黛敏郎

今から60年以上前に私におきたことです。 小学校５年前後1957年ごろから、 私は毎週日曜日7時半か？8時からかな？ 黛敏郎さんの「題名のない音楽会」を見たあと、 東京交響楽団の演奏番組があり、それを聴くのが楽しみで 時間が来ると欠かさずテレビにかじりついていました。 昭和33年小学校終わり1957年頃でしたか、 交響楽団第1バイオリン コンサートマスターのミロスラフマティアス氏が 任期を終えて母国チェコスロヴァキアに帰るインタビューがあり、 楽しみだったし、寂しくなると彼に今までの御礼を込めて手紙を書きましたよ。 その年、中学１年1958年4月 彼から手紙が届き、 日比谷音楽堂で彼の最後のコ…

原題は「THE BIBLE：IN THE BEGINNING」（聖書：最初に） 神様が本当にいるなら、どうして世界は戦争や不幸や哀しみばかりなのか ベルギー人監督のジャコ・ヴァン・ドルマルの 「神様メール」”原題Le tout nouveau testament：新・新約聖書” （2015） を見たときすごく納得した それは神様がカスで気まぐれだから 本作は「天地創造」の七日間より始まり、「アダムとイブ」「カインとアベル」 「ノアの方舟」「バベルの塔」「ソドムとゴモラ」「アブラハムとイサク」の 7つのエピソードをほぼ旧約聖書どおり制作 （ノアの方舟や、バベルの塔は聖書に書かれた原寸大） それを…

www.shochiku-tokyu.co.jp『闇を裂く一発』(1968)、『遠野物語』(1982)などを監督した村野鐵太郎による作品。 台風検知のためのレーダーを富士山頂に設置したい気象庁の葛木が、三菱電機技術部員の梅原と大成建設の伊石を仲間に引き入れ大義を果たそうとする姿が描かれます。 富士山頂を巡る男たちの物語が見どころ。登山家でない3人の男たちが、気象学発展のために挑む登山の行程は熱く感動的です。 石原裕次郎、渡哲也、田中邦衛ら大御所俳優が集結している点も見どころに。放送情報富士山頂 BS260 ＢＳ松竹東急 2024/12/17(火) 20:00-22:30作品概要1970／日本 …

[その他]朝 全裸体重58.8kg。昨日の400g減、おとといの1000g増。ひとごとのように。俺は評論家か。 鉢植えさんたちに水をやる。照明チームは乾きが早い。しかし照明2号も太陽2号も元気がない。この葉の色は、すでに病気だったのかな。 仙台のKさんが仙台時代に作業用に買ってくれたネックウォーマーとやらを使ってみる。 マフラーよりは暖かくて安全かな。 今日も懲りずにお出かけ。出発時刻が徐々に遅くなっていく。 30分足らずで現場の駐輪場に到着。 [メシ]朝飯 日記を書いている今、朝飯を飲んでないことに気が付いた。これが朝飯でいいや。インスタントコーヒー。 [その他]午前 現場計器のケーブルルー…

谷川俊太郎の詩 「除名」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 「谷川氏の逝去」について触れる場合も「党に当てこすりかよ」と心底呆れます。「党に対して失礼」というより「谷川氏に対して失礼」でしょう。何も谷川氏は松竹や紙屋のように反共活動家として「党批判をライフワークにしてきたわけではない」ので。 この詩が 1）「鉄腕アトム主題歌の作詞」など他の「有名な谷川氏の業績」に比べて「あまり有名でない」とか 2）「詩の表現だけでは言いたいことがよく分からない」とかいうこともある*1でしょうが「反共の産経」ですら以下の通り、松竹のような「反共言動」はしてい…

コンサート雑感、今回は令和6（2024）年11月4日に聴きに行きました、ル・スコア―ル管弦楽団の第56回演奏会のレビューです。 ル・スコア―ル管弦楽団さんは東京のアマチュアオーケストラです。スコア―ルとはフランス語で「広場」という意味があるそうです。音楽の広場のようなオーケストラでいたいという事のようですが、音楽の広場と言うと、私の世代ではNHKの音楽番組である「音楽の広場」が思い出されます。ウェブサイトにわざわざ「フランスもの中心でいこうってわけではありません」とつけなければいけないのは、時代かなあと思います。 www.lesquare.org とはいえ、どうしてもフランス物が中心にはなるで…

令和6年(2024年)11月3日文化の日、広島市最大のコンサート会場の１つである広島国際会議場フェニックスホールで開催された『音楽の花束－イニシャルBの誘惑－』のコンサートに出掛けた。これは頭文字にBを冠する作曲家のコンサートで、最も有名なクラッシック音楽の１つであるベートーベン作曲の交響曲第五番「運命」が演奏曲目の１つにあり、タイトルの『花束』にちなんで華道家・假屋崎省吾氏による生け花がステージ両サイドに飾られていた。このホールで何年か前に元中国大使であった早稲田大学教授の中国についての講演があり、この教授と女将剣道の二人で彼の中国と私のマレーシアでコラボレーションした思い出深い会場でもある…

