りんごちゃん から「時鳥たちの宴」にレヴューをいただいていましたので、ご紹介させていただきます。 「 恋愛の本質に迫ろうとする青春群像」(Amazon) 「作中に描かれていた登場人物の描写や背景に、懐かしさを覚えました。各章のタイトルにも趣があり、たびたび登場する短歌も物語の進行に効果的だと思いました。 タイトルの「時鳥たちの宴」はこの小説の内容に実にピッタリとはまりますね。作中の七日月夜の宴では、平安の幻想的な美しさ、神秘さ、妖艶さが伝わってきました。あの場所に自分も身を置いてみたいと思ったほどです。 恋愛における愛を、真摯に求めていく主人公たちに爽やかな風を感じました。蜜柑の香りと共に。」…