Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

04/26  大阪金ミニ先物 +745.5円

  1   04/13  01:25  11718.0B  →  04/26  13:25  11724.5S     +     6.5 ×3

  2   04/13  01:57  11675.0B  →  04/26  13:25  11724.5S     +   49.5 ×3

  3   04/13  03:59  11532.0B  →  04/26  13:25  11724.5S     + 192.5 ×3

ここ最近、両建の話を書いてきたが、4/25の記事でこの両建玉の内、売玉を全て仕切り、差引で若干の利益を得た。そして今回(1~3)は、残った買い玉の一部を利食うことができた。この日は日銀会合の結果発表と総裁会見があることから、金価格も午前は大きな動きは無かったが、午後零時を過ぎて価格は上に動き出した。

実は夜間取引時に、ピボットを考慮して11728で指していたのだが、価格は3円及ばず下げに転じてしまった。そこで夜間高値より一文下(11724.5)に仕切注文を出し直したのだ。この値段にした理由は、

1 日中取引の値幅は、その前の夜間取引よりも狭い可能性があること 

2 マーケットプロファイル的にベルカーブで見ると、後の時間帯に移るにつれて、動く値幅が狭くなる傾向があること

この辺りだが、今回は午前中は前記のように日銀会合の結果待ちだったので、とりわけ動かなかった。

 

実はこの日も仕事で、利食い時刻の13:25には通勤電車の中だった。会合結果の第一報が入ったのか、価格は既に上に動き始めていた。スマホでも注文値段の変更は可能だが、ちょっと面倒だ。そのため、しばらく板を見ていたが、上記の時刻に僕の出した仕切注文が食われた。価格はその後も上伸し、11750近くまであった。自宅のPCで取引していれば指値を上に変更したかもしれないが、これは仕方ない。それよりも2週間保持し続けた買玉を一部とはいえ利食えた安ど感の方が強かったな。

 

現在、4/27の03:20だが、価格は11860を超えてきた。ドル円は157.75! この分だと週明けの祝日取引では全値戻しを達成し、12000円を狙うのか??? 残った買玉の指値はまだ入れていない。祝日取引の状況を見て決めようと思う。

マイク・ピンダー死去

ムーディー・ブルースムーディーズ)の創設メンバーで、ロックにいち早くメロトロンを導入したことで知られるマイク・ピンダーが、4/24に死去した。享年82。

この人については既に本欄でも書いたように、僕の音楽遍歴に大きな影響を与えた人だ。はてなのニックネームの「ピン」も、pinderから拝借した。もっとも、トレーダーとしては「ピン」(1枚)を大切に、ということを常に考えるようにしている、ということもあるが。

1967~72年の間に発表された、いわゆる"コア・セブン"といわれる7枚のアルバムで、ピンダーのメロトロンは大活躍する。僕がムーディーズの音楽を知ったのは1972年で、"コア・セブン"の最終期に少し被る程度、リアルタイムとしては言わばギリギリの時期だったが、彼らの音楽を聴けて本当に良かった。もちろん、これからも聴き続けるだろう。

それから、無いものねだりになるが、ピンダーがもし70年代後半にムーディーズを脱退していなかったら、以後のムーディーズサウンドはどんなものになっていただろう?

聴いてみたかったな。また、2010年代にキング・クリムゾンが新解釈による旧曲の演奏をライブで行っていたが、ムーディーズにも、こういうことをやって欲しかった。全く、無いものねだりが多くなってしまったが、それ程、このバンドのファンだったということだ。

レイ・トーマス、グレアム・エッジに続き、ピンダーも逝ってしまったことで、"コア・セブン"期のメンバーは、ジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジだけになってしまった。この二人は、まだ現役で活躍しているのは嬉しい。

 

メロトロンの開拓者よ、安らかに眠れ。

 

04/23 大阪金ミニ先物 +28.5円

  1   04/13  04:20  11522.0S  →  04/23  10:29  11587.0B     -   65.0 ×2

  2   04/13  04:20  11521.0S  →  04/23  10:29  11587.0B     -   66.0 ×1

  3   04/13  04:20  11521.5S  →  04/23  10:29  11587.0B     -   65.5 ×2

  4   04/13  04:20  11522.5S  →  04/23  10:29  11587.0B     -   64.5 ×2

  5   04/13  04:20  11523.5S  →  04/23  10:29  11587.0B     -   63.5 ×1

  6   04/13  04:20  11523.0S  →  04/23  10:29  11587.0B     -   64.0 ×1

  7   04/17  21:27  11791.0S  →  04/23  03:09  11587.0B     +204.0 ×3

平均売単価は11589.375。

最近ずっと両建玉の話を書いてきたが、04/23の03時台と10時台の2度に分けて、上記のように12枚の売玉を全て決済した。仕切値は全玉同値(11587.0)だが、7だけが03時台、他は10時台だ。

