常慶院 東日本大震災発生からわずか半日後の2011年3月12日3時59分、長野県北部の新潟県との県境付近でマグニチュード6.7の大地震が発生した。最大震度6強。長野県北部地震と命名されたが、震源地付近にあり甚大な被害を受けた栄村の名前を取って栄村大震災とも呼ばれている。 人的被害こそ少なかったが、秋山地区では道路寸断により約300名が孤立し、ここを除く全村に避難指示が出され、一時は村の人口の8割にあたる約1700名が避難している。JRでは横倉駅・森宮野原駅間などで路盤崩落が発生し、運転再開まで1ヶ月以上を要した。主要国道も、道路の崩落に加え、地震で誘発された雪崩のため寸断された。 大変な被害で…