百人一首第64番目の歌の作者は権中納言定頼ごんちゅうなごんさだより(藤原定頼)です。 藤原北家小野宮流藤原公任の長男で、中古三十六歌仙の一人。 今回は権中納言定頼について紹介します。 権中納言(藤原)定頼とは 生年が995年、没年は1045年。 官位は権中納言、最終的に正二位まで昇ります。 藤原道長の息子、藤原頼通が摂政だった時代に、頼通と衝突するような出来事があったようです。 その際に、謹慎させられています。 この藤原頼通との対立は終生続いたようです。 晩年、1043年兵部卿を兼任しますが、1044年に体調が悪化。 その後出家し、1045年1月に亡くなります。 時代背景 藤原定頼は、百人一首…