干支の辰(龍)の話題が巷に
平成24年の干支は壬辰(じんしん:みずのえたつ)。
壬辰は干支の組み合わせの29番目。
きょう1月21日は大寒。
干支の辰(龍)の話題のあれこれを新聞などから拾った。
・新潟護国神社の龍の大絵馬
昨年12月26日、新潟市中央区の護国神社に平成24年の干支の辰を描いた大絵馬が本殿正面に飾られた。
大絵馬は、縦2・5メートル、横4・5メートルの2枚。
黒の竜と青の竜が対になっており、絵馬の中に「福」と「幸」の文字が赤字で別々に書かれている。
本殿正面に向かって右側が「幸」で左側が「福」。
右から読めば「幸・福」、左から読めば「福・幸」。
・辰の切り絵展
ことしの干支「辰」をモチーフにした中国の切り紙「剪紙(せんし)」展が長岡市のながおか市民センターで開催されていたので1月8日見てきた。
剪紙は、中国の切り紙細工。
代表的な民族芸術のひとつで、ハサミを使って、紙の上に花や動物、風景、人物などの図案を切り出す。
中国では春節や結婚式などに、縁起物の動植物や模様をはハサミなどで切って作り剪紙を飾る風習がある。
会場にはことしの干支「辰」をモチーフにした現代風の剪紙作品25点が展示されている。
・わがまちのリュウ
地方紙新潟日報で干支の「辰」にちなみ、“注目!わがまちのリュウ”を連載した。
・見附市の名木野地区で住んでいたと伝わる「草薙龍」。
名木野小学校では1979年、地元に伝わる伝承を基に創作劇「草薙龍」が生まれた。
創作劇は毎年児童たちによって受け継がれている。
・日本三大奇祭の一つ「裸押し合い大祭」で有名な南魚沼市浦佐の毘沙門堂善光寺山門天井に描かれている双龍図。
・十日町の和小物メーカーで着物の生地を裁断して作った置物の龍。
・小千谷市塩谷集落の仙竜神社のご神木の杉。
高さ25メートル・幹回り6.65メートルの巨大なのご神木の杉は、竜が天に向かうようにそびえ立つ姿は竜を想起させる。
・魚沼市大浦の開山堂にある大彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」は石川雲蝶の大作。
中央の竜は見る人を圧倒する。
などが紹介されている。
・干支の「辰」にちなんだ言葉の書道展
旧和島村出身の書道家小黒哲也(38)さんの干支の「辰」にちなんだ言葉を中心に書いた作品14点が、長岡市和島の道の駅良寛の里わしまの「和らぎ家」で開催されており1月20日見てきた。
作品の脇には言葉の意味が解説されている。
・龍飛鳳舞:龍が飛び鳳が舞う ・虎嘯龍吟:虎が吠えれば風が吹き、龍が啼けば雲が湧き立つ
・昇竜:龍が天に昇ってゆく(吉兆) ・亀龍寿:長寿を祝う言葉
・臥龍:英傑は好機を見据えて準備する ・龍神:古来龍は水神、海神とされる
・画龍天晴:龍の絵に瞳を描き入れたら龍が天に昇っていった
などなど。
・大相撲に見る関取の龍の四股名
大相撲関取で四股名に龍の字の付く力士を初場所の番付から拾った。
・幕内力士
・鶴竜 ・妙義龍 ・朝赤龍
・十両力士
・徳勝龍 ・双大竜 ・千代大龍 ・城ノ龍
龍の付く力士で有名なのは、2010年1月に引退した第68代横綱朝青龍。
平成24年の年明けは、干支の「龍」の話題が巷に満ち溢れる。
龍の話題が巷に (イラストを模写)