無駄話 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter


<ちょっとご連絡>無駄話、10周年すぎてたってよ

<ちょっとご連絡>サイドバーに講談社のKindle雑誌を置いてみた

2015-03-25

月マガは別マガとは違うのでアール※マガジンRの宣伝です

よく間違えてる人が多いですが、月刊少年マガジンと別冊少年マガジンは別物です。

月刊少年マガジン:四月は君の嘘、ボールルームへようこそ、RiN、ましろのおと、修羅の門etc

別冊少年マガジン:進撃の巨人etc

わかってもらえそうな作品を挙げてみましたが、そもそも別マガは週マガの兄弟誌なので新人さんが多いです。一方、月マガは講談社内でも看板雑誌の一つですし、月刊漫画雑誌でもトップクラスの雑誌なのです。そのため、月マガに載っている作品は大御所クラスの人も多く、これだ!という作品が多いように思います。

個人的なことを言わせてもらえれば、さすがに進撃を持つ別マガとはいえ、雑誌力的には月マガの方が上だと言うほかありません。贔屓目で別マガに下駄を履かせてもちょっと届かないかな〜というのが個人的な印象。決して別マガは悪い雑誌ではありません。むしろ面白いと思います。ただ、相手が月マガというのであれば話は別・・・・といったところ。



さらに補足しておきますが、別マガにお便りを送った場合、週マガ編集部に届くことになります。

週刊少年マガジン編集部:週マガ、マガSP、別マガ

月刊少年マガジン編集部:月マガ、マガジンR

本誌&兄弟誌を書いておきますが、週マガの兄弟誌がマガジンSPECIALと別マガ。月マガの兄弟誌がマガジンRとなります。何度も言いますが、月マガに進撃の感想を送ってもなんの意味もありませんのであしからず。←さすがに渡してくれるとは思いますが




・・・・というのが前段。ちょっと↑を見なおしてほしいのですが、「少年マガジンR」という雑誌があります。実はこれ、まだ創刊されていません。マガジンRは来月創刊される雑誌です。

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D

公式HP:http://www.magazine-r.co/

テーマは怒りだそうです。経緯が経緯なので、どこまで期待したものやら・・・・と思う部分もありますけど、ラインナップ等々を見る限り楽しみでもあります。




○ここがスゴい!・その1

表紙が選べます。

詳細は公式HP(http://www.magazine-r.co/)が詳しいですが、現在3案で悩んでいるようです。4/2まで投票できるようですが、どれもかっこいいので悩みます。なお、俺はA案を選んでます。






○ここがスゴい!・その2

水薙竜先生がくる。

「ウィッチクラフトワークス」でもお馴染みの水薙竜先生がやってきます。一応週マガスタートの漫画家さんなのですが、グフタへ行き、今回はマガジンRにやってきました。魔法ありのダークファンタジーといえば水薙竜先生しかいません。

怒りをテーマにどんな作品をやるのか楽しみです。






○ここがスゴい!・その3

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「今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね」という作品が月マガで先行掲載していました。「好きになった相手を殺したくなる」病気を描いた作品になります。先行の読切版では本編とは別の物語が描かれていましたが、本当に好きな人を殺したくないがために別の人を殺しまくる学生さんたちが・・・・。最終的には好き同士で殺しあってますが、なんつー設定だよこれ。面白そう!!!






○ここがスゴい!・その4

Q.E.D.の連載が始まる。

加藤元浩先生の「Q.E.D.証明終了」が改めて再スタートするようです。もうね・・・・。これほど不憫で、それなのに面白い作品はないと思います。これまでマガジンGREAT、イーノ、月マガ+と雑誌が移り変わってきたわけですけど(全て月マガの兄弟誌ですが)、月マガ+が終了してからというもの、いやイーノが終わってからというもの、単行本に描きおろししまくり状態だったわけですよ。最新巻なんてオール描きおろしですよ?逆にすごいとしか言えませんけど・・・・。←雑誌掲載する場所がなかったので単行本だけコツコツと出してました。

そんなQ.E.D.にもついに新たな掲載雑誌が・・・・。ありがとうマガジンR。がんばれマガジンR。






○ここがスゴい!・その5

ちばてつや先生を描く!

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月マガ+で少しだけ連載していたのですが、これが超面白い。「あしたのジョーに憧れて」というタイトルで、Dreamsで有名な川三番地先生がアシスタント時代を描いています。デジタルがない時代、それでもたくさんの漫画を仕上げていた時代の物語。

大御所漫画家さんが超大御所漫画家さんを描くというこのすごさね。しかも、当時をアシスタントとして覚えているからこそ描けるものがあると思います。某チャンピオンで手塚御大を描いた作品もありましたけど、個人的にはあれに負けない作品になってると思ってます。本当に面白い。漫画家さんも、漫画好きも読んでほしい作品です。

・・・・あとは川三番地先生が忙しすぎないかだけ心配です。←Dreams、天プラの2作品を抱えてます






○ここがスゴい!・その6

クール教信者先生働きすぎ!?

最近、ヤンマガサードでも連載を持ってるんですが・・・・。作品名はピーチボーイリバーサイド。マガジンRでの連載は別媒体のものを原作として、また別の方が作画をするようです。そういう意味では大変ではない・・・・わけないよなぁ。お疲れ様です。







とまぁ、色々と楽しみな部分の多い雑誌になるといいなと思います。個人的には馬田イスケ先生が連載を持つことや、チラホラと期待値の高い新人さんがいるようなのでテンションMAXですよ。

唯一納得出来ないところがあるとすれば、20日発売ってことですかね。マガSPともろかぶりなんですが・・・・。講談社は雑誌の発売日をかぶせることが多くて悩みますね。全部買ってるんですよ?マジで。もっと分散させてくれないと、バランスよく取り上げられません。ぷんぷん。←更新の休みが多いのは棚上げ

まぁ、それはそれとして。4/20、少年マガジンR激誕です!!!

