コンセプチュアルアート

Francois Morellet / Francois Morellet、 Blistene Bernard / Centre Georges Pompidou / 1986 / 270x235mm / 218p /仏文 / softcover / は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp フランソワ・モルレは、 フランスの現代抽象画家。 ミニマルアートや コンセプチュアルアートの 礎を築いたと言われます。 作品を見れば、 なるほどって、カンジ。

Francois Morellet / Nationalgalerie, Berlin / 1977 / 297x210mm / 187p / 独語・仏語・英語 / softcover / 6,500円+650円＝7,050円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp フランソワ・モレレは、 フランスの現代画家、彫刻家、 そして光の芸術家。 初期の作品は ミニマルアートと コンセプチュアルアート で構成され、 幾何学的抽象芸術の発展において 重要な役割を果たしたそうです。 カラフル、 そして、 まる、さんかく、しかく、 そして、ストライプ。 だから、 分かり…

この記事は私がメイン・ブログにしているトップページ - 「芸術の20世紀 喪失宣言」からの転載です。 「意味」と「価値」の二つを、日ごろ、同じように使っていることが多いような気がするわけです。 たとえば、『そういうのって、「意味」ないですよね』と言うのと、『そういうのって、何の「価値」もないですよね』と言うのが、ほとんど同じことに成ってしまっているわけです。 でも、実は「意味」と「価値」は、けっこう大事なところが違うような気もするんですね。そして、その「意味」の方が「芸術」に深く関係していると、私は思っているわけなのです。 まぁ、「価値」の方は『そうでもない』ということですね。 要するに、「価…

この記事は私がメイン・ブログにしているトップページ - 「芸術の20世紀 喪失宣言」からの転載です。 私は、いま言われているところの「才能」とか「個性」という言葉が、非常に無意味なものに思えるわけなのです。 だから、『この二つの言葉はもうやめてしまってもいいんじゃないか？』と思っているくらいなんですね。 とにかく「才能」とか「個性」と言うときに、それが「ある人」と「ない人」に分けられてしまうんですねぇ。 これは現在「才能」や「個性」という言葉に与えられている設定を無視していて、その為に、この二つの言葉の中に自己矛盾が発生してしまっているわけです。 その設定と言うのはどういうことかと言うと、現在…

この記事は私がメイン・ブログにしているトップページ - 「芸術の20世紀 喪失宣言」からの転載です。 「絵」の話において、『必ずしもイイ絵が評価されるとも限らないんだよねぇ』という話になった時には、『いやいや、「圧倒的な絵」の場合には必ず評価されるんだよ！キミィ』と言う言葉が返って来ることに成っているわけです。 でも、本当に、今でもまだ「圧倒的な絵」ってあるんでしょうか？ そもそも、昔は方向性が一つだったたわけで、その方向性に基づいてすべての判断が下されていたわけですから、「圧倒的な絵」は存在できたわけですが、現在はその方向性自体が多様化していて、すべての人の判断基準が、ぜんぜん違うといっても…

この記事は私がメイン・ブログにしているトップページ - 「芸術の20世紀 喪失宣言」からの転載です。 いわゆる「芸術好き」の人が、「ごく一般的な人」に対して『あなた、まったく芸術がワカッテないよね！』と言っているのはよくあることだと思いますが、それじゃあ、いったい『いま、芸術がわかっている』とはどういうことなんでしょうか？ たとえば、「美術史的な知識」が豊富であることなんでしょうか？それとも、『現在形の芸術に通じている』ということなんでしょうか？または、『非常に鋭敏な感性を持っていて、常に芸術の良し悪しを見分けることが出来る』ということなんでしょうか？これらは、どれも違うという気もしますし、ど…

この記事は私がメイン・ブログにしているトップページ - 「芸術の20世紀 喪失宣言」からの転載です。 「芸術」を鑑賞する時、ほとんどの人が「好きなモノ」を見に行くでしょうし、「嫌いなモノ」は見に行かないでしょう。つまり、「好み」で鑑賞しているわけですね。 でも、「芸術」を「好み」で鑑賞する時代は終わっていくんじゃないかと思うんですねぇ。 こんな風に言うと、『好きなものを見て何がワルイんだ？』と言われるでしょうが、別に『ワルイ』ということじゃありません。ただ、そう成って行くだろうということです。 『好きなモノを見る』＝これは当然。『嫌いなモノは見ない』＝これも当然。 なんですが、問題は『当然なモ…

