玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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バァッと動くもんな!

そういうわけで、見れました。明日は映画です。4回目はDVDで見ます。買います。それまでには収入があります。
特に感想は無いです。今までだらだら書いてきたのでまあ、良いかなという感じです。
しいて言うなら、ロザミア・バタムがお兄ちゃんを探している所からラストまでずっと泣いてました。そんで、5時間目の授業を受けながらもしくしく泣きながらカミーユZガンダムを描いていました。最前列で。ある意味テロ。
今日は、疑問に思っていたけれども解消された所を書くにとどめます。
ほんともう、グダちん日記書きすぎ!
ていうかね、Zガンダムは暗いとか難解とか言われてるようだけども、僕も小学生の時にファーストの続きで再放送を見たときは飛び飛びでバイアランがキモいということしか分からなくって、一昨年に海外版のDVDを見たときもわからんかったけど、今日は分かった。気がする。
とりあえず、なんか引っかかって気持ち悪い感じはない。あと、見ないで言ってる人の大多数の意見よりも見ないとダメだと思った。
●サラが死んでレコアさんがバスクを殺してから、レコアさんの顔がしゃきっとしてカッコよくなった。パラスアテネかっちょいー。
いきなり感想かよ。
●ゲーツはどうでもいい死に方をしたのか?
いきなり疑問かよ。まあ、どうでもいいからな。
カミーユ・ビダンハマーンさまに拒絶されてから人格が変わったというか張り詰めたようになった。アムロが最終戦でザビ家を暗殺しようとしたのと同じくらいの増長ぶり。
●そんな弾に当たるもんか!
岩に当たりました。
カツはむかつくといわれていましたがファーストガンダムからのカツの活躍ぶりを見るとやっぱり、これくらいの慢心は仕方ないと思うし、それがカミーユの破綻の暗示にもなってると思う。カツはカミーユをちょっと小さくしてコピーした感じ。
●カツ死んだ後のエマ中尉の無敵ぶりが燃える。
●ジェリドって言うか、アムロはジェリドに5発ビーム撃ったのがラストかよ。アムロが来てくれたら何とかなったのになあ。シロッコごとき2秒で殺す。
●ジェリドなあ。泣ける。「お前は俺の、全てを奪った。」というのが、「赤木リツコ君、本当に」の初期案だと知ったので泣ける。
でもカミーユが2回目に宇宙に上がる時に死んでても良かったな。見せ場が無かったし、ティターンズの象徴ならヤザンと被るし。映画ではもっと悲惨になるなら生きてよい。
●ラーディッシュを盾にしようと提案したのはヘンケンじゃなくてブリッジの部下。みんなで応援してあげて感動。電車男毒男スレ住人か。
ヤザンハンブラビが異常すぎたわけで、ラーディッシュが弱いとかヘンケンがバカすぎるというわけではないと思った。普通は落ちる。
●わかってよ、エマ中尉・・・。
泣ける。ここに二人のディスコミュニケーションを見て泣く。
エマ中尉も女だよなあ。対照的とか言われるけど。
●Ζはイライラしてる登場人物よりもディスコミュニケーションの方が気になって萌える。実際、Ζのキャラよりも今の現実の人の方がイライラしてるし。
ディスコミュニケーションだが、うまいなあ。映画版でも、ミイラの話題が食い違ったりとか。ニュータイプになってもコミュニケーションが100%にはならないというのが泣けるなあ。
スパロボでオールドタイプになってる人も、ほぼ全員ニュータイプ的な描写があったなあ。ヤザンでさえ。バスクとかはダメだったけど。
●エマ中尉がハッチを開けたのは不用意そうだが、MK2も爆発する危険は十分あった。まあ、皆殺しのトミノだけど
ハマーン様レコア・ロンドに負けず劣らず未練がましいなあ。
というか、「私と来てくれれば・・・」以前の台詞も行動も全部シャアに対する愛が感じられすぎて濡れる。ハマーン様可愛すぎる。
それが全くわからないシャアがディスコミュニケーションすぎて萌える。
今川泰宏氏が降板しなければ、カミーユがアレンビーの役をしてシャアに告らせてシロッコにラブラブメガバズーカランチャーするかと思ったけど、シャアはカミーユが大好きだから無いな。
ハマーン様はそういうわけでシャアに最後まで未練があったからコロニーレーザー内で劇場に行くのは分かるんだけど、パプテマス・シロッコは無人の百式を壊せばいいのに。ていうか、MSを降りて戦うという描写が多い割に白兵で決着がついたことが1度もないのが凄いな。
まあ、シャアの色香に迷ったんだろう。ハマーンと手を組もうともしたのか?バカなのかな。
●でもこのシーンかっこいいな。カミーユの登場とか最高すぎる。
カミーユ「あなたはまだやることがあるでしょう!この戦争で、死んでいった人達は、世界が救われると思ったから死んでいったんです。僕もあなたを信じますから!」
シャア 「君のような若者が命を落として、それで世界が救えると思っているのか!」
カミーユ「大尉!」
シャア 「新しい時代を創るのは老人ではない!」
これって、字面どうりに受け取ったらダメだと気付いた。シャアも若いし。
コロニーレーザーからどっちが先に逃げるのどうのとかいうところで。
ていうか、萌えすぎる。
シャアのためにというか、全人類のために死ぬのが自分の役割だと思ってるカミーユカミーユに生きて欲しいのに自分も同じような事を考えているせいで面と向かって生きろといえないシャアがそれでも必死で説得するのが萌えすぎる。
それまでずっと駄々をこねてたカミーユが急に素直になるのが可愛すぎる。
●Ζのスイカバーが硬すぎる。種のラミネート装甲より。
●だるまさん状態の百式は何を発射していたのか。
●それでもキュベレイと相打ち寸前まで行ったシャアスゲー。
●っていうか、誰もキャスバルってよばねえのな。
ガディ・キンゼーは毒ガス作戦に反対してバスク・オムに嫌われたり監視されたりしてたのでますます萌えてたのに、死ぬ寸前まで出番が無かった・・・。映画版ではもう望みが無いな。名前も無くなったし。
ジ・Oのビームライフの出力が大きい事はほんのりは分かった。あと隠し腕が一瞬だけ出たのもはじめて分かった。
でも、でかいけど機動性が高いという特徴がやっぱり薄いので映画版では鼻血が出るくらい凄くなってるはず。
●ゼータガンダムが人の魂を力に変えたりするのはオカルトだと思っていましたが、今日という日の俺はそんなに不自然に思わなかったのはマラソンしていた成果?それとも人とこの数年間、日常的には会話してないから常識が薄れたのかなあ?
