日本−ギリシャ戦

コンフェデレーションズ・カップ


仮眠まで取ってTVの前に釘付け。
さて、今日はどうか。
先発メンバーは次の通り。
◇日本
GK:川口能活(磐田)
DF:田中誠(磐田)、宮本恒靖(ガ大阪)、三都主アレサンドロ(浦和)、加地亮FC東京
MF:中田英寿(Fiorentina)、小笠原満男(鹿島)、中村俊輔(Reggina)、福西崇史(磐田)
FW:玉田圭司(柏)、柳沢敦(Messina)
ギリシャ
GK:ニコポリディス
DF:タブラリディス、キルギアコス、フィサス
MF:バシナス、ジャンナコプロスカラグニス、カツォラニス、ラキス
FW:カリステアス、ブリザス


見るからにデカいぞ、ギリシャ人。身長差がありあり。
平均身長は日本176.8cmに対してギリシャ183.2cm。
午後の日差しが強いが湿度は26%との事。


前半6分 中村にイエローカード
そう言えばメキシコ戦の後で一部メディアで「中村造反」などと意味もなく騒がれているが、記事を読むと、その程度の発言で造反?という気がして、単なる話題作りとも思えるような内容。


前半16分で地震。震度3程度か?試合とは無関係だけど。


前半19分、加地シュート!ゴールネットを揺らす!!
と思ったらネットに外から当たっただけ。


前半20分玉田シュート!!と思ったら、枠の上。
ここまでボール支配率はギリシャ46%:日本54%


前半23分、柳沢シュート!! また外す。いちいちめんどくさいからもう書かない。
今の所はギリシャもCK、FKのセットプレーがいくつかあるも決められず、互角か。


前半27分玉田ファールを誘うプレー。ペナルティエリアのすぐ右側からFK⇒ディフェンスに阻まれてCKへ。


前半36分、ギリシャゴール前で日本が何度かシュートチャンスあるもことごとく決定機を作れず。芝が滑りやすいのか転倒する選手が目立つ。でも解説曰く国立競技場の芝に近い、との事だがホントか?


前半38分、ギリシャCKから日本ゴール前でもみ合うが川口ナイスセーブ!危なかった。
直後にカウンターから玉田がGKと1対1のチャンスになるもシュートは枠を捉えられず。


後半42分、柳沢、ループシュートでGKの頭をふわっと越えるシュートを打つもギリシャのディフェンスがゴールポスト直前に頭ではじいて得点にならず。


前半終了。ここまではどちらかというと日本が優勢か。
でも点を取らなきゃ意味ないよな。
ギリシャも身長差を生かせず、今のところはあまり脅威を感じない。


アコムのCMソング、貸し金業者が「お金より大切な事がある」なんて奇麗事を歌っていてちゃんちゃらおかしい。


後半スタート。


後半6分、中田からのパスが玉田に通りGKと1対1になるも、ペナルティエリア外までGKに追い回されてタッチラインを割る。あとほんの少し中田のパスが短ければ…


後半8分、カラグニスに累積2枚目のイエロー。


後半13分、ギリシャ3人目投入。日本はまだ交代なし。
いつ、誰を投入するんでしょう、ジーコ監督。
柳沢に変えて大黒か?
それともチャンスを結果に生かせない玉田か?


後半16分、いい形でカウンターになったのに、最終パスを生かせず。出し手の中田が悪いのか、受け手の柳沢が悪いのか…


後半17分、後ろから引っ張って(?)柳沢にイエロー。


後半20分。あ、大黒入りました。玉田と交代。
さぁ、決めてちょーだい。


後半27分、サントスがフワっとしたシュートを打つも全然見当違いの方向へ。
そして日本は選手交代。え、小笠原を引っ込めるの?遠藤登場。
解説曰く「中田を前へ出すという事でしょうか」。そうなんでしょうか。
解説の人も狙いが分からん、というような口調。


!!!!!
後半30分、大黒シュート!!!!!先制ゴール!!!!!
中村から大黒へ絶妙なパス。
大黒のパスの受け位置はいつも素晴らしいね。
さぁ、残り15分、しまって行こう!(って野球かよ)


後半34分。言っているそばから、川口の軽率なゴールキック(って言わないか、田中へのパス)、そして受けた田中が川口に軽率なバックパス。これを奪われそうになり、危うく1点失う所。
おいおい、そういう軽率なボール回しはやめてくれよ。本日一番危険なプレイ。


そしてアレックス、遅延行為でイエロー。
またかよ、おまえ。ほんと、アホじゃないか。どうしてもらわなくてもいいような警告を、わざわざもらいに行くのか。


後半40分前後、ギリシャの猛攻に日本タジタジ。
危険なシーンが続く。心臓に悪い。


後半43分、中村に変えて中田(浩)投入。


ロスタイムは2分。


CKからのセットプレーでGK不在のゴールポストへ中田(浩)がシュートするもゴールライン上のDF正面。阻まれる。


試合終了。
勝った。勝ちましたよ。信じられないですよ。
ギリシャの動きが悪かったとは言え、結果的にというか名目上はというか、ヨーロッパチャンピォンに勝利!