金価格は高値を付けてからはやや軟調に推移し、実体は僕の平均売単価と平均買単価の間で推移。なかなか仕切るチャンスが無かったが、価格は04/22の日中取引辺りから、ようやく軟調気味となってきた。この辺りではもう、売玉全ての利食いは難しいと考えていた。軟調気味と言っても、価格はまだ11800円台後半(04/22日中取引開始時)。早々に11500円どころまで、300円以上も下げるとは思えなかった。そこで上記平均売単価を目標値に設定。これをやや下回る位置(11587.0)に指値を置くことにした。日が変わり04/23に入るころには、価格は11620前後まで下落してきたので、高値で売った上記7だけをこの値段で指し、1~6は、この段階では指値を入れなかった。売玉なので仕切値は低ければ低いほど良い。この時はまだ下がありそうだったので、なるべく実体が売玉値段(11522前後)に近づくことを期待したのだ。

結局この日(04/22)も翌日も仕事だったので、この後すぐに眠ってしまった。04/23は8時頃目が覚めたが、スマホを見ると高値の売玉3枚は決済されていた。チャートを見ると価格はその後若干戻しているので、この後直ぐに始まる04/23日中取引ではあまり下がらないかも知れない、と思い、1~6の売玉も7と同値に利食い指値を置くことにした。日中取引は予想通り夜間終値より小高く始まったが、10時をまわって若干弱含み、指値の11587.0がヒットし、売玉は差引28.5円のプラスで終えることができた。しかし、問題はこの後すぐに発生した。この段階で僕の持ち玉は買玉のみ。すでにこの時点で高値から350円下げている。これ以上は下げて欲しくない。しかし相場がそんな思いを聞いてくれる訳もない。この10分後から怒涛の下げが始まった。価格は僕が仕切った後の30分で170円下げた。もう買玉しか保持していないので、損失はどんどん膨らむ。結局、口座資金が底をつき、追証の請求を頂くこととなった。

よりによって、何故僕が売りを仕切った直後に下げ始めたのか??? ニュースでは鈴木財務相の発言が流れていたが、理由は後付けで何とでも言える。それにしても、財務相や財務官とは折り合いが悪い。追加資金の入金は04/23の帰宅後に済ませた。

相場はその後、今(04/25 00:10)に至るまで緩やかに戻しているが、今週末は重要指標発表や日米のイベントが目白押しだ。もうすぐGWだが、祝日取引が出来るようになって良かった。この制度が無ければ、価格が逆行したときの対処方法が無く、ただ指をくわえて見ているだけだったからな。

 

 

04/16~19 大阪金ミニ先物 +20.5円

  1   04/16  03:22  11743.5B  →  04/16  03:36  11750.5S     +     7.0 ×2

  2   04/16  03:22  11744.0B  →  04/16  03:36  11750.5S     +     6.5 ×1

この時、相場は短期的には11650円どころから11800円レベルへの強い上げ道中。なのにこの程度で引上げてしまったのは、仕事帰りで疲れていたのと、両建のバランスが崩れてしまうことに対する心配があったからだ。万一、この後に何らかの対処をせまられた場合、睡眠時間に食い込んでしまう。しかし、この時の相場の趨勢を考えれば、むしろ買いを多めにしておく方が良かった。こういうことが全く考えられなかった訳ではないが、既に両建て玉が多かったので、買い玉を増やすことによる平均買単価・損益分岐点の変動の計算をなおざりにしてしまった。恥ずかしい限り。

まぁ、1回でも相場に入って、勝って終りたい、という気が強かったのだろう。そういう意味では、あまり意味のないトレードだった。

 

今週完結した取引は、何とこれだけだ。理由は二つ。まず、最近ずっと書いているように、結構な枚数の両建て玉を保持しており、その処理がまだできていないこと。もう一つは、仕事のため、平日の日中から夜間までのまとまった取引時間がほとんど取れていないこと。ただ、これら二つに対し、自分なりに対策は取る積もり。時間はかかるかも知れないが。

