kuwachannの日記 - 食道癌治療・回復の記録

2012-02-17 放射線科医との検診、小澤征爾さんについて

[][] 14:12

2月10日金曜日は放射線科医との検診だった。もう5年生存を達成したのだが「生きている限りは検診する」と言われている。


体重、血圧、体温の検査の後は、首と腋のリンパ節を調べて終わり!会話の内容はヨーロッパ経済米国の景気、最近の治験の現状など。


「5年ってすごいですよね。何だか癌にかかったことも脱ぎ捨てちゃった上着みたいな気がします」(とうまくは喩えられなかったけど)と言ったところ、答えが面白かった。

「僕は全くの素人ではあるけれどね、世界中の宗教を見てみるとね、だいたい3年で嘆きのサイクルが終わるんだよね。癌に罹るってことは1つの喪失だからね」

確かに自分の回復の歴史を振り返ってみても3年で一段落がついたような気がする。

この先生、私が抗がん剤放射線のダブル治療でひぃひぃ言っていた時にはトルストイの短編「イワン・イリイチの死」の話をしてくれて、「君はイリイチの描写と全く違うから大丈夫」と言ってくれた。これから死ぬまで診てもらえるわけだから、親友ができちゃったようなものである。得したなぁ。


さて、2、3週間前に「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(by 村上春樹)を機上で読んだ。村上春樹が小澤さんに2010年11月から2011年の7月にかけてインタビューした会話を忠実に書き留めたものだ。小澤さんの癌が発覚したのが2009年の12月だから、小澤さんにとって回復期の身体がニューリアリティになった時期。インタビューの所々に含まれている「小澤さん餅を食べる」などの描写がちょっと痛い。その後の回復も順調であることを、心から祈ります!

ところでこの本、鬼才の2人のダイアローグとしても凄く面白いのだが、今は出て来る音楽をyoutubeで聞きながら読み返している。素人がクラシックファンになっちゃいます。その重層な内容は1600円では安過ぎです。

ゆうゆう 2012/02/18 14:50 kuwachannさん、お久しぶりです お元気で、御活躍のご様子、大変喜ばしいです こちらは、相変わらず大寒波で、北国、日本海側は大雪です 都内も今日は最高気温5℃で北風です
野田政権も党内まとまらず、もたついていますね
大阪の維新の会、期待感があり、船中八束、坂本竜馬ばりの勢いですが、期待ばかり先行して、、、
ところで、私こと、4年経過(23年12月)、今度は、胆嚢胆石が、肥大し(1cm球2個摘出)、総胆管癒着で、開腹する手術(今年1月18日)で、胆管蘇生で、プラスチック管を肝臓から装着しています 管抜き取りは2月末に一泊入院で行います 腹控式では掻き出せず、開腹となりましたが、10日間入院し2月3日より、職場復帰しています6月の腹部エコーでは、まだ小さかった胆石 10月に若干腹痛と、CRP上昇で高熱が出ました 胆石癒着が原因です 急速に急性胆嚢炎となったので、主治医も病理検査をしましたが、悪性は認められずとの所見 食道・胃の手術後は、胆石の手術の方、時に男性、多いとのことです 長くなりましたでは、お元気でお過ごし下さい

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2012/02/18 22:39 ゆうさん、ビックリしました。ゆうのブログには確か記されていませんでしたよね。

それにしても、また開腹。たった10日の入院で職場復帰。確かプラスチック管の先に袋をつけるんですよね(母が手術しました)?それで、満員電車の通勤、大変なことでしょう。

私の5年半前の手術の後はかなり古傷化しているとはいえ、まだまだはっきりしているし触る場所によってはちょっと神経がピリピリすることろもあります。ゆうさんは、この古傷の中、また開腹なさったかと思うと。。。急性胆嚢炎ということは、救急車で運ばれたのでしょうか?病理検査が良性であったことにほっとしています。

