Robert Shaw
舞台に出ながら作家活動も行い、その内の1編『戦場はどこだ!』は映画化もされた。映画俳優としては『007/危機一発』(『ロシアより愛をこめて』)の殺し屋グラント役で一躍注目され、『わが命つきるとも』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネート。1970年代に入ってからも『スティング』の悪役、『JWAS/ジョーズ』のクイント船長などを演じて代表作とする。1978年、心臓発作により急死。享年51歳だった。
東京の図書館から、今回は府中市立図書館のライブラリである、ベートーヴェンのミサ曲ハ長調他を収録したアルバムをご紹介します。 このアルバムを借りてきた理由は、指揮者にあります。指揮はロバート・ショウ。ある一定の年齢以上の方なら、なつかしい名前なのではないでしょうか。そして、合唱をやられている方にとっては、親しみ深い名前なのではないでしょうか。 ロバート・ショウはアメリカの指揮者ですが、そのキャリアは実は合唱から始まっています。 ja.wikipedia.org ロバート・ショウ合唱団と聞けば、トスカニーニの!と想起する方も多いかと思います。そう、そのトスカニーニのタクトの元、合唱を担当した一つが…
テアトル新宿 で「007 ロシアより愛をこめて」(4Kレストア版)を見てきました。あらすじは、英国政府が、イスタンブールのソ連領事館の女性職員タチアナから亡命の要望を受ける。タチアナは見返りとしてソ連の最新の暗号解読器を盗み出すという。英国はソ連の罠と強く疑いつつ、タチアナの亡命を助けるためにジェームズ・ボンドをイスタンブールに送り込む・・。そんな話です。この作品は、007シリーズでは最もサスペンス要素が強く、最初から最後まで緊張感が張り詰めています。タチアナは、領事館の職員に過ぎませんが、実は祖国(ソ連)のためと信じて英国を攪乱させる特殊任務を果たそうとしています。ボンドもその魂胆は見抜きつ…
最近続いてる70年代サスペンス佳作シリーズ。 僕の世代の映画好きには幻の一本として記憶されてるのが「ブラック・サンデー」(1977製作/日本未公開)。 テロを扱った映画だったからか、謎の過激派組織からの上映中止の脅迫状が原因で、公開が取り止めになったという曰く付きなんです。 面白い作品という噂だけが流れてきて、見たいなー、と思わせる一本でした。 結局、製作から大分経ってからビデオが発売されて見たんですが、噂通り面白い作品でした。 そんな幻の一本を、今回改めてレビューします。 (あらすじ) アラブテロ組織がアメリカで大規模テロを計画。その計画を知ったイスラエル情報部は、対テロ作戦のプロである主人…
洋画「007/ロシアより愛をこめて」は1963年に制作され、ショーン・コネリーさんが主演を演じた作品です。そしてこの記事では、その「007/ロシアより愛をこめて」が見られる動画サイトを調べています。主にU-NEXTやAmazonビデオでの配信状況を調査していますが、『Dailymotionとかの無料サイトにはないの?』 『わざわざ登録するのはちょっと・・・』という方向けに、無料動画サイトのリンクも載せています。動画があったとしても違法アップロードされた動画ばかりだと思いますが、気にしない人は無料動画サイトでも動画を探してみてください。1.「007/ロシアより愛をこめて」を無料サイトで探す無料サ…
原題は「A MAN FOR ALL SEASONS」(どんな状況でも頼りになる人間) 「ユートピア」の著作で知られるイングランドの大法官(官職)、法律家 人文主義者のトマス・モアが反逆罪で処刑されるまでの物語 8年ほど前に鑑賞してレビューしているんですけど(笑) この8年間、ヘンリー8世やキャサリン・オブ・アラゴン ブーリン家の姉妹をテーマにした映画を見てきたおかげで 初見より理解できたような気がします ことの次第は 1501年兄アーサーが急死 1509年父ヘンリー7世崩御、ヘンリー8世が即位 兄弟の妻と結婚することは教会法上禁止されていましたが スペイン(カスティーリャ=アラゴン連合)の関係…
シリーズ2作目 原題も「FROM RUSSIA WITH LOVE」 公開時の邦題は「007/危機一発」 これは最高のオープニング・タイトル デザインはロバート・ブラウンジョン (ストーンズの「レット・イット・ブリード」のLPジャケットで有名) ベリーダンスする女性の身体に映し出される文字が抜群のセンス 次作「ゴールドフィンガー」(1964)のオープニングも担当しています スペクターNo.1は、チェスの名人スペクターNo.5と 元ソビエト情報局(通称スメルシュ)の局長であり 今はスペクターNo.3のクレッブ大佐を呼び出し スペクターNo.4 、ドクター・ノオの復讐のため「ボンドの抹殺」と 「ソ…
「ジョーズ」(原題:JAWS、1975)を再見した。スティーブン・スピルバーグ監督の初期の作品の傑作の1本で、人喰いザメの恐怖を描いている。1977年に「スターウォーズ」が登場するまで、世界興行収入の1位を維持していた。 タイトルのJAWSは、上下のあご(JAW)のことで複数形(JAWS)で、英語圏では、サメということではなく顎(あご)と認識されている。恐怖を煽るようなテーマ曲は、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」(1967)という曲を元ネタとしている。実際に聴いてみると、よくわかる。 www.youtube.com こちらが「ジョーズ」のオリジナル。 www.youtube.com …
