読書

武士の家計簿

ぶしのかけいぼ

武士の家計簿 〜「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書

茨城大学人文学部(当時)の歴史学者、磯田道史准教授が書いた本で、歴史教養書としては異例のベストセラーになった本。

武士の家計簿」とは、代々金沢加賀)藩の経理業務にたずさわる「御算用家」、猪山家の6代綏之(やすゆき)から9代成之(しげゆき)までの4代にわたる出納帳の事で、「金沢藩士猪山家文書」という武家文書に、精巧な「家計簿」が例を見ない完全な姿で遺されていた国史研究史上初めての発見。この家計簿からは武士が明治維新によってあっさりと領主権の廃止を受け入れることができたかを示している。つまり大政奉還武家の財政悪化のよるものだと解説している。

まさに、現代でおきている様々な出来事と同様の事象江戸時代にも起こっていたことがわかる。復元された武士の暮らしを通じて、江戸時代に対する通念が覆され、全く違った「日本の近代」が見えてくるとても興味深い本だ

また、映画化され、2010年秋公開。主演は堺雅人仲間由紀恵、監督は森田芳光

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

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武士の家計簿(初回限定生産2枚組) [DVD]

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