Hatena::ブログ(Diary)

不未之奇

野口武彦DB、再開しました。

2004 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 08 | 10 |
2008 | 01 | 04 | 07 | 10 |
2009 | 01 | 07 | 08 | 09 | 10 |
2010 | 02 | 05 | 07 | 09 |
2013 | 02 |

2013-02-27 (水) お久しぶり

お久しぶりです。

放置して誠に申し訳ないです。

ちゃんと生きてます。生きてますよ。

リアル方面の生活はあまり変化はありません。子供達が大きくなったので、親の自由時間が増えたのが一番変わったことでしょうか。

しばらくブログ書く生活からは離れていたのですが、去年後半からまた書き出しました。正確にはブログじゃなくてGoogle+だけど。

ここはこのまま放置しておきます。更新は、まあしないと思いますが、消すほどのこともないので。

あんだけ飛ぶ鳥を落とす勢いだったmixiが沈没寸前だったり、社会はここのところ大きく動いております。ブログ主は、もう動くほどの余力を人生において蓄えていないので、川面に浮かぶ柳の葉っぱの如く、好きなことをやって過ごしてます。

過去ブログ読んだ感想ですが、「おこちゃまの作文か!」

駄文失礼。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20130227

2010-09-10 (金)

 ようやく涼しゅうなりました。毎週木曜にMXテレビ(東京のローカルUHF、あんねん東京にもそういうのが)で流れるじゃりン子チエを見るのだけが楽しみでおます。

 8月は大変やった。ちょいと長い夏休みとって、といっても大半は家族帰省の留守番でつぶれてしまい。その間ちょいと京・大阪方面に出かけて某私大センセーとメシを食って古書市を回りました。京都も大阪も鬼のように暑かった。でもおかげでワインは旨かったわ。

 そのとき岸君と学生の就職の話になったんだけど、英語云々というより「彼らに良い度胸を持たせられるか」をどうするか、が難しい。自分の社会人経歴が全くの偶然で成り立っているので大きなことは言えませんが、自分の場合、最初の職場での3年間がなかったら、留学も転職もせんかっただろうなあ。オレは自分の息子(来年大学受験、従って4年後くらいには就活してる計算)をどうテイクオフさせるかを考えんといかんので、ちらちらついった見ながら考えてます。インドに修行に出すとか(半分マジ)。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20100910

2010-07-30 (金)

いろいろかまびすしい「英語の社内公用語化」論議。ですが、内田樹先生のこれ

http://blog.tatsuru.com/2010/07/21_1832.php

はいただけない。明らかに勇み足・暴論で、下記の突っ込みどころ満載なイチ・ゼロの論理構成からして脇が甘いと言われても仕方がない。リンガ・フランカ論のように良いことも言っておられるのになあ。もったいないです。

とりあえず英語ができない人間は、どれほど仕事ができても、幹部には登用されない。なにしろ会議に出ても、みんなが何を話しているのかわからないんだから。

「仕事はできるが英語はできない」という人間を排除して、「仕事はできないが英語はできる」という人間を残した企業がそれによってアクティヴィティを高めるであろうという見通しに私は与しない。

んなわけねえじゃん。如上のSF的極限状況を前提にした論理は、このテーマでは極めて不適切。さらには、最近英語公用語化を打ち出した某ネット企業の親玉はいくらなんでもそこまで阿呆じゃないだろうくらいのことは、内田氏こそ「合理的に」推論できないのかと思いますが。

ただ、ご自身のテリトリーの外で、己の分をわきまえない・知的誠実さを疑わせるようなテキストを出す、というのは、なんとなく既視感覚があるので、日本の(だけじゃないかもしれないが)知識人の陥穽なのかもしれません。そういう「俗情との結託」(大西巨人)に流れなけりゃいいがなと思います。

蛇足ですが、公用語を作るということは「現地語との分離」が発生するわけなので、日本語による"非公式"コミュニケーション量が増え、かえって風通しが良くなるなんていう効果は・・・あるかもしれない。本格的な導入事例はないわけだから、なんとも言えないが。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20100730

2010-07-28 (水)

尾崎一雄は気候の過ごしにくい時期になると「冬眠」したそうである。冬眠しながら、庭の蛙だの虫だの草木だのを眺めながらしょーもないことを考えて文章にして食っていたわけだ。

冬眠最高!

