ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

甘利明

 NHKニュースによると;

甘利氏は自民党の代議士会であいさつし、「皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけし、改めて深くおわび申し上げる。本当に申し訳なかった」と陳謝しました。
そして甘利氏は「寝耳に水の事件で、青天のへきれきだったが、捜査当局も検察審査会も不起訴という判断をしていただいた。辞任を表明した会見以降、ずっと申し上げてきた事実関係が理解されたものだと思っている」(NHKニュース2016年8月1日 14時56分)

 こいつは日本語の意味を知らないらしい。自分で受け取っておいて「青天の霹靂」とは恐れ入った。こういうのを厚顔無恥、恥知らず、という。

PSA

 もう4ヶ月くらい医者にいっていなかった。つまり、コレステロールの薬が切れてから既に3ヶ月を経過。面倒くさかった。で、金曜日にいったんだよね。本当は飯を食っちゃってたら血液検査をやってもそういう値はちゃんとでないんだからと思っていたんだけれど、医者はやるっていう。
 そうしたら今日になって医者から、PSAの値が高いから結果を聴きに来いと電話があったんだそうだ。そりゃまぁ3-4年前に高くなって、再検査をしたことがあるんで、そろそろヤバいだろうなぁとは思っていたけれど、そんなにヤバいのかとビビる。イヤだなぁ、不安だなぁ、多分手術って事になるんだろうけれど、どこの病院に行こうかと不安だ。一番近い総合病院はとてつもなく評判が悪いし、3-4年前にいったら、行くなり生体検査をやるというんで、尻尾を巻いて逃げてきたのさ。それで川の向こうの病院へ行って、ちゃんと検査をしたら、それほどのことはない、といわれテ、それからは半年に一回の血液検査で終わっている。
 やれやれ、高齢者はこうして医療費がかかるのだ。だから、曽野綾子が早く死ねっていうわけだ。

人の皮を被った悪魔

 曽野綾子といったら、もう相手にするべきではない、非人間的なアホ垂れだ。
 野田聖子の息子は複数の病気や障がいをもつそうで、彼女は「生まれてからの息子の医療費は、医療制度によって支えられています。高額医療は国が助けてくれるもので、みなさんも、もしものときは安心してください」といっていたそうだ。
 ところが曽野綾子は「この野田氏の発言は、重要な点に全く触れていない。それは自分の息子が、こんな高額医療を、国民の負担において受けさせてもらっていることに対する、一抹の申し訳なさ、か、感謝が全くない点である(略)」と書いているそうだ。

 曽野には人間性がない。こんな奴を取り上げるのも間違っている。自分でいうのもなんだけれど。こういう本を出すからこの出版社を私は許さない。ここの社長は安倍晋三の取り巻き。

やるからには

 10数年前に豪州、ビクトリア州、Ballaratにある高齢者施設を見学に行ったことがある。いわゆる老人ホームなんだけれど、身体障害者の人たちのための補助具の開発生産もやっているだけじゃなくて、給食センターも兼ねている。メルボルンから110kmくらい西へ行った街で、かつてはゴールド・ラッシュで賑わった街だ。
 高速道路でメルボルンと繋がっているから、メルボルン地域まで給食配達をしているといっていた。
 その施設には日本から多くの高齢者施設に従事している人たちが見学や研修に行っていた。彼らは素晴らしい施設、考え方に心酔して帰ってくるのだけれど、現実的に日本の施設の現状を目の前にしてがっくりきてしまっていた。
 驚いたのは介護担当者のための休憩室というものが作られていて、その部屋は薄暗く、今ではよくあるアロマオイルが匂い、ライティングが施された部屋で、「これじゃ寝ちゃうでしょ?」と聞くと、寝ても良いようにしているというのだった。日本では介護者がそんな休憩を取るなんて考えもしない。追われて追われて作業の連続の中にいる。個別にひとりの入所者に関わっている時間はほとんどとれなかった。
 テレビの部屋に寝ているんだか、起きているんだかわからない状態で、座っていて、その間に介護者が部屋を整備に走り回っている。
 バララットの施設では広い中庭に大昔の、要するに入所者が若かった頃の街の一角と覚しきデコレーションがしてあって、当時のバス停が作られていて、そこに古いボンネット型のバスが停めてあった。勿論動かないバスなんだけれど、入所者にとって昔懐かしい風景だ。
 しかし、日本ではそんなことをする予算もスペースもない。そんなことをいっている暇はない。そんなことを発想する余裕もない。それが良いだろうなぁと云うことは想像がついても、どうせ取り上げられるわけもない。
 アフリカの現場に仕事で行く準備をしている時に、今は既に亡くなってしまった先輩が突然私たちに主張したのは、「我慢して生活を送る現場を前提に考えるのはやめろ!必要なものを必要な時期に持ち込めるように準備するんだ」と。私たちは、仕事で行くンだから我慢するのは当たり前だと思っていた。
 そういわれてみると、米国のエンジニアリング企業はとことん母国と同じ条件の生活が送れるのが当たり前だということを前提に設定してきた。だから、爪に火を灯して仕事をする韓国、日本の企業に負けた。しかし、結果としてどっちが幸せかといったらそれは明白だ。
 私たちはそういう文化に染まっている。

ラジオ

 こういう日曜日の夜は、ラジオが一層つまらないのがイヤだねぇ。気が滅入る。
 59.73%という投票率が大雪だった前回を13.59%上回ったというけれど、これでも三人に一人以上が投票に行っちゃいない。マダム・鮨の圧倒的勝利だ。
 嘆いてもしょうがない。なにしろこの都民の選択はこれまで慎太郎、猪瀬、舛添の選択なんだから、推して知るべし。これにマダム・鮨が加わったに過ぎない。
 都民は自ら自分の首を右翼、戦争勢力に差し出してんだからしょうがない。ナチスや日本のファシズムのまんまなんだから。余程のアホか、余程のマゾに相違ない。好きにしたら良い。
 どうせラジオも面白くないんだから、YouTubeでChopin Sonata No. 2 in B Flat Minor, Op 35 (III Marche funebre)を延々と選択し続けようと思う。この国の将来のために。

2016年07月31日のツイート