個人的にマガジンRのRはRevengeだと思いたい。

2015-03-21

夢は叶うと信じる君へ「虹色インク・第2巻」

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描け!

好き。本当に大好き。

マガジンSPECIALで連載していた「虹色インク」の最終巻が出ました。最終巻とはいえ、まぁ・・・・2巻なのですが。もっと続けてほしかった。続けるだけの熱量・ポテンシャルはあったと思います。多少贔屓目ですが。

おいおい、そんな2巻終了の、まるで打○切りな作品を勧めるのかよと思われるかもしれません。それでも推します。それでも推します。ただただ読んでほしい。それほどに語りたくなる作品です。

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目指せ漫画家!

主人公の小石川タイチ。彼は漫画家を目指しています。1巻では漫画家を目指していること、同じクラスの虹崎(ヒロイン)が天才漫画家(のタマゴ)だと知ること、負けじと努力することがメインとなっていました。2巻からはそんな二人の関係もありつつ、タイチが漫画家を目指して本格的に走りだすところが描かれます。

1巻のラストではついに自分の漫画を描ききり、2巻では・・・・酷評されるという状況になっています。色んな漫画家さんや編集者さんも言っていますが、とにかく作品を一つ作り上げることが第一歩なようです。あーだこーだ言いながら、作品を作らずに消えていく人もいるはずです。それだけ、漫画を作り上げることは大変な作業・・・・らしいです。

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オタクだと言われても

もう少し1巻の話をしておくと、タイチ、そして虹崎は学校で浮いた存在となります。漫画家を目指す。言葉ではかっこいい目標ですが、やはりどこか現実味のない夢だと思われることでしょう。さらには“オタク”というレッテルを貼られ、バカにされ、虹崎に至っては原稿を川に捨てられたりもしてます。

俺はね、俺は本当に本当に漫画が好きなんです。漫画家さんも、編集者さんも、印刷所さんも、書店さんも、もう漫画に関わる全ての人を尊敬してます。でも、夢を語ることって難しいのだという現実も見えてしまいます。それが大人になったという証拠なのかもしれません。ただ、この作品は漫画に関わりたいという夢を思い出させてくれる作品でもあります。だからこそまぁ、1巻の原稿捨てられ事件はマジで腹が立った。ジョークとして受け取れないほどに、タイチも虹崎も本気だった。だから俺は腹がたったわけで。参照⇒http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20140925/p1



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新人という仲間

さて、ここまで書いておいてなんですが、タイチと虹崎の二人には大きな差があります。

ぶっちゃけ虹崎は何年に一人の逸材。一方のタイチは・・・・お世辞にも絵が上手いとは言えません。漫画への情熱だけで成り立たせてるというタイプ。このタイプが多いのか少ないのかはわかりませんが、少なくとも虹先は新人賞を取っているのに対してタイチは・・・・というくらいの差はあります。

ちなみに1巻ラストから2巻最初の方で、虹崎よりも低めの賞ではありますが、受賞した新人のタマゴたちが出てきます。バトル漫画が好きだったり、恋愛漫画が好きだったりと千差万別なタマゴたち。○○世代と呼ばれる日は来るのか?現実世界の新人さんはギスギスしていないか?そーんなことを思いながら読んでいましたけど、賞レースにもまだ出てきてないタイチを含めて雑談ができるほどに、タイチのネームを一緒に考えたりできるほどに、漫画が好きなタマゴたち。

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ココにいたい

タイチはそこにいていいのか?そこにいてもいいだけの実力を得られるのか?という2巻の物語。とはいえ、虹崎のネームをより良く修正できる能力もありますし、他の人にアドバイスを聞けるだけの上昇思考もあります。全ては大好きな漫画のため・・・・。




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ケンカもしました

ただ、タイチも悩むわけですよ。担当編集にダメ出し&ダメ出し&ダメ出しの連続。何が良くて何がダメなのか。考えすぎて悩み、数少ない理解者である虹崎をまともに見れなくもなってます。同い年で同じクラスにいる漫画がすきな少女、自分より才能を持った少女に嫉妬します。このあたりは漫画家さんの方が共感できる部分かも?

時が経つほど、↑で自分のネームについて討論した(虹崎の)同期たちにも先を行かれているわけです。成功することしか考えていなかった、漫画が好きだという気持ちだけで漫画を描いていただけだったタイチも焦るわけです。



・・・・でまぁ、その後のタイチがどうなるのかは是非読んでもらいたいです。ここまで書いたら想像できるかもしれませんし、予想外かもしれません。ちなみに俺は予想通りでした。

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虹崎のお手伝い

終盤、虹崎の初読み切り漫画を手伝うタイチ。あ、エンドはアシスタントとかではありませんのであしからず。日程ギリギリだったのでタイチに手伝ってもらってます。この場面で「虹色インク」というタイトルの理由が明らかになりますが、まぁそこも読んでもらうとしてですよ。

近い将来・・・オレ以外のもっと大勢の人が・・・虹崎の魅力に気がつくよ

この場面がとにかく胸にきました。それは、こういうブログをやっているからでしょうか。作者の宇野先生が新人さんだからでしょうか。漫画を読んでいて、この才能はすげー!!!って思える時が好きです。毎日そんな才能に出会いたい。そう思っているからこそ胸にきたのだと思います。

いつの間にかブログも10周年を迎え、漫画レビューなんてのも廃れてきてますし、よくぞまぁ続けてるよなぁ、やめたいなぁとか。そーんなことを思ってたわけです。でも、面白い漫画に出会いたい、面白い漫画を紹介したい、面白い漫画に感謝したい。そんな気持ちをもう一度奮い立たせてくれた作品です。←とりあえずしばらく頑張ります



もし漫画の神さまがいるのであれば、「虹色インク」を読ませてくれてありがとう・・・・って言いたい。





この作品は現実とかけ離れた部分があるかもしれません。もっとドロドロとした部分もあるのかもしれません。漫画家という職業はもっと明るい未来ある職業なのかもしれません。