以下は独り言。

  • 不肖私も仕事で壊れて2ヶ月ほど「冬眠」した経験があります。まじめで几帳面なタイプ(自分で言うのもナンだが)はCPUがフリーズしないように、アンテナ感度を落とすなり可動メモリ領域を削るなりしたほうがいいと思うようになりました。現在の私がそうかもしれない。
  • あと、歳食うと短気になった。自分で我慢しちゃう性格が削れてきて地肌が出てきてる気がする。まあ、これもアンテナ感度を落として適当に流す(つまり相手にあまり気を使わない)ようにしている。

以前付けてたブログのタイトルそのまま、実はこの歳でようやく「人生握ッテ回セ」るようになったかと。

前回の日記の続きをちょっとだけ。

  • 大西洋の向こう側の某国の某林檎板を巡る某業界の諸事情を見ておりますと(某ばっかりや)、ユーザーも美味しいようにうま〜くやってる連中がいて浦山氏杉。日本ではガラパゴス化たらいう言葉が巷にはびこっておりますが、一番モノを考えてこなかった一番上流の連中のこと(某コンテンツのことを言っております)をなぜ誰も言わん? 携帯であーだこーだするのに月4千円も払うオサイフゆるゆるな我々日本国民からすると、海の向こうを見るにつけあまりに歯痒い状況である。スリングボックスも買えんのだぞこの国は!
  • 以前にホリエモンがこの業界を買おうとした時はいろいろ揶揄されました。私も個人的には斜め下な視線で見てましたが、今にして思えばあの時もうちょっと連中も"学習"しときゃこんなことにはならなかったんじゃないかと。海の向こうで知恵をつけているレンタルビデオ屋さんとかネット+電話屋さんとかが、そのうち何かやるだろうけど。
  • いうときますけど「あいほん」はすぐ飽きました。あんなんで革命的とか言ってる連中はどうかしてる。林檎板もまーそのうち飽きるじゃろ。ハコは所詮ハコ。あいほんや林檎板がいいのは、その上でいろいろ踊れる余地を、ユーザーにではなくサービス業者に与えているからであって、上で踊ってくれる魅力的な業者が出てきてこそ「魅力的なハコ」と言えるのでございます。

先日三浦海岸一周139Kmを自転車で敢行。右膝を痛めました。でも懲りずにまたやる。自転車乗っているおかげでここんとこツール・ド・フランスどっぷりでした。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20100728

2010-07-02 (金)

ご無沙汰です。近況をいくつか。

・4月の終わりにスポーツ用自転車を購入。前回の日記で書いた「最近ハマっている」のはコレ。あわよくば体重も落として筋肉もつかんかと甘いことを考えている。最近の梅雨が恨めしい・・・

・最近、某林檎板を入手。海外他社製の板(アンドロメダOSのやつね)もいくつか触った経験があるのですが、今のところ林檎のが一番秀逸。やっぱりチップを内製してるのが効いてるんでしょうか。あっと驚くタメゴローな板をどっか他所が出さないものか。

 最近この手の話で日本の家電屋さんが振るわないのは、デザイン下手とかローカル市場とかいろいろありましょうが、ぶっちゃけ「そのマシン上で利用できるブツ」がショボ過ぎる。これが変わらない限り、逆転どころか沈没に向かってまっしぐらだろう。日本並みに進んだ無線データ網に、米国並みに進化したコンテンツが乗ったら最強、のはずなのに。海の向こうじゃ、コーヒー2杯分の月額固定費でレンタルビデオがネットで見放題とか、放送されたTV番組は片端からネットで見られる(無料で)とか、すっかり別世界になってしまいました。

 俺が就職活動していたバブル真っ盛りの頃の花形といえば、TV局・出版社だったのに、20数年経つと「構造不況業種」だもの。今でもお給料はよろしいんでしょうけど、泥船にいつまで乗っていられるか、みたいな感じではないの。諸行無常・・・

 林檎板を触っていて一番面白かったのは、i文庫とiBooksです。岩波文庫緑帯・赤帯クラスの古典文学がけっこう入っていて、無料で読めます。iBooksのほうは英語ね。iPhone・ケータイでは画面が小さ過ぎたが、林檎板のサイズなら申し分なし。俺に勇気があれば、通勤の車内で出して読むんだけどなあ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20100702

