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またの名を「PSI九段下ニセ科学研究所」「九段下総研」
『ポピュラーサイエンス日本版』から『家電批評monoqlo』『monoqlo』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOGの別室

08年3月頃までは、本家のクローン。
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09年7月刊行の『おかしな科学』についてのレビュー・紹介記事へのリンク集はこちら(随時更新)。

2014年04月10日

4月8日、小川議員による衆院でのニセ科学関連の質疑・文字起こし

Twitterでのyuri(@syoyuri)さんの下記から始まる一連のツイートで、衆院でニセ科学関連の質問が行われたと知ったので、録画を見ながら該当部分の文字起こしをしてみました。


【場所・日時等】

衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会

開会日:2014年4月8日 (火)

会議名:科学技術特別委員会 (5時間14分)

案件:科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件

【発言者】

質問者:小川淳也(民主党・無所属クラブ)  開始時間10時04分 所要時間32分

答弁:山本一太(内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策 科学技術政策 宇宙政策) 情報通信技術(IT)政策担当 海洋政策・領土問題担当)、岡田広(内閣府副大臣兼復興副大臣)


ソース

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=43755&media_type=


以下、書き起し(左端の数字は動画で示されている再生時間)。


【小川淳也議員】

f:id:kamezo:20140410200920j:image:left

1:44:52大臣、引き続き日本の科学技術全般について少し違った観点からお尋ね致します。
1:45:00世の中にはですね、科学の名を付した商品開発あるいは販売、勧誘といったようなものが多々見られます。
1:45:09大臣の直接の所管ではないと思います。ないと思いますが、あえて日本の科学技術全体に対する信頼という観点から、少し範囲を広げてお尋ねします。
1:45:20大阪大学菊池誠先生という専門の先生がいらっしゃいます。私は地元で、消費者相談に当たっておられる方から依頼を受け、この問題について考えております。
1:45:36この大阪大学の先生のご指摘ご主張なんですが、たとえば血液型が本当に人間の性格に大きな影響を与えるのかどうか、日本には迷信にも近いような血液型信仰というのはある、と思います。
1:45:52それからマイナスイオン。さまざまな電子製品をはじめとして、健康にいいということが言われたりします。
1:45:57それから、さまざまですね、私も初めて聞くものも多いんですが、ホメオパシー波動、水の結晶、あるいはゲルマニウム製品なんていうものもありますね。
1:46:10こういったもの、それからEM菌、ですか。実際に真偽のほどがどうなのか、科学的にどうなのか、必ずしも明らかではない。それは効果がある面があるのかもしれません。誇張がいけないということかもしれない。
1:46:23この辺、非常にあいまいでありますが、直接のご担当分野ではないとはいえ、日本の科学技術全体の信頼をあずかる立場から、こうした問題の存在についてご関心のあるやなしや、あるいは今後注意を払っていただけるかどうか、この点についてご答弁いただきたい。

【山本一太大臣】

f:id:kamezo:20140410200919j:image:left

1:46:48私は科学技術イノベーション担当大臣でございますので、あらゆる分野の科学技術にはもちろん関心をもっています。
1:46:52ただ委員もご存知のとおり、消費者問題は私の担当ではありませんので、科学技術担当大臣としての立場から今のご質問にお答えをしたいと思いますが、科学技術イノベーション政策を、国民の理解と信頼と支持のもとに進めて行くと、先ほどご紹介のあった文科省の調査もありましたけれども、この信頼のもとに進めて行くためには、研究開発活動、期待される成果、それから科学技術の現状と可能性、その潜在的リスク等について国民・政府・研究機関・研究者との間で、認識を共有できるようにすることができるように双方向のコミュニケーション活動等をより一層積極的に推進して行くと。
1:47:40この双方向のコミュニケーション活動がですね、やはり私は鍵だという風に考えています。
1:47:45そのためには、研究者による科学技術コミュニケーション活動、科学館や博物館におけるさまざまな科学技術に関する活動等をこれまで以上に積極的に推進する必要があるというふうに考えています。
1:47:58こうしたことによって、科学技術に関する知識を適切にとらえ、柔軟に活用できるように国民の方々の間の科学技術リテラシーの向上を図ると、これが極めて重要ではないかというふうに考えております。

【小川淳也議員】

1:48:12ありがとうございました。いま、科学技術ご担当の立場からお話いただいたわけであります。
1:48:20一方の消費者行政をあずかる立場からも、この問題には大いに関心をもっていただき、情報収集、注意喚起等も含めてですね、充実した対応をお願いしたいかと思いますが、その観点からお言葉をいただきたいと思います。

【岡田広副大臣】

f:id:kamezo:20140410200921j:image:left

1:48:38小川委員のご指摘は、大変重要であると考えております。
1:48:48私どもも国民生活センターにおきまして、その効果や効能が疑わしいものもあるといったことについては消費者に対する注意喚起をこれまでも行ってきたところであります。
1:49:04一方で地方公共団体の消費者生活センターにおいても、このようなマイナスイオンとかあるいはゲルマニウム使用の商品とか、そういうものにつきましては消費者からの相談の受け付け、情報提供を行っているところであり、今後とも消費者がどこに住んでいても質の高い相談を受けられる地域体制の整備を進めてまいりたいと考えるております。
1:49:31一般消費者に、優良であると誤認されるような表示はご承知のように景品表示法で規制を行っているところでありますが、引き続き不当表示に該当する事案に接した場合には、同法に基づき厳正に対処してまいりたいと考えております。
1:49:45いずれにしても、これらの相談を受けられる地域体制の整備、景品表示法の執行の強化のため、消費者安全法による消費生活相談員の質・量の確保、そして消費生活相談員の職の法定化、景品表示法による監視指導の強化等を内容とする不当景品類および不当表示防止法の一部を改正する等の法律案を今国会に提出をしているところであり、これからもさらに委員ご指摘のように頑張って行きたいと思います。よろしくお願い致します。

【小川淳也議員】

1:50:21ありがとうございました。ぜひ、全国各地で、この消費者相談に当たっておられます方々の声を吸い上げる努力、それから消費者相談業務の、そういう観点からの充実には、ぜひこれまで以上にお力を注いでいただきたい。このことをお願い申し上げたいと思います。

なんだか肩すかしのように思われる方もおいでだと思いますが、yuriさんも書いておられるように議事録に上記のような内容が残るだけでも意味のあることだとぼくも思います。

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