格闘技団体。
1993年、プロレス団体「藤原組」から独立した船木誠勝らが、「史上初の完全実力主義プロレス団体」として結成した。当時の運営母体は株式会社ワールドパンクラスクリエイト。
旗揚げ戦は全試合が数分以内に決着するという革新的なもので、「秒殺」という流行語をも生み出した。
2000年の船木引退以降はルールをバーリ・トゥード化し総合格闘技団体に変貌したが、「興行」より「競技」を優先するスタイルだったため、有名選手が次々と離脱し、以後団体としての存在感を失った。
2008年からは運営が団体と同名称の新会社「パンクラス」となった(小売大手「ドンキホーテ」の子会社でもある)。
2003年にはプロレス部門である「パンクラスMISSION」を設立し、所属選手の鈴木みのるが新日・全日・ノア他に参戦している。