どうか、これからの回復が順調でありますように。どうかお身体大切にご無理なさらずお過ごしください。

2011-09-05 最近持ち歩いているスナック

[][] 00:06

米国では9月の最初の週末はLabor Day weekendの連休。久しぶりでメーンのロックランドに行って来た。ここはアンドリュー・ワイアスの作品を所蔵する美術館の他、沢山の画廊がひしめいているアーティな町。


しきりに回顧する訳ではないけれど、この町には5年前の9月摘出手術の直前に訪れた(http://d.hatena.ne.jp/kuwachann/20060922)。でも、←の日記に書いた和食のレストランには入らなかった。ダンピングですごく調子が悪かったのだ。


ダンピングの頻度も重度も昔と較べると全然楽なのだが、今でも時々起こる。そして、それは炭坑のカナリアガイガーカウンターみたいなもので、糖分が多くて添加物保存料の沢山入った加工品=「不健康な食べ物」を食べた時に起こることが多い。今回はガソリンスタンドで買ったブルーベリーマフィンだった。しかし、新鮮な食材を使ったものなら、多少甘くても、バターがいっぱいでも起こらない。


ダンピングは仕事をしている時には起こらない。仕事中は安全なものを少量しか食べず、スナックを持ち歩くからだろう。過去5年間スナックも様々な変遷があった。最初の頃は「小さなお握り」がかかせないものだった。密に固めたご飯は密度が高いため、ストンと喉を通ってくれた。今でもご飯があればお握りをつくることがあるけれど、別にこだわらない。以下が最近持ち歩いているもの。


ナッツ(ピーナッツ、アーモンド、マカデミア他)

Laughing cowのMini Babybelのチーズ(http://www.thelaughingcow.com/products/mini-babybel/)1つ1つがワックスに包まれているので,持ち歩きに最適

グラノーラバー

チョコレート(冬場はLindtのボンボン1〜2個、夏場はハーシーのキス数個)

他の方々はどんな工夫をなさっているのだろうか?

雄三雄三 2011/09/06 00:23 お久しぶりです。

先ほどツイートを見てこちらに寄りました。
今回は、僕は一番乗りですね!
前回のSUCCESSの時は、覗いたのが遅かったのでコメントは特に残しませんでしたが、遅ればせながらクリアーおめでとう。

5年前の9月はRURUのがんが発覚しネットで情報を集めまくっていた時期だったことを思い出しました。

4月以降、原発・放射能サイトを開いてからツイート数も圧倒的に増えてしまい、また、せっせとサイトも更新していますが、放射能被害も調べれば調べるほど食道がんの時と似た感覚になる時があります。

エビデンスが隠蔽されていたり複雑で分っていないことが多すぎるんですよ。
学者も言ってることが違うので当然国民はどうしていいのかわからないといった感じで・・・。

福島から自主的に避難する人も多いけれども後進国日本は何も決められずチェルノブイリの旧ソ連の方がまだ国民思いだったような面もあります。

我々の世代はあまり影響はないでしょうが、子供やこれからの人達が危惧されるだろう不安は消えていません。

今は、福島だけでなく東日本が、否、食品汚染を考えれば日本全土が「放射能」という癌に侵されたということだと理解しています。
この癌の完全切除は、この半年間の無能な政府のおかげで今の技術では無理のような気がしています。

福島全土を封鎖して完全除染と全員避難を行えれば光が見えるかもですが、癌と同じで時間勝負なので目に見えぬ放射能を甘く見たこの国の指導者は、亡国に追込んだことで数十年以内に全世界から非難の的になるかもしれません・・・

せめて、今を生きているのが奇跡と思ってやっていくしかなさそうです。

それでは、また、お元気で。

kuwachannkuwachann 2011/09/06 04:35 雄三さん、お久しぶりです。先日はTwitterでお世話になりました。

最近は夢の中でも「ごめんなさい。一度には沢山食べられないの」なんて言い訳してますから、もうすっかり今の身体に慣れてしまいました。

日本の放射能については地震直後の報道レベルが米国と日本とひどく違いました。kuwachann-2_0の方で最初はNYタイムズの記事を訳して載せていたのですが,途中で止めました。日本のNHKを信じる方が気持ちが楽だったからです。

