米FacebookのCOO(最高執行責任者)。Sheryl Sandberg。
もともと米Googleでグローバルオンラインセールス&オペレーション担当副社長を務め、AdWordsやAdSenseに関わっていたが、2008年にFacebookのマーク・ザッカーバーグに引き抜かれ、FacebookのCOOに。2012年には取締役に就任、同社初の女性取締役となった。
以前読んだOPTION Bの著者シェリル・サンドバーグの本LEAN INを読みました。 シェリル・サンドバーグはLEAN INにて女性が社会に出よ、というようなニュアンスをまとめいかにして現代社会で女性が主張していないのか、もっとしても良いものだよという事を主張することで働く女性のアイコン的な存在になります。 本書を通じて感じたのは、意欲の強い女性かと思っていたのですが普通の一人の人であり、子育てなどに悪戦苦闘しながら一人ひとりが仕事に邁進できる事に対する権利を見直しても良いのでは?というような主張だったように思います。 ある種少しネチッとした考えで悶々とした考えもあり、悩める社会人のような様…
↓これの続き cut-elimination.hatenablog.com 河野真太郎『増補 戦う姫、働く少女』 増補 戦う姫、働く少女 (ちくま文庫 こ-58-1) 作者:河野 真太郎 筑摩書房 Amazon 今回はシェリル・サンドバーグさんについての続きでフェイスブックについて。 3章。『魔女の宅急便』論の準備として「アイデンティティの管理」と「アイデンティティの労働」というわかるようでわからない言葉が論じられる。アイデンティティの労働については次回以降で扱う。今回はアイデンティティの管理について。 アイデンティティの管理なる概念が最初に出てくるのはこの箇所と思われる。 さて、フェイスブッ…
↓これの続き cut-elimination.hatenablog.com 河野真太郎『増補 戦う姫、働く少女』 増補 戦う姫、働く少女 (ちくま文庫 こ-58-1) 作者:河野 真太郎 筑摩書房 Amazon 『魔女の宅急便』論について続けようかと思ったが、その前にシェリル・サンドバーグ氏について。河野先生はサンドバーグ氏を批判したいようなのだが批判になっていない、というか批判しそうで批判しない。 サンドバーグ氏はFacebook社のCOOだった人である。河野先生はサンドバーグ氏をポストフェミニストとして取り上げて、批判(?)している。しかし実際のところ批判したいのかどうかよくわからない。サ…
著者:シェリル・サンドバーグ発行元:日本経済新聞出版社 LEAN INまとめ LEAN INを読んだ理由 LEAN INで仕事に活かせるポイント LEAN INの目次 LEAN INの感想 LEAN INまとめ FacebookのCOOにして、働く女性の代表例として採りあげられるシェリル・サンドバーグ。フェミニストとしてかたられることが多いのですが、日本で目にするフェミニストとは大違いですね。欲しいのは権利じゃない。欲しいのは機会の平等なんだという。「女性」ってくくて締まっちゃダメなんだよね。女性でも、男性でも自分が行きたいように生きることができる社会になって欲しい。サンドバーグが伝えたいこと…
1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教えエリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル櫻井祐子 訳ダイヤモンド社2019年11月13日 第一刷発行 発売当時、だいぶ話題になった気がする。シリコンバレーかぁ、、、興味ないなぁ、、、と思って読んでいなかったのだけれど、図書館で見つけたので借りてみた。 感想。うん、ほどほどに面白い。アメリカ人っぽい。アメリカンフットボールの世界から、ビジネスの世界で活躍した、最強のクロコ、って感じだろうか。単行本で、300ページ。かなりのボリュームだけれど、実際に彼、ビル・キャンベルに世話になったGoogleのメン…
サンドバーグCOO退任、「イカリ⚓トフォームズ――新たな社名の下、新たな目的地へと向かっている――の船長は同じだ。船長は今後、航海の全責任を担うことになる。 同社に14年在籍してきたサンドバーグ氏は1日、最高執行責任者(COO)の職を退任するとフェイスブックに投稿した。家族や慈善活動にもっと時間を費やしたいというのが理由だが、同氏が率いていた広告事業にとっては微妙なタイミングと言える。広告事業は依然として同社売上高の97%を占める。 同社の広告事業は、かつてないほどの試練を迎えている。景気減速に加え、アップルのモバイル基本ソフトの変更や動画アプリ「TikTok(ティックトック)」との競争激化と…