2010-05-25 (火)

ここ数年ずっと古書漁りにハマっていたのですが、数ヶ月前から若干風向きに変化が。

ちょっと別なことを始めているからです。古書市にはこれからも出動しますが、回数を減らしてセレクティブにやるつもりです。読書ペースをはるかに上回る古書買いで置き場所に悩んでいたこともあり、積ん読状態だった本たちをじっくり読んであげるいい機会だと、手前勝手に考えることにしました。福原麟太郎とか富士正晴とか木山捷平とか。

林檎社製の某端末が売り出されて喧しいこの頃ですが、端末のインタフェースとコンテンツの作りこみ・導線の勝利なわけですけれども、金にものを言わせてうぃんどうずクンがキャッチアップ、一人勝ちを嫌う有象無象がぐーぐるクンにくっついて反攻、で、あまり長くいい夢は見られないと思います。特にインタフェースのところにマイクロソフトが突っ込んでいる投資は尋常じゃないので。あの会社を、PCでの「いいとこ真似のダサい」イメージで考えないほうがいいと思う。後者はさっそくインテルとソニーがTV系サービスでつるんでますし。

ただ、少なくとも雑誌と新聞はもうあの手の端末で生きていくしかない。米国の大手スポーツ雑誌が近々載せるデモを見ましたが、ありゃもう"いわゆる雑誌"じゃない。あれ見たらまず紙の雑誌は買う気がしない。しかも電子版のほうが安いし。

あと、これは先進国だけの話じゃないということ。100ドルで上記のような端末を作って途上国にばら撒こうと計画している連中がいますが、最初からああいうもので教育を受ける人たちの率は、先進国より高くなる可能性がある。出版に限らず、医療、金融、エネルギーのような規制業種ほど"時差"がなくなるか逆転する可能性はあると思っています。5年後の日本の小学生は相変わらずXX出版の検定教科書なのに、インド(またはブラジルまたはケニアまたは云々)じゃウン百万の小学生がデジタルで勉強してるかもしれない、つうことですね。こういう"異種格闘技戦"は途上国の方が上手だったりする。

こういう世界で我々の子供たちは生きていくのかと考えると、もう世代間格差なんてもんじゃないなと思います。

ちなみに私は林檎端末は買いません。最初に書いた「別なこと」で出費がかさんで、山ノ神から睨まれているから。上手くいかんもんだなあ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20100525

2010-02-01 (月)

今さらながらなんですが、明けおめ。4ヶ月ぶりに更新するサイトをブログと呼ぶのも憚られるが、今年もこんなペースになりそうです。閉鎖はしない。書けなきゃほっておくまでである。

以前は、「読んだ本」ベスト3だのベスト10だのをやっていたのだが、ここに書くヒマをなくしてから何読んだか全く覚えられなくなってしまったので、やりたくてもやれない。と書きつつ、去年印象深かった本と映画を挙げる。

私は猫ストーカー [DVD]

私は猫ストーカー [DVD]

この日記の下のほうに、映画館で見た時の感想があります。私を長い長いブランクからもう一度映画を見る気にさせてくれた作品。DVDも買った。なんといっても、ラスト近くで、古本屋の主人が和解したカミさんを机の上に座らせて赤い本を読ませるシーンが素晴らしい! 「映画的感性を揺さぶられる」(byハスミン)ちゅうやつでしょうか。あと、鈴木クンがハルさんと向かい合って、「今日もいい天気だな」とつぶやくあたりのシークエンスとか。DVD付属の音声解説で、映画監督の某矢口がくだらないコメントを連発しておりますが、なんちゃらボーイズやほにゃららガールズあたりとは全然レベルが違うと思います。ただの猫好き映画じゃない。

絢爛たる影絵―小津安二郎 (文春文庫 (383‐1))

絢爛たる影絵―小津安二郎 (文春文庫 (383‐1))

