洋画家 (1893年2月14日-1991年2月5日) 東京・本郷出身。 独学で絵を学んだのち、岸田劉生(麗子像で有名な画家)と交わる一方、白樺派の文人・武者小路実篤や志賀直哉と交流を深めるようになる。自由闊達で豪快な絵画で多くのファンを獲得。60代になると、神奈川・真鶴に移り住み、アトリエを構えた。書や随筆にも定評がある。 妻の弟は演出家で舞台人の千田是也。
自分のご飯は作るのに、掃除はするのに、洗濯はするのに、どうして自分にとって大切な事はしないのだろう? 生活していくのに必要な事はするのに、そうでない事はしないでいいと自分で判断してるのか? やらないといけない事は大体やりたくない事、でもやらないといけない・・・。 やらないでいい事はやりたい事、けれどやろうとしない・・・。 イコール、単なる怠け者っちゅー事だ。 われは でくなり つかわれて おどるなり。 この世のものでない何かによって傀儡人形のように操られて踊らされる、という中川一政さんの書ことば。 自分が作品作りをする際、集中しすぎてわれを忘れ、まるで何かに体を操られてたかのようになる様を言っ…
展覧会に向けてお面の整理と補修をしている。ますのすし仮面の補修をした。富山名物ますのすしの箱でお面を作っている。ますのイラストは中川一政なのだとか。箱に書いてあった。今日気がついた。
人の人生には
2024-04-20 真鶴 カレー店 「あしたの箱」 食べに行きたい! に続く。 カレー店を探す 真鶴駅前通り 右:坂道 左:大道(おおみち)商店街 高台より 真鶴港 真鶴駅前 大衆磯料理 大松 ビール、安い定食(金目鯛煮付け、冷奴、焼きイワシ丸ごと一匹、刺身、おにぎり) ¥2,100 真鶴町公共交通マップ コミュニティバス 真鶴駅前発 中川一政美術館行き 15.30 バス本数は一日4便と少ない 美しき地名 (と言うより可愛い名前) ひなづる幼稚園着 15.35 一バス停歩く 真鶴駅行き お花畑発 15.52 真鶴駅前に帰着 (短時間の間に2回乗車)
美術展のキービジュアルの一つ「超現実派の散歩」東郷青児(1929)/SOMPO美術館で早くまた東郷青児の収蔵品展やってくれないかな~ 一昨日の4月11日(木)、板橋区立美術館へ「『シュルレアリスム宣言』100年~シュルレアリスムと日本」展を観に行った。 私個人的な話になるんだけど、板橋区には30年前くらいに6年間住んでいた。なんだけど、板橋区立美術館に行ったことはなかったな~存在すら知らなかった。まあ私が住んでいたところは都営三田線の板橋本町駅付近で、直線距離で6km以上離れてる(板橋区広い!)。地形的には荒川沿いの平地(高島平)から武蔵野台地へ急激に高くなる端っこの舌状台地に建っていた赤塚城…
ずっと読みたくて図書館で探してもなくて、あったのは前の前に住んでいた場所の最寄り図書館で「行くか?(行ってその場で読みきる)」と思いつつコロナ禍突入し、引っ越しして、縁遠くなっていてこの度やっと古本屋さんで手に入れました。 印字がなつかしい感じのフォントです。 少しずつ大事に読み進め、読み終わりに本を閉じて「読めてよかった、また読もう」と思える本でした。 内容は一冊ほぼ「卵」についてと言っても過言ではないです。 著者の卵への並々ならぬ愛を感じます。 私は初めて知ったのですが、このエッセイが書かれた当時は「ゴキブリ亭主」という言葉があったのですね。すごい響きです。 フェミニストさんたちが読むと何…
今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。 ↑ 今日はご覧の通りの曇天 午前9時から朝会の後、塾生との面談に陪席。 言いにくいことを 言いにくいときに 言いにくい人に言う というのが、私のひとつの信条でもあるので、面談の最後に自分の考えを伝えました。 まぁ、面談した塾生からは口をきいてもらえなくなるのでしょうが、致し方ないですね。 今日は代休でしたが、朝の塾生の面談のために出勤。 面談が終わった午前10時から代休。 久しぶりにロド☆スタを走らせて、真鶴町にある中川一政美術館へ。 nakagawamuseum.jp 政経塾本館3階の会議室に、中川一政さんから松下幸之助・塾主に贈られた「気魄」と…
