佐賀や福岡で大雨

佐賀や福岡の大雨で、車に閉じ込められている人の救助が多数求められたということで災害ボランティアで数年来活動をしてきた友人は昨日、機材を積んだ車で九州へと向かっていった。

政府がやるべきことをやっていない、とボランティア依存になっている現状に憤りながら。

こちら関東でも時折強い雨、雷雨、突風はあったが幸い災害級のものとはならなかった。仕事も通常にできている。

都内からの帰り道、比較的気温が低かったためか車内の冷房がきつく感じられる。

隣にいる二人の女性はフランス人であろうか、あの独特の語感がさわやかで、でも交わされる会話、にはわかる単語がなかった。効きすぎる空調は意に介していない様子でだったが。

傘は手放せない、やんだと思えば降ってくる。

 

糸満市が友好都市に

すでに8月4日にFBで報告をしたのですが、記録の意味でこちらにも。

FB内容を一部修正して。
2018年(平成30年)8月4日、厚木市は国内三市目の友好都市を糸満市と締結をしました。自動車部品(工場)が縁の秋田県横手市東京農大が縁の北海道網走市、そしてその網走市の友好都市であった糸満市がこの度厚木市と友好都市となりました。

2015年に網走市の流氷まつりを友好交流訪問したときの北海道新聞の記事に「友好都市の沖縄県糸満市の団体が琉球舞踊や太鼓を使った伝統芸能のエイサーを披露」などとあります。よく現地では仲良く交流し、氷点下の気温の流氷まつり会場で、発つ時沖縄は気温が20度以上ありました(^^)と挨拶をされていました。

せっかくの締結、平和への思いを強く持ち、不戦の誓いを共にする新たな決意として忘れないようにしたいものです。

市長の多選自粛

昨日6月議会の最終日に討論をした原稿。実際はかなり登壇時に挿入して話を膨らませたのであくまで原案として記録。

陳情第16号、「厚木市長の在任の期数に関する条例」の実施を求める陳情について、委員長報告の通り、趣旨採択に賛成の立場で討論をいたします。

表題の厚木市長の在任の期数に関する条例の実施を求めることについては、条例遵守は当然のことなので、全く問題がありません。
議論の中であった陳情項目にある表現をめぐる指摘については、当該条例の規定と異なるため、採択が難しいという点であり、そのことをめぐりゆえに不採択とするべきか、否、その思うところは理解できるのであるから趣旨採択とすべきか、が分かれ目となりました。

不採択とするとすなわち、表題にある条例の実施を求めずともよいという議会の意思表示となる、その点を最も重く考え、趣旨採択は妥当だと考えます。

主張を裏付けるためいくつか補足をさせていただきますが、平成19年の首長の多選問題に関する調査研究会の見解によれば、立憲主義の基本原理、民主主義の基本原理との関係を考えたとき、それぞれの理念と多選の制限は合理的であるとの見解を示しています。憲法との関係においても1期限りとすることは憲法上問題があるという考え方を提示しました。

条例制定時の議論を見返してみましたが、当時も多選を制限すべきではないとの考えで条例には反対する意見もあり、結果議会採決では賛成多数として成立したものでした。憲法上の問題については、違憲との考えも一つの見識であろうとは思います。先に触れた当時の報告書では「本調査会は、実態面での検証は行っていない。また、地方公共団体の長の多選制限は、地方自治制度のみならず、政治面へも大きな影響を与える事柄と考える。今後、地方自治関係者や国会、政党をはじめ各方面において幅広い国民的議論が行われることを期待したい」とされていました。しかし、その後の議論はまだ不十分であるし、多選自粛ないし禁止の地方自治体の取り組みが昨今、幾分後退しているようにも見えます。多選を制限したいという厚木市のせっかくの挑戦について、その挑戦を放棄したかのように誤解を与えかねない判断はできません。

なお、あらためて過去を振り返ってみると市長ご自身、達成されたマニフェスト項目の中に「多選自粛条例の制定」を含めており、「多選禁止条例」を掲げ戦った選挙を経て成立した条例を同一の趣旨のものとして市民に周知をされたわけです。この両者の違いを問う必要性を議会は感じないまま今日に至っています。議会は言葉尻を捕らえることなく、その趣旨を受け止めてきました。よって委員会議論の中の「件名と項目の乖離」「条例の中身と多選禁止の実施は物が違う」との説をもって市民に納得いただくのは難しいと思われます。