高橋治の名前は、『風の盆恋歌』の作者で直木賞作家ということくらいしか知らなかったのだが、日活の映画監督出身だとは意外だった。映画と小説を両方手掛ける人なんて他にいるのかしらん。この本は、「東京物語」で助監督をやった著者の小津安二郎へのオマージュなんだが、ハスミンの小難しい批評タームにうんざりした経験のある自分には、いい解毒剤になった。映画監督経験者による映画体験の言語化としてとてもよく出来ている本。最近でた岡田茉莉子の自伝と合わせると滋味倍増かと。

ある映画監督―溝口健二と日本映画 (1976年) (岩波新書)

ある映画監督―溝口健二と日本映画 (1976年) (岩波新書)

というわけで日本映画いいぞいいぞと言いながらゲットした、新藤兼人による溝口健二の伝記。溝口はとにかく「わやなことばかりやるりよるお人」だったようである。そこまでして撮りたいのかと、思えば彼の映画も見たくなる罠。

最近はレンタルDVDやCS放送から吸い込んでせっせとDVDに焼いております。例えば

流れる [DVD]

流れる [DVD]

の、ラスト近くでの杉村春子が切る啖呵。かっこ良過ぎてたまりません。この映画は、ノーメーク(!)で仕切る山田五十鈴、ギリシャ彫刻のように美しい岡田茉莉子、ふてぶてしい貫禄がにじみ出る栗島すみ子(16年ぶり映画復帰とは思えない)、控えめな力強さが恐ろしい田中絹代、実は意地悪な性格が分かってしまう高峰秀子と、オールスターキャストながら私のツボに刺さりまくりな一品でございます。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20100201

2009-10-14 (水)

寺田寅彦覚書

寺田寅彦覚書

寺田寅彦覚書』(岩波書店)を書いた山田一郎氏は高知の生まれである。

 省営バスの舟戸橋停留所近くの川岸に広場があって、小さな集会所が建っていた。粉雪の舞う寒い日、その広場でかわいい坊やが日がな一日、竹の棒を持って踊っていた。坊やは白い息を吐きながら口で拍子を取っていた。

トコトコトントントンチキチ

トントンチキチ トンチキチ

トントンチキチ トンチキチ

トコチン トコチン トコチコチン

それは秋葉神社の鳴り物、太鼓の音のまねであった。秋葉さんは旧暦正月十八日、別枝の秋葉神社の祭礼である。祭りが近づくと「練り」の「ならし」(練習)が行われる。坊や−それは吉岡重忠さんの長男であった。まだ学齢前の彼は仲間に入れてもらえないので一人で踊っていたのである。

(「仁淀渓谷」、山田一郎『南風帖』高知新聞社より)

山田氏の若き頃、同じく文学を志す仲間がひそかにあこがれたのが、当時まだ健康を回復していなかった大原富枝だった。大原富枝は、先日の日記でも触れた

彼もまた神の愛でし子か―洲之内徹の生涯 (ウェッジ文庫)

彼もまた神の愛でし子か―洲之内徹の生涯 (ウェッジ文庫)

『彼もまた神の愛でし子か』(ウェッジ文庫)で、洲之内徹の、臭味のあるというにはあまりに凄惨な人生と人柄とを冷徹に書いた人。

山田氏は、同郷の小説家上林暁(かんばやし・あかつき)とはうちが近所で、ちょくちょく杉並区天沼の銭湯で話す仲だったそうである。これも『南風帖』に詳しい。もちろん上林が2度目の脳溢血で倒れる前の話だろう。

その天沼在住のボーカリストが書く天沼メガネ節、日記のつもりだろうが毎度"良い詩だな"と思いながら読んでいる。eastern youthの新作が出たらしい。

歩幅と太陽

歩幅と太陽

寺田寅彦、山田一郎、洲之内徹、大原富枝、上林暁、eastern youth。この人たちに共通するものを一言で表したら「寂しさ」でありましょうか。

どうでもいいことをもう一つ。eastern youth以外は四国(洲之内は愛媛、他4氏は高知)出身。eastern youthは北海道のバンドだけど、北海道を四国に「呼び寄せてしまう心性」のようなものがあるとしたら、それはHTV「水曜どうでしょう」の四国巡礼シリーズにまで響いているんじゃなかろうか。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20091014

2009-09-19 (土)

(先日の続き)

隔離病室じゃないが、M氏専用の(というかM氏を閉じ込めておく)部屋として、1階の6畳和室にトイレを移し、引き戸を閉め切った。クソ暑い真夏にクーラーのない和室を閉め切った状態にしておくのが不憫でならなかったのだがやむを得ない。

