二人で始める世界征服 4

著/おかざき登 イラスト/高階@聖人 レーベル/MF文庫J

2巻読み終えた後に4巻を借してもらいました。3巻は今度持ってくると言われた次の機会、CLOWNさんが渡してくれたのは5巻でした( ´・ω・)
と言うわけで若干間が抜けてるものの、読み始めた世界征服第4巻。
2巻までのしごく平和な児童向け小説っぽい雰囲気が一変、本編よりも生き馬の目を繰り抜くようなヒロインたちの女の戦い、足の引っ張り合い出し抜きあいが印象に残りました。一体全体、抜けてる3巻で何があったのでしょうか・・・・・・
例えばいい雰囲気になったら露骨に話に割り込みます。こっそりデートに誘おうとし、それを察知するやすぐに妨害工作。闇討ちしようとするわ、実際に闇討ちするわ、貧乏ヒロインに対して資金力の差を駆使して主人公にアピールしたり、逆に貧乏だからと主人公の家に大手を振って晩御飯を食べに行ったり、イラストでもヒロインが黒い笑みを浮かべていたりとなかなかハードなバトルが展開されてます。可愛い女の子に囲まれてるとはいえ、ここまで熾烈なアピール合戦されると主人公も大変ですね。
さらに第3のヒロインだった龍造寺さんが主人公を巡る争いに本格参戦。ミニスカナース服、黒皮ボンデージ、浴衣、制服、ドラゴンの着ぐるみとイラスト面でも非常に優遇されてるあたり、作者か担当の好みのヒロインなのかもしれませんね。あとお風呂で裸見られたり、私服でキスするシーンにも絵が付いてたし。
この龍造寺さんは他のヒロインと違って後ろ暗い駆け引きよりも主人公にダイレクトアタックするタイプなので、5巻はさらに激しさを増すヒロインバトルが見れそうです。本編は命がけの戦闘なんかもあったものの、敵組織との対立軸とかも平和そのものでほのぼのしてました。むしろだからこそヒロインバトルが目立つと言うか。

百花繚乱 3

著/すずきあきら イラスト/Niθ レーベル/HJ文庫

ついに姿を現した黒幕、豊臣方の「御方さま」。まだ名前は明かされてはないものの、高い確率で淀君でしょう。
時期将軍候補徳川宗家嫡男徳川慶彦の暗殺を企ててます。今まで完全な悪人キャラは出てなかったんですが、この人だけはとてつもなく悪人ぽかった。慶彦はこのまま亡き者にされてしまうのか――!?
さらに柳生義仙ちゃんが登場。大名の嫡子として育てられた表柳生の主人公柳生宗朗とは正反対に、暗殺・拷問などを生業とする裏柳生を継承する彼女は、被虐趣味の困ったちゃん。彼女に命を狙われながらもなんとかまともな女の子に更生しようと奮闘する主人公。
そしてそんなメインストーリーを彩るのが、美少女の姿となって再び現代にあいまみえた戦国の豪傑たち。2巻までにでてきた柳生十兵衛真田幸村直江兼続千姫服部半蔵後藤又兵衛に加え、3巻では奥州筆頭伊達政宗、剣聖宮本武蔵、巌流佐々木小次郎、築城名人藤堂高虎長宗我部盛親etc...戦国時代の英雄たちが己の生き様をかけて激しく戦います・・・・・・・・・・・・ヌルヌルオイルプロレスやピンポン球スプーン運びで。
まぁさすがに前振りだよね。剣豪小説だもんね。なので多分4巻では豊臣vs徳川の大戦(おおいくさ)になるはず・・・・・・と思うんだけどどうでしょう( ´・ω・)?

怪盗ローズ あなたのハートいただきます

著/空蝉 イラスト/蒼月しのぶ レーベル/二次元ドリーム文庫

往年のキャッツアイを青年向け小説にしたらこうなります、みたいな新米刑事と怪盗三姉妹の物語。というとキャッツアイファンに怒られそうなので、基本設定はそんな感じですよ、くらいでよろしくですの。
読んだ感想は特に内容も無いというか可もなく不可もなくと言うか。ちなみに正体はバレません。

魔法学淫エピキュリア

著/藤坂リリック レーベル/アンリアルコミックス

マジアカ本でお馴染みピコピコ★ラビリンスを主催する藤坂リリックさんの青年向け商業誌。
簡単に作者さんを説明すると、ろりぷにの可愛い作画やお話は上の下くらいで安定しているものの、H好きな女の子が男の子を食べちゃうパターンが基本作風なので、清純派の女の子との純愛やハードなプレイが好きな人にはあまりお勧めできません。
この本ではマジックアカデミー魔法学園エピキュリアを舞台に、賢者になるため魔法使いになるために頑張る女の子たちがそこはかとなくユウくんっぽい可愛い系の男の子を食べちゃったり、マラリヤっぽい先輩がそこはかとなくユウくんっぽい可愛い系の男の子を食べちゃったりします。
そういう訳で、マジアカ好きなら買って損は無いんじゃないかな?無いんじゃないかな?2回ry