グループを対象にしたコーチングと呼ばれる事もある。 ゴールに向かって、グループでの作業をスムーズに運ぶように媒介する技術の総称。この技術を身に付けたものをファシリテーターと呼ぶ。 会議の司会進行や、ワークショップの進行役というとイメージしやすいだろう。
日本ファシリテーション協会 公式サイト http://www.faj.or.jp/
前回に引き続き、ファシリテーションにおける「さばき」に関しての図解です。 今回は対立に議論における「対立」に注目したいと思います。対立をマネージするためには、思考プロセスのどこで対立が起こっているかを見極めるのが重要になります。図には思考のプロセスを四つに分け、対立が生じているであろうプロセス毎での対処法をまとめています。特によく起こりがりなのが、参加者の判断基準が違ったままで議論を進めているケースです。このような場合は、あるべき姿まで遡って合意点を引き出した上で、段階的に着地点を探っていくことが大切になります。会社で言うと、全社の利益を上げるためにどうすればいいか、と言う大前提に立ち返って、…
ファシリテーションに関する書籍は多数出ていますが、議論の「さばき」について触れている書籍はそれほど多くないように思います。一方で、会議において、議論が拗れてきた時の「さばき」のテクニックはビジネスパーソンの必須スキルと言えます。 とはいえ、この辺りを考えながら実際の会議を進行するのは相当難易度高いですよね。「さばき」についてかなりのページを割いて説明されている「ファシリテーションの教科書」から、 ポイントを抽出して図にしてみました。 ファシリテーションの教科書―組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ 作者:グロービス,吉田 素文 東洋経済新報社 Amazon
「SNUG Journal」 へようこそ! 話し合いの場づくり屋 SNUGにまつわる情報や活動内容、対話に関するトピックを毎週金曜日にお届けします。 札幌はついに雪が降ったり、かと思えば雨になったり。不安定な天気が続きますが全国(全世界?)のみなさんはいかがお過ごしでしょうか。 さて、今回は第4号にして番外編。SNUGのロゴを制作していただいたアーティスト、クマガイ コアさんへのインタビューを通してコアさんの世界をお伝えします。 若きアーティストの感性を最後までお楽しみください! 2023年11月上旬某日、コアさんのお宅に伺いインタビューを行いました。 インタビュアーはSNUG代表の長谷川友子…
2023年も残り7週間となりました... 11月になった途端に年末感が出ますねー。みなさん、今年の初めに立てた目標を振り返る時期が来ましたよー📣 とはいえ1年を振り返るのはまだ早いので、10月のコパイロツトの活動を振り返ってみましょう。…いやいや、その前に、未来を語らせてください! 11月30日(木)、イベントやります! 業務やプロジェクトで日常的に発生する会議ですが、「会議って無駄だよね...」と思ったりしていませんか?もしくは、あなたはそう思っていなくても、参加者からそんな空気を感じたりしませんか? 時間内に効率よく会議の目的を達成できなかったり、議論がブレてしまったり、会議に参加する意義…
「SNUG Journal」 へようこそ! 話し合いの場づくり屋 SNUGにまつわる情報や活動内容、対話に関するトピックを毎週金曜日にお届けします。 札幌はめっきり冷え込む日が増えました。雪が降るとかなんとか…そんな情報も聞こえてきます。 さて、今回は第3号。昨年度に引き続きSNUGがファシリテーションを務めている「札幌市子ども議会」と、SNUGが子どもやユース世代に対して大切にしていることついてご紹介します。(今回は写真がありません!泣) 心を込めて書いているので、ぜひ最後までお読みください。 札幌市子ども議会って? 札幌市の子ども議会は、札幌市内の小中学生の子どもたちが、「子ども議員」とし…
