部下の挑戦を応援する「見守る」マネジメント 部下が仕事の壁にぶつかっているとき、経験豊富な上司にとって「正解」を教えることはいともたやすい。しかし、あえて直接答えを教えずに「見守る」という選択をしたとき、部下の内面では非常にダイナミックな心理的変化が起きているのである。 たとえば、上司が手取り足取り指示を出して仕事が成功したとしよう。そのとき部下の中に残るのは「上司の指示通りにできた」という安堵にすぎない。しかし、葛藤の末に自力で解を導き出したとき、そこには「自分にはこの問題を乗り越える力がある」という確かな自己効力感が芽生える。 上司からの「信頼」を受け取り、主体性が育まれる瞬間である。他人…