政治が動かなくなっている(動けなくなっている)のが全世界的状況であることも悲しいことです。

kaorukaoru 2011/09/15 19:19 こんばんわ すこし回復していますが やはりつらい毎日です。ダンピングほんとに同感、つい失敗することも何度も経験しているのに。
今日も食べ過ぎておなかの調子が狂って。亡妻の命日で墓参のつもりが時間まで狂ってしまいました。途中でトイレの感じ。パニックって苦しみました。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/09/16 20:55 kaoruさん、お早うございます。kaoruさんの場合は縫い合わせの部分が私よりずっと高いので、これに頻繁な逆流が加わり大変なことでしょう。

ESDの治療がどんどん開発され広まり、私達のような苦労をする人が少なくなるといいですね。

kaoruさんのところに秋が早く訪れることを祈っています。

mamamama 2011/09/24 10:30 わ!こちらはお久しぶりです。
夫も元気にしております。家にいるときの間食は小型のチーズケーキ、アップルパイ、クリームチーズ、せんべい・・・必ず毎日食べるのは、魚の干したもの。鮭のジャーキー、炙りサヨリ、干しうるめ・・カルシウムは積極的に摂っています。
出掛けるときは、個装のチョコかなあ。でもあまり気にしなくなりましたね。むしろ、むせるのを予防するために、キャンディーやガムは必ず持ちます。

(この場をお借りして)雄三さん、お久しぶりです。放射能のこと、神経質になるのが疲れてきた、麻痺してきたという現状があります。私は娘がいるし、小さな子どもと関わる仕事なので、目をそらさずにいようと思っていますが、それでも半年経つと
意識が違います。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/09/24 12:24 mamaさん、お久しぶりです。別のことでメールを出そうと思っていたところでした。

私はお昼をちゃんと食べるとその後仕事にならないので、かなり少なめ。そうするとスナックが不可欠になります。むせるのは殆どありません。十人十色ですね。

前回、今回の台風の被害のなかったことを祈っています。

2011-07-12 ほんとうに丸5年、Success、そしてディオールの口紅

[][] 13:26

今日はBrigham and Women Hospital胸部外科での検診。2006年の6月14日に経腸チューブを埋め込み、放射線化学治療を始めたから、本当に丸5年。


外科医はただ一言「Success!」

これからは1年に1度の検診になるそうだ。

摘出手術が終わって最初の検診で「君のステージだと5年生存率60%」と言われた。今考えてみると10人に6人の生存率だから結構あぶなかったのだけれどもノー天気な私は再発や転移の心配は殆どしなかった。だから今日の「異常なし。成功」の言葉も心をすっと通過するものと思っていた。しかし帰りの車の中でふと、「頑張ったんだな、私」と言う思いがわき上がって来た。そう、5年間、やっぱり頑張ったんだと思う。


5年生存したら、染めるのを避けていた髪の毛を金髪にでもしてやろうかと思ったのだが、すっかり今のごま塩に慣れてしまったし、1か月に1度染めるなんて面倒くさい。替わりに先週カナダに行った時、国境のデューティフリーのお店でディオールの口紅を買って来た(これまで5年間殆どお化粧もしていなくて、ティーンエージャーみたいにリップグロスだけで過ごしていた。)5年生存のささやかな記念、ご褒美だ。


さて、当然CTスキャンも検診も問題はなかったのだけれど、今日は血圧の低い方が45しかなかったし、スキャンのために朝ご飯を抜いた。検診が終わった時はお腹が空いて仕方がなかったのでマフィンとコーヒーを食べた。空腹に糖分を入れすぎると気分が悪くなるのは5年で充分学習しているはずなのに、またもや愚かに過ちの繰り返しでダンピング。そのせいで家に帰って来た時は半病人だった。「食」の部分だけはこれからも用心しなければならないようだ。

