ARM社による小規模マイコン普及のための実験的プロジェクト。マイコンボードの名前でもある。ARM社をメインスポンサーとして、NXPが協力している。USB給電で動く小型マイコンボードのプログラムを、WEBアプリで開発する。 IDEがブラウザ・アプリケーションであり、プログラムのダウンロードはUSBマスストレージ経由なのでOSを選ばない。また、基本的な機能がはじめからモジュールとして提供されており、生産性が高いと言われる。
結構特殊な条件下なのでそれを最初に言っておこう、、、 ・テープLED(WS2812)を制御する ・F303K8で制御したい ・MbedOS6でプログラムする ・とりあえず光らせたいだけで細かい挙動は知らないよ() って人はどうぞご覧ください。正直私も最近Mbedを勉強し始めたばかりで教えてほしいレベルなんですけど、、、 WS2812について 軽く説明します。とりあえずデータシートどうぞ↓(内容は古い場合があります) https://cdn-shop.adafruit.com/datasheets/WS2812.pdf データシートから、とりあえず光らせる要点だけ挙げると、、、 ・1つのLEDに…
Arduino を使った USB-I2C 変換ツールとアプリで Arduino の代わりに MAX32625PICO を使うためのファームを作成しました。 MAX32625PICO の入手方法 ファームウェア セットアップ 各ピンの役割 アプリと使い方 MAX32625PICO の入手方法 Amazon やスイッチサイエンスでは取り扱いがありません。RS や Mouser、Digi-Key などを利用すれば入手できます。それらを利用できる方であれば紹介は不要だと思うのでリンクは紹介しません。 ファームウェア 下記の記事をご参照ください。ysin1128.hatenablog.com セットアッ…
オープンドレインとオープンコレクタについて 目次: オープンドレインとオープンコレクタについて 1.オープンドレインについて (a) オープンドレインとは (b)オープンドレインの利点 (c) オープンドレインの欠点 (d) マイコンにおけるオープンドレイン 2.オープンコレクタについて (a) オープンコレクタとは (b)オープンコレクタの利点 (c) オープンコレクタの欠点 (d) マイコンにおけるオープンコレクタ 3.オープンドレインとオープンコレクタの違い (1) 出力方法の違い (2) 使用用途の違い (3) 出力の信頼性の違い (4) 応用例の違い: 4. マイコンの出力の種類 (…
mbedでソレノイド制御 1.本日の内容 (1) mbed(nucleof401RE)を使用し、ソレノイドをON/OFFする回路を作成する。 (2) mbedでソレノイドをON/OFFするプログラムを作成する。 ・目次 mbedでソレノイド制御 1.本日の内容 2.内容 (1) やる内容の詳細 (2) 使用部品 (3) ソレノイド回路図 (4) 回路設計内容 (5) mbedプログラムの作成 (6) プログラムの説明 3.関連記事 2.内容 (1) やる内容の詳細 ・mbedでソレノイドを制御する為の回路を設計する。 ・mbedのスイッチを押した時にソレノイドがON ・mbedのス…
mbedとマルチプレクサで、複数サーボモータ制御 1.今回の目標 (1) nucleo f401でGPIO出力を行い、マルチプレクサを制御する。 (2) nucleof401とマルチプレクサで、複数のサーボモータを制御する。作成したもの: 2.使用部品 個数 部品名 型番 1 接続ケーブル ジャンパーワイヤ 1 mbed(マイコンボード) nucleo f401RE 1 USBケーブル USBミニBタイプ 4 サーボモータ SG-90 1 マルチプレクサ TC4052BP 1 ブレッドボード EIC104j 1 両端ロングピンヘッダ(40×1) …
mbedでサーボモータ制御 1.目的 (1) nucleo f401でPWM出力を行い、サーボモータを動作させる。 (2) mbedのプログラムで実装する (3) STM32マイコンのプログラムで実装する。作成したもの: 2.使用部品 個数 部品名 型番 1 接続ケーブル ジャンパーワイヤ 1 mbed(マイコンボード) nucleo f401RE 1 USBケーブル USBミニBタイプ 1 サーボモータ SG-90 3.内容 今回は、nucleo f401を使用して、サーボモータ(SG-90)を動作させます。サーボモータのデータシートを確認します。SG-90データ…
こちらも、簡単にPCから開発環境を構築するのに、使っている。 マイコンの開発環境なんて、仕事でもない限り、 家のパソコンに作らないけど、オンラインコンパイラなので、 複雑な設定は不要。気が向いたときにログインして、遊んでる。 仕事で使うなど、こだわりの人はオフラインコンパイラにしたり している話を聞くけど、趣味で使う分には今のところ問題は感じていない。 ただし、英語が少し必要なのと、マニュアルはないので、 ちょっと頑張る必要あり。 os.mbed.com
UART通信を行う(Hellow worldの表示) 1.本日の内容 (1) STM32マイコン(nucleo f401RE)を使用して、UART通信を行う。 (2) UART通信を行い、TeratermにHellow worldを表示する。 目次 UART通信を行う(Hellow worldの表示) 1.本日の内容 2.内容 (1) 実施内容の詳細 (2) 使用部品 (3) STM32CubeMXの設定、プログラムを出力 (4) AtricTrueStdioでプログラム作成 (5) STM32CubeMXの設定について (6) プログラムの説明 (7) 別の書き方(補足) …