一つだけ言えるのは、天才との才能の差を感じつつ、漫画が好きだという気持ちで、むしろそれだけで漫画家という子供の頃からの夢の尻尾を掴んだ少年の物語だということ。個人的には、その「好きだ」って感情すら才能だと思うわけですよ。学校でバカにされても、自分の夢のために努力できる。ある意味、それだけ尖った作品だったなと思うわけですが、そこが飛び抜けてるとかすごい作品だと思うわけですよ。

バク○ンが現実を見せたのなら、虹色インクは夢を見せた。そう思うわけです。

皆さんは漫画に何を求めるのでしょう。

1巻を読んだ時、「漫画が好きでよかった」と毎日叫んでも恥ずかしくないことを勇気づけてくれる作品と評しました。自画自賛になりますが、これほど端的にこの作品を説明できる言葉はもうないです。もし、漫画が好きなのであれば一度読んでもらいたいものです。漫画が好きな人間の一人として、何か得られるかもしれませんし、得られないかもしれません。←読んだあとのクレームはノーサンキューな

これだけ絶賛しといて2巻までという・・・・。本当にお前には漫画を紹介する能力あるんか?と思われそうですが、逆に考えてほしい。2巻の中にこれだけ熱量を込めた作品が読めるのだと。オススメです。

この作品のラストについても語りたかった。近い将来、俺以外のもっと大勢の人が、宇野先生の魅力に気がつきますように

2015-03-19

話題に乗り遅れないためのリアアカ講座「リアルアカウント・第3巻」#拡散希望

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SNSの罪と罰

歩きスマホは危ない

別冊少年マガジンで連載していた「リアルアカウント」が週刊少年マガジンにやってきました。内容は同じ。ただし主人公が違う。いわゆる神様の言うとおり方式ですね。個人的には別マガのままでもよかったかな〜と思ってますが、こんな時代だからこそリアアカを週マガでやる意味があると思うのです。

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リアアカというシステム

どちらかと言えば、サマーウォーズの仮想世界OZに近いでしょうか。もしくはTwitterの方が近いでしょうか。“リアアカ”というSNSを舞台にした物語となります。登録人数だけを見ると日本人の約1/3がやっている“リアアカ”。主人公の向井ユウマもそんなリアアカにハマっている一人。むしろリアアカ依存症という方が正しいかもしれませんね。現実世界の友情は上辺だけ、本当の友情をリアアカに求めてしまったタイプです。



もちろん、あんな出来事が起きる前までは―。





○リアルアカウントという物語

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リアアカというシステム

1巻から読んでいる人はお馴染みのお話ですが、リアアカに登録している人間が突如として「リアアカ世界に飛ばされます」。そんなリアアカでのルールがこちら。

・フォロワー0人で死亡

・フォロワーがいても死んだ場合には、フォロワーも道連れ

・ゲームをクリアしながら生き残る必要あり

何がエグいってフォロワーも道連れルールですよね。そんなのを知らされて皆さんならどうするでしょう?例えば、会ったこともない人をSNSでフォローしていたとします。その人が参加していたら?仮にその人が本当に大切な人でも躊躇しませんか?俺は親であっても迷うと思います。まぁ、実際にその立場にならないと何とも言えませんが。

作中では、リアアカ世界に飛ばされた人たちがどんどん死んでいきます。もちろんデスゲームでも死ぬのですが、それ以上にフォロワー0人での死亡の方が多いです。まぁ、世の中そんなものです。一つだけ言えるとすれば、フォローを外した人も殺したこととほぼ同義だということ。また、他の人も外しているから自分も外したという“安心感”はあるということ。

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愛していても無理

ちなみに主人公のユウマは好きな女の子、両思いの女の子からフォロー外す宣言されています。これはこれで理由もあるのですが、信じていた女の子からの裏切りともとれる行為。これは・・・・ショック大きいですよね。もう一度問いますが、皆さんならフォロー外しますか?誰ならフォローを外さないですか?





○生き残るユウマ

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相互フォロー

ちなみに彼女っぽい子にフォロー外す宣言されたユウマですが、同じく絶望的な女の子・上条あやめと相互フォローとなることで死亡回避しています。普通の人なら絶望感で何もできなかったかもしれませんが、ギリギリのところで思考が働くのがユウマの良いところ。このあといくつも難関が待ち構えることになりますが、ユウマの機転、勇気が光るこの作品。





○デスゲーム開催

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おかず

ほう・・・・・。

例えば「悪いいね!ゲーム」。これは携帯、スマホ内の写真をランダムで選び、リアアカの外にいる人達に“いいね!”と“悪いいね!”を選択してもらい、自らもどちらかを選ぶことで生き残りをかけるゲームとなります。もちろん外の人たちの意見と同じでなければ、即死亡。ついでにフォロワーさんも死亡。

例えばスマホの中に自撮り写真があったとします。自分ではイケてるから“いいね!”を押したとしても、他の人からすれば“悪いいね!”となるかもしれない。写真を客観的に評価できるかが試されるゲームとなります。ちなみに↑の女の子、ちょっと素朴な感じの女の子でしたが、カレシにエロエロ写真を送ってました。その写真が偶然?選ばれ、当然“いいね!”が選ばれてます。個人情報すらも垂れ流される恐ろしいゲームです。

ユウマの攻略方法もなかなか面白いものでした。俺ならどうするかな〜と思ったのですが、たいした写真もないので・・・・おっと、これ以上は漫画を読んでのお楽しみということで。

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おっぱい

揉みたい(ド直球)。

他には「リアアカ生放送」というゲーム?もありました。こちらはニコ生のような映像を流すことで視聴者数を確保し、確保人数によってお金がもらえる(後々お金が必要となるらしい)というもの。いきなりニコ生やれと言われても人を集めるのって相当大変じゃないですか。有名ニコ生主であっても大変なものだと思います。そのため、