「SNUG Journal」 へようこそ! 話し合いの場づくり屋 SNUGにまつわる情報や活動内容、対話に関するトピックを毎週金曜日にお届けします。 今回は第2号。先日の旭川西高校で開催した「きくとうワークショップ」の様子をご紹介します。 対話の基礎講座「きくとうワークショップ」って? 「きくとうワークショップ」とは、SNUGが「話し合いの場づくり」において大切にしている「聞く」と「問う」の観点から対話の基礎を学ぶワークショップ(体験型の学びの場)です。 SNUG、札幌を飛び出し旭川へ! 2023年11月2日(木)北海道旭川西高等学校の3年生の希望者を対象に、学校行事の一環としてSNUGが「き…
2020年5月に公開した「リモートワークにおけるファシリテーションの方法論」の増補版をこのたび公開いたしました。 増補版のための序文(2023年10月) 資料 増補版のための序文(2023年10月) 2020年の新型コロナウイルスの世界的流行は、私たちの働き方を大きく変える契機となりました。 空間を共にしながら働くという前提は崩れ、在宅やコワーキングなど、各自が離れた場所から仕事をしていくスタイル(リモートワーク)は特別なものではなくなりました。当時、社会的に移動制限が行われたことによって、オンラインミーティングやリモートワークが普及し、逆説的に「移動からの自由」というものが生まれました。そし…
「SNUG Journal」 へようこそ! 話し合いの場づくり屋 SNUGにまつわる情報や活動内容、対話に関するトピックを毎週金曜日にお届けします。 今回は創刊号。ご挨拶とこのブログを始めた理由をお伝えします。 ごあいさつ 初めまして、「話し合いの場づくり屋 SNUG」代表の長谷川 友子です。SNUGは「スナッグ」と読みます。 北海道札幌市を拠点に、2020年から対話にまつわる活動を始め、2021年から行政や企業、大学や市民団体、ユース世代など多様な方々と「対話の場づくり」をお仕事として行っています。 「対話の場づくり」とはどのようなことか、イメージするのは難しい方も多いのではないかと思います…
今回は「問いのデザイン」を要約していきます。大学教授である著者が創造的対話のファシリテーションを行う為の技法を活用事例と合わせて体系的に論じています。 「問いのデザイン」 ■ジャンル:思考法・組織マネジメント ■読破難易度:低 ■対象者:・ファシリテーションについて興味関心のある方 ・不確実性の高いテーマを推進する必要のある方 ・組織活性化に責任を持つ方 ≪参考文献≫ ■論点思考 ■要約≪論点思考≫ - 雑感 (hatenablog.com) 【要約】 ■問いをデザインする重要性 ・人間は認識の固定化と関係性の固定化を自然と行います。それは取引費用を減らし、定型化することで楽に情報処理したいと…
こんにちは。経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。 2022夏、2023冬に続いて3回目、美瑛町 × NPO場とつながりラボhome’s viのコワーケーションビレッジ2023夏に参加してきました。 今回は、コワーキングビレッジの参加者による素敵なワークショップがいくつも開催されました。 このブログでは、ホームズビーのしのさんこと篠原幸子さんによるファシリテーション講座と、会議の様子をご紹介します。 ~ ~ ~ 一つ目は、ファシリテーション講座~話し合い上手になろう~です。 ※下記の写真はすべて、美瑛町地域おこし協力隊の豊福さん撮影です。 ふくちゃんありがとう!ファシリテーション…
この記事はさくらインターネット Advent Calendar 2023 5日目の記事です。 こんにちは、さくらインターネットの山本です。去年に引き続きSRE室という部署で働いています。 最近は 某プロダクトのOpenTelemetry対応の一環としてSigNozを試験導入/運用 ログ解析基盤のDBをMariaDBからClickHouseに移行 新規プロダクトチームへスクラムを導入 チームが自立自走できるようにするためのチーム運営支援 というあたりを担当しておりました。 今回の記事について 今回はチーム運営支援の一環としてファシリテーション/ファシリテーショングラフィックについての社内勉強会を…
