電子素子などを電気伝導体で接続し電流の通り道をつくり、目的の動作を行わせる電気回路のこと。電子回路は大きく六つに分類される。
取り扱う周波数により、低周波回路・高周波回路という分け方をする場合もある。
「Lチカもやってねぇ奴が、回路設計者名乗るな。」 おい、そこの院卒新人エンジニア。大学院で“電気回路”を学んだって顔してるが、それだけじゃ現場は戦えねぇ。 「配属されたし、研修あるし、現場で覚えます~」って?甘ったれるな。 お前らはソルジャー採用じゃねぇんだよ。院卒ってのはな、**“知識を武器にして戦場を切り拓く指揮官候補”**だ。 🧠 じゃあ何をすべきか。答えは4つ。順番に叩き込め。 ① 『回路の素101』を読め。 これは“回路図の単語帳”だ。 お前が読んでるその回路図、今はただの呪文だろ?でもな、“意味が分かる”ようになるにはまず要素回路(単語)を覚えることが必須だ。 定電圧回路 バイアス…
電子回路設計技術者になるためには、幅広い知識とスキルを身につける必要があります。以下に、そのために学ぶべき主要な分野と具体的な内容を紹介します。1. 基礎知識:電気電子工学の理解 電子回路設計の基盤となるのは、電気電子工学の基礎です。まずは以下の内容を学ぶことから始めましょう。 電気回路理論 オームの法則、キルヒホッフの法則、交流(AC)と直流(DC)の違いを理解しましょう。抵抗、コンデンサ、インダクタなどの基本部品が回路内でどのように働くかを学び、回路解析(電圧、電流、電力の計算)ができるようになることが重要です。例えば、RC回路やRL回路の時定数を求める計算を練習しましょう。 アナログ電子…
回路設計者のみなさん!その後、いかがお過ごしでしょうか? 企業内の技術者として、あるいは、個人事業主として仕事の方も順調で、そろそろ中弛みしてきたころではないでしょうか?いえいえ、そんなことはなく、まだまだ知らない事ばかりで焦燥感に駆られている方が多いのでしょうか? 心配いりません。焦らずに着実に、不明点は都度確認しながら目の前の仕事をこなし、時間を見つけて少しでも”+α”の技術やテクニック、知識を身に着けていけば問題ありません。今現在、エンジニアとして何をすべきか迷っている方がおられましたら、知識として語彙を増やすために、エレクトロニクス用語を学習してみてはいかがでしょうか。WEB検索でも沢…
備忘録みたいなものです。( `・∀・´)ノヨロシク LDOとは : 低ドロップアウト電圧のこと。LDOレギュレーターとかのLDOのこと。 ディスクリートレギュレーターを考えていたときに思いついたものたちを考察します。 具体的に、PSRRの向上を目指します。目標は低域100dB、中高域60dB。 レギュレーターの基本形。素子3つでできますが、出力電流によって出力電圧が大きく変動してしまいます。 BJTを2つ使ったレギュレーター。この時点でPSRRは20dBは確保できます。 この形から詰めていきます。まず、出力電流が変化すると影響を受けるのが、上のTrのベース電流。ベース電流を抵抗で作っているため…
電子回路を設計するハードウェアエンジニアとして採用された新卒新入社員の皆様、いかがお過ごしでしょうか?大手JTC企業であれば新入社員全員での集合研修が終わり、各配属先での研修中でしょうか?それとも、座学などそっちのけで、早速、OJTで現場の第一線で活躍されていたりしますか!?今回は、新人エンジニアに教えしておきたい、電子回路エンジニアが使い倒している本当に役立つ7つ道具をさくっと解説してみます。
抵抗付きLEDの動作確認 この記事では、抵抗付きLEDの動作確認について記載する。 使用LED: ・抵抗内蔵5mmLED 5V 赤色 640nm OSR6LU5B64A-5V ・抵抗内蔵5mmLED 5V 黄色 590nm OSY5LU5B64A-5V ・抵抗内蔵5mmLED 5V 黄緑色 570nm OSG8NU5B64A-5V 1. 抵抗付きLEDの動作確認 上記抵抗付きLEDに0~5の1Vずつ上げていった時の、LEDの光り方を確認する。 電圧は安定化電源から入力。 table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #6…
電子機器・電子回路の設計および検討の勘所として、電子回路には、大きく、電源系、信号系、制御系の3つの回路系統に分類できることを理解することです。 これら3つの系統はお互いに密接に関係しており、個々の回路として完全に分離することは出来ないため、回路評価・検討は一筋縄にはいかないですが、まずは各系統ごとに着目することで比較的容易になります。 まずは大前提として・・・ 各系統の動作確認には測定器を使用しますので、回路評価の前には、測定環境に問題が無いことを確認しておきましょう。測定値がおかしい時は意外と測定器が故障している場合が往々にしてあります。 特に、何かの回路検討するその日一番に測定器の電源を…
はじめに Fusion360で基板設計したいときに「手持ちの電子部品がライブラリに無い!どうしよう!」ってなることがよくあります。 そこでライブラリを新たに作ろうと意気込むわけですが、毎度やり方を忘れるのでまとめていきます。 対象読者 Fusion360の電子部品ライブラリに手持ちの電子部品を登録したい人 電子デザインライブラリを開いてみたけど操作がいまいちピンとこない人(自分) ライブラリに必要な情報 電子デザインライブラリ初期画面 ライブラリとして使うためには以下4つの情報が必要です。 ①コンポーネント 「コンポーネント」はライブラリに含まれる電子部品をまとめたものです。 例えばピンヘッダ…
電子回路・電気回路を理解する上で必要とされる基礎理論としては、次の4つの法則・定理があります。 4大法則 1. オームの法則 2. キルヒホッフの法則 3. 重ね合わせの理 4. 鳳・テブナンの定理それでは、それぞれの法則・定理についてサクッと確認しましょう。
今回はこちらの記事をご覧いただいて、回路図記号に興味を持った方のために、より詳しい情報を提供します。日本では1997年、1999年に「JIS C 0617」として改正されており、ベースとなる規格は、国際規格の「IEC 60617」となります。 「IEC 60617」には電気・電子及び関連技術分野の電気用図記号がおさめられており、収録数は、現在約1,900件のようです。 なお、JISの正式名称はJapanese Industrial Standardsの略語となります。