そう。この視点。他人を見たり評したりするときにやってはいけないことを絶対にやらないようにするときの、この内観。宇野千代さんはいつもリスペクトと葛藤の中間を書いて教えてくれる。 たまらないんだよなぁ。と思う本にまた出会いました。 宇野千代さんは著作がたくさんあって、有名なものはだいたい読んだのだけど、まだまだある。今回は古本屋でパッと目にして手にとって、背表紙にあった人物名で即買いでした。 <解説>安野モヨコ なにこれ絶対買うやつじゃないの。 と思って予備知識なく『青山二郎の話』を読んだわたしは、青山二郎という人をそれまでまったく知りませんでした。 わたしが読むきっかけの順番は 宇野さん>安野さ…
山種美術館で開催されている特別展「花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」に出かける。 奥村土牛《醍醐》昭和47年 展覧会の概要を Web サイトから引用する: 木々が芽吹き、色とりどりの花が咲き誇る春。当館では、明るい陽光が降り注ぐ春爛漫の季節にふさわしく、花の名品を一堂に展示する展覧会を開催します。 四季折々に咲きこぼれる花々は、古くから日本人の心を魅了し、愛されてきました。画家たちにとっても花は魅力的なモティーフであり、現在にいたるまで、それぞれの個性が発揮された傑作が数多く生まれています。 奥村土牛《醍醐》は、樹齢約170年といわれる京都・…
91歳までは週に一二回だったが、若い時と同じようにに電車に乗り、街を歩いて産業医としての相談業務に行っていた。その年の11月の末には、女房とともに、真鶴半島の先の中川一政の美術館を訪ね、あと半島の根元のJRの駅まであちこち寄りながら随分歩いて戻り、三島に泊まった。 そこまでは元気だったのだが、翌朝、三島神宮へ行こうと思って出掛けようとしたところ、歩き出すと腰痛でどうにも歩けず、諦めて帰らざるを得ないことになってしまった。それが最近の体力の衰えを感じさせられた始まりであった。症状は間欠性跛行で脊椎管狭窄症が考えられたが、X線検査やMRI では狭窄は見られなかった。丁度すぐその後からコロナの流行が…
2月14日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 山茱萸や平家落人棲める里 雅舟 【花】サンシュユ(ミズキ科) 【花言葉】 持続 耐久【短歌】山茱萸に鳴る鈴かけて人恋うる民謡があり遠きふるさと 宮崎県の有名な民謡「稗搗節」の唄い出しが「庭のさんしゅゆの木…」です。平家落人伝説を含んだもの悲しい調べを好んで 唄う先生を思い出しました。【季語】山茱萸の花 【俳句】山朱萸の花影あそぶ弥陀の膝 水野すみ子 山茱萸に明るき言葉こぼし合ふ 鍵和田柚子 山茱萸の花の数ほど雫ため 今井つる女【三行詩】稗搗き節「庭の山椒の木に鳴る鈴かけて」 山茱萸(サンシュユ)と間違われる 願をかけるとい…
20代の頃からのママ友とお茶。 同い年のママ友、孫娘の高校受験がもうすぐ。 互いに我が子の受験に悩んだのが最近の気がするけど…… 私は還暦。 話題に孫のお受験が増えた。 帰宅後、文京区の書店、弥生坂緑の本棚さんにて 『弥生坂をのぼると日本フォーヴィスムにあえる展 企画かわじもとたか』のチラシを頂く。日本のフォーヴィスムの画家たちの名前の中に義父の熊谷登久平もあり嬉や。 以下チラシより。 『弥生坂をのぼると日本的フォーヴィスムにあえる展 フォーヴって意外にポップじゃないか画家と本が融合したとき 装画本が生れた1905年10月、サロン・ドートンヌの第七画室の絵画群をルイ・ヴォークセルが 「フォーヴ…