議会基本条例 第7条「議員の活動原則」第2項、議員は、市民の多様な意思を的確に把握し、必要な政策立案及び政策提言を行うとともに、議員活動について市民に対して説明するものとする。の立場通り、項目に「禁止」の文言を使用したその背景を汲み、意志を的確に把握し判断することを、肝に銘じなければなりません。あえて厳密性に配慮した議論の経過を踏まえれば趣旨を酌もうとする趣旨採択は妥当な判断です。

くわえて、市長が強い思いをもって市長の多選を制限しようとしたその思いは変わっていないということが過日の名切議員の一般質問への答弁で明らかにされました。条例遵守は当然のことです。

ちなみに、条例遵守を明らかにしたうえでも法的には市長が四選を志向することを妨げるものではありませんし、条例を廃止もしくは一部改正をしたいと考えることも可能であり、それは別の議論になるわけです。よもや四選を志向することは考える余地もないとは思いますが、政敵へのけん制、市政の停滞を招かないためのモチベーションの維持、もろもろの政治判断からしばらく明言を避ける判断をされたと受け止め、市長の四選への道を開かんと議会が忖度したなどと言われることのないよう、趣旨採択を主張します。

なお、議論の中心となった陳情趣旨の表現ですが、11年前の小林市長の想いに最も近い表現ではなかろうか、という印象を持ってもおります。

また、かりに言葉の問題を主要な問題として不採択にすべきだとの結論を導いてしまった場合、ただちに議会は同条例の遵守を求める議会決議を上げるべきであろうということを主張し、同陳情を趣旨採択とすることについての賛成討論といたします。

新年度の忙しい日々

PTAの役員引き継ぎや、議会内での会派結成など忙しく過ぎた四月の初め、右手小指の付け根を骨折(軽微)、五月まで固定を命じられたため今もなお文字入力に不便を感じる。
議会は、近く行われる議会報告会や、議会評価と基本条例見直しについての議論、新庁舎建設に向けた議論、夏に予定された子ども議会の準備などが次々入ってくる。
読み込まねばならぬ資料も山とあり、連休どころではない。すでに初夏の陽気となっていて体調管理も怠れない。国政も慌ただしくなってきており明日からの日々はますます忙しくなることであろう。

節目

先日の春分の日には雪が降りました。
このところ春の陽気が続いていて桜の開花も進んできたところのなごり雪、でしたか。

わが母校の校歌に
「剛毅の櫂に 和平の舵に いざ国進めん 雄々しく猛く(二番)」
「思えば昔 御国のために 尽くせし祖先の 功は高し(三番)」
という好きなサビがある。
http://www.atsukou-dousou.org/02_kouka/kouka.html (同窓会公式サイト)

別れと巣立ちのこの季節、人生にはいろいろな局面がありますが全力投球を続けてきた仕事に折り合いをつけて後進に道を譲るとき、心の整理はいかに進めていくべきか。

人をうまく旅立たせいていくこともまた、人としての役割と知り、またその難しさもまた人生そのものと知るのです。

さらにすでに2月中旬に入り

niginigi32018-02-14

2/14の今日は臨時全員協議会、予算の概要説明を受けました。本日は県立高校の受験日でもあります。幸い、暖かな日差しがあり穏やかな天気で。

昨日2/13、議会全体で市内2か所を視察。旭町の下水道雨水貯留施設整備工事(画像)、浸水被害軽減事業と森の里東区画整理事業の進捗を見てきました。

■2/10には、市民防災研修会がありました。昨年も印象に残る講演で感動しましたが、今年も素晴らしいものでした。私は素晴らしい講演内容を著作権侵害に当たらない範囲で市民と共有することは、防災意識を喚起し高めていくうえで不可欠と考えていて、講師の著作物などが周知されることを助けることにもなると考えます。

会館では必ず事前に「録音、録画、撮影はお断りします」という趣旨で会場内で参加者が任意に一次情報を取得することに注意を与えます。これは必要なことなので、講師が特別に許可されない場合は謹まなければなりません。ですので、主催者側もしくは報道関係者が可能な範囲を講師と確認をしてもらいたいのです。

今回は、紙ベースで資料も作成されて配布されたので、その範囲の概要は「ネタバレ」にならなければシェアも許されるであろうと判断します。

講師は、危機管理教育研究所代表 国崎信江さん。

文部科学省地震調査研究推進本部政策委員会」委員(2018年4月18日まで)
「防災科学技術委員会」委員
綾瀬市防災アドバイザー
茅ヶ崎市防災会議委員

とにかくテーマ通り、新たな知見による防災を考える情報がいっぱいありました。
自助の大切さ、を公的支援が十分できるためにという視点から触れている点。
自助の中でもなによりも自宅の耐震は最重要という視点。
道路啓開が重要だという点。
そのほか、避難所の運営に当たって心すべき点など、市民全員が共有したい話でした。