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おセックス

目立った者勝ち!ということにもなります。殴り合いをしたり、人○しをしたり、中にはおセックスしたりする人たちが出てきます。生きるためには致し方ないと思いつつ、人間の醜さが出てくるゲームになっています。あ、ちなみにおセックス組ですが、女性のほうが結婚しており、唯一のフォロワーであった旦那さんがぶち切れて・・・・という展開になっています。何でもやればいいというわけではないのですよ。個人的には百合組が好きでした。





○現実世界にて

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カラダはそのまま

一方、現実世界でのお話。ユウマの精神?はリアアカへと行きますが、カラダだけはそのままとなっています。薄情者がいる!と思う場面でもありますが、このあとユウマのカラダをリアアカマスコット野郎に連れ去られる展開が待っています。こちらは別マガ版でも同じでしたけどね。精神のないカラダをどうしようというのでしょう。

あと、ユウマのことを裏切った彼女ですが色々と事情はあるようです。もちろんユウマを裏切れない気持ちもあるため、ユウマのカラダを守ろうと奮闘しています。意外と現実世界の行動も重要になりそう???とちょっと楽しみではあるところです。





3巻から読めます!と言いたいところですが、1巻と2巻も読んでもらえたらな〜と思います。3巻ではユウマの物語となっていますが、裏では1巻と2巻の物語が描かれているわけです。個人的な意見を言わせてもらうと、1巻2巻版のほうが、より頭脳バトルをやっているような気がします。逆に3巻はエロエロなのがとても良いと思います。まぁ、どちらから読んでもいいと思いますよ。

いや〜面白い。こんな時代だからこそ出来上がった作品だと思います。俺もTwitterばかりやっていますが、そういう時代に起きたら?という作品です。色々と考えさせられますよ。ちなみに黒幕っぽい人が出てきており、「あの素晴らしい時代にかえろう」なーんて言ってるので、SNS全盛のこの時代をよく思っていない人たちの仕業?かもしれません。携帯電話作成してた会社の人間の犯行だったりシてw どうやったかまでは分かりませんが、このリアアカ世界に連れて行かれる方法があれば、俺も二次元に行けるんじゃないか?とか思ってみたり。←重要

あとは・・・・別マガ版がどこで合流するかも気になりますね。いい流れで合流してくれると良いのですが・・・・。オススメ。

俺がこのリアアカに参加したら真っ先に死ぬ気がする。みんな冷たいもんな。

2015-03-15

<ほぼ再掲>「四月は君の嘘」アニメの最終回までに思う色々なこと #君嘘

昨年11/30記事(http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20141130/p1)の再掲です。アニメ最終回用に加筆修正してます。←漫画で最終回を知っているのに知らないフリして書いてます。

最終話(漫画版)のネタバレはこちら。アニメ派・単行本派は要注意!!→http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20150206/p1

エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、我は求め訴えたり。

「四月は君の嘘」が大好きすぎて困る。

いいですよねぇ、四月は君の嘘。原作の第1話目からずーっと好きで、アニメが始まって、気分がフワフワしながら見ています。中の人(演奏側)のコンサートも2回ほど行きました。進撃の時ですら手を出さなかったグッズ類とかまで興味を持ちはじめています。ただ、漫画の単行本10巻についていたパスケースは使いづらいw

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カード1枚の大きさ、可愛すぎて31歳のオッサンには使いづらい



さて、そんな四月は君の嘘ですが、アニメがあと1回で終了となります。最終回はどうなるのか。どんな展開になるのか。非常に気になります。現状、最終回は公生のみの演奏となりそうですね。それ自体は問題ないのですが、できれば公生とかをりちゃん二人の演奏がちょっと見たい。そんな最近の気持ち。



○君という嘘

公生はかをりちゃんがいない時、「宮園さん」と呼んでいます。かをりちゃんは公生がいない時、「有馬くん」と呼んでいます。しかし、お互いがいる時、「君」と呼んでいます。実によそよそしい。しかし、深いところで繋がっている感じがするわけで・・・・。

そもそもタイトルに「君の嘘」と入っているくらいですから、どちらかに対しての嘘があるわけですよ。“四月は宮園さんの嘘”なのか、“四月は有馬くんの嘘”なのか。まぁ、実際はお互いが軽く嘘をついている状態なので、お互いの嘘なのでしょう。もちろん大層な嘘ではありません。ちょっとした・・・・気持ちの嘘。

君:かをりちゃん

公生:椿、渡

有馬:武士、絵見

上記は、有馬公生という主人公を他の主要キャラがどう読んでいるか?というものになります。公生もかをりちゃんを「君」と読んでいるわけですが、逆にそれが特別な感じがして素敵だな〜と思います。もっとも美しい嘘が生まれてますね。

もちろん「嘘」という言葉の中には、かをりちゃんが説明したように音楽家としての嘘も含まれます。観客の前で演奏するため、公生は作中ずーーーーーーっと練習しています。テクニックの練習は母親が教えてくれました。しかし、彼が、彼の音楽が、音になって観客へ伝わるために頭を悩ませてする練習は、本番では見ることが出来ない部分。ピアノなんてやってられるか!そんな気持ちに嘘をつきながら、四月は君の嘘という作品の中で、かをりちゃんと得た感覚を追い求めていきます。




○有馬公生の場合

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旅に出る

この作品でよく出てくるのは、もとい、公生が成長したり、公生が自分のピアノを手に入れていく時、“空を見上げること”と“旅に出る”という言葉がよく出てきているように思います。空を見るのは、下を向くことへの否定。星空は友人との思い出、かをりちゃんへの気持ちを呼び起こさせます。そういう意味では“きらきら星”もまた重要なキーワードだなと思います。