メタ 旧フェイスブックのシェリル・サンドバーグCOO(最高執行責任者)が今年秋に退任するといいます。フェイスブックを成長させた立役者といわれています。 功労者「サンドバーグ氏」退社が示すメタの現在地 | The New York Times | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース 「ひとつの時代の終わりだ」と、マーク・ザッカーバーグCEOが感想を述べたそうです。サンドバーグ氏は2008年にフェイスブックに参加、「広告事業を設計し、会社の運営方法を教えてくれた」とザッカーバーグ氏は回顧したといいます。 LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲 (日本経済新聞出…
まいど~ 『おナス』です。 けっこうニュースっていっぱいあり、 それを分類してまとめるだけでもけっこう時間が かかりますね。 ただ、更新頻度が高いだけなのか記事に少しは 価値を感じてくれている人がいるのか アクセス数は増えていますのでこれからも頑張って 記事を更新したいと思います。 サンドバーグ氏が英紙に圧力か、元交際相手の問題巡り メタが社内調査 フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)が英タブロイド紙に圧力をかけ、当時の交際相手に関する記事をもみ消しそうとした疑いで社内の調査を受けていることが、事情に詳しい関係者の話で明らかになった…
土井あゆみです♪ 6月も最終日になりました! あっという間に2021年も半分が過ぎました! そして、私が社会人になって3ヶ月っ! 本当に時間が立つのが早いです(゚∀゚) 日々新しいことがあり、いっぱいいっぱいですが、もっと成長したいです♪いやぁ〜、もっと頑張ろうっ♪ 今日の格言は、私が尊敬する女性の一人である、シェリル・サンドバーグさんです。FacebookのCOOとして活躍されています。 学生時代にこの方の自著を読んで、こんなにかっこいい方がいらっしゃるんだと衝撃を受けました! 妻であり、母であり、そして一流のビジネスパーソンである。 まさに私が目指している将来だなぁと思います♪ 夫が亡くな…
少し前になるが、アダム・グラントの「ORIGINALS 誰もが『人と違うこと』ができる時代」を読んだ。彼の著作は3冊読んだが、どれにも凄く影響を受けた。 誰にでも個性やクリエイティブティはある。しかし、それが発揮できるかどうかは、個人の問題だけではない目に見えにくい何かに影響されるのだろうと感じる。彼の記述の一部を取り上げて、僕の感覚を少し書いてみたい。 経済学者アルバート・ハーシマンによると、満足のいかない状況に対処する方法は4通りあるのだそうだ。それは、「離脱」「発言」「粘り」「無視」 「離脱」とは、その状況から完全に身を引くこと。もうその試合から手を引くということだ。 「発言」とは、その…
メタ、新たな取締役にブロードコムのCEOと元Enron幹部を選出 こんにちは!半田貞治郎です。 メタは2月14日、2人の新しい取締役を選出したと発表した。新たに選出されたのは、米Broadcomの社長兼CEOであるホック・タン氏(71)と、元Enron幹部で慈善事業家のジョン・アーノルド氏(50)である。マーク・ザッカーバーグCEOは、AGI(人工一般知能)の構築に注力しているため、シリコンとエネルギーインフラに関する深い専門知識を持つ取締役を迎えることが長期ビジョンの実行に役立つと述べた。タン氏は2006年3月からBroadcomの社長兼CEO兼取締役を務めており、Metaについて次世代コン…
"成功への第一歩は、強力なビジョンと 効果的なコミュニケーションから" ビジョンとコミュニケーション これらがリーダーシップの中心に据えられる理由は何でしょうか? キャリアアップの舞台裏では 成功者たちが築き上げたリーダーシップスキルが輝きます。 ビジョンとコミュニケーションがなぜ不可欠なのか そしてこれらのスキルがキャリアアップに与える影響に迫ります。 成功者たちの道標となるようなリーダーシップの要素を紐解き キャリアに新たな展望をもたらす手助けとなるでしょう。 準備はできましたか? ビジョンとコミュニケーションの旅が今、始まります。 "ビジョンの奥深さ:キャリアを照らすリーダーシップの灯台…
↓これの続き cut-elimination.hatenablog.com 河野真太郎『増補 戦う姫、働く少女』 増補 戦う姫、働く少女 (ちくま文庫) 作者:河野真太郎 筑摩書房 Amazon 今回は具体的な作品論を批判するぞ。1章の『アナと雪の女王』論について。前に河野先生はアナ雪を見ずに批判したという信じられないエピソードを紹介したが、本書の1章は見た後での批評になっている。 で、読んだ人の多くが思ったんじゃないかと推察するが、本書のアナ雪論はアナ雪論になっていない。 前回紹介したポストフェミニズムという概念を使っていちおう論じている風なのだが、河野先生の言うポストフェミニズムが「なんと…