「わかってるだろ、 こりゃ一人じゃできない仕事だ。 人手は要るし、資金だって要る」「仲間ならいるさ」 『スティング』 "The Sting" ポール・ニューマン,ロバート・レッドフォード,ロバート・ショウ 1973/ジョージ・ロイ・ヒル 1936年。 アメリカ、 シカゴ。 男たちの 弔い合戦のお話です。 ▼とにかくカッコいいコメディー映画! しかもアカデミー賞受賞作!www.youtube.com ケチな詐欺師フッカーと その師匠は、 ある男をカモにして大金を手にする。 ところがそれは 地元の大物ロネガンのものだった。 表向きは銀行家であり町の名士。 その正体は、 汚い金でのし上がったギャング…
https://www.youtube.com/watch?v=849jXwFTX5Y The sun shines bright in the old Kentucky home,'Tis summer,the darkies are gay,The corn top's ripe and the meadow's in the bloomWhile the birds make music all the day.The young folks roll on the little cabin floor,All merry,all happy and bright:By'n by Har…
偉大なるサメ映画の原点。 元々私はサメ系映画には微塵の興味もなかったのだが実はあのバルジ大作戦のヘスラー大佐役をやっていたロバート・ショウが出ているというのでBSで放送されるこの機会に見てみようと思った。 とはいえ何となく例のBGMが流れてサメが出て来て人が食われるパニック物という想像をしていたのだが序盤からしっかりとサメの姿など出て来はしない。まずは人間ドラマ的な展開から始まるのでいつサメが出てくるのか、というわくわく感がある。 そしてアメリカの片田舎の島の中で巻き起こる政治的配慮。 そう舞台となるアミティ島は夏の観光で食っている島であり、夏のバカンスに来る観光客の存在によって支えられていた…
https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/archive-doyou-youga/doyou-youga-262/「夏といったらこの作品!」といっても過言ではないほどの有名なサメ映画。 けれど、本格的にサメが出てくるのは後半から。 それでもサメの脅威を匂わせたりすることで、しっかりと面白さを演出しているのですから、やはり名作です。 その助けともなっている、ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲は素晴らしいの一言。たった2つの音だけで、サメの迫る焦燥感を味わわせてくれます。 また、CGのない時代だからこそ出せるジョーズの生々しさにも注目。 …
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.1028 【スティング】(1973年作品) 今回はチラシとパンフレットです。 《解説》 いっちょ カモろうぜ! 1930年代の暗黒街のメッカ――シカゴ。 血で血を争うギャング戦争が日常茶飯事のごとく起こっていたが一方その道にエリートと自認する連中の間では血なまぐさい暴力沙汰を軽蔑し頭脳で相手を出し抜くことをイキとする風潮があった――。 この映画は、そのコンマン(ペテン師、詐欺師など)のフッカーがシカゴの大型コンマンゴンドルフと組みギャングの大親分ロネガンを相手取り大金を巻き上げることに…
www.nhk.or.jp『ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!』(1964)、『三銃士』(1973)などのリチャード・レスター監督による作品。 18年ぶりに故郷の森へ戻ったロビン・フッドがかつての恋人マリアンのため、親友リトル・ジョンと共に悪政を行うノッティンガム代官に立ち向かう姿が描かれます。 有名なロビン・フッドの物語のその後を描いた異色さが見どころ。大人となったロビンが見せるロマンス、王道とも言える悪政を働く敵との戦いなどを見せています。 主演はショーン・コネリー。年老いたロビンを味わい深く演じています。 ヒロイン役マリアンを演じるのはオードリー・ヘップバーン。『暗くなるまで待っ…
2024年3月3日 コサキンDEワァオ!ピーチスペシャル夜の部観覧 大御所芸能人2人が来るという事で有楽町は朝から厳戒態勢 朝日ホールのある有楽町マリオン前の晴海通りは封鎖されていました 祝い花 物販。帽子とTシャツのXLサイズは夜の部開場時には売り切れ ロビーにいつもの二人。2022年12月のイベントでサイン入り本は購入&写真撮影したので今回はスルー せっかく現場にいたので配信には残らない部分を忘れないうちに記録 ※TBS土井敏行アナ前説 「TBSニュース アメリカメジャーリーグドジャースの大谷翔平選手の結婚相手の名前はイザベル、もといケレル 正しくは日本語で腐鮪鯖男」 ※ピーチスペシャルス…