にこにこ 2011/07/12 22:28 5年…大きな節目を迎えられた事、本当におめでとうございます^^
食道を摘出するという事がこんなに大変だとは想像もできませんでしたが、この5年、術前以上にkuwachannさんがkuwachannさんらしく人生を豊かに過ごして来られ、それは、これからも変わらないだろうと予見できる軌跡が素晴らしい事だと感じます。
kuwachannさん。いつもカッコイイです。

kuwachannkuwachann 2011/07/13 12:35 にこさん、どうも有難うございます。昨日5年を振り返った時、ずっしりと重いものを感じました。たぶんここ5年の生活の密度かななり高かったのでしょう。これからも貪欲に生きます。

なるとなると 2011/07/14 10:00 Success!
ほんとうにおめでとうございます。
ヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ バンザーイ♪

それでもやはり「食」。
私のようなESDだと想像できない大変さなんだと思います。

これからもずっとかっこいい素敵なくわちゃんでいて下さい。
再会できるのを楽しみにしています。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/07/14 20:49 なるとさん、ありがとう!!
「食」は昔と較べると大分食べられるのですが今年の夏の体重はここ5年で最低です。今ちょっと暇なので一日中一生懸命食べてます。

モデルさん体型になってしまったので、ジーンズが似合うようになったのは、いいことかもしれないです♪

たけしたけし 2011/07/16 15:17 遅ればせながら、おめでとうございます!!!
やはり5年というのは長かったでしょう。
そしてお医者さまから「成功宣言」をいただいたことは「ほぼ100%O.K.」ということですから、
ホントにすごいことです。よかった、よかった♪
ぼくは昨日と一昨日、半年ぶりの検査がありました(結果はまだですけど、たぶんだいじょうぶ)。
食道が温存されていることは恵まれていると
思う一方で、くわちゃんのように5年経過しても「Success!」とはならないことも事実です。

ともあれ、自分のことのようにうれしいです。

和香和香 2011/07/17 22:19 ご無沙汰しております。
5年経過、おめでとうございます。
一つ前のエントリーを拝見した時は吃驚しましたが、大事無くて本当にようございました。

いつもお元気な先輩の御様子に励ましていただいております。

私も明後日半年振りの検診です。
kuwachannさんにあやかって無事通過と行きたいところです。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/07/17 23:07 たけしさん、お久しぶりです。『無事』の検査報告まっています。この「たぶん大丈夫」という感覚かなり大事ですよね。ここ5年間、ずっとその感覚で医者と接して来ました。

ESDの場合は、術後の検査が鍵ですね。摘出に較べると黒白がはっきりしませんが、それでも時間が過ぎれば過ぎるだけ再発や転移の可能性は低くなると理解しています。

おめでたい私は今は癌にかかったことちょっと感謝しています。50歳という早い時期に人生に終わりがあることを意識したことで、その後の生き方、価値観がとても豊かなものになった気がするのです。また1年ぐらいキャリアにブランクがあっても大丈夫なことも発見しました。そういう意味でもこの5年はずっしりと重いものになりました。

書き込み本当に、有難うございました。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/07/17 23:15 和香さん、最近はツイッターでもフォローさせて頂いています。丁寧で豊かな食卓に感動しています。

癌生存を男女で比した場合。女性の方の生存率が高いのだそうです。和香さんの一見静かな、それでいて充実した生活を拝見していると、なんだかその理由が分かる気がします。

明日の検診が無事でありますように。「たぶんだいじょうぶ」の気持ちでお出かけ下さいね♪

和香和香 2011/07/19 08:36 きゃっ、失礼しました!
ウチのウィルス対策ソフトは何度教えてもツイッターからのメールを捨てちゃうんです(汗)

