作家 1969年、岐阜県大垣市に生まれる。現在、東京都月島に在住。
『ぐるぐるまわるすべり台』(文学界12月号)が第130回芥川賞の候補作になる。
第39回文藝賞受賞作
第129回芥川賞候補作 第25回野間文芸新人賞候補作
第130回芥川賞候補作 第26回野間文芸新人賞受賞作
2005年10月26日発売 「Webきらら」*1で一部講読できます。
『金魚、祭り、ひばり、ネコ』収録
エッセイ収録
『突き抜けろ』収録
*1:http://quilala.jp/index.html
1 40年前の歌 「大きな玉ねぎの下で」という本を見つけました。 大きな玉ねぎの下で 作者:中村 航 小学館 Amazon 興味がわきました。 題名はたぶん偶然の一致ではないでしょう。 爆風スランプの歌からとったはずです。 あの曲には、思い出があります。 1985年の曲。 大きな玉ねぎの下で Sony Music Direct(Japan)Inc. Amazon 大学生でした。 2 アンダーグラウンドなバンド 爆風スランプは紛う事なきコミック・バンドでした。 「週刊東京少女A」という中森明菜の楽曲と千葉県を風刺した歌でデビュー。 宮城県の片田舎出身のわたしに笑えるところはなかったものの、おもし…
80年代。 懐かしい名曲が、若かりし頃の自分を思い出させてくれます。 物理が苦手な方でも、共時性(シンクロニシティ)の話には興味があるのではないでしょうか。 【大きな玉ねぎの下で】あらすじ 【大きな玉ねぎの下で】感想 【大きな玉ねぎの下で】 爆風スランプの名曲【大きな玉ねぎの下で】をご存知なら、なんとなく物語を想像出来るかもしれません。 継がれ繋がる音楽の物語となっています。 【大きな玉ねぎの下で】あらすじ 今夜、武道館で。切なく響く約束の物語。 80年代。 小田原の高校で放送部に所属する虎太郎は、部長の大樹がFM雑誌の文通コーナーに気まぐれで募集をかけた高校生・今日子との文通の代筆を頼まれる…
もうすぐクリスマス...。 早いもので、12月も数日過ぎてしまいました。街中ではクリスマスソングも流れて、商品もクリスマス一色のような雰囲気に... ということで、クリスマスソングをこのブログでも盛大?にお届けしていこうかと思います。 映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].…
大好きな本を久しぶりに読んだ。中村航先生の『星に願いを、月に祈りを』という作品。中学校の図書館にあって、何度も借りて読んでいた。Amazonで中古の単行本を買った。中村先生の本は実はほとんど持っていない。図書館で借りてばかりだったから。最近になってようやく、買い揃え始めた。 まだ冒頭しか読んでいなくて、しかもこれを読むのは中学生以来だと思うから、内容だってほとんど覚えていない。だけどわたしはこれが好きだったなぁと、一行目を読んだ時から思い出した。忘れていた色んなことを思い出した。 詳しい感想はまた読み終えてから書く。 わたしの根っこにあるのは中村航先生なんだろうなって思った。最近のわたしは嶽本…
夏目漱石だって、僕のようにバンドを組んでいたわけではないんです。 (中村航『これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。』祥伝社) 累計90万部を超えるベストセラー『100回泣くこと』などで知られる中村航先生は野間文芸新人賞などを受賞し、『ぐるぐるまわるすべり台』で芥川賞候補にもなっています。そんな方が「小説は簡単に書けます」なんて言うもんだから、僕も気になって読んでみました。 どんな感想を持ったか? 「簡単」かどうかはさておき、「この本を読んだ人のほうが、確実にデビューしやすくなるだろうな」と感じました。 中村先生は、もとから小説家を目指していたわけではありません。 高校は理系クラス、大学は…
こんにちは。 今回は、わたしが高校生のころに読んだ、 今でも印象に残っている小説を紹介します。 映画化もされた『100回泣くこと』の著者、 中村航さんの作品です。 <今回紹介する本> 『星に願いを、月に祈りを』 中村航 著 <注目ポイント> ・星、宇宙の不思議さ ・「ハロー、ハロー、こちらは星空放送局。」 <あらすじ> 小学生のアキオ、大介、麻里は、夏の学童キャンプで、 夜、ホタルを見るため、宿を抜け出し、川に向かう。 ようやく川にたどり着いた3人は、偶然ラジオから流れる謎の深夜放送を耳にする。 その後、中学で野球部に入ったアキオは、一学年先輩の放送部員・里崎さんを好きになるが、告白できないま…
今回は、3つの連作ショートスト―リーから構成された物語のご紹介! それぞれ、単体の物語としても楽しめるのですが、ラストの第3話に起こる展開は連続で読むことで楽しさ倍増! ちょっと外は寒く、星空が綺麗な夜、暖かい飲み物でも飲みながら、この絵本を読みたい! ※この記事は広告及びアフィリエイト広告を利用しています 書籍/絵本『星空放送局』作:中村 航 この書籍/絵本について この本の内容 書籍/絵本『星空放送局』を読んでみた この書籍/絵本の感想 読み物として感じたこと こんな事をしたら もっと楽しめそうな事 あとがき 『恋するスイッチ』 『オニロック』 (adsbygoogle = window.…
広告の会社、作りました 作者:中村航 ポプラ社 Amazon いい仕事、いい会社ってなんだろう? 若手デザイナーと敏腕(変人)コピーライターのコンビが大会社に挑む! 突然会社の倒産を告げられ、いきなり無職になってしまったデザイナーの遠山健一。 安定した転職先を求めたはずが、飛び込んだ職場はコピーライター・天津孔明の個人事務所――まさかのフリーランスだった。 「じゃあまずは、フリーでばんばん仕事してさ、そのうち法人化も考えていこうよ。晴れて法人化したら、Youは“遠山副社長”ってことで」 「えええ?」 変わり者の天津とコンビを組む事になった健一。そしてやってきた仕事は、大企業とカタログのデザイン…
トリガール! (角川文庫) 作者:中村 航 KADOKAWA Amazon 中村航さんの「トリガール!」を読みました。 毎年夏に琵琶湖で開催される「鳥人間コンテスト」を舞台にした小説。 日テレで放送されてます。 積極的に見ているわけではないですが、チャンネル変えてテレビに流れているとそのまま見続けてます。 “理系の甲子園”と呼ばれる鳥人間コンテスト。 出場チームも工業系の大学が並びます。 機体は少しで飛距離を稼ぐために軽量化を目指しつつ、落下した時にパイロットの安全を確保するための剛性も両立しなければならない。 ギリギリの世界で設計された機体は芸術品とも言えます。 機体を操縦するパイロットは“…
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