[英] FIFA Club World Cup
FIFAクラブワールドカップは、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、6大陸のクラブチームチャンピオンが集うサッカーの世界選手権。
第1回、2000年1月に「FIFAクラブ世界選手権」としてブラジルで開催。
第2回は欧州のシーズン開幕前の2001年7月から8月にかけてスペインを舞台に、12クラブ*1が参加して開催する予定だった。しかし、FIFAのマーケティングパートナーだったISL社の倒産などにより、開催を中止。
2005年にトヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカ カップ(インターコンチネンタルカップ/トヨタカップ)と統合し、FIFAクラブ世界選手権(クラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005)として事実上の第2回を日本で開催。
2006年より「FIFAクラブワールドカップ」と名称変更。第3回は、FIFA Club World Cup Japan 2006 presented by TOYOTAとして開催される。
2007年も日本開催。この大会より開催国枠が新設され、開催国の1部リーグ優勝チームが出場できるようになった。ただし、開催国のチームが所属地区のチャンピオンズリーグを制覇した場合、開催国以外の最上位チームがその枠で出場する*2。
2009年からの2年間は、アラブ首長国連邦で開催された。
2011年からの2年間は、再び日本で、2013年からの2年間は、モロッコで開催された。
2015年の日本開催から、トヨタに代わってアリババ・グループがタイトルスポンサーにつき、FIFA Club World Cup 20xx presented by Alibaba (提供する商品・サービス名、2015年はE-Auto)という正式名称になる。
年度 | 開催国 | 優勝クラブ | 準優勝クラブ | ゴールデンボール (MVP) |
備考 |
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2000 | ブラジル | コリンチャンス・パウリスタ (ブラジル・開催国枠) |
CRヴァスコ・ダ・ガマ (ブラジル・南米王者) |
エジウソン (コリンチャンス・パウリスタ) |
2007年、正式に第1回と認定 |
2001 | スペイン | - | - | - | 中止 |
2005 | 日本 | サンパウロFC (ブラジル・南米王者) |
リヴァプールFC (イングランド・欧州王者) |
ロジェリオ・セニ (サンパウロFC) |
トヨタカップと統合 三浦知良がシドニーFCから出場 |
2006 | 日本 | SCインテルナシオナル (ブラジル・南米王者) |
FCバルセロナ (スペイン・欧州王者) |
デコ (FCバルセロナ) |
岩本輝雄がオークランド・シティから出場 |
2007 | 日本 | ACミラン (イタリア・欧州王者) |
ボカ・ジュニアーズ (アルゼンチン・南米王者) |
カカ (ACミラン) |
開催国枠新設 浦和レッズがアジア代表として3位 |
2008 | 日本 | マンチェスター・ユナイテッドFC (イングランド・欧州王者) |
リガ・デ・キト (エクアドル・南米王者) |
ウェイン・ルーニー (マンチェスター・ユナイテッド) |
ガンバ大阪がアジア代表として3位 |
2009 | UAE | FCバルセロナ (スペイン・欧州王者) |
エストゥディアンテス (アルゼンチン・南米王者) |
リオネル・メッシ (FCバルセロナ) |
岡山一成が浦項スティーラーズから出場 |
2010 | UAE | インテル・ミラノ (イタリア・欧州王者) |
TPマゼンベ (DRコンゴ・アフリカ王者) |
サミュエル・エトー (インテル・ミラノ) |
アフリカ王者が初の決勝進出 |
2011 | 日本 | FCバルセロナ (スペイン・欧州王者) |
サントスFC (ブラジル・南米王者) |
リオネル・メッシ (FCバルセロナ) |
柏レイソルがJリーグ王者として開催国枠出場 |
2012 | 日本 | コリンチャンス・パウリスタ (ブラジル・南米王者) |
チェルシーFC (イングランド・欧州王者) |
カッシオ・ラモス (コリンチャンス・パウリスタ) |
サンフレッチェ広島がJリーグ王者として開催国枠出場 |
2013 | モロッコ | バイエルン・ミュンヘン (ドイツ・欧州王者) |
ラジャ・カサブランカ (モロッコ・開催国枠) |
フランク・リベリー (バイエルン・ミュンヘン) |
開催国王者が現行形体下初の決勝進出 |
2014 | モロッコ | レアル・マドリード (スペイン・欧州王者) |
CAサン・ロレンソ (アルゼンチン・南米王者) |
セルヒオ・ラモス (レアル・マドリード) |
岩田卓也がオークランド・シティーから出場 |
2015 | 日本 | FCバルセロナ (スペイン・欧州王者) |
CAリーベル・プレート (アルゼンチン・南米王者) |
ルイス・スアレス (FCバルセロナ) |
サンフレッチェ広島がJリーグ王者として開催国枠出場し3位 |
2016 | 日本 | レアル・マドリード (スペイン・欧州王者) |
鹿島アントラーズ (日本・開催国枠) |
クリスティアーノ・ロナウド (レアル・マドリード) |
鹿島はアジア圏クラブ初の決勝進出 |
2017 | UAE | レアル・マドリード (スペイン・欧州王者) |
グレミオ (ブラジル・南米王者) |
ルカ・モドリッチ (レアル・マドリード) |
浦和レッズがアジア代表として出場 |