新MacBookがやっと到着

今日、注文していた新MacBookがやっと到着しました。注文したのは4月15日で、その際の配送予定は6月でしたから、何とかぎりぎり5月中に配送されたという感じです。色はゴールド、内蔵ストレージは256GB、CPUを1.3GHzCore Mにアップグレードしています。
買う気がなかったところ、アップルストアで実機に触れてみて、一転、買う気になって注文したもので、その経緯は、

新しいMacBook、実はiPadキラーだった
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20150417#1429255965

でコメントした通りですが、手元に届いてセットアップしたMacBookを、ちょっと使ってみた印象も、その際と同様で(賛否両論状態のキーボードについても同様)、軽快に使える優れた機能だけでなく、色もデザインも実に秀逸な出来上がりになっていることに軽い感動を覚えました。
Retinaディスプレイは、くっきりとした鮮やかさで、従来、使ってきたMacBookAirと大幅には違いませんが、やはり、この鮮やかさは良いな、と思わせるものがあります。自分の身体と一体となったような、Macならではの快適な使用感はMacBookAirを超えるものがあって、これは使い始めるとはまってしまい手放せなくなりそうだなと、心底思いました。
ケースは、予め

http://kawaya.com/olsvmb.html

を用意していて、これがMacBookをぴったりと収納でき、感触も実に良くて気に入っています。
あまりあれこれとインストールせずに、できるだけ素の状態を維持しつつ、軽くさくさくとインターネット上のコンテンツにアクセスし読み書きする、そういうツールとして、楽しみながらがんがんと使いたいと考えています。今後のノートPCの機能やスタイルをリードする存在に、おそらくMacBookはなるのだろうと思います。迷っている人は迷いを捨てて「買い」の1台でしょう。

2015年05月28日のツイート

競泳元日本代表冨田被告に有罪判決 アジア大会窃盗事件

http://www.asahi.com/articles/ASH5W6W75H5WUHBI01J.html

判決は、会場の写真記者団席付近の防犯カメラの映像から、韓国メディアの写真記者がカメラを置いて席を外している間、男がカメラが置いてあった方に手を伸ばし、「黒い物」をカバンに入れる様子が確認できるとした。その後の捜査で、この男について日本水泳連盟関係者が冨田被告であることを認めたとした。
判決はまた、冨田被告が事件が起きたころにプールの写真記者団席に座っていたこと自体は認めていることや、カメラは冨田被告の宿舎にあった旅行用カバンから見つかったことを指摘。冨田被告がカメラを盗んだ事実は「十分に認めることができる」と結論づけた。

この事件、私は証拠を見ていませんし、有罪、無罪、どちらとも判断しかねるのですが、報道から、検察の証拠構造を推定してみると、

・カメラが盗まれる窃盗の被害があった(これは争いがない)
・競泳選手の宿舎にあった旅行カバン内から被害品が見つかった(これも争いがない)
・被害と被害品の発見は時間的にも場所的にも近接していた(これも争いはないでしょう)

という基本的な証拠構造があり、これにより、競泳選手の「犯人性」は一応推認されると言えるでしょう(日本でも、窃盗罪で「近接所持の理論」として語られることがあるものです)。
上記の記事での判示内容によると、競泳選手は被害当時にその付近にいたことも認定されているようで、そこも、競泳選手の犯人性を裏付けるもの、という見方はできそうです。
問題となるのは、こういった犯人性の推認を妨げる事情があるか、ということで、競泳選手の供述では、

見知らぬ男にカメラをカバンに入れられた

とのことでしたが、防犯カメラ映像では、それが競泳選手本人とまでは確定しがたかったようですが、上記の記事にあるように、競泳選手の供述のような状況はうかがわれなかったとのことで、犯人性の推認を妨げないとした裁判所の判断には合理性があるという見方が可能と感じられます。
それに加えて、捜査当時の自白状況なども加味しての有罪認定は、これが日本の裁判所での判決であってもあり得るものではないかと感じさせるものはあります。
あくまで印象ですので、有罪である、無罪であると断定するものではありません。