でもね、良いじゃん。ゼータは凄いからバリアーも出るし、ビームも長くなるし、ジ・オも止めるし、スイカバー最強。凄いからでいいんだよ。
●それか、ゼータはあまりにも人の血を吸いすぎたということかと。&、カミーユニュータイプ力がイデの領域に近づいたという事かなあとおもた。
●ていうかね、スターウォーズ エピソード1で、僕結構キレたのネ。友達居ないから誰にも切れてないけど心の中でかなりキレたのね。
ミディー・クロリアンなんて設定はいらないと思うのね。寄生生物のせいでフォースが使えるとかマジ萎える。そんでアナキン・スカイウォーカーヨーダよりも高い2万の数値を出したとか厨すぎる。
なんで強さに裏づけを求めるのか。
ヨーダがアナキンを見て「見所の在るオーラの波動を感じる」とか言うだけでいいのに。
●そういうわけで、強いゼータを見て「わたしの知らない武器がついているのか?」程度の感想しか持てないシロッコは力と言葉だけのニュータイプなので死ね。おまえには分かるまい!カミーユ最強。
ダカールで人が分かり合えれば死んだ人にも会える気がするといってたのが伏線かなあ。
ライラ・ミラ・ライラの声が違う。
カミーユの視線がバイザーを割る所最高。
この一連のウェーブライダー突撃からカミーユの視線を通じてシロッコにぶつかるベクトルの動きが凄いアニメーションって感じで繋がってて燃える。
シロッコがスイカバーに当てられる瞬間の絵はちょっと笑えた。ずっと泣いてたのに。
でも、やっぱり、ここはこれくらいキテる絵じゃないといけないと思う。新作画でこれくらいの勢い感は出せないよなあ。
って、この文章前にも書いた気がするって日記に書いた夢を見た気がする。
でもちょっと笑えるので旧作画リタッチくらいの修正で描いて欲しいなあ。
●それで、カミーユが狂ったところは、どんな感想になるか自分でもドキドキしていたんだが。
なんか、ほっとした。
良かったな、カミーユ、おつかれさま。ってかんじ。
狂ったんだけどね。意外にも安心したよ。
この1ヶ月Zばかり見てて最終戦を一気に見たせいかなあ。
ずっとカミーユは張り詰めてた。ジェリドを殴ってから。
そんで、最終3話ではバイザー上げたりとか、いつ切れてもおかしくなかったし、ことあるごとに「自分の役目がわかった」とか死を念慮した発言をするから、クワトロ・バジーナが困惑するように僕もカミーユに何もしてやれん事を歯噛みしてたりしたので、狂ってよかった。
狂わなければ、カミーユ逆シャアのシャアとアムロのように戦いつづける事になっただろう。
シャアとアムロカミーユよりも理性的で、そしてニュータイプだったために狂うことも戦いに自分の指名を見つめすぎるのを止めることもできなかったんだなあ。
それに、シャアはカミーユがアーパーになった時は既に出奔していたのか?カミーユとこんな別れ方をしたシャアは可哀相だ。プレリュードダブルゼータで分かるのか?
●そんで、狂ってよかったことだが。
飛田展男氏も、「意外にも一番最後の台詞が一番安らげて楽だった。」とおっしゃってました。
そんな感じです。「彗星はもっとばぁっと、動くもんな!」の口調がすごく好き。
親に捨てられたり、ジェリドともめる前のカミーユの地がこれだと思う。
星を愛し、機械好きな素直な少年が本来のカミーユだと分かってすごく萌える。
カミーユ・ビダンはやっとカミーユ・ビダンに戻れたんだ。黒いガンダムを盗んでしまってクワトロと関わってから人生がメチャメチャになったカミーユが元に戻るには、これだけの経験をした上で狂うしかなかったんだ。
でもそれで良いと思うのでいいです。
これでカミーユは軍や争いから解放されて(ダブルゼータの1年間休眠するとしても)学校へ行ってケンカして、昔みたいに成れるんだと思う。
本当に、カミーユにはファがいてくれてよかった。
富野由悠季監督も2年程前にはじめて見返して、ゼータがこんなに面白い物語構造を持つとは意外だった。と語っていた。
カミーユのラストは黒富野の権化だと思っていたけれども、これがイデオロギーや争いや進歩からの開放や日常への回帰だとすると、クロスボーン・ガンダム∀ガンダムなどの白富野作品のテーマと同じ物が真っ黒の全滅オチの中に隠されているんだなあと。
●つまり、だ。
ソレを富野監督が自覚して作ったのが新訳ゼータだとしたら、まさに白と黒、陰陽が和合した聖なるもの、セイントミノ作品だというのは当然のことなのだと分かった。