シェリル・サンドバーグの本オプションBを読みました。 Facebookの最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグは元々Googleに居てIT業界で活躍する女性の代表のようなキャラクターであり、LEAN INではまさに女性が社会で活躍することについて書かれていた本になります。 本書を読むまで知らなかったのですが、彼女が夫を亡くした事からどう立ち直っていき人生に意味を見つけていくかという過程をアダム・グラントと一緒に立ち直っていく様子を記録したものが本書になります。 www.youtube.com www.youtube.com テック業界のトップレベルで活躍する女性としてしか知らなかったのです…
www.vox.com 貪欲で、肉食で、完全にヨレヨレ: 技術系男子の進化By Zoë Bernard 2023年12月27日 7時00分 ESTこの記事を共有するFacebookで共有する(新しいウィンドウで開きます)Twitterで共有する(新しいウィンドウで開きます)シェア Share this on Facebook (opens in new window) 雰囲気の変化: "今、誰も女性を取り込むふりをしなくなった" バフ・ベゾス、魅力的な起業家の台頭 マーク・ザッカーバーグ、戦うことを学ぶ イーロン・マスクの無慈悲な暴言 テクノロジー、犯罪、カルチャーについて執筆。以前は『The…
12/12 Kindle今日の日替りセール情報です。 ☆年末のお買い得が盛りだくさん。ホリデーセール ★全米ベストセラー!★世界のビジネスエリートが見ている経済メディア、ブルームバーグBloombergの対談番組の書籍化・日本上陸!ここでしか明かされない!あの成功者は、貧困・差別・逆境をどう乗りこえたのか?あなたの勇気を引きだす本★各界より絶賛の嵐!「現代のような激動の時代にあっては、賢明かつ効果的なリーダーシップが不可欠だ。デイヴィッド・ルーベンシュタインによる本書には、尊敬に値する著名なリーダーがどのように作られていくのか、誰もが納得する明確な見解が示される。本書は自分の能力をさらに高めた…
「あの数馬さま、人という生き物が犬猫牛馬とどう違うかご存知で」 「さてなあ。飯を食い糞をひり、寿命が尽きれば死ぬ。さほど違わぬが」 (米村圭伍『風流冷飯伝』H14) 1 「幸福」とは何か (1)それは、人生の目的である。 人生の目的は合理的に生きることではなく、幸福度(効用)を最大化すること。 だとしたら、論理的合理性に従うのではなく、幸福をもたらしてくれる進化的合理性(限界効用の逓減)を前提とした上で、よりよい選択・行動を考えるべき。 脳が論理的合理性でつくられているわけではない以上、合理的な選択・行動が幸福(効用の増大)を保証してくれるわけではない。 幸福とは、直観(進化的合理性)と…
INSEAD(フランスとシンガポールにキャンパスのあるビジネススクール)の先輩の著書です。 会社員時代に読み、当時、タイトルからして、ぐさっと刺さりました。 「自分の小さな「鳥カゴ」から飛び立ちなさい 京大キャリア教室で教えるこれからの働き方」(河合江理子氏著、2013年7月初版、ダイヤモンド社) 日本版「LEAN IN(リーン・イン)」とも言える本と思います。 著者の河合さんは、ものすごいハイキャリアを歩んできた方です。 東京の高校を卒業した後、奨学金に応募してハーバード大学に留学。帰国後、野村総合研究所在職中にMBA留学を企図し、資金を貯めるために国内で転職。晴れてINSEADに留学した後…
今日は朝から書いて何度も中断も挟みつつ、やっと書けました。 \ブログ訪問ありがとうございます♪/ 女性管理職の方々に『癒し』と『笑い』と『新たな視点』をお届けする、女性管理職のためのコミュニティ A lot of flowers のつっきーです。 ◆コミュニティ紹介記事はこちら⇩ a-lot-of-flowers.hatenablog.com ◆HPはこちら ◆メルマガ登録はこちら 女性管理職のための交流会を開催しています話すことは放すこと。仕事の話から趣味の話まで幅広く話しましょう。 ・11月18日(土) 時間未定 場所:西宮市内 ・12月2日(土) 14:00〜東京・渋谷近辺 今日は「とも…
企業が掲げる「ソーシャル・グッド」の落とし穴 最近、「ソーシャル・グッド」という表現をよく耳にする。SDGsともからみつつ、企業の社会的責任を問題にする文脈で使われているようだ。製品であれサービスであれ、社会や環境に配慮したものを生産・消費することと、とりあえずは定義できそうである。 すばらしい、と思われる人が多いだろう。だが、本稿ではこの「ソーシャル・グッド」について疑問を呈しつつ、その理念と歴史について少し広く深く考えてみることで、その疑問に答えていきたい。 まず大きな問題は、この「ソーシャル・グッド」が結局は資本主義の理念に合致するかぎりにおいてしか実行されないということである。 環境問…