opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

『俺たちには知る権利がある 全ての嘘を認めろ』

渋谷に出てきましたが、なんか疲れてしまいました。。。
沢山のフレッシュマン、フレッシュウーマンのパワーに圧倒されました。


11日に告知させて頂きました、
『The Girl from Ipanemaアントニオ・カルロス・ジョビン トリビュート〜』を
ディスクユニオンに取りに行ってきました。

帰宅後、早速。。。

お世辞抜きで、アンテネイジアの音が、ダントツに良かったです!
本当に細かいプログラムと繊細な音。sunの歌声、最高でした。


前回同様、ディスクユニオンの4階、クラブミュージックフロアーから、
5階のハーコーなフロアーへ。

またまたそこで、ラッキーな事がありました。

1月にリリースされ、早く欲しいなと思っていた、
FACTのニューアルバム『burundanga』のT-SHIRT付き未開封の中古(在庫?)を見つけました!

T-SHIRTは、XSと私には着れないので、彼女用にと。。。


(2012年04月17日 FACT『burundanga』T-SHIRT〜RICOH CX4)

正直、デザインは悪くはないのですが女性向きかも知れません。
でも、特価でのGETは嬉しかったです。

このアルバムの収録されている『eighty six』は、原発の事を唄っています。
86年、、、、チェルノブイリですね。

音自体はあえてPOPに仕上げているとの事です。

意味深い歌詞なので、英語と和訳の歌詞もアップいたします。

さらに、この曲に関してのあるインタビュー記事を転載させて頂きます。

+++++++

――原発のことを暗に歌ってるのかな?っていう曲(”eighty six”)もありますね。

Kazuki: 俺は茨城に住んでて、東北ほどではないんですけど被災してますね。
津波で友だちの家が流されたりして、Hiroと車で逃げてたんです。
電気もガスも水道も止まったし、衝撃でした。でもちっちゃい頃から近くに原発東海村)がある環境で
育ってるんですよ。友だちも一杯働いてるし。もちろん単純に良くないものだっていう認識は
持ってるんですけど、それをすげぇプラカード持って反対!っていう感じではなくて。

Hiro: だから原発に反対する曲っていうよりは、原発に関わってる奴らが嘘をついてたことの方が
頭にきたんです。この経験を次のエネルギーとかを見つける努力をしようぜ、
とかそういうポジティヴな曲でもあると思うんです。

――リアルな思いですね。では、このアルバムが完成したことで今、どんな感触がありますか?

Tomohiro: 成長した気はする。たぶんいちばん苦しみながら作って、だけど全員が全員、
最高のアルバムができたって思えてるってことは、いろんなことで成長できてるんだろうなと思います。

+++++++



FACT/"eighty six"

There are scabs inside us all
That none of us even know are there
And when we open up the door
It covers us all in a cruel light
A message sent back‘86
Did it make it as far as here?
Or did you rip it into shreds?
Now we all know what the truth is

Screaming like we're wrapped in barbed wire and we are
Hoping that we make it out of here
Waiting even if it takes until I die there will be

New life growing up from where we lie

Can your heart take the strain of this?
What on earth are you playing for?
Was it you that pushed the pin?
So you just have to accept it all
On the secret beind your eyes
Just how long are you gonna lie?
Now we all know what the truth is

(It's our right so let us know)
(All the dirty lies you told)

〜和訳〜

体の中が全てかさぶた
それに誰も気付いていない
ドアを開けたら
四方から来る悪の光に包まれる
86年に送ったメッセージ
ここには届かなかったのか?
それともそれを破り捨てたのか?
みんな真実を知っている

有刺鉄線が体に巻き付いたかの様に叫ぶ
願いはここから抜け出す事
たとえ死ぬまでかかっても
死んでしまったとしても新しい人生を育てていこう

お前の心臓はもう耐えられないだろう?
お前は何に祈る?
引き金を引いたのはお前だろう
だから全てを受け入れるしかない
ほぼ毎日スクリーンに出ている
真実は目の奥に
いつまで嘘をつくの?
みんなは真実を知っている

俺たちには知る権利がある
全ての嘘を認めろ

安冨歩氏の言葉

昨日の渋谷ダメージが緩和されないまま朝をむかえました。

ただ一つの救いは、7日に紹介させて頂いた安冨歩氏著の
原発危機と「東大話法」傍観者の論理・欺瞞の言語』でした。

本文に入る前の『はじめに』で、ぐいぐい引き込まれました。
イントロで、ここまでワクワクした本は久々です!

チェルノブイリ原発事故
京都議定書
原子力安全欺瞞(ぎまん)言語
・想定内の想定外
・一般の人の行動
・「魂の植民地化」
満州国の歴史
・暴走と均衡
マルクスの労働価値説や搾取の理論
・再生産の理論と人間疎外の理論
非線形科学
・対流と集団行動
・言語の限界と論理哲学論考
・合理的な神秘主義
・教育やしつけからの虐待
・東大話法

ざっくり書き出してみました。
イントロの十数ページの中に、これだけ気になる言葉がありました。

最近自分で考えていたキーワードとシンクロするものもあり、
さらに先に進む事が楽しみです。

大きな地震が来ない限り、今日は少しPCから離れて
別の作業に集中したいと思います。

Gemasolar


(A woman walks at the new Gemasolar solar power plant the day of its inauguration in Fuentes de Andalucia,
Spain on October 4, 2011. (Marcelo del Pozo/Reuters)

スペイン・セビリアにあるGemasolar集光型太陽熱発電です。

▼『トレソル・エナジーがスペインで出力19.9MWのGemasolar発電所を運転開始
May 27, 2011 12:29 AM Eastern Daylight Time

強烈にでかい施設です。

内に目を向け過ぎて思考が壊れそうになっている時は、
外へ、外へ、、。

何かを諦める事、放棄する事、見捨てる事、助ける事、自分に出来る事、出来ない事、
考えている人、何も考えていない人間、考えているふりをするたちの悪い人、
何も知らない人達、幸せな人達、考え過ぎている人、考える事すら知らない人達。

そんな事を、ぼんやり考えていました。

それにしても、良い写真です。

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今日の武田氏のトピックも、流石です。
▼『正しく4階建てを理解する・・・「足し算」をして子供を守ろう

〜いくつかの事実〜として過去の事例もあげています。

五劫思惟(ごこうしゆい)

今日こんな言葉を覚えました。

五劫思惟(ごこうしゆい)』です。

劫(こう)は仏教などインド哲学の用語で、極めて長い宇宙論的な時間の単位を表しています。

一劫=43億2000万年だそうです。

この言葉の意味は、
阿弥陀仏四十八願をたてる以前に、その誓いについて五劫もの長い間考え続けたこと。」です。

途方もなく、長いですね、、五劫は。。。

何かの結論がすぐ出るわけじゃないなと考え、気持ちの整理が少し出来たような気がします。

死ぬまで勉強し続けて、もし何かの結論、答えが出たとしたら、
それはそれで、最高の幸せなのかも知れませんね。

それを、少しづつ後世に託し続けて物事を考える事。
そんな考えも、ありです。

1895年に放射線が発見され、今年で117年目。
そんな短い時間で何かの答えを出そうとする事が、傲慢なのかも知れません。
1951年、アメリカのEBR-Iで世界初の原子力発電に成功してからは、
わずか61年しか経っていません。

なんでしょうか、、不思議と苦笑いをしてしまいました。


また一つ勉強になりました。