口低迷の様相を呈しているのは、ここからも一部ヒントが隠されていよう。神学が左派的に変容すると、最初はよくても、何年か経つうちに、どこか軋みが生じるのだ。そこを見抜いて、日本の神学と宣教には何が必要かを考えて、導入紹介するのが神学者の役目なのに..。
6 hours ago
・これも、随分前に、ロバート・ハント先生から教わったことだが、邦訳もある「イエスセミナー」については、「我々はリジェクトする」ときっぱり。確かに、学問的装いとしては、神学で生き残るためにも、新たな展開を打ち立てなければひからびてしまうという理由も一部にはあるのだろう。しかし..。
6 hours ago

・それでは、普通の人々にとって、何ら魂の飢え渇きを満たさず、全く役に立たないのだ。神学者と言っても、自分がそう思っているだけで、一般には好事家の趣味程度に軽んじられるばかりか、本来、聖書によって真剣に救いを求めるべき魂の存在を、むざむざと圧殺する結果にもなってしまう。
6 hours ago
ユダヤ系の人々を尊重すべきだという根本理由は、すべからく、聖書を生み出した民だからである。もちろん、内部では解釈および実践上の細かい議論や論争が絶えないのだろうし、タルムードやミシュナ―も必要不可欠。ただ、非ユダヤ教徒の我々としては、少なくとも一般に流通している聖書ぐらいは..。
6 hours ago
・専門家として身を立てようとするなら、話は全く別だが、「東洋の我々には論語がある」と主張してみようとも、物事の捉え方や世界観が、これまた相当違うのだ。私も、論語を通読する日課を続けていた時期があり、今でも必要な学びだとは思っているが、東洋人のはしくれであっても、聖書に軍配が上がる。
6 hours ago
・ここでまた、境界線をきちんと守ることで、安定した関係と信頼が相互に生まれ、より深い理解に導かれるのだろうと再認識する。うわべだけの相互交流は、きっかけにはなっても、大人には不向きなのではないだろうか。宗教間対話が、重要視されていながらも、どこかうまくいかない理由はそこにある。
5 hours ago
・それにしても、最近になって急に、間接的に知り合うことになった、おじさま先生方の集めている情報や流している文章って、本当におもしろいですよ!もっとも、専門家ではなく、一般女性として読んでいるので、気楽なのでしょうが、(へぇ、日本のことをそういう風に見ていたの?)と、驚き満載。
5 hours ago
←(後注:「おじさま先生方」とは、「ユーリの部屋」の「コメント欄」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120125)を参照のこと。

・専門ではなくても、このように行動様式や思考形式や発想に慣れることは、誰にとっても必要な時代なのだろう。繰り返すように、相手を根拠なく恐れて、叩き回るなんて、最低だ!むしろ、受けて立つだけの度量を、男も女も持てるような社会でありたい。当然のことながら、世界秩序の順守も重要な点。
5 hours ago
・西洋ばかりが頂点に立つことを、腹立たしく思う気持ちは、心情としてわからなくはないが、しかし危険な発想でもある。私など、女性だからかもしれないが、常に相手から学びたい、教えを乞いたいという気持ちが強い。それによって、相手から邪険に扱われたという経験も思い出せない。しかし相手を選べ!
5 hours ago
・なんとまた、ダニエル・パイプス氏からメールのお返事が届いた。本当は、日本についてもっと書きたいという意向をお持ちのようだ。「日本は世界中で最も興味深い国」だと、呼んでいるらしい。ただ、「いつになるかわからない」とも。つまり、中東情勢が落ち着かないことには、目が離せないという。
33 minutes ago
・それは、いかにもパイプス氏らしい人となりのうかがえる発言。私がパイプス氏の日本論を期待している理由は、近代化に成功した日本に比して、中東は失敗している、という一視点から。人によっては、「中東の人間と比較してくれるな!」と、眦を釣り上げるケースがあるかもしれないが、意味は充分ある。
31 minutes ago