標記公演を見た（10月14日 東京文化会館 大ホール）。演出・振付はモーリス・ベジャール、1986年初演の団オリジナルバレエである。現代の青年が過去にタイムスリップする設定を加えた他は、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』をほぼ忠実にバレエ化、襖や定式幕、道行のパノラマ、拍子木や付け打ちをなど、歌舞伎の美意識をそのまま取り入れている。音楽の黛敏郎は、幕開けの現代シーンにはロック、以降は義太夫と管弦楽を組み合わせ、最後は声明の入った自作『涅槃交響曲』を導入、ベジャールの日本理解具現化を伴走した。歌舞伎の所作とバレエ語彙の融合、さらにベジャール独自の野性的語彙を加えた、和物バレエの傑作である。 ５年ぶりの今…

１０月２７日の衆院選投票日まであと４日。ネット見てると情報が錯綜しいちいち見てたら切りがなく疲れてしまう。早飲み込み、早とちりもおきる。 今日（昨日）は頭休め、買ったままのＤＶＤも１０本はあるけどこういう時は旧作日活映画がお勧め。アマゾンプライムビデオ探してまた裕次郎映画。 「あいつと私」１９６１年の作品。共演は芦川いづみ。昔の日本映画はタイトルの後出演俳優の名が出てくる。懐かしい名前が出てくるのでメモしながら見る。 原作は石坂洋次郎。日活の青春映画と石坂洋次郎は良いコンビ、日活だけでなく戦後すぐの昭和２４年に作られた「青い山脈」は原節子主演の東宝映画。 少し前に長部日出雄の「桜桃とキリスト」…

文楽、歌舞伎の仮名手本忠臣蔵を元に、1986年にベジャールが東京バレエのために創作した。初演の由良之助はパリオペラ座のダンサー、エリックヴアン。東京バレエのダンサーが引き継ぎ、今回楽日に由良之助デビューする宮川新太は8代目。 今日の秋元康臣はとてもバレエの美しいダンサー。ベジャールのわりあいクラシック寄りの振付の踊り方がとてもとても美しく見惚れてしまった。端正で非のうちどころのない踊りでそれだけで充分だけど、端正な踊りから静かな覚悟や強い心が伝わってくる。ただこれ、現代の若者のタイムスリップの設定にする必要があったのかは最後まで納得しきれなかった。顔世御前とのパドドゥで、榊さんの顔世御前の無表…

半年ぐらい前、ちょっと遠くのイオンの本屋を立ち読みしてて、そこはけっこう専門書が多くて、陰陽師についてや、古典の鑑賞の仕方など、幅広く専門コーナーが独立している。そのこ片隅に、音楽コーナーがあって、それは俺の専門だから、そのコーナーでちょっと立ち読みしてたら、なんと、ボストンのバンド楽譜があった。ボストンと言っても、俺の年代くらいで、ロックやってたやつしかわからないだろうけども…ちょっとそのスコアを見てたら、そこそこまともな感じだったので、じゃ、懐かしいし買っちゃおうかなと思った。値段を見てびっくりだった。税込み4千円近くする。そうだな、クラシックの、例えば黛敏郎さんの涅槃交響曲なんかは、30…

モーリス・ベジャールつながりで『Bプロ』からの『ザ・カブキ』！ ベジャールが『仮名手本忠臣蔵』をもとに東京バレエ団のために創作した作品で、音楽は黛敏郎。 「現代の青年が “忠臣蔵”の世界に迷い込み、サムライ“由良之助”となって主君の仇討ちを果たす」というタイムスリップと異世界転生の間のようなストーリーで、ベジャールさんなかなか攻めてますね……。www.youtube.comwww.youtube.com 観客ははっきりとわかるほど外国人や着物姿の方が多い。わたしの隣の席もモスグリーンのお着物にボルドーのネイルがくっっっそおしゃれな女性で、こっそりガッツポーズ。Xを見るとどうやら歌舞伎クラスタの…

図書館の蔵書検索で、「スリランカ」で出てきた本。スリランカ関連書籍36冊目。庄野護サン『スリランカ学の冒険』*1に、どこの国でも、現地に行く前に関連書籍 / 論文を百個嫁とあったので、スリランカに行く予定はまったくありませんが、読み進んでます。 ja.wikipedia.org 1980年文春から単行本。読んだのはその二刷。1983年文春文庫。 一ダースなら怖くなる | NDLサーチ | 国立国会図書館 画像検索で、文庫ではちがう絵だけれど、装幀が同じ長尾みのるサンという人であること、帯の煽り文句が同じであることが分かります。 十二の短編、ショートショートを収めた本。SFとホラーが多いです。な…

昨日は大谷の５１・５１にびっくり。 ５０・５０までもっとハラハラするかと思ってたのに、 あっという間でしたね。 Edward Penfield_Vintage drawing of a baseball player holding a bat (1908)_1514x2180 それで脈絡もなく、 いきなりオリンピックの話です。 １９６４年の東京オリンピックは １０月１０日に開会式がありました。 これに合わせて新規に作曲された音楽が ４曲あったそうです。 全部YouTubeにあったので聴いてみました。 團伊玖磨「オリンピック序曲」 www.youtube.com 團伊玖磨、イメージ通りパイプを…