一方、旅に出る・・・・という言葉は、公生の音楽家としての旅路を示していますよね。公生も、武士や絵見たちを前に(音楽家としての)旅の途上にいると宣言しています。どの航路が正解なのかわからない旅ですが、なにはともあれ公生の旅を始めさせたのは、かをりちゃんということになります。


最終話の演奏を前に、改めて公生の演奏を列記しておきます。

1.藤和音楽コンクール:かをりちゃんの伴奏

2.毎報音楽コンクール:音が消えてから初の単独演奏

3.藤和ガラコン:かをりちゃん不在の伴奏者

4.くる学祭:武士の妹・凪との連弾

5.東日本ピアノコンクール:公生の将来を決める演奏を

藤和音楽コンクールで公生がかをりちゃんとの演奏で得たものは、自らの音を出すこと、そして聴衆からの圧倒的な歓声でした。公生の子供の頃は、ヒューマンメトロノームという言葉に代表されるように、コンクール荒らしとしての結果だけでした。心を打つ音楽ではなく、勝つためのミスしない音楽。そんな時代を過ごした公生が得た歓声。その時の感動を追いかけるように、公生の旅が始まるわけです。

公生は結局のところ、単独で大歓声を受けたことがありません。公生の演奏での大歓声は、1.のかをりちゃんとのコンビ、4.の凪とのコンビでしか達成していません。公生は最後の最後、東日本コンクールで、かをりちゃんと見た景色を味わうことができるのでしょうか。もう少し言うと、かをりちゃんとの演奏って、最初の一回しかないんですよ。最終話直前ですが、既に思い出状態ですからね。先述していますが、もう一度、もう一度だけでもかをりちゃんとのコンビが見たいものです。


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君が好きです

藤和コン、毎報コンで公生は演奏を中断しています。毎報コンの方は一人で、いや、その場にいないはずのかをりちゃんにも支えられて演奏しています。その後、藤和ガラコンでは、中断はなかったものの音が変わるという事態は起きています。その後のくる学祭では、序盤の少し以外は“公生の演奏(=音を自ら生み出す)”ができています。つまりはまぁ、成長しているってことです。

さて、毎報コンでは、誰かのために弾くということを学んでます。公生の演奏は、正確無比なヒューマンメトロノーム、ピアノが好きな頃、誰かのための演奏という3つの顔があります。あ、音の聞こえない状態は抜きですよ。一つ目のヒューマンメトロノームに武士は恋し、ピアノが好きだった公生の演奏に絵見は憧れました。今の公生はそれらとは違う、演奏家としての、気持ちを伝える演奏を行っています。で、毎報コンでは“好き”って気持ちをぶつけてるんですけど、本人は軽く否定していて面白いです。

どっち(かをちゃん、椿)が好きかなんてわかりきっているのに・・・・。

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演奏家としての成長

成長期最後の演奏となる藤和ガラコン。本当はかをりちゃんと一緒に演奏する予定でしたが、メインのヴァイオリニストが不在のため、母親がいつも弾いてくれていたピアノ版の「愛の悲しみ」を演奏することになってます。ちょっと余談ですが、この「愛の悲しみ」には「愛の喜び」という対になる曲があるんですけど、小説版ではかをりちゃんが「愛の喜び」を弾いています。というか、喜びの方が好きだって言ってますし、本当はそっちを公生と弾きたかったらしいことを言っています。ただ、過去を振り返るべき時期に来ていた公生にとっては悲しみの方が大切だという判断が、かをりちゃんによってなされています(楽譜の使い込まれ状況を見た上での判断)。確かにまぁ、かをりちゃん的には「愛の喜び」を選びたくなるかなぁとは思いました。“君”という存在に出会って、今が一番楽しいでしょうし・・・・。

話を戻して、藤和ガラコンです。兎にも角にも演奏シーンでの静寂感がとても好きでした。盛り上がるような結果ではなく、公生が母親にさよならを送る演奏に観客は胸を打たれます。公生の演奏からは寂しさがかもし出され、退出する際のコツコツという音が哀愁を漂わせていました。この話がものすごく好きなんですよ。公生の音が聞こえなくなる呪いは自らによるものであり、本当の公生と母親の音はずっとそばにあった。公生は昔から変わらず母親を大切にできる人間であり、それを音楽で伝えられる演奏者になった。そういうお話でした。いい、非常にいいですな!!!





○宮園かをりの場合

本作のヒロインであり、公生を引っ張りだした張本人です。公生を知らないような素振りをしたり、実は誰よりも演奏家としての有馬公生を知っている少女。公生は「かをりは渡が好き」だと勘違いしていますが、どう考えても公生のことが好きやろ〜って存在でもありますな。何気に一度もかをりちゃんの口から「渡くんが好き」という言葉が出てきたことはありません。せいぜいカッコいいと言う程度ですね。多少イチャイチャしてますが、渡もかをりちゃんの心に気づいているっぽいです。

彼女は、作者の新川先生が公生と読者に伝いたいメッセージを届ける代弁者ではないかと思っています。新川先生はガイドブックでも語っていましたが、とにかくチャーリー・ブラウン(というかスヌーピー)と、いちご同盟が好きです。そんな二つの物語の言葉を伝えるのがかをりちゃん。本当に重要なキャラだと思います。

ただし、残念なことに彼女の演奏は二度しかありません。一つは最初の藤和コンクール予選。この時は別の人に伴奏を頼んでいましたが、かをりちゃん最後の演奏となっている藤和コンクールの第二次?予選にて公生が伴奏をすることになります。