今日はいつもの日記じゃなくて俺の備忘録的な記事を書こうと思う。たまには許して。 家にSTM32F303が落ちてたから、PCにつないで動作確認した。 ググって出てきたやり方でドライバとか諸々インストールして4時間くらいあーでもないこーでもないってやってみたんだけど、実際に動かす時にエラー吐きまくってよく分からなくなった。諦めてmbedのオンラインエディタでやることにした。 いや10分もしないで動作確認できるんかい コードはCで書きたかったから、MDK-ARMとかSTM32Cubeで頑張ってやろうとしたんだけど無理だった。mbedは繋ぐだけで色々出来るからめちゃくちゃ便利なんだけど言語がC++だか…
「mbed」と「mbed Application Board」を使用して、内蔵されているjoysticを使ってみます。 最終目標としては、joysticの入力内容をLCDにリアルタイム表示するところまでやります。 使用機器 ・mbed(LPC1768)・PC・mbed Application Board 手順 (1)BusInを使用して入力ピン情報を定義 BusIn joy(p15,p12,p13,p16);//up,down,left,right このように定義することで、それぞれ上下左右方向に入力されたら"joy"に対して値が入ります。 BusInの特徴として、p15から下位ビット、p16…
本記事シリーズでは、Raspberry Piに繋がっているセンサーから取得したデータをAzure IoT Hubに送信し、Azure App Serviceを使ってリアルタイムで可視化する方法について紹介します。 この記事シリーズでできることは以下の通りです。 記事1:Azure IoT Hubの作成やデバイス登録 (本記事) Azure Iot Hubの紹介、Azure IoT Hubの作成、デバイス登録について 記事2:Raspberry Piでデータを読み鋳込んでIoT Hubに送信 Raspberry Piとセンサーの紹介、センサー連結、Azure IoT Hubにメッセージ送信につい…
2024年2月18日(日),第11回になる国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2024 が開催されました。今大会,一般の部は4チーム,高校の部は3チーム,中学の部は12チームにご参加頂きました。 第11回国際スポーツ雪かき選手権の概要 この選手権は,2014 年に高齢化によって深刻化する除雪問題を解決したいという想いから始まりました。今年度は札幌学院大学の「まちおこし研究会」(代表 瀧沢 友那さん)の学生さんたちが中心となって実行委員会を組織。 私達の研究室ではこれまで4年間かけて雪かき作業量計測のためのセンサグローブの開発を行って来ましたが,今回始めて正式に競技用に採用されました! なお,…
TinyGo 0.31 がリリースされました。 github.com ということで TinyGo 0.31 で遊べるマイコンボード一覧を作成しました。 オフィシャルの一覧に、マイコンやクロックなどの情報を足しています。 前に作った 0.30 時点のもの から 3 ボードが増えて合計 105 ボードになりました。 ※wasm-unknown はボードではないので除外しています ※nrf52840-s140v6-uf2-generic も単体ボードではないので除外しています 0.31 の (自分の興味を中心とした) 変更点のサマリは以下です。 詳細は公式リリースページを参照してください。 Go 1…
PyTorchのnn.ModuleListとは? nn.ModuleList は、PyTorchのニューラルネットワークモジュールの一部であり、複数の nn.Module オブジェクトをまとめて保持するためのコンテナです。これを使うことで、モデル内で複数のサブモデルを簡潔に管理できます。 なぜnn.ModuleListを使用するのか? 柔軟性と再利用性: nn.ModuleList を使うと、動的なサブモデルの追加や取り外しが可能になります。これにより、モデルを構築する際により柔軟で再利用可能なコードを書くことができます。 パラメータ管理: nn.ModuleList は、リスト内の各モジュー…
余震が続いているのもあり、Vivaldiのウェブパネルに強震モニタを表示しているが、常時表示しておくのが面倒なのでM5Stack core2にやらせたい。 全国版の強震モニタについてはM5Stack(core2ではない)で作成された方がいらっしゃる↓ため、これをcore2に移植しつつ、能登地方バージョンに改変する。 www.ria-lab.com 作成した能登地方バージョンはGitHubに置いた。 github.com 以下、移植時の改変点などを記載する。 ボード情報やライブラリの変更 音声をバイブに変更 能登地方を表示する ボード情報やライブラリの変更 ボード情報やライブラリ名をcore2用…
