シリコンバレー (Silicon Valley) はアメリカ合衆国カリフォルニア州北部のサンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置しているサンタクララバレーおよびその周辺地域の俗称。近年にはソフトウェア・インターネット関連企業も同地区には多数生まれ、IT企業の一大拠点となっている。
サンフランシスコから南へ約48kmの地点、Santa Clara Valley(サンタクララ・バレー)の通称。サンフランシスコ湾の南側に面する地帯であり、現地の人間はシリコンバレーとは呼ばずに、ベイエリア、サウスベイなどと呼ぶことが多い。
1970年代から、シリコンを主体原料とするIC(集積回路)を取り扱うマイクロエレクトロニクス関連産業が集まったためその名が付いた。元々メンロ・パークにあるスタンフォード大学出の技術者がヒューレット・パッカードなどのエレクトロニクス、コンピュータ企業を設立し、この大学の敷地をスタンフォード・インダストリアル・パークとしてこうした新技術の会社を誘致したのが始まりともいわれている。