次、ブラジルに勝てば(ありえない…)ベスト2入り。
あるいは、
メキシコがブラジルとギリシャに敗れれば、メキシコ、ギリシャ、日本が勝ち点3で並んで得失点差次第ではベスト2入りの可能性もあり、というところか。
次頑張れギリシャ


少ないチャンスを物にする大黒を玉田、鈴木、高原は見習って欲しい。

ゲーム内容を要約するとこんな感じ(さすがプロの記者が書く記事は文章がまとまっていますな)

コンフェデ杯:日本、欧州王者ギリシャを1−0で降す
サッカーのコンフェデレーションズカップ第4日の19日、1次リーグB組の日本は午後6時(日本時間20日未明)からドイツのフランクフルトで欧州王者のギリシャと対戦し、1-0で勝った。日本は後半31分、交代出場の大黒が決勝点を挙げた。日本は1次リーグ2試合を終えて1勝1敗。最終戦でブラジルと対戦する。
第1戦のメキシコに比べれば足元の技術に劣るギリシャに対し、日本は中盤でのパスまわしで優位に立ち、試合の主導権を握った。4バックの両サイド、三都主、加地も積極的な攻め上がりで攻撃を活性化。中田英、中村らMF陣も前線へ鋭い飛び出しを見せるなど、相手守備陣をかく乱した。しかし、2トップのシュートに精度がなく、いくつかの決定機を作りながら得点を奪えない時間が続いた。
後半は疲れから中盤での守備が緩くなり、最終ラインも下がって、ギリシャアーリークロスを放り込まれる時間帯が続いた。流れを変えたい日本は後半20分に大黒を投入。すると、同31分、相手陣内で奪ったボールをつないで中村がスルーパスをゴール前へ。抜け出した大黒が相手ともつれ合いながらゴール左隅へ流し込み、値千金の決勝点を奪った。


◇実った日本の積極性


日本は後半31分、福西の縦パスを相手DFがはたいた後、こぼれ球を中村がダイレクトでスルーパス。ゴール前に走り込んだ大黒がDFと競り合いながら右足でシュートを決めて先制した。前半終了間際には、玉田、柳沢が立て続けにフリーのシュートを外し、嫌なムードが漂いかけたが、一貫してゴールを狙い続けた日本の積極性が最後に実った。
主将のザゴラキスを欠くギリシャはゲームが組み立てられず、191センチのハリステアスの頭めがけてハイボールを送るだけの単調な攻撃に終始した。
(MSN-Mainichi INTERACTIVE http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20050620k0000m050109000c.html より)

<追記>
ブラジル、メキシコに0-1で敗退。これでメキシコが勝ち点6で準決勝進出決定。
日本は次戦でブラジルを下さないと準決勝への出場はなし。
昨夜『次、ブラジルに勝てば(ありえない…)』なんて書いちゃったけど、そのありえない事をしないとダメっちゅう事ね。


小笠原に代えて遠藤を投入した理由について、ジーコ監督と遠藤の試合後のコメント

遠藤保仁
「(左サイドハーフでの出場は)点を取られたくないからという(ジーコの思惑が)あったんだと思う。2.5列目から前に行くようにと監督に言われた。試合の流れにはすんなり乗れたし、落ち着いてボール回しもできた。初めてのチャレンジにしてはよくできたと思う」
(iSM配信の記事、Yahoo Sportsより http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050620&a=20050620-00000098-ism-spo

ジーコ監督
(遠藤を前目のポジションで起用した意図について)「遠藤は周りがよく見え、ボールタッチも早く、パスコースを選ぶ確実さがあるが、それは少し前目でも活かせると思った。あの時点で引き気味になってしまうと危ないので、小笠原の役目を遠藤ができると確信して、大黒と絡ませたり、リズムを保てると思ったので起用した」
(iSM配信の記事、Yahoo Sportsより http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050620&a=20050620-00000091-ism-spo