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武士の家計簿

(映画)
ぶしのかけいぼ

2010年12月4日全国公開。11月27日石川先行公開。アスミック・エース、松竹配給。
日本/2010/129分/35mm/アスミック・エース、松竹/G

監督:森田芳光

プロデューサー:元持昌之 エグゼクティブプロデューサー:飛田秀一、豊島雅郎、野田助嗣、原正人 アソシエイトプロデューサー:岩城レイ子、三沢和子 原作:磯田道史『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書刊) 脚本:柏田道夫 撮影:沖村志宏 美術:近藤成之 編集:川島章正 音楽:大島ミチル 照明:渡辺三雄 制作担当:砥川元宏 装飾:鎌田康男 録音:橋本文雄 助監督:増田伸弥 プロダクション統括:永井正夫

出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、伊藤祐輝、藤井美菜、大八木凱斗、嶋田久作、宮川一朗太、小木茂光、茂山千五郎、中村雅俊

リスト::日本の映画::題名::は行

武士の家計簿

(読書)
ぶしのかけいぼ

『武士の家計簿 〜「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書)
茨城大学人文学部(当時)の歴史学者、磯田道史准教授が書いた本で、歴史教養書としては異例のベストセラーになった本。

「武士の家計簿」とは、代々金沢(加賀)藩の経理業務にたずさわる「御算用家」、猪山家の6代綏之(やすゆき)から9代成之(しげゆき)までの4代にわたる出納帳の事で、「金沢藩士猪山家文書」という武家文書に、精巧な「家計簿」が例を見ない完全な姿で遺されていた国史研究史上初めての発見。この家計簿からは武士が明治維新によってあっさりと領主権の廃止を受け入れることができたかを示している。つまり大政奉還は武家の財政悪化のよるものだと解説している。

まさに、現代でおきている様々な出来事と同様の事象が江戸時代にも起こっていたことがわかる。復元された武士の暮らしを通じて、江戸時代に対する通念が覆され、全く違った「日本の近代」が見えてくるとても興味深い本だ

また、映画化され、2010年秋公開。主演は堺雅人、仲間由紀恵、監督は森田芳光。

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

武士の家計簿(初回限定生産2枚組) [DVD]

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