軍手は役に立つかどうか!
も、大切。

2018年(平成30年)立春

前回日記に、川崎市立西中原中学校への視察経過を記載しました。
今日は既に一月を終えて新しい月に入り立春を迎えています。
簡単にこれまでの数日を振り返ります。

1/24 神奈川県議会にタブレット導入経過について視察(厚木市議会ICTPT)
   夜は、NAKAMURA EMIを聴きに道玄坂まで。
1/25 一昨年秋の左手首骨折時に入れたプレートを外すために市立病院に入院。
1/26 手術、折からの寒気による凍結で漏水騒ぎがあったためか開始時刻が大幅に遅れる。
1/27 担当の看護師が息子の小中学時代の同級生とわかり、担い手の中心が若者になっていることを実感。
1/29 退院。
1/31 厚木市議会ICTプロジェクトチームの会議。
   今回、新年度予算に計上される見通しとなりましたが、一部政務活動費を充当することを求められている件について議論開始。活発な論議が行われている。
2/1 私は委員ではないので伝え聞いたところ厚木市議会評価委員会で、会派を3名以上からとするという議論があったという。
   私はこの日、大手町にとあるフォーラムを聴きに出かけた。
日経産業新聞フォーラム IoT活用は次のステージへ〜製造業に求められる次世代ものづくり〜
 日経ホール(13:00〜17:25)
 とても勉強になりました。キーワードはGOOGLEAMAZON、中国。動向に無頓着でいてはならない。もとより、この分野のイノベーションに関心を持つ私としては、見事にはまった。
講演、セッションの担当は各企業のIoTに精通した人で、当然プレゼンはわかりやすく理解しやすいものでした。
 壇上からは、百年コンサルティング日立製作所NTTデータエンタープライズ、クロスコンパス、日本ストラタステクノロジー東京エレクトロンデバイス、最後はわが地元のアマダ、のプロフェッショナル、らによる話がされました。
 日本のものづくり、製造業を維持していくために、人は何をしてAIは何をするのか、理念と実践について深めていく仕事がとても重要であり、また遅れている分野でもあると感じました。

2/3 厚木市立小・中学校PTA活動研究大会に学年委員長としてお役目の参加。冒頭のアトラクション、愛川高校の和太鼓は見事でした。部員9人中5人が欠席という中で。
   事例発表は依知南小学校、小鮎小学校からでした。
   PTA活動もすでに次年度への引継ぎの準備に入っています。とくに学年委員会は2/9の授業参観と懇談会の時に各クラス4名の役員選出を行う仕切り役となるため、担当者はドキドキしています。三年生はすでに役割を終えてそれどころではない高校受験について最後の段階を迎えつつあります。

センター試験
例年通り、今年も英語と政経について、筆記試験問題をやってみました。
英語(リスニングを除く)は、点数ベースに換算してませんが49小問中35問正解でした。実践から遠ざかっていますが、まだ名残で約7割の正答率をキープ。普段英語を必要としない職場であるからどんどん錆びついていきます。

政経。今年は不出来でした。どうも勘違いをしてばかりでダメでした。
第1問では問題文の中に「国家権力を制限するのが憲法である」という一文があり、今の時代背景の中、考えられた問題作りがなされたものと好意的に受け止めました。所得の不平等とローレンツ曲線についての小問は考え方が参考になった。電力についての設問は電力自由化原発の運転差し止めなどが選択肢にある問いとなっていて難問でもなくクリアしやすい。安全保障法制度や政策についての設問もわかりやすくできていた。
第2問は政治経済の歴史経過などを問う問題が多く、ここは記憶が薄れていて大半を失った。核実験の禁止が含まれる設問がありました。
第3問では、エネルギー政策、地方分権一括法関連、社会保障政策、教育費の公的支出、などの設問があり、ここは大半クリアできた。設問に使われている表は参考になるものでした。
第4問は、男女共同参画をメインにした問題文が提示、地方議会の女性議員の割合などについての文章もありました。問題文は男女協働についてですが各設問はそれについてというものは2問のみで、あとは基本的な法律や政策についての知識を問うものでした。
今年は不出来で6割の正答率。