ありがたいことに私は、大学卒業後に1年間、ロンドン留学を経験させてもらいました。 大学時代に建築や都市計画、ユニバーサルデザイン、福祉デザイン等について学んでいた私は、 現地に到着して早々に衝撃を受けました。 「ユニバーサルデザインどころか、バリアフリーの”バ”の字も知らないような街ではないか!」と。 駅にしても、歩道にしても、商業施設にしても...健常者ですらボーッとしていたら躓いてしまいそうな場所だらけなのです。 段差だけではありません。狭い通路や、開きにくい扉、高い位置に陳列された商品...挙げれば切りがないほどたくさんの”ハードル”がそこらじゅうに存在するのです。 ここで、障害を持つ人…