ドルトムント・香川が今季4点目のゴール。でも、勝ちきれず、引き分け

ドルトムントの日本代表FW香川真司(22)が、ホームのカイザースラウテルン戦で、今季リーグ戦4点目となる先制ゴールを決めた。香川はトップ下として2戦連続スタメン出場。前半27分にMFグロスクロイツのアシストから、右足シュートを決めた。ただ試合はその後、追い付かれて1-1の引き分け。

 チャンピオンズリーグではグループリーグ最下位となったドルトムント、こうなれば、ブンデスリーガで優勝して欲しいところだが、勝ち切れない。香川は今季4点目のゴールを決め、先制したものの、勝ち切れない。下位チームに引き分け。どうも、バイエルン・ミュンヘンには勝ったのに、どうも好調を持続できない。香川は、Goal.com(インターナショナル版)の選手レイティングで「7.0」。エンジンがかかってきた感じはするのだが。
★Match Report: Dortmund 1-1 Kaiserslautern - Goal.com(選手レイティング。日本版はまだ出ていなかったので、インターナショナル版で)=> http://bit.ly/u4Rkh0

香川真司 [2012年 カレンダー]

香川真司 [2012年 カレンダー]

エマニュエル・トッド『アラブ革命はなぜ起きたのか』

アラブ革命はなぜ起きたか 〔デモグラフィーとデモクラシー〕

アラブ革命はなぜ起きたか 〔デモグラフィーとデモクラシー〕

 識字率出生率、内婚率をもとに社会構造の変化を読み解き、イスラムとの文明衝突論を批判した『文明の接近』は極めて刺激的な本であると同時に、チュニジア、エジプト、リビアなど「中東の春」ともいわれる民主革命を予言した本でもあった。チュニジア、エジプトなどでの革命が現実化したのを機に、そんなエマニュエル・トッドにダニエル・シュネルデルマンとアンヌ=ソフィ・ジャックがテレビ番組でインタビューした対話録。現実の問題をもとにトッドの考えがわかりやすく整理されていて面白い。中東の革命というと、すぐにイスラム原理主義の陰謀みたいは話がテレビで語られるのだが、識字率出生率、内婚率、家族の構造などから革命をもたらす社会構造の変化が解説され、陰謀史観を粉砕する。
 目次で内容をみると、こんな感じ...

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パナマの独裁者、ノリエガがパナマに送還。まだ生きていたのだ...

1980年代に中米パナマ軍事独裁政権を率いていたノリエガ元将軍が、収監先のフランスから、殺人などの罪で有罪判決を受けているパナマに身柄を引き渡されることになり、およそ22年ぶりに母国に送還されました。(略)パナマ軍事独裁政権を率いたノリエガ元将軍は、1989年にアメリカ軍による侵攻で身柄を拘束され、アメリカで麻薬取引などの罪により、およそ20年にわたって刑に服したのち、去年、新たにフランスで麻薬密輸関連の資金洗浄、いわゆるマネーロンダリングの罪で有罪判決を受け、収監されました。さらにノリエガ元将軍は、対立する政治家の殺人などに関与したとして、パナマでも有罪判決を受けており、このほどフランスがパナマ側からの身柄の引渡しの求めに応じたことから(略)

テイラー・オブ・パナマ [DVD] パナマの仕立屋 パナマの独裁者として悪名を馳せたノリエガ元将軍が、米国、フランスを経てパナマに送還。米国が武力によって戦略的要衝にいる独裁者を排除した事件ともいえたが、ノリエガって、まだ生きていたのか。知らなかったあ。パナマの武力制圧のときに殺されたのかと思った。パナマ侵攻を決定した大統領は、パパ・ブッシュだったんだなあ。親子とも戦争と縁が深い。
 で、ノリエガとは直接関係がないが、パナマを舞台にした小説としては、ジョン・ル・カレの「パナマの仕立屋」があった。映画化されたときは「テイラー・オブ・パナマ」というタイトルになっていた。

独裁者追放―ブッシュvsノリエガ

独裁者追放―ブッシュvsノリエガ

桃太郎電鉄の“新線建設”が終了?

桃太郎電鉄』シリーズが終了する。ゲームクリエイターで『桃太郎電鉄』シリーズ生みの親であるさくまあきら氏は2011年12月11日夜、ニコニコ生放送の番組「小池一夫のニコニコキャラクター塾!」で、来年1月に発売されるドコモ携帯向けの『桃太郎電鉄 東海編』を最後にシリーズを終了させることを明らかにした。

 桃電が終わってしまうのか。さびしいなあ。子供が大きくなってからは、やらなくなったけど、でも桃電には愛着がある。寂しいなあ。「過去タイトルの移植が発売される可能性は残しつつも、新作が出ることはない」ということで、完全になくなるわけではないらしいが、廃線となる鉄道の話を聞くような気分だなあ。
桃太郎電鉄WORLD 桃太郎電鉄WORLD ザ・コンプリートガイド 桃太郎電鉄15 PlayStation 2 The Best