 

『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え』(藤本茂 著 ダイヤモンド社)読了

多くの書店で平積みになっていた話題の本。昨日も書いたが自分の相場は現在、動くのを待っている状態なので、昨日今日でこの爺さんの著書を読んだ。株式トレードの本で、商品先物ではないのだが、テクニカルや資金管理など重なる部分も多い。一気に読めたね。

まず、87歳で現役、というのが凄い。個人的には、90歳までFXを取引していた女性トレーダー(残念ながらもう亡くなられた)を知ってはいたが、年齢的にはその人の次くらいに高齢だ。でも、表に出てこないだけで、高齢トレーダーは結構いるのではないか、と読後に思った。

冒頭に著者の一日のスケジュール表が載っている。何と、2時に起床、20時に就寝。その間ほぼ、相場づけの生活だ。

Part 1 では、著者の生い立ちからバブルの生成とその崩壊、ネット取引との出会いまで。ペットショップ勤務時代に株を知り、その後、雀荘の経営で成功、この雀荘を売り、専業投資家になったのが1986年。バブルの前夜だ。バブルの波に乗って資産を10億まで増やしたが、崩壊でそれが2億に減ったと書いてある(P41~)。しかし「2億もあれば仕事をしなくても生活できる」と書いてある通り、奥さんと旅行したり、とても資産を激減させた人とは思えない行動をするのだ(P43)。この辺のメンタルの強さはトレードには必須なんだろうな。

Part 2 では、著者のトレードづけの一日が、詳細に紹介される。特にP104以降では「全部見せます! ある日の取引」として、銘柄・株数・損益が一覧で示される(この日の実現益は47万円超!)。更に、使っている証券会社とパソコンの詳細が明かされるが、スマホを持っていないのには驚いた。

Part 3 では、著者独自の売買ルール(P136~)、よく使うテクニカルの解説(P155~)が書いてあるが、後者については特殊なことは何も書いてない。RSIなど、特徴的な使い方をしているのか、と思っていたが、全然普通である。ということは、この人は売買センスが良いのだろうな、などと考えてしまった。

Part 4 では、株式売買について、心理面・技術面から考察している(P200~)。「見せ板」や「IPOセカンダリー」などの話も出てくるので、今現在トレードしている人向けのところかもな。

Part 5 では、健康面も含めた本人の日常が書かれている。ここで、02年に著者が関西のローカルテレビに出演したとき、ある学者に「不労所得で儲けようとせずに、ちゃんと働け」と言われた話が出てくる。あるあるだね、この手の話は。それでいて日本人は、ウォーレン・バフェットの話には無批判に飛びつく。欧米の投資家が日常的に利用している先物市場やローソク足が日本人の発案であることも知らずに(多くの日本人は未だに知らないだろう。教育の機会もほとんどないしな)。

ところで、本書には「コラム」が幾つか挿入されているが、「ラルフ・ビンスの実験」がP200に出てくる。このエピソードは僕もどこかで読んだことがあるが、著者も知っていたのだ。いや~、勉強してる、負けられないな~。

 

04/15 大阪金ミニ先物 +248円

前週末のトレード記録をあげるのに4日かかってしまった。理由は、この間全て警備の仕事が入っていたこと(実はこれを書いている本日(4/16)も、本来は勤務日だったが、同僚に代わってもらった)。このため、ブログの更新が遅れ気味なのはまだ良いとして、ここに書いていない現在の建玉が酷い状態だ。仮に今、全玉を仕切ると、今月積み上げてきた利益の8割程が吹っ飛ぶ。損失を少なくするチャンスは2度ほどあったが、いずれも勤務に入っていて対処が難しかった(いつものようにチャートを見ていれば、おそらく対処出来ていたと思う)。売り買いともに9枚ずつの両建て状態。決済したらブログには上げるが、余剰資金でデイトレードをしながら、価格が想定域に入るのを待っている状態。でも、早々に仕切ってしまうかもしれない。ま、値動き次第だな。

 

  1   04/12  18:53  11828.5B  →  04/12  19:31  11836.0S     +      7.5 ×3

  2   04/12  19:01  11822.0B  →  04/12  19:31  11836.0S     +    14.0 ×3

買いの局面ではあったが、それほど強い動きではなかった。したがって、ボリンジャーの+2σを大きく超える動きにはならないだろう、と考え仕切ってしまったが、その後短期的な調整局面に入ったので、この仕切は正解だった。