清春芸術村 西には南アルプス、北には八ヶ岳が迫り、富士山も遠望できる、山梨県西北部の北杜市長坂町に清春(きよはる)芸術村という芸術文化複合施設がある。清春白樺美術館、安藤忠雄の光の美術館や、アトリエ、茶室、図書館などの施設からなる。 アトリエ「ラ・リューシュ」とオシップ・ザッキンの『メッセンジャー』 清春芸術村および清春白樺美術館は、武者小路実篤や志賀直哉をはじめとする白樺派同人による美術館構想を、親交のあった吉井長三(1930-2016)が私財を投じて実現し吉井仁実が拡充している。吉井が1977年に小林秀雄、今日出海、白洲正子、東山魁夷夫妻、谷口吉郎らとこの地に花見に訪れ、桜の美しさに魅せら…
12月24日 なかた美術館「日本の風土と油絵」画家たちが日本の風土に根差した風景や人物などを様々な視点で描いた作品が 紹介されています。 特に尾道に焦点を当てた作品を選びました。 中川一政「塔(尾道)」 中村琢二「尾道水道」 小林和作「梨の木」 この作品には佐々田憲一郎先生と「梨の木」の写生に行って、 二時間ほどで真っ赤に日焼けして、困った思い出があります。 ポール・アイズピリ「尾道」 鴨居玲「尾道夕景」以前は多かった尾道名物 晩寄さん を描いています 私の好きな ドンゲン「ばらのブーケ」 3時からクリスマスのお話し会 「クリスマスの前の夜」「クリスマスキャロル」プロのアナウンサーの朗読とチェ…
咳こんで夕陽を眺め書を眺め (せきこんでゆうひをながめしょをながめ 忠男) 〔季語:咳(冬)〕 八王子から上野の都美術館まで、6人乗りの車、友人としゃべって・・・それ以来、咳がとまらず、息苦しい、記紀歌謡の勉強会も、お休み。ベッドで夕陽を眺め、書を眺め、それぞれに輝いている! 中川一政 書 熊谷守一 書 棟方志功 書
池上から山王を目指した2019年2月4日のこと……寺社ではないが、最終目的地だったから載せておく。 太田神社から住宅街の蓬莱坂を横目で眺め、とにかく環七方向に歩くと「佐伯山緑地」(大田区中央5-30-15)……栄養学の父と言われる佐伯矩(さいきただす)博士が世界で最初に創立した栄養学校の跡地で、敷地の一部である約3000㎡の土地が大田区へ寄付されて公園になっている。見晴し広場からは、大森、蒲田、糀谷、羽田方面を見渡すことができるって。目的地方向へは園内を横切りたかったが、アップダウンを諦めて周囲をまわってこれまた路地を抜けると…… 「龍子記念館」……川端龍子(1885~1966年)の文化勲章受…
今年最後の「図解塾」。 近況報告 『梅棹忠夫著作集』第7巻「日本研究」の総集編。 『梅棹忠夫著作集』第13巻「地球時代に生きる」の予告。 2024年の展望 以下、塾生の学びから。 久恒先生、皆様、おつかれさまです。本日、図解塾。2023年の締めとなる今回、いつもと変わらず久恒先生のブログ紹介でウオームアップ。①「Metamoji」社で打ち合わせ、日本語ワープロソフトでかつて一世を風靡した「一太郎」を開発した「ジャストシステム」の創業者率いるソフトウエア開発を生業とする同社と久恒先生とのコラボレーションに今後期待!。②寺島先生「世界を知る力」12月篇の図メモ。キッシンジャ最後のメッセージ、「AI…
江川泰一郎『英文法解説』に、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚の五感についての説明があった。人を主語として五感を二つに分類すると、意志を持つ場合と持たない場合とがあり、前者はlook(at),listen(to),feel,taste,smell,後者はsee,hear,feel,taste,smellと分類される。 意志を持つlook系は進行形を作ることができるが、意志のないのは進行形は作れない。そのうえで著者は人間の五感のなかでもっとも基本的な視覚と聴覚には複数個の動詞を使うが、比較的マイナーな触覚、味覚、臭覚にはそれぞれfeel、taste、smellしか使わない点がおもしろいと述べていた。 …