・というのは、アラブ諸国の人々が来日して、いかにも日本とイスラームが近似性があるかのように自信たっぷりに語る会合に出席したことがあるが、文化的類似性は見い出せる部分もあるにせよ、全く発展の度合いも社会制度も史的経緯も異なるからだ。だから、先手を打って、パイプス氏に書いてもらいたい。
28 minutes ago»
・そのようにすることで、ユダヤ性の先見を認めざるを得なくなるだろうし、そこから新たな活路が開けないとも限らないからだ。日本が、外交上は1973年以降、アラブ寄り政策を取るようになったことで、研究者も足並みを揃えているが、その是非はともかく、これまでの実績から、ムスリムも....。
22 minutes ago
・アラブに友好的だった日本が、実はユダヤ系知識人によって、ここまで深く理解されていたことがわかれば、態度を変えざるを得ないだろう。このように、外交と人的連携の組み合わせがうまくいくならば、危機を脱出する契機も与えられないとも限らないのだ。ただし、そのためには日頃の勉強が不可欠。
19 minutes ago
・また、「イスラエルに敵意」を示したという滞日中の日本人専門家や官僚に関しては、中東情勢に詳し過ぎて、かえってそのような態度に出たのだろう、とパイプス氏。そうでなければ、丁寧な人々だった、と。一安心。一方で、相当、深いところでトラウマのようになっているのだろう。親イスラエルか否か。
15 minutes ago
←(後注:「敵意」に関しては、2012年1月23日・1月26日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120123)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120126)を参照のこと)

・だから、私もお返事申し上げた。「今年2012年が、イスラエルと日本の国交樹立60周年だということを、どうぞ思い出してください。ユダヤ系共同体内の諸議論に関わる気はありませんが、いつでも私の立場は明らかです」と。ロバート・ハント先生のパイプス氏擁護のエッセイも、初耳だったとの由。
12 minutes ago
←(後注:「国交樹立60周年」については、2012年1月26日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120126)を参照のこと)
・案外に、著名人ではあっても、こまめに連絡を続ける人が限られているようで、ご自身が中心となって発言している座談会が邦訳された2003年の外交論集も、今までご存じなかったようだ。私の存在価値(?)は、それなりにあるらしい。もっとも、上手におっしゃっているだけかもしれないが。
10 minutes ago»
・立場のある方には、近づき難さもあってか、結構、抜けている部分があるんだな、と今回「発見」した。どこかで読んだが、テレビ出演も無償でやってきたらしい。大学を1980年代半ばに追われた・やめたかで、彼も相当、波乱万丈の人生のようだ。初めは、見上げるような知性の輝く有名人だと思ったが。
8 minutes ago
・日本にそれほど関心がおありなら、まだ私がお助けできる面があるかもしれない。少なくとも、エスポジト教授に比して、格段に邦訳が少ないパイプス氏なのだから、何か見つけ次第、送れば、それなりに喜んでいただけるのではないだろうか。今日書いたように、日本女性の役割を発揮できればと願っている。
6 minutes ago
←(後注:「格段に邦訳が少ないパイプス氏」については、2012年1月14日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120114))を参照のこと)
・少なくとも、対立をあおるというのではなく、遠くから寄り添うように理解を進めていくことで、少しでも何とか緊張緩和へとつながればいいのだが、と願っている。もともと、学会でも、「和解できないという前提で考えています」という研究者の声も聞くぐらいだから、そんなに簡単だとは思っていない。
4 minutes ago
←(後注:「和解できないという前提で」については、2009年6月1日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090601)を参照のこと)

・私が何を書いたとしても、礼節を守る限り、パイプス氏はパイプス氏なりに、過去の滞日経験で出会った多くの日本人を思い浮かべながら、理解してくださるものと確信している。そのような前提が、ムスリムとの関係ではまだ不充分だと言わざるを得ないのが、大変に残念に思われる今日この頃。
2 minutes ago

(転載終)

確かに、今日のお昼頃、フランス語を勉強していたら、「日本や日本人は逆境にあればあるほど、強い」というような話が出てきて、その事例としては、戦後の復興や石油ショックバブル崩壊などが挙げられていました。「だから、今回も何とか乗り越えるでしょう」と。私にとっては、「日本人」を「イスラエル人」に置き換えた方がぴったりくるのですが。
パイプス氏と、すっかり「メル友」になってしまいました。昨晩、英語でちょっと書きかけた文章があるのですが、結構、入れ込んでいますね。どうも私、パイプス氏とどこかで気質が似ているところがありそうなのです。強気でズケズケ物を言う割には、本当のところは控えめな性格だと、2007年に作った「イスラエル・ノート」には記してあります。笑ってしまいました。最初はとっつきにくいけれども、いったん合意事項が確認できたら、割合に親しく誠実に接してくださる方のように、勝手に遠くから思っています。