フォローさせていただきたいなと思いつつ、躊躇っておりましたので嬉しいです。あちらでもよろしくお願いいたします。

ケン三郎ケン三郎 2011/07/21 00:09 ご無沙汰しております。ケン三郎です。我々医療者も、患者サイドからの癌を克服する方法、生活の工夫、話の仕方など、気がつかない事にハッとさせられる事も多いです。この先、5年、10年、時代時代で治療法もすこしづつかわっていくかもしれませんが、この経験をぜひ語り継いでください。今後ともよろしくおねがいいたします。

kuwachannkuwachann 2011/07/22 01:37 ケン三郎先生、お久しぶりです。暑い中当直を含め激務。どうかお身体大切になさってください。

多分これからはESDが多くなり、摘出は少なくなって行くと思います。でも「昔の乱暴な治療」でもちゃんと生きてる患者として、生存報告を続けていきます。

mamamama 2011/07/22 14:12 書き込み遅くなりました。
マンモグラフィーの場面、結果が出たときの場面、私、胸が詰まって涙がこぼれました。よかったという以上の、感謝であり、光であり・・・。
両親の死や夫の手術、そして今回の震災。「生きる」ということの重みが身に応えるようになりましたもの。「Success!」かぁ、いい言葉です。
そして「頑張ったんだな、私」がkuwachannの声で聞こえ、また涙がこぼれそうになりました。
はい、大頑張りです! ハナマルです!! ディオールの口紅、かっこいいです!!!

kuwachannkuwachann 2011/07/22 15:56 mamaさん、お久しぶりです。この暑い夏頑張りすぎていませんか?ご主人様お元気でしょうか?

そうなんですよね。「生きてる、生かされてる」ということ自体が喜びなんだと思います。mamaさんご夫婦と同じように、癌のお陰で堂々と「楽しいことを探し」て生きるようになりました。またお目にかかりたいですね。

mizue29610113mizue29610113 2011/08/26 23:56 お久しぶりです。また をつついていたら メールアドレスが消えてしまいました。またお願いいたします。

2011-02-26 「そろそろ5年だね〜」腫瘍内科医と放射線医との検診

[][] 00:38

ここ2週間、次々と放射線医と腫瘍内科医との検診があった。


放射線医との検診はもう大分前から1年に1度になっている。一年前にiphoneのカレンダーに入れた日付が間違っていて受付で「あなたの検診はあと1か月先よ」と言われたのだが、「ひゃ〜〜、iphoneのアプのせいだわ。テクノロジーは信用ならないわね。ほほほ。でも、せっかく来たんですし、私のアポは一番最後だとおもうんです。入れられませんか」とニコニコとごり押しして結局診てもらった。大学病院でこういう折衝をしてしまう私、患者のプロだし『すごいオバさん』だ!!


私の放射線治療はIMRT (Intensity-modulated radiation therapy)強度変調放射線治療。肺や心臓にシールドをかけた上で食道の裏にまで放射線をかけた。かなり新しいやり方であったらしく、医者からは「僕が死ぬまで検診するからね」と言われている。検診は問診と触診と雑談だけ。察するに晩期毒性を観察しているのだろう。


腫瘍内科医との検診では血液検査、問診、触診。「そろそろ5年だね〜。これは偉業だよ〜〜」と医者はニコニコ。「ってことは、もう来年から来なくてもいいってことですか?寂しいなぁ〜」と言ったら「いや,僕は10年までは患者を診ることにしている。もし君が良ければだけど」と答える。この時点で医者達とのリンクが切れるのはちょっと不安なので、とても嬉しい言葉だ。


今回の検診で問題になったのは体重。相変わらず44キロを切っている。「この体重だと風邪をひいたり、下痢をした時のリザーブがないから、すぐ点滴とかになってしまう。できるだけ増やすように」と言われた。


実は最近とても調子がいい。その理由は朝1時間弱を使うエクササイズ。私の住んでいるマサチューセッツ州、今年は厳冬で大雪。散歩なんてできない天気がずっと続いている。癌が発覚する数ヶ月ぐらい前に購入したエリプティカルとエクササイズバイクがずっとほっぽってあった。それを使い始めたのだ。毎朝250キロカロリーほどを燃やし、ラジオ体操で締める。調子がいいし、お腹が凄く空く。体重も増えそうな予感がある。適度な運動って、当然のことながら本当に重要なのだ。