SNUG NEWS! みなさんこんにちは!代表の長谷川友子です。SNUGが関連する取り組みやプロジェクトについての参加者募集などをみなさんにお伝えします! 「令和5年度 環境教育・子どもワークショップ」ユースファシリテーター・グラフィッカー募集中! さて、今年も環境教育・子どもワークショップ(主催:札幌市環境局)の季節がやってきました。 今年も初心者ユースのファシリテーター・グラフィッカーを募集します! この企画「環境教育・子どもワークショップ」では、本部(札幌市役所)と複数の児童会館をオンラインでつなぎ、各児童会館の子どもたちが対面で対話をしながら、他の児童会館とも意見交換をするという、オン…
こんにちは。CRE の id:KGA です。 本エントリでは 12/19(火) に開催する Mackerel Meetup #15 Tokyo にご登壇いただくみなさまのご紹介をいたします! Mackerel Meetup #15 Tokyo の詳細に関してはこちらをご覧ください。 登壇一覧 株式会社はてな Mackerel プロデューサー 渡辺 起 (id:wtatsuru / @tatsuru) 「Mackerelの2023年ふりかえりと今後のロードマップ」 概要:今年の Mackerel の振り返りと、2024年の開発ロードマップについてお話しします。特にOpenTelemetry対応を…
この度、株式会社 WHERE が運営する地域発信型ソーシャルグッドマガジン「LOCAL LETTER」に、ローカルライターとして以下の記事を寄稿いたしました。 localletter.jp 寄稿した記事は「予測不能な未来を楽しむ。地域から100の事業を創る仕掛け人の見る先は」と題しまして、株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役 和田智行さんを取材し、ルポライター形式で紹介したものです。本記事の公開日 (2023年12月3日) は公開されてから1か月の節目になるので、どのような経緯でこの記事を書くに至ったかや、ローカルライターとして仕事をしてみての感想などを本記事では紹介します。 なお、本記事…
アソビューAdvent Calendar 2023の2日目の記事です。 みなさんこんにちは! 長く続いた暖かい日も終わり、本格的な冬が訪れようとしているアドベントカレンダー2日目…暖かい日差しの中お出かけをするのもいいけど、寒い季節に暖かい格好で寒空の下外に出るのも乙だなあと思っております、アソビュー株式会社でフロントエンドエンジニアをしている櫻井と申します。 今回は輪読会を通して学んだ知見をプロダクト作りに生かす取り組みについて紹介させていただきたいと思います。 はじめに 輪読会について 本を選ぶ なぜこの本を挙げたのか 輪読会について 進め方 輪読会終了後 改善活動について 社内勉強会で報…
【連続投稿74日目 1412投稿目】 【作成日時:12/1 16:05~16:33、28分】 先週末のことで大曽根で上映会に参加したことを書きましたが、そこから移動して行ったところがあります。 その場を開いた人は8年前にファシリテーション講座で参加者として同士で会った人でしたが、この時っきりとなっていました。 (知っている人向けな話ですがここが僕がファシリテーションという言葉を初めてちゃんと知った場であり、しらさんに初めて会った場でもあります) そして8年が経ちましたがその方がオープンな場を開いてみるということで久しぶりに会いたいと思ったので足を運びました。 ですが行って話を聞いてみて知ったの…
日時:11月27日(月)18:30ー20:30 場所:スペース七番 参加者:8人 (文責:山本茜) 東海ナレッジネットと延藤文庫の関わりや、延藤安弘さんについてはこちらの記録をご覧ください。 knowledge-net.hatenablog.com 延藤安弘の語りも延藤コレクションの資料の一つ 東海ナレッジネットで、延藤文庫のお手伝いを初めて1年半くらい経ちます。延藤安弘さんのことは、教え子である名畑さんや三矢さんからお聞きしたり、本棚を拝見するうちに、天国に住んでいる延藤先生と話しているかのような気持ちになることもあります。しかし、わたしは、実際に、お話している姿を拝見したことがありません。…