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くじけそうになる私を支えてください

公生に伴奏を頼んだ場面。いまだにこの時の涙がどういった気持ちだったのかを理解できていない自分がいます。

女の子が頭を下げて助けてほしいという懇願の場面、この場面でギュッと胸をわし掴みされました。この場面から、「この作品をずっと推そう」と思ったんです。でも読んでいくと・・・・この場面の本当のかをりちゃんの気持ちって??と思ったりするわけです。なぜ公生だったのか。どうして公生でなければいけなかったのか。もちろんこの時のかをりちゃんは、公生に伴奏を頼みたかった、もうヴァイオリンを弾けなくなる時が来ることを知っていて頼んだと思います。ただ、物語はいつしか公生更生(←ややこしい)プログラムへと移っていました。くじけそうに〜という場面、どこまで公生をピアノへと戻したかったのかが気になります。もちろん、かをりちゃんが公生にここまで固執した理由も気になります。そのあたりは最終回にでも・・・・と思いますが。


かをりちゃんは公生が好き、とまでは言い切りませんが、それなりの感情は持っていると思います。もちろん言い切ってもいいレベルですけどね。ぶっちゃけ最初から好きだったと言っても過言ではないのかも?というのは、上述のくじけそうと絡んでくる話ですが。いちご同盟を絡めてきたあたりでは、既に公生にかなり依存していたようにも思います。この見え隠れする嘘が、もどかしくもワクワクする恋愛物語を描いてくれると思います。

そうなってくると、恋のライバルとなる椿なんですけど、何気にバチバチです。例えば面白いな〜と思ったのが、序盤でのバス描写にて、かをりちゃんが「椿ちゃんは有馬くんが好きなんだね」と言うと「ダメダメな弟」という回答を椿がします。その後、毎報コンでピアノに頭を悩ませる公生に肩入れをするかをりちゃんに対し、「どうしてそんな肩入れするの?」という椿の質問に対し、「ダメダメな弟だから」という回答をかをちゃんがするんですよ。おいおい、それって好きって言ってしまってるのと一緒じゃないですか。その後、抜け駆けして公生に会いに行ってますし、椿は先輩と付き合うという判断ミスをしてしまいます。恋って難しいですね。

渡も言っていますが、かをりちゃんが頼み事をする時は、決まって公生なんです。公生だからこそ弱みを見せる。それが宮園かをりなんですよ。





○公生とかをりの本音

藤和音楽コンクールで、公生の音楽家としての道を歩ませたかをりちゃん。しかしその後、かをりちゃんの体調が思わしくないことが発覚します。薬の量が尋常じゃないって描写にはドキッとしましたね〜。基本的に藤和コン以降、病室での描写が多くなっていくかをりちゃんですが、どこか塞ぎこんでいく面も見受けられました。後々気付かされますが、藤和コンでの「死んでも忘れない」という言葉の重さが尋常じゃなかったなと思ったり。

毎報音楽コンクールでは、告白のような演奏をした公生。いや、告白そのものな演奏をしていましたね。作品のテーマの一つに、音に気持ちを乗せるという部分がありますが、公生の中にある音楽を初めて表現した場所となります。その後の藤和ガラコンで母親への気持ちを音楽にしますが、好きな女の子で気持ち音楽童貞を捨てるというあたり、青春さ爆発していて好きです。

余談ですが、毎報後に紘子さんが出てきますね。彼女が公生にとって母親との繋がりを持たせる存在となりますし、新川先生があえて父親を出していない(←インタビューより)状況で、“公生にとっての大人”の役割を担ってくれています。彼女の大人としての、保護者として公生を見つめる視点がとても漫画としての幅を広げてくれたな〜と思っています。かをりちゃんという先導がいて、紘子さんは大人としてその他の友人・ライバルたちと一緒に公生の背中を押してくれていました。非常に重要なキャラです。


本当は二人で出る予定だった藤和ガラコンでは、体調不良で倒れ、頭を打ってしまいかをりちゃんが不参加となります。ただし、偶然にも公生の母親がよく弾いていたピアノ版の「愛の悲しみ」を弾くことに。かをりちゃんのいない状況で一人立ちする公生。公生にとってかけがえのないものを手に入れますが、逆にかをりちゃんという存在が消えてしまいそうになるわけで。

そこから、くる学祭で言葉をこえる音楽を弾くわけですけど、いちご同盟と被せてきたり、母親の死と被せてきたり・・・・・


「こんななら会わなきゃよかったね」


という、かをりちゃんの重い重い言葉が出てくるわけですよ。その状況から、いじけたかをりちゃんを一発ぶん殴ってるという気持ちにまで持っていった公生の成長も見どころでしたね。

面白いのは、いじけていた公生をかをりちゃんが引き上げて、病気でいじけていたかをりちゃんを公生が引き上げる。特に公生にいたっては、音楽に気持ちを載せたというのが良いです。

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精一杯の告白

公生とかをりちゃん、二人の原点であるヴァイオリンとピアノでの共演、それをもう一度という公生の言葉。うーん、どう見ても告白だなぁ。当然ながら、俺も二人の演奏を超見たいです。

こんな素敵なシーンを経て、かをりちゃんは手術することを決めるわけです。公生はピアノを再び始める時、紘子さんに「変なヴァイオリニストに出会った」と言いました。かをりちゃんは手術を決心した際、医者に「4月に出会った男の子」について語ります。お互いが「ありったけの自分」をさらけ出し、「ありったけの君」を見て立ち上がる。そんな二人の関係性がとにかく好きなんですよ・・・・。公園で初めて出会ったあの時、モノトーンな景色がカラフルになったのは、二人とも同じだったのだろうな・・・・と思うわけです。

なお、東日本コンクール前には、ついに椿と渡に“かをりちゃんが好き”という気持ちを伝えるわけですが、いやバレバレでしたが、せっかく公生がこれから!!って時にかをりちゃんが大変なことになるんだもんなぁ。最終回がどうなるかはわかりませんが、かをりちゃんが無事であることを祈るばかりです。

憧れから恋へ。終盤に向けて楽しみな関係な二人ですよ、ホント。








○澤部椿の場合

君の最大の敗因は、かをりちゃんに公生を紹介したことだよ。

これもうずーっと思ってました。いや、そうじゃないと物語が動かないのはよくわかってますけどね。でも、椿の立場で考えた時、これが一番、一番、一番のミスだったと思うわけですよ。かをりちゃんに出会わなければ公生は椿とずっと一緒だったと思います。しかし、椿ではモノクロをカラーにできなかったんですよ。椿ではピアノを弾かせることはできなかったんですよ。まぁ、ピアノを弾いている公生を喜んだりしたのも椿ですが。