 

  3   04/12  21:47  11773.0S  →  04/12  22:55  11830.0B     -     57.0 ×2

  4   04/12  21:47  11773.0S  →  04/12  22:55  11829.5B     -     56.5 ×1

いま後付けでチャートを見ると、売り仕掛けるなら20時に入った直後、というのがわかる。しかしこの時はまだ、価格が5分足長期線の上にあったので「実体が長期線を割込み、下落がよりはっきりしてから売ろう」と考えたのだと思う。長期線の使い方を改めなければならない。3,4は売るのが遅すぎた。20時初頭に売っておけば実体が長期線にぶつかり、跳ね返されそうな段階で仕切っても良いし、しばらく様子見して、20:45にストンと下げ、-2σを下抜けたところで仕切っても良かった。ところが僕はこの後に売り参入している。話にならないね。案の定、価格はその後急騰。今度は+2σを突破しにかかった。ここで無様に撤退。でも、価格はその後も上昇を続け、11950超まであったので、傷は浅かったと言って言えなくもないが。

 

  5   04/12  22:03  11785.0B  →  04/12  23:11  11834.5S     +    49.5 ×1

  6   04/12  22:03  11785.5B  →  04/12  23:11  11834.5S     +    49.0 ×2

  7   04/12  22:26  11796.5B  →  04/12  23:11  11834.5S     +    38.0 ×3

3,4に書いたように、売玉が思うように下げていなかったので、大きめの切返しが来るかもしれないとは思っていた。そしてそれに乗らなければとも。それが上記5~7。上げ途中で3,4を仕切って損失を確定させた後だったので、なるべく利を伸ばしたかったが、これも難しいもので、早々に仕切ってしまった。仕切り場所も良くないし、何をビクビクしていたのだろう、という感じ。

 

  8   04/13  01:46  11641.5S  →  04/13  02:54  11611.0B     +    30.5 ×1

  9   04/13  01:46  11642.0S  →  04/13  02:54  11611.0B     +    31.0 ×2

この下げは凄かった。24時台初頭から28時直前まで、4時間で450円下げた。8,9はこの下げ道中の半ば過ぎ辺り。あまり上手な獲り方ではない。もっと早くから入れたでしょ? という感じ。この後、冒頭に書いた酷い状況に突入していく。何と、売り参入したのは28:20! 450円の下げはもう終わっていたが、僕は11500円割れを試すと思ったのだ。ところが価格はスルスルと上がり始めた。そして両建て状態に。どうなることやら。

 

 

 

 

04/12 大阪金ミニ先物 +184円

  1   04/09  00:55  11356.0S  →  04/11  22:17  11519.0B     -   163.0 ×2

  2   04/09  00:55  11356.0S  →  04/11  22:17  11519.5B     -   163.5 ×1

  3   04/09  01:24  11373.0B  →  04/11  22:49  11548.0S     +  175.0 ×3

  4   04/11  21:34  11512.0B  →  04/11  22:48  11548.0S     +    36.0 ×3

  5   04/11  23:57  11523.5B  →  04/12  00:37  11537.0S     +    13.5 ×3

最近頭を悩ませていた売玉を損切り(1,2)。3で両建てていたので、合計での損失は大きくは無かったが、個別に見て行くと、まぁ、デカいな。引かされていた売玉を仕切るのにもっと適したタイミングは、勿論あった。一番のチャンスは04/10  22:10~30の約20分間だった。だけどこの時は仕事だった。仕切注文を出してはいたが、この時点ではまだ損切りを決めてはいなかった。しかし実際に相場を見ていれば、仕切値を変更して処分してしまったかもしれない。仮にこの時11400で仕切ってしまえば、1枚当たり119円も損失を減らせた。それ以後も、11400台で損切るチャンスはあった。

3,4は1,2に対する両建て玉。特に4を買建てることで倍返しの両建てとし、1~4の合計では若干の利益にはなった。でもな、、、苦し紛れ。美しくない。

5を利食ったときには、これで今回も5ケタの実益だ、と正直ホッとしたが、まさかこの後、夜間取引が終わるまでに200円も上がるとは! これじゃ、「眠りの小五郎」作戦をとった方が良かったな(実際は、神田財務官の顔がちらついて、とてもそんなことは出来なかったが)。