***

ところで、2日ほど前にブログ「Tropic of Cancer」のミュウさんの弟さんからメールを頂いた。当ブログで私のブログに言及したいとのこと。誠に光栄なことだ。


ミュウさんは著名なプロデューサーだった。ブログの文章はとても美しく、妥協を許さない美意識を反映していた。存命中、私はただただファンだった。


5年前のミュウさんが治療を受けた時代と較べると放射線治療に対する考え方が少し変化している。でも、限られた体力と時間の中で、冷静に貪欲に生きられたミュウさんの生き方とブログはこれからも多くの人にインスピレーションを与え続けることになるだろう。

雄三雄三 2011/02/28 11:59 kuwachann,

お久しぶりです。

定期健診での経過観察は、他の病気をウォッチすることにもなりますよね。

沖縄のウミテングさんは最近、経過観察のCT検査で血栓が見つかり入院しておられますが発見が遅ければ大変なことになっていたようです。

体重の管理が大変そうですが、大雪の時期は室内トレーニングがんばって!

今回の貴女のエントリ記事を拝見して「Tropic of Cancer」弟さんのことをブログで触れました。

私も、なかなか食道がんブログでは書く内容がないので・・・。

日々の思いつきは考えもなくツイッターで呟いています。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/03/01 03:48 雄三様、http://yuzoruru.blog51.fc2.com/にこのブログのことが書いてあってびっくりしました。

運よく生かされているだけですので、恥ずかしいです。ただミュウ弟さんが「生きている人を紹介したい」という意図は痛い程わかりました。癌にかかって情報を集める人が求めているのは存命かどうか、本当に回復したかどうか、ですから。

とkろでウミテングさん、沖縄で積極的に生活していらっしゃるのに、歯や血栓でトラブルがあり心配しています。化学治療中で、医者に通っていたことが血栓の発見につながり、その意味では幸運だったのですよね。

食道癌で書く内容がないのは当然のことですね。自然な風化だと思います。

twitter、どうしようかなぁ。。。

はっさんはっさん 2011/03/16 22:56 こんばんは。
お久しぶりです。
日本はこんなことになり、ここ京都はいつもと変わらぬ朝を迎えている事にとても罪の意識を持ちながらの生活です。
日本人は皆、心に大きな傷を得てしまいました。

kuwachannさんには、いつも何故か寂しくて悲しくなった時に会いに行きたくなるブロガーの一人なんですみません来させて頂きました。

私は元々、低体重未熟児として生まれましたので体重に関しては痩せる悩みで他人には理解しがたい事でして…今も太れずにお尻の尾体骨が痛くなります。

お元気そうでなによりです。
また来ますね!

kuwachannkuwachann 2011/03/19 04:18 はっさん、ずっとグログ読ませていただいています。ご長男の進学おめでとうございます。学校での問題、それから肝炎と色々あったようですが、少しずつ好転しているようで何よりです。はっさんの仕事の方もうまくいくといいですね。

罪の意識、良くわかります。これから避難してくる方々を暖かく迎えること、そして、買い占めをしないことが今できることなのかもしれませんね。

私も出来る範囲で何かしたいと思っています。(最近、ちょっとだけ肉がついてきたような気がします。)

2011-01-11 食道摘出手術後4年4ヶ月の外科医との検診

[][] 07:13

今日は食道摘出手術後4年4ヶ月の検診。かなり安心できる時期に突入しているらしく、CTスキャンも今回は造影剤なし。外科医との話は、彼の京都からの土産話に終始。医者にとっては成功事例の顔見せのような検診になりつつある。


実は去年の暮れ、一か月でインド旅行日本への帰省をして、すっかり健康を害し、米国へ帰省してから2週間ただただ静養につとめていた。おかげで今日はどうやら体重も42キロまで戻っていたので、心配する点は何もないと言われた。