柏木ちゃんのお節介にのっておけばよかったのに、意固地になってしまった椿は公生を拒否し始めるわけで。ピアノを弾いてくれるだけでよかったのに、いつの間にか自分の手元にいないことに愕然とするわけです。中3らしい恋愛になってますね。いや、わからんけど。

ただ、公生に言い聞かせるように「かをりちゃんは渡が好き」と言っていたのが可愛らしい。そんな描写どこにもないのにね。



なお、小説版では一番ページ数が使われていた模様。椿が料理を始める理由なんかが出てきますが、とても良い小説だったと思います。補足しておくと、サイドストーリーというよりは、漫画版の内容を分厚くしてくれた小説だったと思います。オススメです。

でまぁ、正直言うと、椿ってかをりちゃんのあて馬じゃないですか。でも、幼なじみ補正でかなりの好待遇ではありますよね。その代わり、泥団子と同じく・・・・うかうかしていたら壊れてしまう存在でもありますが。最終階までにどこまで挽回できるのか非常に楽しみです。



四角関係に見えて、実は三角関係なわけですけど、同じ講談社の某週マガ・バンド漫画で斬新な三角関係の終わらせ方を披露していますよね。あれが四月にも適用されないことを祈るばかりです。かをりちゃんの手術が失敗したら、椿にも公生にも精神的なダメージ大きいんですが、意外とそっちの方が公生と椿で上手くいくのかもなぁ・・・・とか思ってしまう部分もあります。あれですね、週マガに毒されすぎですねw

余談ですが、漫画版で公生とかをりちゃんが「ヴァイオリン」と呼んでいるのに対し、椿と渡は「バイオリン」と呼んでいるんですよね。この作品、結構芸が細かいと思います。アニメで聞くとあんまり違いはわかりませんでしたが・・・・。




ピアノを弾いてた公生が好きだと語っていた椿。ピアノを引き始めた彼は遥か彼方・・・・か。でも、雨の中、公生に“女の子として意識させた”場面はとても可愛かったですよね(アニメ20話)。







○渡亮太の場合

小説版で渡の彼女たちが紹介されてます。圭子、れーな、まゆ、みっちゃん・・・・な〜んて名前が挙がってました。どんだけモテるんだコイツは・・・・。中学生でここまでモテて、サッカーも上手くて、となると人生も楽しそうだなぁと思いますよ。

ところで、この渡亮太という少年、皆さんからはどう見えるでしょう。かをりちゃんの恋愛相手?公生唯一の男友達?色々と見方はあると思いますが、俺は非常に重要なキャラだと思っています。少なくともただのチャラ男ではありません。例えばですが、渡はかをりちゃんが好きだったのではないかと思うんですよ。描写はそれほどありませんが、藤和コンクールでの「キレーだ」という渡の台詞は、かなり本気に近かったのではないかと思います。その上で、かをりちゃんが公生のことを好きであるということ、公生もかをりちゃんを好きだということ、公生は渡にとって親友であるということ。これらを心で理解して、公生に譲っている、公生を応援しているように見えるんです。←あくまでも憶測

公生がかをりちゃんを好きだと渡に言った時、「やっと俺とやり合う気になったか」なんて言ってましたが、公生にとって唯一の男の親友として喜んだであろうことは疑いようがないです。かをりちゃんには言えない、椿だからこそ言えないことって公生にもあると思うんです。それを言える数少ない相手が渡だと思います。



公生にとって、ピアノの弾き方を教えてくれたのは母親でした。音楽の奏で方を教えてくれたのはかをりちゃんでした。紘子さんも椿も公生に色々と教えてくれました。ただ、女の子(非椿)の接し方を教えてくれたのは、渡なんですよねぇ。

「無理かどうかは女の子が教えてくれる」

「好きな女の子のためなら泥水だってすする」

これらは渡のキャラクターだからこそ、公生に伝えられたことですよ。初めてコンクールで負けた公生が、悔しくて悔しくて走る場面がありました。そんな公生に追いつけるのに追いつかないという空気を読める渡のキャラが好きです(←!?)。まさに男の子の親友だなと思います。俺にも渡みたいな親友が欲しかったですよ、ホント。








○井川絵見の場合

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井川絵見という才能

正直言うと、絵見が一番好きです。この作品では演奏シーンがたくさんあるんですけど、毎報での絵見の「響け」にはやられましたよね。何度見ても素敵です。アニメも良かったですね(アニメ8話「響け」)。

そもそも女の子の“行け!”という懇願に近い衝動が好きです。「有馬公生を否定するために」という絵見のピアノからは、ヒューマンメトロノームとしての公生を全否定するかのような熱情のこもった演奏を垣間見ることが出来ます。正確無比な絶対的勝利を約束されたピアノに憧れた武士に対し、初めてピアノを弾いた公生(のピアノ)に憧れた絵見。コンクールのために弾く公生は有馬公生ではない。ピアノが好きだと弾く公生こそが本当の有馬公生だと信じ続けてピアノを弾いています。

絵見の涙でションボリと舞台袖に消えていった有馬公生は戻ってきたのでしょうか。毎報での演奏は有馬公生に響いたのでしょうか。勝つためではなく、誰かに見せつけるような演奏だからこそ、読者視聴者を虜にするんだろうなあと思います。

なお、小説版ではあえて難しい曲に挑戦していることが書かれていました。それもそのはずで、難しい曲は小さなヒューマンメトロノームがトライするんですよ。同じ曲を弾いて、ヒューマンメトロノームは間違ってるんだぞと公生に教えようとしていたらしいです。そのため、思ってたのと違う曲だった場合・・・・怒ってました。つまりはまぁ、精確性を求めた武士に対し、テクニックを磨きに磨いたのが井川絵見となります。