映画は私たちを別世界に連れて行ってくれる魔法のような存在ですが、時にその裏話や都市伝説が映画の魅力を一層引き立てます。ここでは、よく知られた映画の中から選んだ10作品の都市伝説を紹介します。これらの話は、一体真実なのか、それともただのフィクションなのか、一緒に考えてみましょう。 1. 「ポルターガイスト」 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 2. 「チャーリーとチョコレート工場」 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 3. 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 Amazonプライム ↓ DVD&Blu-ray ↓ 4. 「ジョーズ」 Amazonプライム ↓ D…
image source@Unsplash photo by Krists Luhaers ただひたすら好きな映画音楽をあげていくだけの記事。1970年代編です。※記事内の映像商品画像および音楽商品に関するテキスト情報(青色テキスト部分)のリンク先は、特に個別の記載がない限り、すべてAmazon内のページになります。 Le Passager de la Pluie『雨の訪問者』1970 1970年公開のフランスのサスペンス映画「雨の訪問者(La Passager de la Pluie)」のテーマ曲。フランスのシンガー、セヴェリーヌが歌いました。フランシス・レイ作曲。 Listen on Yo…
タイトルジョーズ 公開年1975年6月20日 ジャンルスリラー/アドベンチャー 監督スティーブン・スピルバーグ キャストロイ・シャイダーロバート・ショウリチャード・ドレイファス 主題歌Theme From “Jaws” あらすじ凶悪で巨大な人食いザメが田舎町アミティを襲う。警察署長と海洋学者、地元の漁師が力を合わせ、サメ退治のために大海原へと乗り出す。(引用:Netflix) 上映時間124分 視聴日2024/01/14 感想サメ映画の金字塔と言える作品です。巨大な人食いサメがアメリカの田舎町であるアミティを襲います。そこで町の警察署長であるマーティンと海洋学者のマット、地元の漁師クイントとサ…
ベートーベン交響曲9番「合唱付」 アイリーン・ファーレル(ソプラノ) ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ) ジャン・ピアース(テノール) ノーマン・スコット( バス) ロバート・ショウ合唱団 1952年3月31日4月1日、カーネギーホールで録音。LPでの録音よりもはるかに良い。ガチガチのRCAの録音という印象はなく、残響もあり、充分聴くに堪える。70年前の録音に贅沢をいうべきではない。 もっと古い録音を聴いてみたい。第一楽章から速すぎ。弦がついていけてない。艶やかな弦楽器を聴きたいのに置いてけぼりになってしまっている。第二楽章はちょうどいい感じのテンポなのでとても惜しい。第3楽章ももっとたっぷり聴…
★この記事を読むと、「ジョージ・ロイ・ヒル」監督による1973年の映画『スティング』が観たくなります。 ★詳細はこちら→『スティング (映画) - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ジョージ・ロイ・ヒル - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};…
君のもとへ飛んでいくよ!007シリーズでは、第二作目の「ロシアより愛をこめて 」(1963年・「007危機一発」)が、やはり最高傑作ではなかったかといまだに思っています。主題歌も英国のシナトラともいわれたマット・モンローが歌っていました。この作品だけはリバイバルもあって、これまでにも何度も観たように思います。ボンド・ガールのタチアナをダニエラ・ビアンキが演じていて、その美しさにすっかり魅了されたものでした。ダニエラ・ビアンキを観たいまの若い人は、「ローラに似てる」とかいいますが、本当にそうなのかもしれません。ボンドの相手役がよかった上に、この作品ではジェームズ・ボンドと屈強な殺し屋・グラント(…
「女王陛下の007」鑑賞 ■ボンド映画60周年ということで、4kリストアということで、リバイバル公開がなされています。 一応、DVDは持ってはいるのですが、やっぱり劇場でみたいという誘惑には勝てず、早速見に行ってきました。 この映画は、唯一、ボンドが結婚し、ボンド俳優が1回きりということで、シリーズの中では変わった存在ですね。 ただ、私はこの映画は3本の指に入る作品かなと思っているところです。 ■理由は、冒頭のクレジットタイトルで、過去作のオマージュというか、過去作の一部シーンがシャンパングラスの中に浮かび上がってくるといううまさがあります。 例えば、第2作のダニエラ・ビアンキが髪の毛を触るシ…
どうも、たきじです。 今回は1963年公開の英米合作映画『007/ロシアより愛をこめて』の解説&感想です。007シリーズとしては、前作『007/ドクター・ノオ』に続く第2作です。公開当時の邦題『007/危機一発』としても知られます。 ↓ 前作の解説&感想はこちら ↓ その他のシリーズ作品の解説&感想はこちらから(各作品へのリンクあり) 作品情報 解説&感想(ネタバレあり) 最後に 作品情報 007/ロシアより愛をこめて posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す タイトル:007/ロシアより愛をこめて (別題)007/危機一発 原題 :F…