以前の記事でESP32でMicro SDカードを扱う記事を書きました。 【ESP32】SSID、パスワードをSDカードに入れたファイルから読み込んでWiFi接続を行う - ソースに絡まるエスカルゴ Raspberry Pi PicoでもMicro SDカードの読み書きができることがわかったので、今回はその備忘録となります。 詳しく参考資料に挙げているページ様を参照してください。 では、始めます。 1:準備するもの 今回準備したものは以下の通りです。Micro SDカードについてはデータが破損する可能性があるので、壊れてもよいようなものを使う方が安心です。 Raspberry Pi Pico ラ…
今年度,2023年10月28日(土)と10月29日(日)の2日間,北海学園大学 豊平キャンパスの8号館を会場に「北海道NPOフェスティバル2023(Nフェス)」が開催されました。なおこのフェスティバルに対し,本学北方地域社会研究所(RINC)は開催協力させて頂きました。 私は2年前にNPO法人を設立するつもりでいたのですが,所属大学の現在の就業規則では代表になるのは認められないといわれてしまいまして。ちなみにねらっているのは,地域社会のためのテクノロジー系社会教育の研究,実践,プラットフォーム作り,支援,コンサルティングを行うNPO法人です。さてここの大学は最近起業を推すようなことを言い始めま…
今年度,手稲中央小学校からご相談を頂き,この学校では初めてプログラミングの授業を行いました。手稲中央小ではMESHを用いたプログラミング教育を行っており,今回もMESHを使った出前授業を行って欲しいとのリクエストを頂きました。MESHは種々のセンサやスイッチなどの物理的ブロックを,専用アプリ上で繋げてプログラムを作ることにできるツールです。私自身MESHについては,以前にちょっと触ったことはあるのですが,その後はあまり使うことがないままになっていました。でも折角の機会ですので,私達としてもチャレンジで臨むことにしました。手稲中央小でプログラミング教育を担当している田中先生と打ち合わせを行い,授…
2023年11月20日~2023年11月26日に読んだ中で気になったニュースとメモ書き(TLSらじお*1第133回の原稿)です。全文を公開している投銭スタイルです。 [OpenSSL 3.2.0リリース] [CVE-2023-40217:Pythonとクライアント認証] [その他のニュース] ▼IETF 118リモート参加 ▼Mbed TLS ▼セキュアなWeb APIの作り方 ▼ChatGPTで読むeIDAS2.0 ▼RFC 9498 The GNU Name System ▼MastercardとROT13 ▼暗号選択プロセスのリスクの定量化 ▼ドメイン検証ベストプラクティス(2) [暗認…
Mac BookにてArduino IDEを使ってRaspberry Pi Picoの実験中です。 Arduinoを使ったのはもう10年くらい前なので、ほぼほぼ初心者です。 インストーラは以下から持ってきました。(このブログ時点で、Arduino IDE 2.2.1) www.arduino.ccインストール作業は簡単なので手順は書きません。Boardは「Arduino Mbed OS RP2040 Boards」を選択します。 そして、Raspberry Pi Picoで加速度センサー「Adafruit MMA8451」を繋ごうと思ったのだけど、PicoのI2Cどこにさせばいいのだ。。 調べ…
はじめに OBSとaiortcを使ったWHIPサーバーの間で通信をさせていたところ、途中でエラーになってしまう問題が発生しました。 その過程で色々と知見が得られたので、ブログ記事として記録しておこうと思います。最終的に動いたコードはこちらです。github.com
STM32マイコン36(USBのCDC使用) 1.本日の内容 (1) STM32のUSB機能の一つである、CDC機能を使用する方法について記載する。 (2) CDCにより、mbedをUSBで接続し、Vertual Com Port(仮想COM)として認識ようにする。 使用マイコン: (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a…
TinyGo 0.30 がリリースされました。 github.com ということで TinyGo 0.30 で遊べるマイコンボード一覧を作成しました。 オフィシャルの一覧に、マイコンやクロックなどの情報を足しています。 前に作った 0.29 時点のもの から 1 ボードが増えて合計 102 ボードになりました。 0.30 の (自分の興味を中心とした) 変更点のサマリは以下です。 reflect package の互換性改善 WASI/WASM のデフォルト stack size を 16KB から 32KB に拡大 マイコン関連 Adafruit Gemma M0 対応を追加 PyBadge…
MbedとobnizのI2C通信 1.目的 ・nucleof401とobnizでI2C通信を行い、nucleof401で送ったコマンドをobnizでホームページ上に表示する。 2.使用部品 個数 部品名 型番 1 接続ケーブル ジャンパーワイヤ 1 mbed(マイコンボード) NUCLEO-F401RE STM32 Nucleo-64 1 USBケーブル USB2.0ケーブル タイプAオス-ミニBオス:alls well 1 obniz obniz Board 1Y 1 抵抗 10kΩ 1 ブレッドボード ブレッドボード、ジャンパセット 1 タクトスイッチ 1273HIM-…