自分が触れたものが実感と歴史になる。 作家と美術館から見る美術史🎨研究を始めます🙌 🖼目次🖼 1、2024年の更新歴🆙 2、作家と美術館と企画展から見る美術史 ⌚1950 ポップアート(アメリカ・イギリス) 🖼草間彌生(1960) 🖼キース・ヘリング(1980) ⌚コンテンポラリーアート（作成中） 🖼三浦大地 3、これまでの更新歴 4.参考文献＆WEB 🖼🖼🖼🖼 1、2024年の更新歴🆙 3/3 三浦大地🆙 2、作家と美術館と企画展から見る美術史 ※作家の後の(年号)はその分野において活躍した年。 ・原始美術（作成中） ・古代エジプト美術（作成中） ・メソポタミア美術（作成中） ・古代ローマ美…

今日はランチの後に映画を観てきた。 ランチは大戸屋で季節限定メニューのパックムをオーダーしてみた。甘辛のタレがうま〜い！ボリュームもあって大変美味しかった◎ 映画はデューン二作目を観てきた。今回も世界観の作り込みと映像美と重低音の音楽が凄かった。 ポールが恋人に「命ある限り君を愛してる」と言いつつもよ、別の女を妻に娶ると言い出してなかなかの鬼畜だなと思った。 惑星間移動難なく出来る未来のストーリーなのに、未だにナイフを振り回しての白兵戦なのが謎なのよな。トンボのような乗り物も物理的に羽で飛んで浮かすんじゃなくて反重力か何がで浮かすことが出来るんじゃないの？と思うし。ちょいちょいハイテクとローテ…

２０２４年 430cm×450cm×450cm 麻布、樹脂、漆、木、鉄、発泡スチロール、本、机、椅子、他 3月に入りました。そろそろ写真を出しましょう。現在TARO美術館で展示中のこの作品「學校」について、パンフレットに載せた私のキャプションは以下の通りです。 1968年の夏、小学一年生の私は東京から広島に転校した。初めて見る原爆ドームはとても渋くてカッコよかった。幼い私の中に歴史的なモノが意識された 最初の経験だった。 さて、これは建築途中のバベルの塔ではない。完成されぬまま放棄された廃墟である。歴史はこんな風に、時計回りに螺旋階段を下ってきて、現在と繋がっている。そう。確かに歴史は生きてい…

このブログでは、最新のトレンドを押さえた「2024東京の最新レジャー10選」をご紹介します。東京の新しい魅力を発見するためのガイドとして、このリストをぜひご活用ください。 著者の私としてもアート空間やVRの最新気鋭のアトラクションは好きなので、個人的に行ってみたいリストにもなっています。 ぜひ皆さんのおすすめもあれば教えてください！ 1. イマーシブ・フォート東京 " data-en-clipboard="true">お台場に新しくオープンする「イマーシブ・フォート東京」は、没入型テーマパークとして注目を集めています。旧ヴィーナスフォートを利用したこの施設は、3万㎡のスペースで様々なストーリー…

caseysheep.gumroad.com blendermarket.comwww.youtube.comjuicy-cheese-f3b.notion.site Flora PaintはBlender用の総合的な植物アセットライブラリです。 は、10以上のカテゴリに500以上の多様なリソースを提供しています。 アニメ、カートゥーン、コンセプチュアルアートのスタイルで、生き生きとしたスタイライズされたシーンを作成するのに最適です。 Flora Paintは、詳細な木、草、花、シダ、コケであなたのレンダリングに生命を吹き込み、どんなスタイルの美学にもシームレスにフィットします。 Specia…