嬉しかったのは、2006年の5月の抗がん剤用のキャセターを埋める手術、9月の食道摘出に立ち会ってくれたレジデントとまた出会ったこと。彼はここ3年程はフィラデルフィアの病院に武者修行に出ていたのだが、またハーバードに迎えられたのだそうだ。


何故かしっかりと名前を覚えていてくれて、

「いや〜〜○○、健康そうだね、成功だ、成功だ。ハグしよう、ハグしよう」と、とっても喜んでくれた。食道癌の場合、5年生存はやはりなかなか難しいのだ。

ゆうゆう 2011/01/15 21:24 帰国されてから、定期検査ですか
お忙しいですね 無事クリアおめでとうございます
ところで、60cmの大雪は大変ですね
どうぞ、お体をお大事にされて下さい
外出の際の車の運転は、大変ですね 日本と同じスタッドレスタイヤか、4WD仕様ですか
こちらの雪質とも違うのでしょうね

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/01/16 03:53 ゆうさん、コメント有り難うございます。今回は検査直前まで調子が悪かったので、ちょっと心配でした(当日もちょっと微熱があったし。)でも、食道癌の観点からは全く大丈夫だったようです。これから暫くは腫瘍内科医、放射線科医との検診も目白押しで続きます。生かされている命、大切にしなければと、改めて思いました。

今回の雪は完全なパウダースノーでしたので、雪が降り止んだ後も、風に飛ばされて吹雪になりました。今は固まって凍ってます。
車はスバルの四駆です。

みなそみなそ 2011/01/19 14:14 母が食道癌になってしまい、悲観的になって毎日泣いていた所「kuwachannの日記」に出会い少し前向きになれました。母は2月に手術です。kuwachannさんと同じくらいの体重なので手術後体重の減少が心配ですが、無事に成功する事を願います。
kuwachannさんの元気な日記を勝手ながら読ませて頂いて私も勇気を貰いましたので、勝手にコメントさせて頂きました。パソコン初心者なので、文章がおかしくてすいません。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/01/21 00:04 みなそさま、お母様のこと、ご心配でしょう。小柄なお母様なのですね。

手術の際に経腸チューブを入れてもらえると、体重減少が小さくて済みます(もし、予定されていなければ、医者と相談なさるべきだと思います。)今から手術までは、もし召し上がることができるなら、できるだけ食べて体重を1キロでも増やすべきだと思います。(もし飲めるなら、エンシュアーなどの栄養ドリンクも今の時点で摂取なさったらいいと思います。)

歯は大丈夫ですか?手術(あるいはその後の化学治療)の後は治療が難しくなりますので、もし必要な治療があれば今のうちに済ませた方がいいかと思います。

癌が発覚した当初は、精神的に本当に大変ですよね。それを真っすぐに受け止めるのに時間がかかると同時に、色々な人がよかれと思って教えてくれる民間療法の交通整理も大変なのではないかと思います。

沢山の方が頑張って乗り越えていらっしゃいますし、治療法はどんどん進歩しています。

もし何かありましたら、プロフィールにありますメールを使ってご連絡ください。

ケン三郎ケン三郎 2011/01/21 00:46 kuwachannさん、今年は正月に鹿児島に帰省したら大雪が降って高速道路が閉鎖、国道10号線をタクシーで鹿児島市内に恐る恐る帰省するという、貴重な経験をいたしました。今年もまたいろいろと教えてください、宜しくお願いいたします。

kuwachann-2_0kuwachann-2_0 2011/01/21 10:03 今年の鹿児島は寒いし、雪が多いですね。タクシーの運転手さんも冷や汗ものだったでしょうね。私が帰った時(12月中旬)も寒くて、ユニクロでたくさんヒートテックを購入してしまいました。

ケン三郎先生、相変わらずお忙しそうですね。御身体を大事にご活躍ください。

今年ぐらいから、是非体力をつけ、昔のようにたっぷり山歩きができるようになりたいです。