確かに情感を込めてテクニカルに弾くことで観衆を盛り上げることは出来ます。しかし、改めて確認すると、毎報コンでも予選ギリギリ通過なんですよねぇ。一位は武士。公生は予選落ち。この二人は当然として、あれだけ聴衆の拍手をもらった絵見ですら、予選ギリギリの結果。何が正しいのかは言えませんけど、自分のピアノを追求し続ける姿は確かに・・・・かっこいい。かをりちゃんにしろ、絵見にしろ、コンクールでは勝てない音楽で公生を突き動かすのだから、四月は君の嘘の女性陣はすごすぎますよ。







○相座武士の場合

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高め合うライバル

有馬公生という幻想に勝負を挑み、幻想が幻想だったとわかった時、挫折してしまった男。絵見は新しい公生を喜び、武士は戸惑ってしまいました。アニメの19話では復活してますけどね(たまごサンドバトル回)。武士が理想とした正確無比な演奏に武士なりの色気が加わり、絵見のような大拍手を貰えるほどにまで成長しています。もちろん突き動かしたのは、妹の凪と有馬公生。

非常に面白いのですが、凪って公生をストーカーしていたじゃないですか。小説版でも兄の武士が公生に似たようなことをやっているんですよね。相座家は公生が好きすぎです。ついでに絵見もなかなかの公生ストーカーなので、意外といいカップルになるんじゃないかな?とか思ってますが。どうでしょうね?←武士の横にいつもいたメガネっ子は彼女らしいですが

まぁ、それはそれとして、武士は絵見と違う方向に進んだのが印象的です。有馬公生の演奏はヒューマンメトロノームと呼ばれるほどの正確無比なものでした。ピアノを始めた武士からは最強の男、ヒーローのように見えたらしいです。ましてや武士はかなり男の子っぽい性格をしていますからね。自分が難しいと思うピアノに対し、絶対勝てないと思わせる人間がいた。そこに憧れるのも仕方ないといったところでしょうか。同じ有馬公生を見ていたはずなのに絵見とはアプローチが違うというのも面白い対比です。なお、絵見とは違ってコンクールで勝つための演奏を目指しているため、基本的には絵見より順位は上になってます。


でも、結局は作品を通して噛ませ犬なんですよね。公生に勝てない時代を含め、公生がいなくなっても毎報では絵見に見せ場を取られていますし。また、武士を語る場合、どうしても妹の凪が目立っちゃうのもなんともまぁ悲しいというか。しかし、それだけ凪話がよかったんですよねー。「オペラ座の怪人」のファントムのつもりで公生に近付いたと思ったら、いつの間にか教えられているクリスティーヌになっているという・・・・。まぁ、それだけ公生がかをりちゃんに対して気持ちが強かったということかもしれませんけども。

そうそう。凪もですが、三池くんも公生に感化された人間でしたね。彼の母親への演奏もよかったですな。絵見はもう初めから独特な復習状態なのでいいのですが、相座兄妹、三池くんあたりは各自の音楽を公生によって変えられたと思います。そういう音楽家に公生はなりそうなのだなと楽しみな存・・・・って、ここ武士の項のつもりだったのに。ドンマイ武士。







○アニメと漫画

アニメ化の話を聞いた時、本当に本当に本当に嬉しかったのを覚えています。それが漫画と連動で終了するというのも上手いな〜とか思っていました。ただ、新川先生の出す独特の漫画のテンポをどう表現するのか?というかそれが売りの一つだし、そこを失敗したら・・・・・?なーんて思っていましたけど、今のところかなり丁寧にアニメもつくられていてとても嬉しいです。これはBlu-ray買っちゃいますねー。というか買う。アニメの円盤をここまで欲しいと思ったのはおそらくこれが初めてだと思います。なお、家には進撃しかない模様。基本的に円盤買わないのですよ・・・・。

アニメ化の何が良いって、やはり音楽が付くということですよね。その時点で原作とは違う作品になるんですけど、ギリギリ原作の色を残したアニメになっているのが良いんですよー。それでもまぁ、アニメよりは原作派ではありますが。きっとアニメしか見てないって人もいるかと思いますが、ぜひぜひ原作を買って読んでほしいと思うわけです。アニメも良い。でも、アニメは原作の漫画の雰囲気を残すように最新の注意を払ったものであり、そこに音楽がプラスされた別物なのです。原作は原作でとても良い。それを知ってほしいのです。

ただまぁ、原作の好きな場面をアニメを見ながら「あーこんな感じにしたのねー」と思いながら見ている時点で何かおかしいような気もしますな。かをちゃんのくじけそうに〜という場面は、そう思った場面の一つでした。そういえば監督のイシグロキョウヘイさんも同じ場面が好きだ、原作の良さを壊したくない的なことをインタビューで語っていたように思います。全く同じにはできないけれど、質感は残したいという気持ちがアニメから伝わってきて原作派も大満足ですよ。

まぁ、もうすぐアニメも最終回ということですが、音楽があるってのは強みでしたね。音があって、超絶技巧な演奏描写があって、必死な演奏家、心配そうな仲間たちがいる。これを漫画ではコマ割、ページの魅せ方で読ませてきたわけですけど、それを一連の動きの中でアニメは見せてきます。ページをめくるワクワクとは違った、豊かな物語の流れ。アニメってすごいですよね。まぁ、それでも原作派なのは変わりませんが。






とにかくもう四月は君の嘘の全てが好き。大好き。できることなら、もう一度記憶を消して読み直したいです。でも、何度も読み返すと味が出る作品でもあるので悩みますな。まだ見たことない人にとにかくオススメしたいですぞ。最終回がどうなるのか。かをりちゃんはどうなるのか。木曜日が待ち遠しいです。

結論:四月は君の嘘面白い