表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されているケリス･ウィン･エヴァンスによる個展｢L>espace)(…｣に会期終了間近に滑り込んできた。閉館も間近で他にお客さんもいなかったのでスタッフの方から解説もしてもらい、2024年一発目、なかなか良い時間を過ごせた。 ケリス･ウィン･エヴァンスの作品は初めて見たと思うが、どの作品も意味を考えさせる余白を存分に感じさせてくれる作品であった。 彼の作品は写真的イメージやテキスト（多くはネオンで示される）、光、音、ビデオなどを通じて、空間における形の顕在化について探求するものです。そして壮大なスケールでありながら、コンセプチュアルアートへの深い造詣に…

セクシュアリティを関係に導入することは、関係の物語を終わらせることだ。 性的なものは、個人の（彼自身や他者についての）理解可能性を、治癒しえないほどに侵害してもしまうのだ。（p.153） 書名の記載のない引用は全て、レオ・ベルサーニ、アダム・フィリップス『親密性』に依る。 関係の物語が終わらせられるとき（取り返しのつかない侵害を受けるとき）の話をできたことがない。この関係が性的なものであることは無視することができないことであるにもかかわらず、私とあなたというロマンティックな関係はあたかも正常（性的な侵害がされていない）かのように見える。あるいはプラトニックラブ。それと、ベルサーニの主張する「親…

もう最後の日記を書いたから一週間以上経ってしまいましたが、元気に暮らしています。 ぼくはかなり飽きっぽい人間なので、たぶん日記を書くのに飽きてしまったのかもしれません。 というか、最近はやることが多くて書く時間がありませんでした。 それでも一応、少し書くかという気分にはなったので、今日までにあったことをザッと書いておこうと思いました。 今回もいつものように撮った写真に頼って書こうと思います。 まず最初に見つかったのはこの写真。 (コンセプチュアルアート？) これを見て一体何なんだと困惑するかもしれませんが、これは実はうなぎが乗ったおにぎりです。 「実は」とかいってもこれの正体が実際に何なのか未…

先日、現代アートの特別展をやってる美術館に行ったのですが、コンセプチュアルアートについての展示があって「作品の完成度よりもそこにどんな意図を込めるのかが大事だ」と解説されていて、そー考えたら生成AIに絵を描かせるためのプロンプトもコンセプトだよなー、と思いました。 そーいえば、無意図的に飛び散ったり垂れ流れたりした絵の具が作った柄や模様に意図を見出したり、何ならもう意図も見出さなくても良かったりするオートマティスムの手法だってあって、こういった類の作品に至ってはコンセプトすらない（コンセプトがないというコンセプトはあるけど）わけで、アートってやっぱ自由で良いなぁ、賛否両論あるけどぼくは生成AI…

どこにでも転がっている(自分の家の庭にでさえ)単なる石だけ売って『数十億円儲けた』話をします。ただ唯一残念なのが「私自身の話ではない」ということです。これは1970年代のアメリカ人の話。 1. ペットロックの誕生 ペットロックの起源は、ゲーリー・ダールという広告マンのユニークなアイデアに遡ります。ダールは、友人たちとの会話の中でペット飼育に伴う騒音やエサの問題に対する愚痴をこぼしていた。その時、ふとした冗談から「完璧なペット」として小さな石を飼うアイデアを思いつきました。このアイデアは、何もしない石を飼うという奇抜なコンセプトで、そのシンプルさと皮肉さが魅力的でした。 2. 販売と証明書 ペッ…

参照:作品タイトルは「金の持ち逃げ」 アーティストに返金命令 デンマーク（ＡＦＰ＝時事） - Yahoo!ニュース ただの白紙、実はこれアーティストであるイエンス・ハニング(Jens Haaning)氏による『金の持ち逃げ』というタイトルの美術作品。これが現在大問題を引起こしてており裁判沙汰になっています。 詳細は参照記事(作品タイトルは「金の持ち逃げ」 アーティストに返金命令 デンマーク（ＡＦＰ＝時事） - Yahoo!ニュース)を読んで貰いたいのですが、同様の事例は過去にも数件ありました。本記事では「過去の類似事例」を2件取上げて解説を行います。 ①ロバート・ラウシェンバーグの『白い絵』 …