私がストレスで仕事を休んで、この時期ずっと自宅にいたため、仔猫(当時のMは4ヶ月歳)の病気の心配と自分の仕事復帰のリハビリ(本来はぼーっとしてないといけない)が重なった。1日2回M氏を洗って薬塗って飲まして、毎日部屋を掃除して、1週間ごとに獣医に見せて薬を貰う。部屋は暑い、猫は構ってほしいから私が相手をする。普通の週末の休みだってこんなに忙しくはなかろうという状態が8月末まで続いた。

=========================================

9月に入ったが依然として毛は抜け皮膚は変色したまま。子供と犬の真菌症は2週間程度で消えたのに、M氏の症状はいっこうに改善せず。獣医には「菌はもう見えていないが、完治には数ヶ月かかることもある」と告げられていたものの、毎日のシャンプー・投薬の効能があまりにも見えないため、とうとう別の病院に連れて行った。

専門用語を多発する、やたら話の長い先生だったのだが、

  • 私が塗っているのは、真菌症治療のための塗り薬ではなく単なる抗生物質
  • 毎日シャンプーは不可。菌は湿度の高い環境を好むため、よほどしっかり乾かしてあげない限り逆効果にしかならない

なんだそうである。おいおい、それじゃいままで汗水たらしてシャンプーさせてたのは「菌を活かしておくため」だったのかよ。

下の写真は去年9月11日のもの。2番目の医師から、菌が既に存在しないことを顕微鏡で確認してもらったので、「隔離病室」を取っ払った時。

f:id:jindong:20080911164520j:image

丸くなって寝ているM氏の、右耳の周囲に丸く毛が抜けて皮膚が変色しているのが分かると思う。あと肩のところに2カ所同様のリングがある。この時点で既にシャンプーは止め、塗り薬も2番目の医師からもらったものに変えてます。

ここからの回復はあっという間だった。10月1日の写真。

f:id:jindong:20081001181215j:image

写っていないが、体にあるリングも消えてます。

真菌症は、体力のある成猫ならそうそうかかるものではないそうだ。先日のO氏とじゃれてる写真でお分かりの通り、犬に甘噛みされていたのがもしかしたら原因なのかも知れない。

その後のM氏は病気一つせず、拍子抜けするほど手のかからない猫になりましたとさ。獣医の治療の個人差に注意しなければいけないということは、高い授業料を伴う苦い経験だったけど、いい勉強になったと今では思える。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20090919

2009-09-12 (土)

去年の7月頃、最初にM氏の異変に気づいたのは妻だった。彼の右目の上あたりの毛が抜け始めていた。医者に見せたほうがいいのでは、とのことで、動物病院に連れて行ったところ、真菌症(リングワーム)と判明しました。

↓の写真は去年の8月初旬、発症して3週間くらいで頭から肩にかけて上から写したもの。最初は右目の上だけだったのが徐々に広がり、首のところに3カ所、リング状のかさぶたらしきものが見える。周囲の毛は塗り薬を使いやすくするため剃ってある。

f:id:jindong:20080807153054j:image

実はここ以外に、右後ろ足の付け根に卵大のリングがあり、さらに最初に発症した右目上から耳の付け根にかけては、ほぼ顔の半分くらいにまで広がった。上の写真の後、リングが黒に近い紫色に変色して広がり、地図を塗り潰すように毛が抜けていくのです。

あまりに痛ましくて写真に撮れなかったが、一時期の彼の顔は「お岩さん」そのものだった。はちわれの猫の右半分の黒毛を目の上ギリギリまで剃って、皮膚を紫に変色させたような感じといえばご想像がつくだろうか。

真菌症は犬のO氏と娘にも移ってしまったため、獣医師の指示に従いM氏を人間・犬から隔離することになった。合わせて、毎日感染箇所を薬用シャンプーで洗うこと、部屋を毎日掃除して菌の繁殖を押さえること、など。この時セカンドオピニオンを求めて別の医師に見せてたらまた違ったんだろうが、その時はとにかく早く良くなってほしいので忠実に指示通り実行することしか頭になかった。これが長い長い夏の始まりだった。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/jindong/20090912